JPS6299156A

JPS6299156A - マトリツクス・プリンタ−、とくにマトリツクス行プリンタ−

Info

Publication number: JPS6299156A
Application number: JP61227896A
Authority: JP
Inventors: カール・プッヘガー
Original assignee: MANNESMANN TARII GmbH
Current assignee: MANNESMANN TARII GmbH
Priority date: 1985-09-28
Filing date: 1986-09-26
Publication date: 1987-05-08
Also published as: US4686899A; EP0216946B1; EP0216946A1; ATE42064T1; DE3569349D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ａ、　産業上の利用分野本発明は、軽量構造に設計された印字要素を担持する前
後動可能なキャリヤを備えているマトリックス・プリン
ター、とくにマトリックス行プリンター　（ラインプリ
ンター）であって、印字要素の駆動手段がフレキシブル
なストリップより成り、スイッチ・ロジックを介して文
字ジェネレーターと接続されたケーブルを有する電磁石
であり、さらに移動方向に平行に固定的に軸支されたロ
ーラーがプリンター・フレーム上に設けられていて、案
内突起に当接するよう構成されたマトリックス・プリン
ター、とくにマトリックス行プリンターに関する。

ｂ、　従来技術従来の技術としては、昭和５９年９月１８日に申請され
た欧州特許出願筒８４１）１）０６．５号を挙げること
ができる。

この種のマトリックス・プリンターにおいては、キャリ
ヤは、通常、印字ニードルを有するプランジャー形接掻
子式電磁石から成る印字要素を担持していて、印字要素
を前後に揺動させながらプラテンの上で移動する。一方
、プラテンは、それぞれの点列ごとに１つの点の間隔ぶ
ん移動する、これゆえ行プリンタ（ラインプリンタ）と
表現される。印字要素のキャリヤは移動させるべき質量
を考慮して軽量構造に設計されている。各印字要素もで
きるだけ小さい質量をもつように作られている。しかし
、このようなニードル・バンクが受は取った電力がすべ
て印字エネルギーに変換されることはなく、一部は損失
エネルギーとして消費される。この損失エネルギーはニ
ードル・バンクを加熱する熱となり、この熱は大部分金
属製のキャリヤに伝達される。使用時間が長引くにした
がって、キャリヤは昇温し、公知の物理的な法則にした
がって膨張する。この膨張と関連して、たいていの場合
軽い変形が生じるが、この変形はみすごすことはできな
い。なぜなら、印字要素とプラテンとの間の間隔が変化
し、このため二、三時間の使用時間がたつうちにプラテ
ン上に印字された文字が変化し、たいていの場合、文字
の品質が低下するからである。

マトリックス・プリンターの印字要素のキャリヤを上述
のような熱の影響による変位現象から保護する措置はこ
れまでなんら講じられていない。

Ｃ６発明が解決しようとする問題点したがって、本発明の目的は、熱応力の発生を大幅に回
避するよう印字要素のキャリヤを担持し、キャリヤのた
わみまたは変位現象がほとんど発生しないかあるいはい
っさい発生しないよう構成されたマトリックス・プリン
ター、とくにマトリックス行プリンターを提供すること
である。

ｄ、　問題点を解決するための手段と作用上記の目的を
達成するため、キャリヤがキャリヤ端部に固定された円
筒状で同軸の２本の案内ピンより成る長い案内により支
承されていて、前記案内ピンが長さ方向に移動可能に長
い軸受の中で軸支されていることと、キャリヤの案内突
起がばねの力によりローラーに当接しており、さらに圧
縮ばねによりキャリヤが該キャリヤの前記長い案内に関
し直角の向きに支持され、固定されていることとを特徴
とする当初に挙げたタイプのマトリックス・プリンター
、とくにマトリックス行プリンターが本発明に従って提
案されたのである。キャリヤは、前後動に加えて“泳動
可能に”支承されている、すなわちキャリヤはごくわず
かな程度変位することにより熱応力を吸収するよう構成
されている。しかも、キャリヤのこの変位がプラテン上
で印字された文字の質に影響を及ぼすことはない。キャ
リヤは非常に正確に案内されていて、２つの互に直角に
延在した平面内で弾発手段により保持されている。

ｅ、　作用本発明に係る改良の骨子は、固定的に軸支されているロ
ーラーが垂直の案内面を形成していて、キャリヤがあら
かしめ付勢された普及ばねによりフ。

リンター・フレームに支承されていることにある。

この種の板ばねは、その付勢力によりキャリヤに回転モ
ーメントを作用させるので、キャリヤはこの回転モーメ
ントの作用によりつねに案内突起を介してローラーに押
圧されている。この種の板ばねは、とりわけ押圧力に加
えて板ばねがフラットに拡がっているので、キャリヤを
長さ方向に移動させる自由度・を確保するうえで通して
いる。

仮ばねを支承するため、案内の長さにわたって分散配置
した状態で複数の板ばねのための摺動体が配置されてい
ることが有利である。板ばねが案内の方向に見て限定さ
れた位置で摺動体上に位置ぎめされているので、板ばね
の付勢力は一定に保持されている。

付勢状態を確保するため、摺動体に傾斜部を設けること
が本発明の別の有利な実施態様に従がって提案されてい
る。

そのほか、摺動体を自己潤滑性を有するプラスチックか
ら作ることにより摺動体と板ばねとの間の摩擦係数を大
幅に低下させることができる。

ｆ、　実施例以下、本発明の実施例を図解した添付図面を参照しなが
ら本発明の詳細な説明する。

マトリックス行プリンターはプリンター・フ、レーム１
を備えており、軽量に設計されたキャリヤ２が前後動可
能にフレーム１に取り付けられている。キャリヤ２は、
たとえば、水平に配置されたプランジャー形接掻子式電
磁石より成る印字要素３を担持している０図示の実施例
においては、それぞれ１本の印字ニードルを備えた３３
個のこのようなプランジャー形接掻子式電磁石が配置さ
れていて、ニードル・バンクを形成している。印字ニー
ドルとプランジャー形接極子式電磁石の本体は、平行に
かつ正確に水平に向きぎめされていて、固定の印字サポ
ート４に関し正確に垂直になるよう調整されている。

プランジャー形接極子式電磁石とケーブル接続系をへて
供給された電力の一部は熱に変換され、この熱のため二
、三時間たつうちに使用温度は徐々に上昇する。たとえ
ば、軽金属の形材から構成しているキャリヤ２はこの熱
の影響をうけてたわむため、マトリックス・プリンター
の使用時間が長引くとともに印字された文字の品質が低
下する。

キャリヤは複数の平面に沿って案内される。キャリヤの
端部２ａと２ｂに案内ピン５が固定されていて、長い軸
受６内を摺動する。該軸受６はねじ７によりプリンター
・フレームｌに固定されている。

さらに、キャリヤ２に関し反対の向きに移動するととも
に、長い軸受ｌＯの中で案内される案内ピン９を備えた
バランス・ウェイト８が設けられている。長い区画１）
、すなわち、別の構成部材が（第１図で目視することが
できるように）キャリヤ２をおおっている。なお、キャ
リヤ２のうちプリンター・フレームｌより下側にある部
分しか第１図では目視することはできない。印字要素３
が直接固定されている形材２ｄの上側１２でプリンター
・フレームｌの上にある部分は案内突起１３を備えてい
て、該案内突起１３はプリンター・フレームｌ　（の上
側１２）上に設けられたローラー１４に当接している。

なお、ローラー１４は回転可能であって、固定軸１４ａ
によりキャリヤ２の長さ方向に間隔をあけて分散配置さ
れている。

キャリヤ２は“泳動可能に”支承されている（第２図と
第３図参照）。すなわち第１にキャリヤ２は、ボルト１
５ならびに該ボルト１５とキャリヤ底部２Ｃとの間に取
り付けられた圧縮ばね１６により弾発的に支持され、同
時に上に向かって抜けないよう固定されている。上記の
ように弾発的に固定されているので、キャリヤ２を揺動
させることが可能である。

第２に摺動体１８がねし１９によりフレーム１の下側１
７　（第２図参照）に固定されており、板ばね２０が前
記摺動体１８に押し当てられている。板ばね２０は間隔
をあけて分散配置した状態でキャリヤ２に固定されてい
る。板ばね２０の長さはキャリヤ２の前後動の距離にあ
わせて設定されている。この長さは、おおむね印字すべ
き文字の字幅の２倍から３倍までどまりである。

板ばね２０をあらかじめ付勢するため、案内の長さにわ
たって分散配置された摺動体１８に傾斜部２１が設けら
れている。

キャリヤ２はキャリヤ底部２ｃの中に該底部２ｃに差し
通されたセンターリング・スリーブ２２を備えており　
（第３図参照）、該センターリング・スリーブ２２はフ
レーム１の下側１７でニードル・バンク・キャリヤ２ｅ
の中に圧入されている。圧縮ばね１６はセンターリング
・スリーブ２２の上部を取り囲んでいる。圧縮ばね１６
はディスク２３とボルト１５の頭部の間に装着されてい
る。センターリング・スリーブ２２の外径はキャリヤ底
部２ｃの中を遊びを伴なうことなくセンターリング・ス
リーブ２２が摺動するよう設定されている。第３図に示
されているようなキャリヤ２の弾発的な（“泳動可能な
”）固定が長さ方向に複数配置されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、マトリックス行プリンターのプリンター・フ
レームの下側に向かって下から目視した上面図０、第２
図は、印字要素を担持するキャリヤを備えたプリンター
・フレームの側面図、第３図は、キャリヤの固定の状態
を図解した横断面図。ｌ・・・フレーム、　　　　　　２・・・キャリヤ、３
・・・印字要素、　　　　　　４・・・プラテン、５・
・・案内ピン、　　　　　６・・・軸受、７・・・ねじ
、８・・・バランス・ウェイト、９・・・案内ピン、１０
・・・軸受、　　　　　　　１）・・・長い区画、１３
・・・案内突起、　　　　　１４・・・ローラー、１５
・・・ボルト、　　　　　　１６・・・圧縮ばね、１８
・・・摺動体、　　　　　　１９・・・ねじ、２０・・
・板ばね、　　　　　　２１・・・傾斜部、２２・・・
センターリング・スリーブ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）軽量構造に設計された印字要素を担持する前後動
可能なキャリヤを備えているマトリックス・プリンター
、とくにマトリックス行プリンターであって、印字要素
の駆動手段がフレキシブル・ストリップ線より成り、ス
イッチ・ロジックを介して文字ジェネレーターと接続さ
れたケーブルを有する電磁石であり、さらに移動方向に
平行に固定的に軸支されたローラーがプリンター・フレ
ーム上に設けられていて、案内突起に当接するよう構成
されたマトリックス・プリンター、とくにマトリックス
行プリンターにおいて、キャリヤ２がキャリヤ端部２ａ
、２ｂに固定された円筒状で同軸の２本の案内ピン５よ
り成る長い案内により支承されていて、前記案内ピン５
が長さ方向に移動可能に長い軸受６の中で軸支されてい
ることと、キャリヤ２の案内突起１３がばねの力により
ローラー１４に当接しており、さらに圧縮ばね１６によ
りキャリヤ２が該キャリヤ２の前記長い案内に関し直角
の向きに支持され、固定されていることを特徴とするマ
トリックス・プリンター。
（２）固定的に軸支されたローラー１４が垂直方向の案
内面を形成しており、キャリヤ２があらかじめ付勢され
たばね２０によりプリンター・フレーム１に支承されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載
のマトリックス・プリンター。
（３）板ばね２０の摺動体１８が案内の長さにわたって
分散した状態でプリンター・フレーム１に取り付けられ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項また
は第（２）項に記載のマトリックス・プリンター。
（４）摺動体１８があらかじめ付勢された状態を確保す
るため傾斜部２１を備えていることを特徴とする特許請
求の範囲第（１）項より第（３）項までのいずれか１項
に記載のマトリックス・プリンター。
（５）摺動体が自己潤滑性を有するプラスチックから作
られていることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項
より第（４）項までのいずれか１項に記載のマトリック
ス・プリンター。