JPS6298600A

JPS6298600A - レントゲン撮影装置における撮影条件測定装置

Info

Publication number: JPS6298600A
Application number: JP23642885A
Authority: JP
Inventors: Fumio Obayashi; 文夫大林; Yutaka Yamaha; 山羽　裕
Original assignee: Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Current assignee: Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Priority date: 1985-10-24
Filing date: 1985-10-24
Publication date: 1987-05-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本願は、歯科乃至耳鼻科用のレントゲン撮影装置におけ
る撮影条件の測定に関する。

〔従来技術と問題点〕

従来、例えば歯列弓に沿って連続撮影するパノラマレン
トゲン撮影に際し、被撮影者の頭部の大きさに相当した
最適の撮影条件即ち管電流及び／又は管電圧をｄＩす定
するａｔ！Ｉ定装置は例えば実公昭５８−１２１７１号
乃至同５９−３３１９８号公報などにおいて公知である
。

ところが前者においては、レントゲン撮影装置自体に予
じめ一体的に組付けられていて、修理以外は取外すこと
はできす、従ってこれを撮影条件の測定装置を備えてい
ない他のレントゲン撮影装置に対し使用することができ
ないという不都合を有し、また後者においては、専ら被
撮影者の頭部を６１１定し、それに付されている目盛か
ら管電流及び管電圧を読み取り、そのあｌみ取った数値
を、レントゲン撮影装置に備えられている撮影制御回路
に設定し直さなければならないので、誤差の生じる惧れ
があると共に、設定操作も煩わしいという欠陥があった
。

〔発明の目的、実施例及び作用〕

そこで本願は、測定装置を独立して構成すると共に、被
撮影者の頭部の大きさに相当した撮影条件を設定すると
共に、これを記憶し、その記憶信号をレントゲン撮影装
置の撮影制御回路に入力できるようにして、従来のもの
の欠陥を改善したもので、その実施例を以下図面につい
て詳述する。

即ち（１）は、例えば第２図（イ）で示すように、被撮
影者の頭部に当接する当接アーム■を一端に有して直角
方向に延びる基軸（３）に、前記当接アーム（２）と対
向して基ｌ１ｉｌｌｌ（３）をスライドするスライド部
片Ｇ）とから成り、この基軸（３）に抵抗層■を形成す
ると共に、その両端に電極端子（６）ａ、（６）ｂを設
け、またスライ１へ部片（４）には、前記抵抗層■に摺
接する可動接触子■と導出端子（８）とを設けた測定器
（９）或いは同図（ロ）で示すように、被撮影者の頭部
を挟持する一対の挟持骨杆（１ｏ）ａ、　（１ｏ）ｂを
夫々互いに反対端に設けた一対の平行する摺動杆（１１
）ａ。

（ｕ）ｂの中間位置に、前記一対の摺動杆（１１）ａ。

（１１）ｂ　を相対方向に摺動する回転可能な連結部片
（１２）を設けると共に、この連結部片（１２）に、そ
の回転により可変する可変抵抗器（１３）を設けて成る
測定器（１４）などから構成された検出機構であり、こ
れにセット釦（１５）と、リセット釦（１６）とが備え
である。

（１７）は前記検出機構（１）における可変抵抗によっ
て生じた電圧を、所要の管電流及び管電圧に相当する電
気信号に変換する変換回路であり、また（１８）は該変
換回路（１７）からの出力信号を記憶するメモリ回路で
、これにコートなどを備えた接続手段（１９）が設けで
ある。

なお、（２０）はレントゲン撮影装置に予じめ装備され
ている公知の撮影制御回路であり、この回路（２０）は
、スイッチ操作によりパノラマ撮影とセファロ撮影とに
切換える切換回路（２１）と、セファロ撮影における撮
影部位に相応してスイッチ操作により撮影条件が選択さ
れる選択回路（２２）と、スイッチ操作に調整される濃
淡補正回路（２３）と、スイッチ操作により調整される
フィルム感度補正回路（２４）と、これら各回路（２１
）乃至（２４）からの電気信号を受容して撮影のための
諸条件を自動的に設定する設定回路（２５）と、調整さ
れた撮影条件を表示する表示部（２６）と、前記設定回
路（２５）により設定された撮影条件にもとづいて、Ｘ
線照射部（２７）を作動する作動回路（２８）と、前記
撮影条件信号によってレントゲン撮影装置を機械的に駆
動する駆動回路（２９）とを備えている。

しかして使用に際し、測定器■）においては、スライド
部片（４）を基軸（３）上で摺動して該スライド部片０
）と当接アーム■とにより被撮影者の頭部を挟持し、或
いは測定器（１４）においては、連結部片（１ｚ）を回
動して一対の摺動杆０ｔ）ａ、（ｕ）ｂを相対方向に摺
動することにより、一対の挟持杆（ｔＯ）ａ。

（１０）ｂにより被撮影者の頭部を挟持する。

このように測定器（９）乃至（１４）を操作することに
より、被撮影者の頭部の大きさに相当した電圧が、該ａ
ｔ！ｌ定器（９）乃至（１４）即ち検出機構（１）より
生じる。

この検出機構（１）より生じた電圧は、セット釦（１５
）の操作により変換回路（１７）に入力し、該回路（１
７）において、前記電圧値に相当した管電流及び管電圧
を設定するための電気信号に変換され、この出力信号は
メモリ回路（１８）に記憶される。

従ってこの状態で、測定器（９）乃至（１４）を被撮影
者の頭部より外しても、リセット釦（１６）を操作しな
い限り、そのメモリ回路（１８）の記憶信号は消失した
り、変化したりする惧れはない。

次いで撮影制御回路（２０）の設定回路（２５）に、接
続手段（１９）を接続することにより、前記したメモリ
回路（１８）の記憶信号が入力して、設定回路（２５）
は、他の回路即ち被撮影者の頭部の大きさ以外の他の撮
影条件を設定する回路（２１）乃至（２４）からの信号
と共に制御されて、被撮影者の頭部の大きさに相当した
最適な撮影条件に設定される。

従って、この状態から、従来と同様にスタートスイッチ
（図示せず）を操作することにより、レンｉ−ゲン撮影
が行われる。

また前記メモリ回路（１８）の記憶信号はりセフ１〜釦
（１６）の操作により消失される。

なお上記は、検出機構（υとして測定器（９）乃至（１
４）に可変抵抗装置を備えて、頭部の大きさの測定値を
電圧により出力する場合について示したが、例えば測定
器（９）においては、スライド部片（イ）にその摺動に
伴ってパルスを出力するパルスエンコーダをまた測定器
（１４）においては可変抵抗器（１３）に代えて、パル
スエンコーダを夫々装備しこれによって発生するパルス
をパルスカウンタによりカウントし、そのカウントパル
スにより頭部の大きさに相当して管電流及び管電圧を設
定してもよいことは勿論である。

〔発明の効果〕

従って本願によれば、被撮影者の頭部の大きさに相当す
る管電流及び／又は管電圧を設定する機能を有しないレ
ントゲン撮影装置に対し即座に使用することができ、し
かも機械的に測定した被撮影者の頭部の大きさに相当す
る管電流及び／又は管電圧の設定信号は記憶されるから
、検出機構の操作に便利であると共に、撮影条件に誤差
を与える惧れもないなどの利点を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本願の実施例を示すもので、第１図は撮影制御回
路を含むブロック図、第２図は測定器を示す図である。図中０）は検出機構、（１７）は変換回路、（１８）は
メモリ回路である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）機械的に被撮影者の頭部の大きさを測定し、その
測定値に相当した電気出力を発生する検出機構と、この
検出機構の出力を、それに相当した管電流及び／又は管
電圧を設定する電気信号に変換する変換回路と、この変
換回路により設定された電気信号を記憶し、かつその記
憶信号を出力する接続手段を備えたメモリ回路とから成
るレントゲン撮影装置における撮影条件測定装置。
（２）検出機構の電気出力が、可変抵抗による可変電圧
である特許請求の範囲第１項記載のレントゲン撮影装置
における撮影条件測定装置。
（３）検出機構の電気出力が、パルスエンコーダからの
パルスである特許請求の範囲第１項記載のレントゲン撮
影装置における撮影条件測定装置。