JPS6298882A

JPS6298882A - 周波数シフト方式

Info

Publication number: JPS6298882A
Application number: JP60237261A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Hirano; 裕弘平野; Hiroshi Yoshiki; 宏吉木; Norihiko Fukinuki; 吹抜　敬彦
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1985-10-25
Filing date: 1985-10-25
Publication date: 1987-05-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は周波数シフト方式に係り、搬送波の周波数の設
定に関するもので、特に、現行テレビジョンと両立性を
有する高精細テレビジョンに好適、を高精細信号の周波
数シフト方式に関する。

〔発明の背景〕

周波数シフトを画像信号に適用する１例に、現行テレビ
ジョンで受信でき、専用の受像機でも受信できる両立性
を有し、かつ、高解像度の画像を伝送する方法として、
特願昭５８−０４４２３８号（％許出願公開公報昭５９
−１７１３８７号公報）に記載のように、画像信号の高
精細信号を周波数シフトにより現行テレビジョンの信号
帯域内に周波数変換して伝送することが知られている。

この場合、周波数シフトは振幅変調で実現するが、この
際、振幅変調に使用する搬送波μ。は、第１図の実ｉＫ
示すように、同一位相の点がフィールド毎に下降するも
のを用いる。周波数シフトされた信号は、受信側におい
て同期検波により元の高精細信号として復調するが、信
号処理の容易さを考慮して、搬送波μ、ハ、現行テレビ
ジョン信号の色副搬送波ｆ１．と比例関係のものを用い
ることが多い◇すなわち、μ、＝ｎ　７ｍ　、　ｆ、、
　（ｎ、　ｍ整数）の関係に設定することが多い。

しかしながら、例えば１１＝＝ｌ、ｍ＝＝２と選ぶと、
μ。＝ｌ／２　ｆ、、＝４５５／４　ｆｈ　（ｆｈ：現
行テレビジョンの水平周波数）となシ、位相反転が２ラ
イン毎になる。したがって、第１図に示すように同一位
相の走査縁が右下りとなる位相関係を保つためには、各
ライン毎に位相のオフセットを与えるなどの位相調整が
必要になる。

すなわち、搬送波μ、の設定に関しては、ｎ。

ｍの関連については配慮されていなかった。このため、
ライン毎に複雑な位相調整を行なわなくてはならないと
いった問題がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、色副搬送波ｆａｎと比例関係を有し、
かつ、ライン毎に自動的に位相反転が成立する搬送波μ
。を用いることにより、簡単に周波数変換を実現する方
式を提供することにある。周波数変換の対象になる信号
としては、前述の画像信号に限らず、音声信号など、広
く一般の信号も適用可能である。

〔発明の概要〕搬送波μ。がう・イン毎に自動的に位相反転するだめの
条件は、で与えられる。

一方、色副搬送波ｆ　ａｔとｆｈ　との関係は、ｆ、、
−ｆｈ　　曲曲・・・・曲曲曲曲曲曲（２）で与えられ
る。（１）弐Ｋ（２）式を代入すると、搬送波μ。とｆ
、。の間には次式が成立する必要がある。

μ、＝　−ｆ、、　（！！：奇数）・・曲曲曲曲（３）
さて、（３）式の分母４５５は素数に分解すると、４５
５＝５Ｘ７Ｘ１３となる。したがって、以下に示すよう
な、μ、とｆ、、の比例関係、ｌｒ μ、＝−ｆ１．（ｌ＝ｌｌＸ７×１３．ｌｌは奇数）（
４）１鵞 μ。＝　−ｆ−、（１＝ｌ＊Ｘ５ＸＬ３．　ｌｒは奇数
）（５）Ｊ μ。−’−（ｌ＝ｌｓＸ５Ｘ７　、ｌｓは奇数）（６）
あるいは、これらの組み合せのものにおいては、搬送波
μ。はライン毎に自動的に位相反転が実現できる。

本発明においては、式（４）〜（６）および、これらの
組み合せからなる搬送波ｌｔ、、を使用して、周波数シ
フトを実現する。

なお、本発明による搬送波は、第２図に示すように、同
一位相の点がフィールド毎に上昇するため、例えば第２
フイールドでは、搬送波μ。の位相を反転させることで
第１図に示すようなフィールド毎に下降する位相関係を
実現できる。

以上述べたように、本発明では、ライン毎に位相調整が
不要になるため、簡単に周波数シフトが実現できる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第３図により説明する０本実施例は、画像信号に適用した１例で、搬送波μ。と
して３１５　ｒ、、　を使用し、輝度信号の高域成分Ｙ
Ｈ（４，２−６，４ＭＨｚ　）　を高精細信号として２
〜４．２　ＭＨｚの低周波成分Ｙｑ’に周波数シフトす
る場合を示す。

ＰＬＬ回路１は、色副搬送波ｆ　Ｍｌより、３１５倍の
周波数の搬送波μ。をつくる。この搬送波μ。は、位相
反転回路２において、フィールド情報を利用して、第１
フィールド時には搬送波μ。

と同相、第２フィールド時には位相反転の制御を行なう
。そして、振幅変調回路３において、高域成分ＹＨと振
幅変調（搬送波抑圧振幅変調が望ましい）を行ない、バ
ンドパスフィルタ４により、２〜４．２ＭＨｚの周波数
成分を抽出して、周波数シフトされたＹＭ’信号を生成
する。

一方、第４図は、周波数シフトをディジタル的に処理す
る場合の実施例である。この例では、標本化周波数が４
ｆ８．の場合を示す。

搬送波μ、とじて、先の実施例と同じ３１５ｆ、。

を使用すると、この標本化周波数においては、下表に示
すように０−１９の２０種類の位相となる。

「表」したがって、位相情報発生回路５では、標本化周波数４
ｆ、、、色副搬送波ｆ、、より、２０ｆｎ類の位相情報
を発生する。この位相情報、ならびにフィールド情報を
用いて、振副変調回路６でＹａ　との振幅変調を実現す
る。振幅変調は例えばＲＯＭを用いたテーブルルックア
ップ法で実現する。すなわち、第１フイールドでは、同
図に示すように２０種類の位相情報に対して、Ｙｕ　と
の乗算結果を、第２フイールドでは、位相反転させた乗
算結果を出力とする０そして、バンドパスフィルタ７に
より、周波数シフトされたＹＩ！’信号を得る。

なお、搬送波μ。は、ｆ、、５周期毎に位相が一致する
が、受信側で同期検波を行なう際には搬送波μ。の位相
を確定するため、例えばμ。の位相がＯとなる時の位相
情報も高精細テレビジョン信号に多重して伝送する。こ
の多重する位置は、例えば水平、垂直ブランキング期間
、あるいは画像信号の先頭などである。

第５図は、受信側のＹＨ復調の実施例である。

ここでは、ディジタル的な信号処理の場合を示す。

位相情報発生回路８は、標本化周波数４ｆ、６、ｆｌ、
および多重されている位相情報をもとに、送信側と同じ
搬送波μ、の位相を再生する。そして、同期検波回路９
において、ＲＯＭを用いたテーブルルックアップにより
同期検波を実現する。そして、フィールド情報により、
第２フイールドでは送信側と同じように位相反転の制御
を行なう。なお、第１フイールド、第２フイールドの識
別は、水平同期信号、垂直同期信号の位相関係によって
簡単に実現できる。

同期検波された信号はバンドパスフィルタエ０で４．２
〜６．４ＭＨｚ帯の周波数成分を抽出し、元の輝度信号
の高域成分ＹＲとして復調する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ライン毎の位相調整を行なうことなく
高精細信号の周波数シフトが実現できるので、構成の簡
略化、動作の安定性向上などに極めて大きな効果がある
。

なお、本実施例においては、高精細信号として輝度信号
高域成分の場合について述べたが、例えば、Ｇ信号の高
域成分などであってもさしつかえない。

また、本発明においては、周波数シフトする信号を画像
信号に限って説明したが、本発明の周波数シフト方式は
、画像信号に限らず、例えば音声信号などの一般の信号
に対しても成立することは明らかである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、周波数シフトに使用する搬送波の位相を示す
図、第２図は本発明による搬送波の位相関係を示す図、
第３〜第５図は本発明の周波数シフトを実施する回路の
実施例の構成を示す図である。ｌ・・・ＰＬＬ回路、２・・・位相反転回路、３，６・
・・振幅変％回路、４．７．１０・・・バンドパスフィ
ルタ、５．８・・・位相情報発生回路、９・・・同期検
波回路。

Claims

【特許請求の範囲】１、原信号を周波数シフトにより周波数変換を実現する
際、上記周波数シフトに使用する搬送波を色副搬送波ｆ
＿■＿■のｎ／５、ｎ／７、ｎ／１３（ｎは奇数）ある
いはこれらの組み合せの倍数とすることを特徴とする周
波数シフト方式。２、上記第１項記載において、原信号が画像信号の高域
成分であることを特徴とする周波数シフト方式。