JPS6297962A - フア−ヤ−ンの染色法とその装置 - Google Patents

フア−ヤ−ンの染色法とその装置

Info

Publication number
JPS6297962A
JPS6297962A JP23232685A JP23232685A JPS6297962A JP S6297962 A JPS6297962 A JP S6297962A JP 23232685 A JP23232685 A JP 23232685A JP 23232685 A JP23232685 A JP 23232685A JP S6297962 A JPS6297962 A JP S6297962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dyeing
fur yarn
dye
solution
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23232685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0124909B2 (ja
Inventor
登 近藤
耕治 前田
久連山 茂
杉沼 晋一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BUERUDE JAPAN KK
HOKUYOO KK
Original Assignee
BUERUDE JAPAN KK
HOKUYOO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BUERUDE JAPAN KK, HOKUYOO KK filed Critical BUERUDE JAPAN KK
Priority to JP23232685A priority Critical patent/JPS6297962A/ja
Publication of JPS6297962A publication Critical patent/JPS6297962A/ja
Publication of JPH0124909B2 publication Critical patent/JPH0124909B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は、ファーヤーン、即ち毛皮を糸状、あるいはひ
も状に裁断してなる毛皮糸’14色する方法とその装置
に関するものである。
口、従来の技術 7アーヤーンは、第5図示のように細長い皮革部分(1
)と、皮革部分(11の片面からはえる毛部分(2)と
からなり、さらに第6図示のように撚りをかけ、あるい
は撚りをかけずにジャケット、カーディガンなどの編織
製品を製造するのに使用されている。
7アーヤー/は、皮革部分(1)の裁断面の色が毛部分
(2)の色とは無関係に白色、あるいは白色に近い色を
呈することが多いため、皮革部分(1) ’e毛部分(
2)と同じ色に染色する必要がある。また毛部分(2)
をそれ自体の色と別の色に染色しようとする場合には、
皮革部分(11も毛部分(2)と同じ色になるように染
色する必要がある。
それにも拘わらず、7アーヤーンを染色するための方法
及び装置は未だ開発されていない。
ハ1発明が解決しようとする問題点 本発明は、ファーヤーンを、その風合をそこなうことな
く染色する方法とその装置全提供しようとするものであ
る。
ち問題点全解決するための手段 上記の問題点を解決するために2本発明方法は、7ア一
ヤーyft+染色液が自由に流通するように成形されて
いる巻掛器に巻き掛けて前処理を施した後、その巻掛器
を染色液が貯溜されている染色槽内に適当時間浸漬し、
かつ同染色槽内に気泡を発生させ、その気泡で染色液を
撹拌することにより染色するものであり2本発明装置は
、染色液を自由に流通させる通孔を有する本体の上部又
は上部と下部にフックを設けてなる巻掛器と、染色液を
貯溜する染色槽と、染色槽の上部に架設し。
かつ上記フックを吊り掛ける吊掛杆と、染色槽の底部に
設けた気泡発生機とで構成してなるものである。
ホ1作用 上記の技術手段は1次のように作用する。
染色液が気泡によって撹拌されなから巻掛器に巻き掛け
られているファーヤーンの内外両側に流通して2毛部分
(2)ヲ互に絡みつかせたり、フェルト状にかたまらせ
たりすることなく、皮革部分(1)と毛部分(2)に、
あるいは皮革部分(11のみに着色作用をする。
へ実施例 以下図面第1図ないし第4図にもとづいて本発明の詳細
な説明すると、(3)は巻掛器で、ステンレス鯛の網、
プラスチック製の網など耐薬品性をイイする網材全上下
方向に細長い空洞(5)が形成されるように屈曲してな
る本体(6)の上部両端と下部両端にフック(71,(
力と7ツク(81,(81にそれぞれ設けてなる。(9
)は染色液Q(l貯溜する染色槽で、染色液GOの温度
を調節するヒーター、その他の温度調節装置を設ける。
檜(9)の槽壁には、液温の低下を防ぐ断熱材を張り付
けることもある。αυは僧(9)の上部に架設した吊掛
杆で、フック(7)、f力を吊p掛けるものであり、m
(9)の大きさによって1個所又は複数個所に架設する
。117Jは檜(9)の底部に設けた気泡発生機で、気
泡を出す多数の小孔09を適当間隔をおいて並列に設け
、それらの小孔u3 :6−ら出る気泡により染色液(
1り全槽(9)内において第4図の矢印で示すように上
下方向に循環させながら撹拌するものである。u41は
気泡発生機(1カにホースu9を介して接続したエアー
供給装置で、単にエアーを供給するものを使用すること
もおり、また染色時の液温と同じ温度に調節したエアー
を供給して、染色液凹の温度が下がるのを防ぐものを使
用することもある。
本発明は、上記実施例に示した巻掛器(3)のほか、染
色液を自由に流通させる通孔を有する各種の材料で各種
の形状につくられた巻掛器や、染色液を自由に流通させ
る通孔を有するように組立てられた巻掛器などを使用す
ることもあり、また巻掛器本体の上部にはフックを設け
、下部にはフックを設けない巻掛器を使用することもあ
る。
次に、上記の構成よりなる染色装置を用いてファーヤー
ンを染色する実施例を説明する。
〔酸性染料により染色する例〕
撚りをかけ、もしくは撚りをかけていないファーヤーン
全巻掛器(3)に巻き掛けた後1次の各工程を経て染色
をする。
■前処理工程 ■ ピックル(浸酸)処理 使用薬品  蟻酸9食塩、界面活性剤 液  温     20℃〜30℃ 時 間   2時間〜5時間 次工程のクローム置載のためにpH12,5〜35に調
整する。
■ クローム置載Ih 使用薬品  食塩、クロームパウダー(3価。
塩基度66%〜55%のものン、界 面活性剤、ソーダ灰(省略する場 合ろり) 液  湛     25℃〜65℃ 時 間   1昼夜〜3昼夜 このクローム置載により、ファーヤーンの毛染時におけ
る耐熱性が得られる。
■ 水洗工程 遊離のクローム、食塩などを除去する。
■ 乾燥工程 15℃〜20℃の低温にて除湿乾燥する。
■ キリング工程(毛の中へ染料の拡散を助長するため
の前処理) 使用薬品  ソーダ灰、アンモニア、界面活性剤(漂白
剤) 液  温     60℃〜65℃ pH8,5〜12 時 間    30分〜3時間 ■ 水洗工程 遊離の薬品などを除去する。
■毛染工程 上記前処理が施されたファーヤーンが巻き掛けられてい
る巻掛器(3)を染色液aQが貯溜されている染色槽(
9)へ入れ、フック(7)、(71:吊掛杆qυに吊り
掛けて、同巻掛器(3)及びファーヤー/を染色液OI
中に浸漬する。この場合2巻掛器(3)のフック(8)
(8)に別の巻掛器(3)のフック(71,(7)を拗
けるようにして複数の巻掛器(3)を順々に吊り下げ、
最上部の巻掛器(3)のフック(7)、(71を吊掛杆
αυに吊り掛けることもある。
染色液OIには、キャリアー剤、酸性染−9酸(酢酸)
を含む染色液を使用し、その液温を55℃゛〜75℃に
保つとともに、気泡発生機(17Jで発生させた気泡に
より撹拌して、1#3時間ファーヤーンの浸漬を続ける
すると液温か高温であるため、ファーヤーンのうち皮革
部分(1)は染色されず9毛部分(2)だけが染色され
る。
次いで、フック(71,(7)t−吊掛杆(1υからは
ずして、巻掛器(3)及びファーヤーンを引き上げ、水
洗いをして、遊離の染料などを除去する。
■反染工程 上記の工程で毛染めされたファーヤーンが巻き掛けられ
ている巻掛器(3)を染色液(lIが貯溜されている別
の染色槽(9)へ入れ、フック(7)、 (71’に吊
掛杆aυに吊り掛けて、同巻掛器(3)及びファーヤー
ンを染色液C1l中に浸漬する。
染色液αqには、活性剤1合成タンニン、カチオン糸の
油、酸性染料、酢酸(蟻酸)を含む染色液全使用し、そ
の液温を18℃〜20℃に保つとともに、気泡発生@(
17Jで発生させた気泡により撹拌して、2時間〜4時
間ファーヤーンの浸漬を続けるすると、液温か低温であ
るため、ファーヤーンのうち毛部分(2)は染色されず
、皮革部分(1)が毛部分(2)の色と同じか近似した
色に染色される。
次いで、フック(7)、 (7)t−吊掛杆住υからは
ずして、巻掛器(3)及びファーヤーンを引き上げ、水
洗いや活性剤、カチオン系の油による主洗浄をして。
遊離の染料2毛に付いている染料などを除去する■乾燥
工程 以上の工程を経て染色されたファーヤーンを低温(15
℃〜20℃)除湿によシ乾燥して製品に仕上ける。
以上の工程において1毛染工程と反染工程の順序を逆に
することもある。また前処理エゼ、(の次に毛染工程を
省き、反染工程だけ行って皮革部分だけを染色すること
もある。
上記の実施例では、染料として酸性染料を使用する例を
示したが1本発明は、含金染料、塩基性染料、直接染料
、建染染料などを使用することもあり、これらの染料に
よる染色工程は、酸性染料による上記染色工程に準じて
行えばよい。
〔酸化染料により染色する例〕
この染色は、ファーヤーンの毛部分のみを黒。
あるいは濃茶に染色するものであり、染色すべきファー
ヤーン全巻掛器(3)に巻き掛けた後1次の各工程を経
て染色をする。
■前処理工程 ■ キリング工程 前記酸性染料による染色におけるキリング工程と同じ ■ 媒染工程 使用薬品  食塩、クローム塩、活性剤、酢酸(蟻酸) 液  温     30℃ 時  間     −晩 ■毛染工程 上記前処理が施されたファーヤーンが巻き掛けられてい
る巻掛器(3)を染色液α1が貯溜されている染色槽(
9)へ入れ、フック(7)、 (7)を吊掛杆αυに吊
シ掛けて、四巻揚器(3)及び7アーヤーンを染色液α
1中に浸漬する。
染色液a1には、酸化染料、過酸化水素水を含む染色液
を使用し、その液温全50℃に保つとともに、気泡発生
機04で発生させた気泡によシ撹拌して2色、濃淡に応
じ1時間〜6時間ファーヤーンの浸漬を続け1毛部分(
2)のみを黒るるいは濃茶に染色する。
次いで、フック(7)、 (7)を吊掛杆住υからはず
して、巻掛器(3)及びファーヤーンを引き上げ、水洗
いをして、遊離の染料などを除去する。
■乾燥工程 前記酸性染料による染色における乾燥工程と同じ0 ト9発明の効果 本発明は、成上のように構成したから、ミンク、その他
の動物の毛皮から裁断された7アーヤーンを、その風合
をそこなうことなく染色することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明方法の実施に直接使用する
装置の一例を示すもので、第1図は巻掛器の正面図、第
2図は巻掛器の側面図、第3図は染色槽の使用状態を示
す斜視図、第4図は染色槽内における染色液の撹拌を説
明する図、第5図はファーヤーンの一部を示す図、第6
図は撚りがかけられた7アーヤーンの一部を示す図であ
る。 (3)・・・巻掛器、 (7)、 (8)・・・フック
、(9)・・・染色槽、 Ql・・・染色液、C1υ・
°・吊掛杆、Qz・・・気泡発生機。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ファーヤーンを、染色液が自由に流通するよう成
    形されている巻掛器に巻き掛けて前処理を施した後、そ
    の巻掛器を染色液が貯溜されている染色槽内に適当時間
    浸漬し、かつ同染色槽内に気泡を発生させ、その気泡で
    染色液を撹拌することを特徴とするファーヤーンの染色
    法。
  2. (2)ファーヤーンを巻き掛けた巻掛器を、液温が高温
    に保持された染色液中に適当時間浸漬して毛部分を染色
    した後、液温が低温に保持された染色液中に適当時間浸
    漬して皮革部分を染色することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のファーヤーンの染色法。
  3. (3)ファーヤーンを巻き掛けた巻掛器を、液温が低温
    に保持された染色液中に適当時間浸漬して皮革部分を染
    色した後、液温が高温に保持された染色液中に適当時間
    浸漬して毛部分を染色することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のファーヤーンの染色法。
  4. (4)染色液を自由に流通させる通孔を有する本体の上
    部又は上部と下部にフックを設けてなる巻掛器と、染色
    液を貯溜する染色槽と、染色槽の上部に架設し、かつ上
    記フックを吊り掛ける吊掛杆と、染色槽の底部に設けた
    気泡発生機とからなるファーヤーンの染色装置。
  5. (5)巻掛器の本体が、ステンレス製の網材、プラスチ
    ック製の網材など耐薬品性を有する素材で空洞を有する
    ように成形されている特許請求の範囲第4項記載のファ
    ーヤーンの染色装置。
JP23232685A 1985-10-19 1985-10-19 フア−ヤ−ンの染色法とその装置 Granted JPS6297962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23232685A JPS6297962A (ja) 1985-10-19 1985-10-19 フア−ヤ−ンの染色法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23232685A JPS6297962A (ja) 1985-10-19 1985-10-19 フア−ヤ−ンの染色法とその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6297962A true JPS6297962A (ja) 1987-05-07
JPH0124909B2 JPH0124909B2 (ja) 1989-05-15

Family

ID=16937441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23232685A Granted JPS6297962A (ja) 1985-10-19 1985-10-19 フア−ヤ−ンの染色法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6297962A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106283449A (zh) * 2016-09-30 2017-01-04 江苏双盈纺织科技有限公司 一种快速自动染线设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106283449A (zh) * 2016-09-30 2017-01-04 江苏双盈纺织科技有限公司 一种快速自动染线设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0124909B2 (ja) 1989-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102251498B1 (ko) 직물용 날실 체인의 다기능 연속 염색 장치
SK44498A3 (en) Process and device for treating textile substrates with supercritical fluid
US7235110B2 (en) Method for dyeing fabric materials with indigo, other vat dyes, and sulfur dyes
AU2013375349B2 (en) Treatment of fibers for improved dyeability
US5611822A (en) Indigo dye process
JPS6297962A (ja) フア−ヤ−ンの染色法とその装置
US6997962B2 (en) Method for dyeing cotton with indigo
US4097232A (en) Method and apparatus for treatment of yarn in package form
GB544820A (en) Improvements relating to the production of pattern effects on textile fabrics
US4165623A (en) Method and apparatus for treatment of yarn in package form
US4063888A (en) Process for preparing space-dyed yarn
KR20040011534A (ko) 라이오셀 직물의 염색 및 가공 방법
WO2006041480A1 (en) Method for dyeing cotton with indigo
JPS58136875A (ja) 糸の連続的染色のための方法及び装置
EP1668179A1 (en) A process for indigo dyeing of wool and wool blends
KR920019531A (ko) 부직포를 이용한 벽지의 제조방법 및 그 벽지
JP2808092B2 (ja) 絞り凹凸模様の形成方法
JP3871180B2 (ja) インドキシールを用いたインジゴによる織材の染色方法及び装置
Beech Dyeing of woollen fabrics
US1988375A (en) Article and method of treating reclaimed silk
KR810001683B1 (ko) 견사(絹絲) 염색 방법
JP2021147742A (ja) 精練した絹糸、絹織物及び絹編物の製造方法
Beech The dyeing of cotton fabrics: a practical handbook for the dyer and student
JPS60199964A (ja) 綛の部分的苛性アルカリ処理法及び装置
JP2021014675A (ja) 改質素材の製造方法及び素材の改質方法