JPS629703A - 幅圧延方法 - Google Patents

幅圧延方法

Info

Publication number
JPS629703A
JPS629703A JP14748885A JP14748885A JPS629703A JP S629703 A JPS629703 A JP S629703A JP 14748885 A JP14748885 A JP 14748885A JP 14748885 A JP14748885 A JP 14748885A JP S629703 A JPS629703 A JP S629703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
width
rolls
rolled material
rolling
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14748885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH059162B2 (ja
Inventor
Takashi Shibahara
芝原 隆
Teruo Kono
河野 輝雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP14748885A priority Critical patent/JPS629703A/ja
Publication of JPS629703A publication Critical patent/JPS629703A/ja
Publication of JPH059162B2 publication Critical patent/JPH059162B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、圧延材の圧延ラインにおいて、圧延材をエツ
ジヤ・ロールで幅圧延するさいに発生する圧延材のバッ
クリングを防止する幅圧延方法に関するものである。
(ロ)従来技術 従来、連続熱間圧延機列においては、目標とした製品幅
を得るために、複数のエツジヤ(垂直圧延機)で幅圧延
を行っている。圧延ラインにおける粗圧延機列下流側エ
ツジヤや仕上圧延機料入側のエツジヤにおいては、圧延
材は板幅700〜2000mmに比較して板厚が20〜
80mmと薄いため、幅圧延時にバックリングが発生す
る。
例えば、第7図に示すように、圧延材1をエツジヤ・ロ
ール2で幅圧延をするさいに、板幅Wに比較して板厚H
が薄い場合には、バックリングが生じ、幅圧延の効果が
な(なり、また、後続圧延機のつつかかシ等のトラブル
が発生する。そのため、粗圧延機列下流側エツジヤや仕
上圧延機料入側エツジヤにおいては、幅圧下量を10〜
30順と少な(している。
一方・近年スラブ(素材)幅の集約、低温圧延等により
、幅圧延条件は苛酷になり、幅圧下量も増大する傾向に
ある。さらに、エツジヤによる板幅制御のため、粗圧延
機列下流側や仕上圧延機料入側でも強力な幅圧延が可能
なエツジヤが望まれている。そのために、幅圧延時のバ
ックリング防止方法の開発が重要な課題となっている。
そこで、バックリング防止方法として、例えば、第8図
に示すように、エツジヤ・ロール2の間の中央に圧延材
1を上下から挾む1対の押えロールを配置する方法が提
案されている(%開昭58−86902号公報)。この
方法は、圧延材1の板幅が狭い場合には、板幅のほぼ全
域にわたシ、押えロール3で圧延材を押え付けることが
でき、バックリング防止効果が期待できる。しかし、圧
延材1の板幅が広い場合には押えロール3とエツジヤ・
ロール2との間の圧延材無拘束部の長さαが長くなシ、
この区間で図示のようにバックリングが発生し、十分な
幅圧下量が確保できない。押えロール30幅すを広くす
れば、板幅Wの広い圧延材のバックリングを防止できる
。しかし、その場合、エツジヤ・ロール開度を狭めるこ
とができな(なり、逆に板幅の狭い圧延材を圧延できな
くなる。
(ハ)発明が解決しようとした問題点 本発明が解決しようとした問題点は、圧延材の圧延ライ
ンにおいて、圧延材をエツジヤ−ロールで幅圧延するさ
いに発生する圧延材のバックリングを種々の板幅につい
て効果的に防止できる幅圧延方法を得ることにある。
に)問題点を解決するだめの手段 本発明の幅圧延方法に、圧延材の圧延ラインにおいて、
1対のエツジヤ・ロールで圧延材を幅圧延するにさいし
、1対のエツジヤ・ロール間のロール・バイト部におい
て圧延材板幅方向に複数に分割し、かつ、板幅方向に移
動可能な押えロールを圧延材の上面および下面に接触す
るよ5に配置し、圧延材板幅に応じて押えロールの板幅
方向位置を調整することによって、上記問題点を解決し
ている。
上記方法において、圧延材の板幅方向にN個に分割した
押えロールの中心間距離Sを下記の式で表される範囲内
に設定することが好ましい。
Q、7W/N≦S≦1.2W/N ただし、W:圧延材の板幅 (ホ)実施例 第1図は、本発明の方法にもとづく実験装置の概略側面
図であり、実機エツジヤの約1/X。縮尺モデルである
。第2図は、第1図の■−■線からみた正面図である。
エツジヤ・ロール2間の0−/l/・バイト部(圧延材
かみ込み部)に押えロール4が配置されている。押えロ
ール4は左右のロール41゜42および軸受部43で上
方または下方から支持(図示せず)されている。この押
えロール4は上下台2個配置されており、圧延材1の板
幅方向に左右の押えロール中心間距離Sを自由に開閉で
きる機構となっている。
押えロール4の幅りは、幅圧延すべき最狭幅の圧延材1
の板幅の%より若干短か(しである。最狭幅の圧延材を
圧延する場合には、第3図に示すように、押えロール4
を板幅方向中央に寄せる。
さらに、上方の押えロール4は圧下装置(図示せず)に
より、上下方向に移動でき、圧延材1の板厚に応じて押
えロール4の開度な設定できる。
本実験装置の主要寸法を下記に示す。
エツジヤΦロール径 :   D=80mIE押えロー
ル径   :  d=40朋 押えロールの幅  :  L=30皿 (片側ロール幅L1=10朋) 本装置を用いて実機1/1o縮尺の広幅熱間鋼帯(厚み
3uおよび4.5 tnx X幅170m++t)のエ
ツジング圧延テストを行った。その結果を第5図に示す
第5図の横軸は幅圧下量ΔW(エツジヤ入側圧延材の板
幅とエツジヤ・ロール開度との差)を示し、また、縦軸
は左右押えロール中心間距離Sを示す。
比較のため押えロールなしの場合も示す。図中α。
bの曲線は、本テストよシ得られたバックリング発生の
有無の結果から求めたバックリング限界線を示す。曲線
αは板厚3電の熱間鋼帯の場合を、また、曲線すは板厚
4.5朋の熱間鋼帯の場合をそれぞれ示す。
左右押えロール中心間距離S=30mmの場合、すなわ
ち、押えロール4を圧延材1の板幅中央部に寄せた場合
のバックリング限界は第5図よシ押えロールなしの場合
のバックリング限界に比較して高々1.5〜2倍程度に
しか上昇しない。従来法による圧延材板幅の中央のみを
押えるだけでは、十分な幅圧下量を確保できないことを
示している。
この場合、バックリング限界以上の幅圧下を行えば、押
えロール4とエツジヤ・ロール2との間でバックリング
が発生する。
次に、第2図に示すように、押えロール中心間距離Sを
広げていけば、押えロール4とエツジヤ・ロール2との
間の距離10が短かくな9、バックリング限界が上昇す
ることが第5図よりわかる。しかし、押えロール中心間
距離Sを広げ過ぎると、逆にバックリング限界は下がる
傾向になる。これは、押えロール中心間距離Sが広過ぎ
るため、左右の押えロールの間の圧延材1の無拘束部で
バックリングが生じやすくなるためである。
以上のことより、本テストの圧延材では押えロール中心
間距離Sは圧延材板幅の0.35〜0.6倍(すなわち
5=60〜100mm)の範囲がバックリング防止に対
し効果的であり、はぼ板幅の半分の長さが最も効果大で
あることが判明した。この場合、バックリング限界は押
えロールなしの場合に比較して、3〜4倍と顕著に上昇
する。
なお、この場合、押えロール開度は圧延材の板厚の1.
02倍以下に設定するのが望ましい。なぜならば、開度
な広げ過ぎれば、圧延材が傾きやす(不安定となり、バ
ックリングしやすくなるからである。
次に、種々の寸法の熱間鋼帯を用いて幅圧延テストを実
施し、バックリング防止に対する押えロールの効果につ
いて検討した。その結果を第6図に示す。第6図の横軸
は圧延材の板幅と板厚との比を示し、また、縦軸は幅圧
下率を示す。曲線αは押えロールなしのバックリング限
界を曲線り、cは押えロールを使用した場合のバックリ
ング限界をそれぞれ示す。曲線すは押えロール間隔Sを
30皿にした場合、すなわち、押えロールを中央に配置
した場合であり、また、曲線Cは押えロール間隔Sを最
適値、すなわち板幅の約%の長さに配置した場合である
。第6図よシ種々の寸法の圧延材に対して、本発明によ
る押えロールの配置方法の場合、バックリング限界Cが
著しく高いことがわかる。
第4図に示すように、板幅方向に3分割し念押えロール
4を用いて幅圧延テストを行った。その結果、板幅方向
に3分割したそれぞれの押えロールの中心間距離sFi
、圧延材板幅の0123倍から0.4倍の範囲内で、圧
延材のバックリング防止効果が高(,2分割タイプの押
えロールの場合に比較して、バックリング限界がさらに
30〜40チ上昇することが判明した。
以上のことより、板幅方向に複数に分割したそれぞれの
押えロールの中心間距離Sは下式で表わされる範囲に設
定して幅圧延を行えば、バックリング防止効果が大きい
と言える。
以上のことより、板幅方向に複数に分割したそれぞれの
押えロールの中心間距離Sは下式で表わされる範囲に設
定して幅圧延を行えば、バックリング防止効果が大きい
と言える。
N:板幅方向に分割した押えロールの分割個数W:圧延
材の板幅 上記の式により、押えロールの分割個数Nと適正な押え
ロール中心間距離Sとが表されるが、分割した押えロー
ルをエツジヤ・ロール間の板幅方向中央に寄せたとき、
最狭幅の圧延材を圧延できるようにする必要がある。し
たがって、分割個数を多くすれば、個々の押えロールの
幅が短かくなるため、押えロールの支持が不安定となり
やすく、また、機構も複雑となるため、実用上押えロー
ルの分割個数は2または3が望ましい。
本発明の方法を実機連続熱間圧延機列の仕上圧延機前の
エツジヤに適用した。その結果、従来押えロールなしの
場合の板幅1800mmX板厚35−の熱間鋼帯のバッ
クリング限界幅圧下量は14朋であつたものが、幅圧下
量が56朋(従来の4倍)でもバックリングが発生しな
いことを確認した。
(へ)効 果 本発明の方法によれば、押えロールのバックリング防止
効果は太き(、連続熱間圧延機料下流側エツジヤの幅圧
下量は相当増大させることができ、したがって下流側エ
ツジヤで強力な板幅制御が可能となる。
本発明の方法は連続熱間圧延機列ばかりではなく、厚板
圧延機にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する実験装置の概略側面図
。第2図は第1図の■−■線からみた正面図。第3図は
第2図の変更例を示す正面図。第4図は第2図のさらに
別の変更例を示す正面図。 第5図は幅圧下量とロール中心間距離との関係を示すグ
ラフ。第6図は板幅対板厚比と圧下率との関係を示すグ
ラフ。第7図および第8図は従来法による銅帯のバック
リング状態を示す正面図。 1:鋼帯     2;エツジヤ舎ロール4:押えロー
ル 特許出願人 住友金属工業株式会社 (外5名) 幅圧下量ΔW(*−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)圧延材の圧延ラインにおいて、1対のエツジヤ・
    ロールで圧延材を幅圧延するにさいし、1対のエツジヤ
    ・ロール間のロール・バイト部において圧延材板幅方向
    に複数に分割し、かつ、板幅方向に移動可能な押えロー
    ルを圧延材の上面および下面に接触するように配置し、
    圧延材板幅に応じて押えロールの板幅方向位置を調整す
    ることを特徴とした幅圧延方法。 (2)圧延材の板幅方向にN個に分割した押えロールの
    中心間距離Sを下記の式で表される範囲内に設定するこ
    とを特徴とした特許請求の範囲第(1)項に記載の幅圧
    延方法。 0.7W/N≦S≦1.2W/N ただし、W:圧延材の板幅
JP14748885A 1985-07-04 1985-07-04 幅圧延方法 Granted JPS629703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14748885A JPS629703A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 幅圧延方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14748885A JPS629703A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 幅圧延方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS629703A true JPS629703A (ja) 1987-01-17
JPH059162B2 JPH059162B2 (ja) 1993-02-04

Family

ID=15431523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14748885A Granted JPS629703A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 幅圧延方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS629703A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103302115A (zh) * 2013-06-17 2013-09-18 大连华锐重工集团股份有限公司 带有液压水平压辊的二辊立辊轧机

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844933U (ja) * 1971-10-01 1973-06-12
JPS56111510A (en) * 1980-02-08 1981-09-03 Sumitomo Metal Ind Ltd Vertical rolling mill
JPS57168708A (en) * 1981-04-08 1982-10-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Width rolling device
JPS57168707A (en) * 1981-04-08 1982-10-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Edger having buckling preventing device
JPS5886902A (ja) * 1981-11-17 1983-05-24 Kawasaki Steel Corp 幅圧延装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844933U (ja) * 1971-10-01 1973-06-12
JPS56111510A (en) * 1980-02-08 1981-09-03 Sumitomo Metal Ind Ltd Vertical rolling mill
JPS57168708A (en) * 1981-04-08 1982-10-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Width rolling device
JPS57168707A (en) * 1981-04-08 1982-10-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Edger having buckling preventing device
JPS5886902A (ja) * 1981-11-17 1983-05-24 Kawasaki Steel Corp 幅圧延装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103302115A (zh) * 2013-06-17 2013-09-18 大连华锐重工集团股份有限公司 带有液压水平压辊的二辊立辊轧机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH059162B2 (ja) 1993-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS629703A (ja) 幅圧延方法
JPS59178114A (ja) 厚板圧延における板反り制御方法
JPH04147701A (ja) 熱間スラブの幅サイジング方法
JPH03174902A (ja) 熱間スラブの幅サイジング方法および装置
JPS6354444B2 (ja)
SU984517A1 (ru) Способ прокатки гладких листов в четырехвалковой клети
JPS58100902A (ja) 広幅鋼帯の分割処理法
JPS6234601A (ja) エツジヤ−圧延方法
JPS61216802A (ja) 熱間スラブの幅圧下方法
JP2689612B2 (ja) 仕上スタンド間エッジャーによるストリップの幅圧下方法
JPS6076203A (ja) 板材のエツジヤ−圧延方法
JPH05177205A (ja) 平鋼の圧延方法及びその圧延装置列
CA1302743C (en) Method of controlling strip crown in planetary rolling
JPH0320281B2 (ja)
JPS63303601A (ja) 板幅制御方法
JP4193532B2 (ja) 棒状鋼材の圧延方法
JPH0811244B2 (ja) H形鋼のウエブ中心偏り制御圧延方法
JPS6313601A (ja) 熱間連続仕上圧延機
JPH0313921B2 (ja)
JPS63212001A (ja) スラブ幅の変更方法
KITAZAWA et al. Prevention of Buckling in Heavy Width Reduction with Longitudinally Inclined Edging Rolls
JPS6245404A (ja) 熱延鋼板の端部成形方法及び装置
JPS60180607A (ja) 薄板連続製造設備
JPH1052701A (ja) ステンレス鋼板の製造方法
JPS62124001A (ja) 熱間スラブの座屈防止方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees