JPS629916A - 成形品用ペレツト - Google Patents
成形品用ペレツトInfo
- Publication number
- JPS629916A JPS629916A JP14869085A JP14869085A JPS629916A JP S629916 A JPS629916 A JP S629916A JP 14869085 A JP14869085 A JP 14869085A JP 14869085 A JP14869085 A JP 14869085A JP S629916 A JPS629916 A JP S629916A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood flour
- same
- mixed
- series resin
- polyolefin series
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、主に漆器を製作する際に成形材料として用い
る成形品用ペレットに関するものである。
る成形品用ペレットに関するものである。
古来、日本においてはお碗や盆等は木製品を用いるのが
普通であったが、近年、成形が容易で大量生産が可能な
合成樹脂製の製品が多く使用されている。このように合
成樹脂により製品を成形する場合には、あらかじめ製造
されたかかる合成樹脂製の成形品用ペレットを用い、成
形時にはこの成形品用ペレットを溶融することによって
成形工程を実施していた。このような成形品用ペレット
としてはこれまで、はとんどの場合合成樹脂100%の
ものが使用されていた。
普通であったが、近年、成形が容易で大量生産が可能な
合成樹脂製の製品が多く使用されている。このように合
成樹脂により製品を成形する場合には、あらかじめ製造
されたかかる合成樹脂製の成形品用ペレットを用い、成
形時にはこの成形品用ペレットを溶融することによって
成形工程を実施していた。このような成形品用ペレット
としてはこれまで、はとんどの場合合成樹脂100%の
ものが使用されていた。
このような合成樹脂100%の成形品は廉価ではあるも
のの、上記したように日本人は古くから木製のものに親
しんでいるため木質感に対する愛着が深く、合成樹脂単
独の成形品では物足りない思いをしている場合が多い。
のの、上記したように日本人は古くから木製のものに親
しんでいるため木質感に対する愛着が深く、合成樹脂単
独の成形品では物足りない思いをしている場合が多い。
このため、近時合成樹脂80重量%程度に木粉20重量
%程度を混入した成形用ペレットが開発されている。
%程度を混入した成形用ペレットが開発されている。
しかしながら、上記のような合成樹脂と木粉の複合ペレ
ットでは成形品の品質上以下のような問題点があった。
ットでは成形品の品質上以下のような問題点があった。
即ち、従来の複合ペレットに用いている木粉は、その表
面に木の繊維質が出ており且つ水分量もまだ多いため十
分に芯粒子化されておらず、120メツシュ程度の粒度
であった。このように従来の複合ペレットに用いていた
木粉は粒度が十分に微少化されていないため、合成樹脂
と複合する際に多量に混入するとペレットの密度が低く
なり、これを用いて成形した成形品は強度及び耐衝撃性
に問題が生じ、商品化できないという問題があった。こ
のため、木粉の重量比は多くても30%程度が限界であ
った。このように木粉を平均20重酎耐、多くても30
重量%程度しか混入できないと、木質感を十分に表現で
きることができないため高級感に欠けるという問題があ
る他、樹脂分が多いためねし加工等の成形性が低いとい
う問題もあった。
面に木の繊維質が出ており且つ水分量もまだ多いため十
分に芯粒子化されておらず、120メツシュ程度の粒度
であった。このように従来の複合ペレットに用いていた
木粉は粒度が十分に微少化されていないため、合成樹脂
と複合する際に多量に混入するとペレットの密度が低く
なり、これを用いて成形した成形品は強度及び耐衝撃性
に問題が生じ、商品化できないという問題があった。こ
のため、木粉の重量比は多くても30%程度が限界であ
った。このように木粉を平均20重酎耐、多くても30
重量%程度しか混入できないと、木質感を十分に表現で
きることができないため高級感に欠けるという問題があ
る他、樹脂分が多いためねし加工等の成形性が低いとい
う問題もあった。
また、成形品の硬度を得るために石粉を添加することも
あり、成形品の軽量化の支障にもなっていた。
あり、成形品の軽量化の支障にもなっていた。
〔問題点を解決するための具体的手段〕本発明は上記の
ような事情に鑑みなされたものであって、従来に比べ遥
かに高い混入比でもって木粉を混入した成形品用ペレッ
トを提供することを目的とし、300メッシュ以上の粒
度の木粉50〜70重量%に、ポリオレフィン系樹脂5
0〜30重量%を混入させてなる成形品用ペレットを要
旨としている。
ような事情に鑑みなされたものであって、従来に比べ遥
かに高い混入比でもって木粉を混入した成形品用ペレッ
トを提供することを目的とし、300メッシュ以上の粒
度の木粉50〜70重量%に、ポリオレフィン系樹脂5
0〜30重量%を混入させてなる成形品用ペレットを要
旨としている。
本発明による成形品用ペレットによれば、木粉が極めて
粒度の小さい芯粒子化されているので、合成樹脂との混
入においても空洞が生しることがなく、多量の木粉を混
入しても成形品の硬度が低下することがない。
粒度の小さい芯粒子化されているので、合成樹脂との混
入においても空洞が生しることがなく、多量の木粉を混
入しても成形品の硬度が低下することがない。
(実施例〕
以下、本発明による成形品用ペレットを説明する。
まず、草木等の植物あるいは製材所等で生じる鉋屑等を
熱乾燥させて水分を取り除き、次いで粉砕機により10
0〜200メソシユ程度の木粉に粉末化する。この木粉
の表面には繊維が突起し7ており拡大すると桂状となっ
ている。次に、−上記のようにして粉末化した木粉を真
空中で攪拌しながら、200〜300℃の温度に加熱す
る。このの加熱により前記粉砕機で粉末化された木粉の
繊維質が焼却されて芯粒子化され、また、木粉中の水分
がさらに取り除かれる。したがって、木粉は粉砕機によ
る粉末化時点と比べて墨かに微少となり、はぼ300メ
ツシュ以上の細かい粒度となっている。
熱乾燥させて水分を取り除き、次いで粉砕機により10
0〜200メソシユ程度の木粉に粉末化する。この木粉
の表面には繊維が突起し7ており拡大すると桂状となっ
ている。次に、−上記のようにして粉末化した木粉を真
空中で攪拌しながら、200〜300℃の温度に加熱す
る。このの加熱により前記粉砕機で粉末化された木粉の
繊維質が焼却されて芯粒子化され、また、木粉中の水分
がさらに取り除かれる。したがって、木粉は粉砕機によ
る粉末化時点と比べて墨かに微少となり、はぼ300メ
ツシュ以上の細かい粒度となっている。
次に、この300メツシュ以上の芯粒子化された木粉と
ポリオレフィン系樹脂、を、木粉50〜70重量%、ポ
リオレフィン系樹脂30〜50重量%で混入し加熱溶融
させる。このとき、木粉は上記のごとく極めて微細化さ
れているため、木粉の周囲にある繊維等により空洞が生
じることがなくなり、ポリオレフィン系樹脂と高密度で
混じり合う。このようにして混融した成形剤を冷却しつ
つ押出し切断することによって木粉混入率が50〜70
重量%の成形品用ペレットとなるのである。
ポリオレフィン系樹脂、を、木粉50〜70重量%、ポ
リオレフィン系樹脂30〜50重量%で混入し加熱溶融
させる。このとき、木粉は上記のごとく極めて微細化さ
れているため、木粉の周囲にある繊維等により空洞が生
じることがなくなり、ポリオレフィン系樹脂と高密度で
混じり合う。このようにして混融した成形剤を冷却しつ
つ押出し切断することによって木粉混入率が50〜70
重量%の成形品用ペレットとなるのである。
以上の説明から明らかなように、本発明による成形用ペ
レットは、木粉を従来に比べて極めて微少な芯粒子とし
たことにより、空洞の少ない密度の高いペレットとなり
、例え木粉の混入率を−ヒげても従来に比べ遥かに硬度
が高く且つ衝撃力に優れた成形物を製造することができ
る。
レットは、木粉を従来に比べて極めて微少な芯粒子とし
たことにより、空洞の少ない密度の高いペレットとなり
、例え木粉の混入率を−ヒげても従来に比べ遥かに硬度
が高く且つ衝撃力に優れた成形物を製造することができ
る。
また、密境の向−1−によ勾従来よりも木15′iの混
入量を増加させることができるから、従来においては木
粉混入率が最大限30重量%であったものを50〜70
重舅%七することを可能上1−2でおり、したがって、
本来の木のみの成形品と変わらない程の木質感のある日
本人好みの肌合を現出することができるという効果を奏
するとともに、木粉の混入率が向−1−と2だごとによ
り、樹脂単独の成形品に比べねじ加工やカンナ処理等の
加工が容易となる効果を奏する。さらに、上記のように
硬度及び耐衝撃性が向−]Uまたごとcrより、従来の
ように石粉を添加する必要がなくなり、製品の軽量化に
も寄りする、二とができる。
入量を増加させることができるから、従来においては木
粉混入率が最大限30重量%であったものを50〜70
重舅%七することを可能上1−2でおり、したがって、
本来の木のみの成形品と変わらない程の木質感のある日
本人好みの肌合を現出することができるという効果を奏
するとともに、木粉の混入率が向−1−と2だごとによ
り、樹脂単独の成形品に比べねじ加工やカンナ処理等の
加工が容易となる効果を奏する。さらに、上記のように
硬度及び耐衝撃性が向−]Uまたごとcrより、従来の
ように石粉を添加する必要がなくなり、製品の軽量化に
も寄りする、二とができる。
Claims (1)
- (1)300メッシュ以上の粒度の木粉50〜70重量
%に、ポリオレフィン系樹脂50〜30重量%を混入さ
せてなる成形品用ペレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14869085A JPS629916A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 成形品用ペレツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14869085A JPS629916A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 成形品用ペレツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS629916A true JPS629916A (ja) | 1987-01-17 |
Family
ID=15458418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14869085A Pending JPS629916A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 成形品用ペレツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS629916A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0655310A1 (en) * | 1993-03-05 | 1995-05-31 | Misawa Homes Co. Ltd | Method of manufacturing wood-like product and the product |
EP0888855A3 (en) * | 1997-07-04 | 1999-05-19 | Induscom & Associati S.r.l. | Method for the industrial processing of mixtures of plastic materials |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5684926A (en) * | 1979-12-13 | 1981-07-10 | Aisin Seiki Co Ltd | Vessel consisting of grain powder filled thermoplastic resin and manufacture thereof |
JPS57138909A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-27 | Musashi Kasei Kk | Manufacture of waste water manhole made of wooden composite material and granulation apparatus of said material |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP14869085A patent/JPS629916A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5684926A (en) * | 1979-12-13 | 1981-07-10 | Aisin Seiki Co Ltd | Vessel consisting of grain powder filled thermoplastic resin and manufacture thereof |
JPS57138909A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-27 | Musashi Kasei Kk | Manufacture of waste water manhole made of wooden composite material and granulation apparatus of said material |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0655310A1 (en) * | 1993-03-05 | 1995-05-31 | Misawa Homes Co. Ltd | Method of manufacturing wood-like product and the product |
EP0655310A4 (en) * | 1993-03-05 | 1995-07-26 | Misawa Homes Co | PROCESS FOR MANUFACTURING A PRODUCT IMITATING WOOD AND A PRODUCT THUS MANUFACTURED. |
EP0888855A3 (en) * | 1997-07-04 | 1999-05-19 | Induscom & Associati S.r.l. | Method for the industrial processing of mixtures of plastic materials |
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