JPS6296797A - エンジン冷却用ウオ−タポンプ - Google Patents

エンジン冷却用ウオ−タポンプ

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Publication number
JPS6296797A
JPS6296797A JP23787685A JP23787685A JPS6296797A JP S6296797 A JPS6296797 A JP S6296797A JP 23787685 A JP23787685 A JP 23787685A JP 23787685 A JP23787685 A JP 23787685A JP S6296797 A JPS6296797 A JP S6296797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
impeller
engine
impellers
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23787685A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichiro Sakurai
潤一郎 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP23787685A priority Critical patent/JPS6296797A/ja
Publication of JPS6296797A publication Critical patent/JPS6296797A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジン冷却用ウォータポンプに関するもの
で、より詳しくはポンプインペラのポンプ容量を変化で
きるようにしたものであり、例えば自動車エンジンの冷
却系に装着されるウォータポンプとして通用される。
(従来の技術) 本発明に係る従来技術として、例えば実開昭59−97
.295号公報に記載されるものがすでに知られている
。第6図は当該従来装置のウォータされる回転軸32に
、冷却水を強制的に供給するポンプインペラ33が固定
される。前記回転軸32には、冷却水流路34に直面す
るようにワックスタイプのサーモスタット35が装着さ
れ、該サーモスタット35により軸方向移動可能なスラ
スト軸36が回転軸32上に配設される。更に該スラス
ト軸36に一体に軸方向に移動できるようにディスク3
7を固定し、該ディスク37の軸方向移動によりポンプ
インペラ33のインペラ部33aの作動範囲を変化させ
る構成になっている。
(発明が解決しよとする問題点) 上記構成に於いて、エンジン冷却水温が高い時には、サ
ーモスタット35がスラスト軸36と−体のディスク3
7を図示左方に移動させ、ポンプインペラ33の作動範
囲が広くなりポンプ流量の増大を計っている。一方、エ
ンジン冷却水温が低い時には、サーモスタット35がス
ラスト軸36と一体のディスク37を図示右方へ移動さ
せ、ポンプインペラ33の作動範囲を小さくすることに
よりポンプ流量を減少させている。
しかしながら、この従来装置に於いては、エンジン冷却
水温が低温時に、即ちディスク37が図示右方に位置し
ポンプ流量が少量の時に、ディスク37とポンプインペ
ラ33のフランジ部33bとにより挟まれた部分38 
(図中炎泌会部)でも冷却水が攪拌される。その為、ポ
ンプインペラ33の作用する仕事は、実際にはそれほど
減少せず、軸馬力の減少量が小さいという問題があった
従って本発明は、エンジン冷却水温の低温時に、ポンプ
インペラの作用する仕事量を確実に減少させることを、
その技術的課題とする。
〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、
回転軸に固定されるポンプインペラ手段を、相互にイン
ペラ部が重なり合うような第1゜第2ポンプインペラか
ら構成し、エンジンの運転状態を検出する手段により、
前記第1.第2ポンプインペラの少なくとも一方を軸方
向に移動させる、ことである。
(作用) 2個のポンプインペラのうち少なくとも一方を軸方向に
移動可能とするものであるので、2個のポンプインペラ
を相互に遠ざけることによりポンプ流量が増大し、一方
2個のポンプインペラを相互に近づけることによりポン
プ流量が減少する。
更に、インペラ部が相互に重なり合う2個のポンプイン
ペラを使用する構成であるので、ポンプインペラのフラ
ンジ部が前後のシュラウドとなって該フランジ部と前記
インペラ部とにより密封型羽根車が形成される。従って
、ポンプ流量が小のとき、つまり2個のポンプインペラ
が相互に近づいたとき、前述の従来技術(実開昭59−
97295号)に示される様な冷却水の攪拌部分が無く
なるので、ポンプ流量の変化割合および軸馬力の減少量
を大きくすることができる。
(実施例) 以下、本発明の技術的手段を具体化した実施例について
、添付図面に基づき詳細に説明する。
第1図に示されるエンジン冷却用ウォータポンプ10に
於いて、ポンプボディ11内に軸受12を介して回転軸
13が配設され、該回転軸13はエンジン出力の駆動力
により回転される。回転軸13上には第1ポンプインペ
ラ14とストッパ部材15が、該回転軸13と一体回転
するように固定される。第1ポンプインペラ14とスト
ッパ部材15との間には、第2ポンプインペラ16が軸
方向に移動可能に装着され、両ポンプインペラ14.1
6は、第1ポンプインペラ14のボス部14aの切欠き
14bに第2ポンプインペラ16のボス部16aの突起
16bが嵌合することにより、互いに相対回転しないよ
うに回転軸13と一体に回転する。更に、両ポンプイン
ペラ14.16の間にはスプリング17が介在され、該
スプリング17により第2ポンプインペラ16は図示左
方向に、つまりストッパ部材15に当接する方向に常時
付勢される。第1ポンプインペラ14のフランジ部14
cの切り起こしにより形成されるインペラ部14dと、
第2ポンプインペラ16のフランジ部16cの切り起こ
しにより形成されるインペラ部16dとは、互いに重な
り合うように向かい合う構成をなし、両フランジ部14
c、16cと両インペラ部14d、16dとにより密閉
型羽根車が形成される。尚、ストッパ部材15と軸受I
2との間に装着される周知のメカニカルシール18は、
冷却水が軸受12に侵入するのを防止するためのもので
ある。
上記構成のウォータポンプに於いて、エンジンの回転駆
動力により回転軸13が回転し始めると、第2図に示さ
れる様に第2ポンプインペラ16は、図示右方向の軸推
力を受ける。この軸推力は回転軸130回転数に比例し
て増大し、スプリング17の付勢力に抗して第2ポンプ
インペラ16は図示右方向に移動する。この様に、第3
図に示す如く第2ポンプインペラ16が右方に移動し両
ポンプインペラ14.16が相互に近づくと、夫々のイ
ンペラ部14d、16aのポンプ作動範囲が減少し、ポ
ンプ流量が減少する。一方、回転軸13の回転数が減少
すると、スプリング17の付勢力により第2ポンプイン
ペラ16は図示左方向に移動する。この様に、第4図に
示す如(両ポンプインペラ14.16が相互に離れると
、夫々のインペラ部14d、16dのポンプ作動範囲が
増大しポンプ流量が増大する。
一般に、自動車エンジンの冷却系に於いては、アイドリ
ング時等のエンジン回転数が低いとき、車速風が少なく
且つポンプ流量はエンジン回転数に比例するため、ポン
プ流量は少なく冷却能力は低い。逆に、エンジンの高回
転時には、車速風が多く且つポンプ流量も多く、冷却能
力は高い。従って、ウォータポンプは、通常熱的に苦し
いエンジン低回転時を基準にして設計されるため、エン
ジン高回時には冷却能力に余力が生じる。それ故、本発
明のウォータポンプを使用することにより、エンジン低
回転時のポンプ流量を大きく、且つエンジン高回転時は
小さく設定することができ、エンジン高回転時の損失馬
力を低くすることが可能となる。
第5図は本発明の変形実施例を示すもので、ストッパ部
材15と第2ポンプインペラ16との間に第1スプリン
グ19を、第1.第2ポンプインペラ14.16間に形
状記憶合金製の第2スプリング20が夫々配設される。
エンジン冷却水温が低いとき、第2ポンプインペラ16
は第1スプリング19の付勢力によって右方向に移動し
、ポンプ流量が小さくなっている。エンジン冷却水温が
上昇すると、形状記憶合金製の第2スプリング20があ
らかじめ記憶された形状に伸張し、該第2スプリング2
0の付勢力により第2ポンプインペラ16が左方向に移
動し、ポンプ流量か増大する。
この様に、本発明のウォータポンプによって、エンジン
冷却水の低温時の損失馬力を低く押えることが可能とな
る。尚、上記実施例に於いては、形状記憶合金製の第2
スプリング20の代わりに、サーモスタットを用いるこ
とができる。
〔発明の効果〕
本発明は、2個のポンプインペラを対向して回転軸に固
定する構成であるので、ポンプインペラの夫々のフラン
ジ部が前後のシュラウド部となり、密封型羽根車が形成
される。前述の従来技術(実開昭59.97295号公
報)では、ディスクをポンプインペラのインペラ部に挿
入した後、前面ンユラウドを別体としてポンプインペラ
に固定する必要があり、密封型羽根車を形成するには組
付が複雑となる難点がある。本発明の密封型羽根車は、
ポンプインペラのインペラ部から円錐面スキマ(第1図
のCで示される)への冷却水の流出が存在しないため、
ポンプ効率が上昇するという利点がある。また、第2ポ
ンプインペラを軸推力によって軸方向に移動させるとい
う前述の実施例に於いては、サーモスタット等のアクチ
ュエータを必要としないので、実開昭59−97295
号の様に、サーモスタットが冷却水の吸込抵抗となるこ
とがなく、同時にサーモスタットを回転軸に固定する必
要がなくなるので、回転軸の加工作業が不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従ったウォータポンプの実施例を示す
断面図、第2.3.4図は第1図のウォータポンプの作
動を示す要部断面図、第5図は本発明の変形実施例を示
す断面図、第6図は従来のウォータポンプを示す断面図
である。 10・・・ウォータポンプ、13・・・回転軸。 14・・・第1ポンプインペラ、14d・・・インペラ
部、15・・・ストッパ部材、16・・・第2ポンプイ
ンペラ、16d・・・インペラ部。 17・・・スプリング、19・・・第1スプリング、2
0・・・第2スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンにより駆動される回転軸に、冷却水を強制的に
    供給するポンプインペラ手段を固定したエンジン冷却水
    ウォータポンプに於いて、前記ポンプインペラ手段を、
    相互にインペラ部が重なり合うような第1、第2ポンプ
    インペラから構成し、エンジンの運転状態を検出する手
    段により、前記第1、第2ポンプインペラの少なくとも
    一方を軸方向に移動させる、エンジン冷却用ウォータポ
    ンプ。
JP23787685A 1985-10-24 1985-10-24 エンジン冷却用ウオ−タポンプ Pending JPS6296797A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23787685A JPS6296797A (ja) 1985-10-24 1985-10-24 エンジン冷却用ウオ−タポンプ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23787685A JPS6296797A (ja) 1985-10-24 1985-10-24 エンジン冷却用ウオ−タポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6296797A true JPS6296797A (ja) 1987-05-06

Family

ID=17021724

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23787685A Pending JPS6296797A (ja) 1985-10-24 1985-10-24 エンジン冷却用ウオ−タポンプ

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JP (1) JPS6296797A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01237315A (ja) * 1988-03-15 1989-09-21 Mitsubishi Motors Corp 内燃機関の冷却水制御装置
US5169286A (en) * 1989-03-09 1992-12-08 Yutaka Yamada Variable capacity centrifugal water pump with movable pressure chamber formed by impeller

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01237315A (ja) * 1988-03-15 1989-09-21 Mitsubishi Motors Corp 内燃機関の冷却水制御装置
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