JPS6296278A - エレベ−タ−の速度制御装置 - Google Patents
エレベ−タ−の速度制御装置Info
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- JPS6296278A JPS6296278A JP61239024A JP23902486A JPS6296278A JP S6296278 A JPS6296278 A JP S6296278A JP 61239024 A JP61239024 A JP 61239024A JP 23902486 A JP23902486 A JP 23902486A JP S6296278 A JPS6296278 A JP S6296278A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はエレベータ−の速度制御装置に係り、特に、電
動機の速度または位置制御系に電流帰還回路を持つ速度
制御装置の改良に関する。
動機の速度または位置制御系に電流帰還回路を持つ速度
制御装置の改良に関する。
第1図は従来の電流帰還付のエレベータ−の速度制御@
置のブロック図である。第1図において、1はエレベー
タ−乗かご、2はつり合いおもり。
置のブロック図である。第1図において、1はエレベー
タ−乗かご、2はつり合いおもり。
3はかと1およびつり合いおもり2を結合している巻上
ロープ、4は巻上ロープ3が巻き掛けられた綱車、5は
綱車4を駆動する電動機の電機子で、1〜5よりエレベ
ータ−の駆動系を構成している。
ロープ、4は巻上ロープ3が巻き掛けられた綱車、5は
綱車4を駆動する電動機の電機子で、1〜5よりエレベ
ータ−の駆動系を構成している。
19は電磁制動機、6は電動機の界磁、7は電機子5に
直結された電機子5の速度に対応した速度信号7aを発
する速度検出装置、8a、8bは電機子に電力を供給す
る電源装置で、例えば、サイリスタを利用したAC−D
C変換器或は電動発電機、9は交流電源、10は電機子
5に流れる1′Si流に相応する電流信号10aを発す
る電流検出器、11は速度指令値11aを発する速度指
令発生装置である。また、12は乗かご1に設置された
着床装置、13は各階床毎に設けられた誘導板で、12
.13により位置信号発生装置を構成する。
直結された電機子5の速度に対応した速度信号7aを発
する速度検出装置、8a、8bは電機子に電力を供給す
る電源装置で、例えば、サイリスタを利用したAC−D
C変換器或は電動発電機、9は交流電源、10は電機子
5に流れる1′Si流に相応する電流信号10aを発す
る電流検出器、11は速度指令値11aを発する速度指
令発生装置である。また、12は乗かご1に設置された
着床装置、13は各階床毎に設けられた誘導板で、12
.13により位置信号発生装置を構成する。
着床装置】−2と誘導板]3との関係は、第2図に示す
ように、2組の位置検出装置121,122の中間に誘
導板13が位置したとき5着床装置12の出力が零とな
り2乗かご1が階床とずれて停止したときには位置検出
装置P1.121,122に出力の不qz?liiを生
じて位置信号を発生する。この着床装置12の出力と着
床誤差の関係は第3図に示すようになる。V121 +
Vtz2.はそれぞれ位置検出装置121.122の
出力、12aはそれらを合成した着床装置12の出力で
ある。
ように、2組の位置検出装置121,122の中間に誘
導板13が位置したとき5着床装置12の出力が零とな
り2乗かご1が階床とずれて停止したときには位置検出
装置P1.121,122に出力の不qz?liiを生
じて位置信号を発生する。この着床装置12の出力と着
床誤差の関係は第3図に示すようになる。V121 +
Vtz2.はそれぞれ位置検出装置121.122の
出力、12aはそれらを合成した着床装置12の出力で
ある。
14は、走行時には速度指令発生装置11に、着床時に
は着床装置12のそれぞれ回路を切換える切換装置、1
5は速度指令値11a、または、着床装置12の出力1
2aと速度信号7aとの速度偏差を演算する演算装置、
1−8は電流増幅器で、その出力18aは電源装置8a
、8bに送られている。
は着床装置12のそれぞれ回路を切換える切換装置、1
5は速度指令値11a、または、着床装置12の出力1
2aと速度信号7aとの速度偏差を演算する演算装置、
1−8は電流増幅器で、その出力18aは電源装置8a
、8bに送られている。
すなわち、走行時には、切換装置14の接点a側が閉じ
、速度指令値11aと速度信号7aとを比較し、速度増
幅器16は上記差に応じた電流指令値16aを発する。
、速度指令値11aと速度信号7aとを比較し、速度増
幅器16は上記差に応じた電流指令値16aを発する。
また、着床時には切換装置14が接点す側に切換えられ
る。したがって、速度指令値12aと速度信号7aとが
比較され、その差に応じた電流指令値16aが発せられ
る。以後、この状態を精密着床微速度運転と呼称する。
る。したがって、速度指令値12aと速度信号7aとが
比較され、その差に応じた電流指令値16aが発せられ
る。以後、この状態を精密着床微速度運転と呼称する。
そして、電流指令値16aは、さらに、電流信号10a
と組合わされ、電流増幅器16は上記信号に応じた出力
1.8 aを発し、これによって電源装置8a、8bを
制御する。したがって、電機子5の印加電圧が制御され
、綱車4を介して乗かと1の速度が制御される。すなわ
ち、走行時には電機子5の速度信号7aと速度指令値1
1aとを比較するが1着床時には、電機子5の速度信号
7aと乗かと1の位置に対応する速度指令値12aとを
比較することによって、速度の自動制御が行なわれる。
と組合わされ、電流増幅器16は上記信号に応じた出力
1.8 aを発し、これによって電源装置8a、8bを
制御する。したがって、電機子5の印加電圧が制御され
、綱車4を介して乗かと1の速度が制御される。すなわ
ち、走行時には電機子5の速度信号7aと速度指令値1
1aとを比較するが1着床時には、電機子5の速度信号
7aと乗かと1の位置に対応する速度指令値12aとを
比較することによって、速度の自動制御が行なわれる。
さて1乗かと1に乗客がほぼ定員の半数乗り込むことに
よって乗かと1の重量と、つり合いおもり2の重量がほ
ぼつり合っている(以ド、これを乗かご1が平衡荷重に
あるという。)状態で乗かご1がある階床に着床したと
する。このとき、電機子5に流れる電流は駆動系の損失
分と電機子回路の電気損だけで殆んで零であり、したが
って、電流検出器10からの電流信号10aも殆んど零
である。しかし、乗かご1が平衡負荷でないとき、すな
わち、乗かと1とつり合いおもり2との重量に差がある
とき(以下、これを乗かと1が不平衡荷重にあるという
。)2乗かと1を階床位置に保持しようとすると、不平
衡荷重に見合った電流を電機子5に流さなければならな
い。したがって、電流検出器10は相応する電流信号1
0aを演算装置17に正帰還する。一方、乗かと1が不
平衡荷重で着床するとき、演算袋W115には着床装置
12からの出力12aが与えられる。そして、乗かと1
が停止したときには、速度検出装置7からの速度信号が
零であるから、電流指令値]、 6 aは、第3図に示
す速度指令値12aに対応する値となっている。したが
って、その電流指令値16aと電流検出器10からの電
流(4号10aとがつり合った位置で乗かと1が停止す
る。すなわち1乗かご1の荷重によって乗かと1の停+
h位置が変動することになる。
よって乗かと1の重量と、つり合いおもり2の重量がほ
ぼつり合っている(以ド、これを乗かご1が平衡荷重に
あるという。)状態で乗かご1がある階床に着床したと
する。このとき、電機子5に流れる電流は駆動系の損失
分と電機子回路の電気損だけで殆んで零であり、したが
って、電流検出器10からの電流信号10aも殆んど零
である。しかし、乗かご1が平衡負荷でないとき、すな
わち、乗かと1とつり合いおもり2との重量に差がある
とき(以下、これを乗かと1が不平衡荷重にあるという
。)2乗かと1を階床位置に保持しようとすると、不平
衡荷重に見合った電流を電機子5に流さなければならな
い。したがって、電流検出器10は相応する電流信号1
0aを演算装置17に正帰還する。一方、乗かと1が不
平衡荷重で着床するとき、演算袋W115には着床装置
12からの出力12aが与えられる。そして、乗かと1
が停止したときには、速度検出装置7からの速度信号が
零であるから、電流指令値]、 6 aは、第3図に示
す速度指令値12aに対応する値となっている。したが
って、その電流指令値16aと電流検出器10からの電
流(4号10aとがつり合った位置で乗かと1が停止す
る。すなわち1乗かご1の荷重によって乗かと1の停+
h位置が変動することになる。
電流指令値L 6 aを電流検出器10からの電流信号
10aによって打消すことにより着床位置の誤差を生じ
る不具合を解決するために、積分器を速度増幅器16に
付加することが以前から広く行なわれていた。これは5
例えば、速度増幅器16が比例積分器であった場合、第
4図に示すように、ステップ入力に対して、出力が時間
経過とともに漸増する特性となることを利用したもので
ある。
10aによって打消すことにより着床位置の誤差を生じ
る不具合を解決するために、積分器を速度増幅器16に
付加することが以前から広く行なわれていた。これは5
例えば、速度増幅器16が比例積分器であった場合、第
4図に示すように、ステップ入力に対して、出力が時間
経過とともに漸増する特性となることを利用したもので
ある。
つまり、速度増幅器への入力信号が非常に小さくとも、
入力信号が存在するかぎり、着床誤差が零となる方向に
速度増幅器16が制御信号を出し続けるので、時間をか
ければ1着床誤差が零になるという考え方にもとづく。
入力信号が存在するかぎり、着床誤差が零となる方向に
速度増幅器16が制御信号を出し続けるので、時間をか
ければ1着床誤差が零になるという考え方にもとづく。
しかし、現実には以下に示す理由によって、この方式に
は、電−1機軸から見たエレベータ−駆動系の静止摩擦
力が大きなエレベータ−に適用する場合は、着床誤差が
大きくなる不具合が生じることがわかった。すなわち1
乗かと1の不平衡荷重が大きな状態で5着床装置12の
出力を小さく設定した場合は、電動機のトルクによって
乗かごが駆動されるよりも、不平衡荷重に引かれて遂行
するトルクが成る時間内に大きいため遂に着床誤差が大
きくなる欠、直があった。これを補正するため積分器を
付加した速度増幅器16が制御信号を出し続けるが、特
に、着床誤差がO〜10m程度のとき、つまり、着床装
置12aの出力が特に小さな場合には、駆動系の静止摩
擦力に打ち勝つだけの制御信号を得るまでには、制御系
の時間遅れを伴うため、時間経過が大きなものとなる。
は、電−1機軸から見たエレベータ−駆動系の静止摩擦
力が大きなエレベータ−に適用する場合は、着床誤差が
大きくなる不具合が生じることがわかった。すなわち1
乗かと1の不平衡荷重が大きな状態で5着床装置12の
出力を小さく設定した場合は、電動機のトルクによって
乗かごが駆動されるよりも、不平衡荷重に引かれて遂行
するトルクが成る時間内に大きいため遂に着床誤差が大
きくなる欠、直があった。これを補正するため積分器を
付加した速度増幅器16が制御信号を出し続けるが、特
に、着床誤差がO〜10m程度のとき、つまり、着床装
置12aの出力が特に小さな場合には、駆動系の静止摩
擦力に打ち勝つだけの制御信号を得るまでには、制御系
の時間遅れを伴うため、時間経過が大きなものとなる。
一方、電磁制動機の締め開始時限設定は、従来、乗かご
停止後3秒程度とした所定の時間で行なっているのが一
般的であるので、着床誤差が10m程度では、電機子5
が駆動する以前に電磁制動機が動作することになる。こ
のような現象をさけるためには、速度指令12aのゲイ
ンを大きくする手段がとられるが、この場合には駆動系
の慣性や電気的時定数により乗かと1が正規着床位置、
即ち、零レベルを行きすぎて停止するという不具合を生
じる。また、積分要素の積分時定数を短かくすると、第
4図の出力傾斜が大きくなるが、速度指令12aのゲイ
ンを大きくしたときに類似した乱調を生じる不具合があ
り、更に速度指令1 ]、 aを使う運転状態との速度
指令値の協調もとりにくい問題がある。
停止後3秒程度とした所定の時間で行なっているのが一
般的であるので、着床誤差が10m程度では、電機子5
が駆動する以前に電磁制動機が動作することになる。こ
のような現象をさけるためには、速度指令12aのゲイ
ンを大きくする手段がとられるが、この場合には駆動系
の慣性や電気的時定数により乗かと1が正規着床位置、
即ち、零レベルを行きすぎて停止するという不具合を生
じる。また、積分要素の積分時定数を短かくすると、第
4図の出力傾斜が大きくなるが、速度指令12aのゲイ
ンを大きくしたときに類似した乱調を生じる不具合があ
り、更に速度指令1 ]、 aを使う運転状態との速度
指令値の協調もとりにくい問題がある。
このように、速度増幅器16に積分要素を含む制御系で
、駆動系の静止摩擦力が大きなエレベータ−に対して精
密着床微速度運転を行なう場合、乗かご1が停止階のレ
ベルと一致しない状態で停止トすることになる。
、駆動系の静止摩擦力が大きなエレベータ−に対して精
密着床微速度運転を行なう場合、乗かご1が停止階のレ
ベルと一致しない状態で停止トすることになる。
本発明の目的は、電流帰還回路をもつ速度または位置制
御系において、はぼ一定位置に乗かごを着床させること
ができるエレベータ−の速度制御装置を提供するにある
。
御系において、はぼ一定位置に乗かごを着床させること
ができるエレベータ−の速度制御装置を提供するにある
。
本発明の特徴は、電動機によって駆動される乗かごの着
床時に、乗かごとそれの着床すべき階との相対位置に応
じて発せられる位置信号発生装置の出力を相対位置が所
定値より小さい範囲に対応して正規着床位置の直前から
出力零とし、さらに正規着床位置に近づくにしたがって
乗かごを制動する出力信号を持たせる手段を具備させた
点にある。
床時に、乗かごとそれの着床すべき階との相対位置に応
じて発せられる位置信号発生装置の出力を相対位置が所
定値より小さい範囲に対応して正規着床位置の直前から
出力零とし、さらに正規着床位置に近づくにしたがって
乗かごを制動する出力信号を持たせる手段を具備させた
点にある。
以下、本発明を第5図、第7図、第9図に示した実施例
および、第6図を用いて詳細に説明する。
および、第6図を用いて詳細に説明する。
本発明の装置の全体構成は第1図と同様であるが、本発
明では、従来の第2図に示した位置信号発生装置が、第
5図に示す実施例のように構成しである。第5図におい
て、120は交流電源、121.122は位置検出装置
で、乗かと1が各階の乗場の床に正しく着床したときに
誘導板13が正しく中間位置となるように乗かと1 (
第1図参照)に設置しである。123,124は整流器
、125.126,127,128は可変抵抗器、10
MUは上昇の精密着床速度運転中ONするリレーのメイ
ク接点、1.0MDは下降の精密着床速度運転中ONす
るリレーのメイク接点である。第5図では、上昇運転の
場合は可変抵抗器127榮接点LOMUで短絡し、下降
運転の場合は可変抵抗器128を10MDで短絡するこ
とにより、着床装置12の出力12a′が着床レベルの
数m手前で零となり、着床レベルでは上昇運転に対して
は下降指令、下降運転に対しては上昇指令という反転指
令が出るようにしである。このときの出力電圧−着床誤
差の関係は第6図に示すようになる。
明では、従来の第2図に示した位置信号発生装置が、第
5図に示す実施例のように構成しである。第5図におい
て、120は交流電源、121.122は位置検出装置
で、乗かと1が各階の乗場の床に正しく着床したときに
誘導板13が正しく中間位置となるように乗かと1 (
第1図参照)に設置しである。123,124は整流器
、125.126,127,128は可変抵抗器、10
MUは上昇の精密着床速度運転中ONするリレーのメイ
ク接点、1.0MDは下降の精密着床速度運転中ONす
るリレーのメイク接点である。第5図では、上昇運転の
場合は可変抵抗器127榮接点LOMUで短絡し、下降
運転の場合は可変抵抗器128を10MDで短絡するこ
とにより、着床装置12の出力12a′が着床レベルの
数m手前で零となり、着床レベルでは上昇運転に対して
は下降指令、下降運転に対しては上昇指令という反転指
令が出るようにしである。このときの出力電圧−着床誤
差の関係は第6図に示すようになる。
第6図において、V121 + Vz2zはそれぞれ位
置検出装置121,122の出力、12aそれらを合成
した出力で、12a’は可変抵抗器127゜128を設
けたことによる着床装置12の最終出力であり、これが
第1図の演算装置15に入力されることになる。
置検出装置121,122の出力、12aそれらを合成
した出力で、12a’は可変抵抗器127゜128を設
けたことによる着床装置12の最終出力であり、これが
第1図の演算装置15に入力されることになる。
このように、着床レベル手前数mで速度指令が零となり
、着床レベルで反転指令が出るようにすれば、着床装置
12のゲインを大きく設定しても。
、着床レベルで反転指令が出るようにすれば、着床装置
12のゲインを大きく設定しても。
上記した行き過ぎ動作をするような不具合を生じること
がなくなる。
がなくなる。
つまり、出力電圧が正の領域から着床誤差零となる方向
に乗かと1が動く場合、第6図のA点までは速度指令が
あるので、その値に応じて比較的速い精密着床微速度で
移動するが、A点で指令が零となるので、乗かと1が停
止するように制御系が働らく。この制御系に遅れがない
理想的な制御系であれば、(0−A)だけのレベル狂い
を残してエレベータ−は停止するが、制御系にはある程
度の電気的時定数による遅れが伴うため、実際にはA点
より行きすぎることになる。このとき、A点を行き過ぎ
た場合は反転の速度指令が出る為、電気的にも行き過ぎ
が抑制され乗かと1はA点よりわずかに行き過ぎたB点
位置で停止することになる。この場合、A−8間が1〜
10+m程度であればB点での反転指令は小さいため、
駆動系の静止摩擦力の大きなエレベータ−では電磁制動
機が動作前に乗かご1が反転動作を行なうことはない。
に乗かと1が動く場合、第6図のA点までは速度指令が
あるので、その値に応じて比較的速い精密着床微速度で
移動するが、A点で指令が零となるので、乗かと1が停
止するように制御系が働らく。この制御系に遅れがない
理想的な制御系であれば、(0−A)だけのレベル狂い
を残してエレベータ−は停止するが、制御系にはある程
度の電気的時定数による遅れが伴うため、実際にはA点
より行きすぎることになる。このとき、A点を行き過ぎ
た場合は反転の速度指令が出る為、電気的にも行き過ぎ
が抑制され乗かと1はA点よりわずかに行き過ぎたB点
位置で停止することになる。この場合、A−8間が1〜
10+m程度であればB点での反転指令は小さいため、
駆動系の静止摩擦力の大きなエレベータ−では電磁制動
機が動作前に乗かご1が反転動作を行なうことはない。
したがってA点の位置を適切に設定することにより、着
床誤差零の位置に乗かご1を停止することができ、着床
位置12のゲインを大きくした場合のレベルを行き過ぎ
て停止するような不具合は生しない。このときの可変抵
抗器127,128の設定は、精密微速度とのかね合い
で、比較的速い場合は大きく設定し、遅い場合は小さく
設定すればよい。
床誤差零の位置に乗かご1を停止することができ、着床
位置12のゲインを大きくした場合のレベルを行き過ぎ
て停止するような不具合は生しない。このときの可変抵
抗器127,128の設定は、精密微速度とのかね合い
で、比較的速い場合は大きく設定し、遅い場合は小さく
設定すればよい。
第7図は本発明の他の実施例を示す第5図に相当する回
路図である。第7図では、上昇運転用と下降運転用の2
組の着床装置を用い、それぞれの着床装置の誘導板中心
位置を着床レベルよりずらして設置することにより、着
床レベルで反転指令が出るようにしても効果は同一であ
る。このときの着床装置の出力特性は第8図となる。
路図である。第7図では、上昇運転用と下降運転用の2
組の着床装置を用い、それぞれの着床装置の誘導板中心
位置を着床レベルよりずらして設置することにより、着
床レベルで反転指令が出るようにしても効果は同一であ
る。このときの着床装置の出力特性は第8図となる。
第9図は本発明の、さらに、他の実施例を示すブロック
図である。第9図で、切換装置14までは、速度指令値
12aは、第3図に示すような指令値となっているが、
切換装置14に反転指令を相換装w19より与えるよう
にして1等価的に演算装置15への速度指令値12aが
第6図と同様の12a′となるようにしである。このよ
うにしても効果は変らない。なお1図中20は切換指令
装置である。
図である。第9図で、切換装置14までは、速度指令値
12aは、第3図に示すような指令値となっているが、
切換装置14に反転指令を相換装w19より与えるよう
にして1等価的に演算装置15への速度指令値12aが
第6図と同様の12a′となるようにしである。このよ
うにしても効果は変らない。なお1図中20は切換指令
装置である。
本発明によれば電流帰還回路をもつ速度または位置制御
系において、制御系の遅れに影響されずに、はぼ一定位
置に乗かごを停止させることができる。
系において、制御系の遅れに影響されずに、はぼ一定位
置に乗かごを停止させることができる。
第1図は従来の電流帰還付のエレベータ−の速度制御装
置のブロック図、第2図は第1図の位置発生装置の回路
図、第3図は第2図の着床装置の出力と着床誤差との関
係を示す線図、第4図は第1図の速度増幅器が比例積分
器である場合の動作説明図、第5図は本発明の速度制御
装置の一実施例の回路図、第6図は第5図の着床装置の
出力と着床誤差との関係を示す線図、第7図は本発明の
他の実施駐の回路図、第8図は第7図の場合の着床装置
の出力と着床誤差との関係を示す線図、第9図は本発明
のさらに他の実施例を示すブロック図である。 12・・・着床装置、13・・・誘導板、20・・・切
換指令装置、121,122・・・ポジチクター、12
7゜128・・・n(全抵抗器。
イス/八代理人 弁理士 小川勝馬 ゛・′・
/第2図 第4図 葉5日 第ご図
置のブロック図、第2図は第1図の位置発生装置の回路
図、第3図は第2図の着床装置の出力と着床誤差との関
係を示す線図、第4図は第1図の速度増幅器が比例積分
器である場合の動作説明図、第5図は本発明の速度制御
装置の一実施例の回路図、第6図は第5図の着床装置の
出力と着床誤差との関係を示す線図、第7図は本発明の
他の実施駐の回路図、第8図は第7図の場合の着床装置
の出力と着床誤差との関係を示す線図、第9図は本発明
のさらに他の実施例を示すブロック図である。 12・・・着床装置、13・・・誘導板、20・・・切
換指令装置、121,122・・・ポジチクター、12
7゜128・・・n(全抵抗器。
イス/八代理人 弁理士 小川勝馬 ゛・′・
/第2図 第4図 葉5日 第ご図
Claims (1)
- 1、電動機によつて駆動されるかごの着床時に、このか
ごとそれの着床すべき階との相対位置に応じて発せられ
る位置信号装置からの出力と前記かごの実速度信号との
差信号を速度増幅器に与え、この速度増幅器の出力と前
記電動機の電流信号との差信号により前記かごの速度を
制御するものにおいて、前記速度増幅器に入力する前記
位置信号発生装置の出力に前記相対位置が所定値より小
さい範囲に対応して、前記かごの速度を制御する出力信
号を持たせる手段を具備することを特徴とするエレベー
ターの速度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61239024A JPS6296278A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | エレベ−タ−の速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61239024A JPS6296278A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | エレベ−タ−の速度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6296278A true JPS6296278A (ja) | 1987-05-02 |
JPS6351948B2 JPS6351948B2 (ja) | 1988-10-17 |
Family
ID=17038748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61239024A Granted JPS6296278A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | エレベ−タ−の速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6296278A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01165343U (ja) * | 1988-05-10 | 1989-11-20 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5385033A (en) * | 1977-01-05 | 1978-07-27 | Toshiba Corp | Device for correcting elevator cage load pattern |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP61239024A patent/JPS6296278A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5385033A (en) * | 1977-01-05 | 1978-07-27 | Toshiba Corp | Device for correcting elevator cage load pattern |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6351948B2 (ja) | 1988-10-17 |
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