JPS6295745A - レンズアクチユエ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レーザー等の光を微小径のスポットに絞り、
光ディスク等に照射し、信号を高密度に記録再生を行う
装置において用いられる集光レンズのトラッキングアク
チュエータに関する。

〔発明の概要〕

本発明は、記録媒体上の情報トラックを正確に追跡する
ために、このトラックの直角方向にレンズを駆動するト
ラッキングアクチュエータにおいて、このレンズの駆動
手段に１対のバイモルフ型圧電素子を用いることにより
、部品点数が少なく構造が簡単で安定したトラッキング
動作が行えるようにしたものである。

〔従来の技術〕

一般に光学式記録再生装置においては、記録時または再
生時に光デイスク上に存在する情報トラックに光スポッ
トを正確に追従させるトラッキング制御のために、集光
レンズを情報トラックの直角方向に駆動するトラッキン
グアクチュエータを必要とする。従来、この種のアクチ
ュエータは集光レンズを含む可動部にコイルを設け、そ
のコイルを磁気回路中に配置してコイルに流れる駆動電
流と磁界との相互作用で駆動する電磁型が多く用いられ
ている。

また、集光レンズの駆動により圧電素子を用いたものが
、特開昭５８−２２２４４９にあり、これについて第５
図を用いて説明する。第５図において、１は光を微小ス
ポットに絞り光ディスクに照射する集光レンズ、２はレ
ンズホルダーである。

４がバイモルフ型圧電素子で、５が固定部である。

この圧電素子４の一端がレンズホルダー２に、もうｌ端
が固定部５にそれぞれ固着されている。圧電素子４に電
圧を印加していないときは、第５図ｔａ＋に示すように
圧電素子４は直線状で、集光レンズ１は中立位置にある
０次に電圧を印加すると、圧電素子４はある曲率で曲が
り、集光レンズ１は第５図（ｂｌに示すように左に移動
する。逆の極性の電圧を圧電素子４に印加すると、第５
図中）で示されたのとは反対の方向にレンズ１は移動す
る。そしてこの移動方向を前述の情報トラックの直角方
向に一敗させることにより、トラッキングを行っている
。

（発明が解決しようとする問題点及び目的〕しかし、電
磁力を用いる従来技術では、構造が複雑で、部品点数が
多くなるという欠点を有していた。また、圧電素子を用
いる従来技術では、第５回申）に示すように、圧電素子
４の先端が曲線運動し、それに従ってレンズ１も曲線運
動を行うため、レンズ１の光軸が傾き安定したトラッキ
ング動作が行えないという欠点がある。そこで本発明は
上記の欠点を解決するもので、その目的とするところは
、圧電素子が曲線運動を行っても、レンズの光軸が傾か
ずに直線運動を行うトラッキングアクチュエータを提供
することにある。

〔問題を解決するための手段〕

本発明のレンズアクチュエータ、・は、光学式記録媒体
に光線を照射し、情報を記録再生する光学式記録再生装
置において、集光レンズと、この集光レンズを支持する
レンズホルダーと、前述のレンズの中心を通る直線上に
あり、前述のレンズホルダー上でレンズの中心からの距
離が等しい２点に一端がそれぞれ接続された長さの等し
い１対のバイモルフ型圧電素子と、この圧電素子の残り
の端を固着する固定部から構成され、前述の１対の圧電
素子が前述の記録媒体上の情報トラックに平行であり、
前述のレンズホルダー上の２点の接続点を結ぶ直線が前
述の情報トラックに直角である配置を実現することによ
り、この情報トラックを追跡するために、情報トラック
の直角方向に集光レンズを駆動することを特徴とする。

（実施例） 以下、本発明を図示の実施例について説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す図である。第１図にお
いて、１は光を微小スポットに絞り光ディスク等に照射
する集光レンズ、２はこのレンズを支持するレンズホル
ダー、３はこのレンズホルダーと後述のバイモルフ型圧
電素子を接続する接続部材、４はバイモルフ型圧電素子
、５は固定部である。レンズホルダー２と圧電素子４の
接続部分の詳細図を第２図＋ａｌ　（ｂｌに示す、レン
ズホルダー２のっぽ部にはＡで示される回転支点が設け
られており、この支点をはさみ込みように接続部材３ａ
。

３ｂが配置されている。一方、この接続部材３の切り込
み部には圧電素子４が挿入され固着されている。このよ
うな構造を用いることにより、レンズホルダー２及び圧
電素子４は回転支点Ａの回りで回転することができる。

６ａ、６ｂは、圧電素子４に電圧を印加するための導線
である。

次にこのトラッキングアクチェエータの動作の様子を模
式的に、第３図ｆａｔ　（ｂｌを用いて説明する。

第３図において、１１はレンズホルダー、１２はバイモ
ルフ型圧電素子、１３は移動支点、１４は固定支点であ
る。第３図（ａｌは、圧電素子１２に電圧が印加されて
いないとき、すなわち中立状態を示す図である。この図
に示されているように、レンズホルダー１１の中心を原
点にとり、移動支点１３ａ、１３ｂを結ぶ線上にｙ軸を
、バイモルフ型圧電素子１２ａ、１２ｂと平行にＸ軸を
とる。

圧電素子Ｌ２ａ、１２ｂの長さは等しいので、このとき
の配置は原点対称になっている。この図において、Ｘ軸
が情報トラックの接線方向、ｙ軸が情報トラックの直角
方向に対応する。すなわち、トラッキング制御のときに
は、レンズホルダーＩＩはｙ軸方向に駆動されることに
なる。今、圧電素子１２に電圧を印加すると、第３図（
ｂ）に示すように圧電素子１２かたわみ、圧電素子１２
の先端にあたる移動支点１３はある曲線上を移動し、レ
ンズホルダー１１も同時に移動する。このとき、移動支
点１３ａ、１３ｂを結ぶ線はｙ軸に対して傾くが、その
中点、すなわちレンズホルダー１１の中心は常にｙ軸上
に存在したまま、レンズホルダー１１はｙ軸のマイナス
方向へ平行移動する。

また、圧電素子１２に逆の極性の電圧を印加すると、第
３図［ｂ）の鎖線で示す状態になり、レンズホルダー１
１はｙ軸のプラス方向へ平行移動する。

このようにして、レンズホルダー及びレンズをＸ軸方向
及びｚ軸方向（紙面垂直方向）へ移動させることなく、
ｙ軸方向へ平行移動することができる。

第４図に本発明の別の実施例を示す、第１図と同一のも
のには同じ番号を付しである。第４図において、７は弾
性を有する接着剤で、バイモルフ型圧電素子４とレンズ
ホルダー２を固着させる。

集光レンズ１の変位が少量である場合は、このようにし
ても十分である。

本発明において、集光レンズ１とレンズホルダー２を樹
脂等で一体形成することも可能であり、この場合、部品
点数が少なくなり、構造もさらに節略になる。また、バ
イモルフ型圧電素子４の上にさらに１枚の圧電素子を貼
り付け、これを圧力センサとして用いることにより、レ
ンズｌの位置を検出できるようにすることも可能である
。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、従来のＮＴＩＩ型の
アクチュエータに比べて構成部品が単純で、かつ、部品
点数が少ないため、低コストで高性能のアクチュエータ
を提供することができる。そして、従来の圧電素子を用
いたアクチュエータと違って、レンズの光軸が傾くこと
なく平行移動するので安定したトラッキング動作が行な
える。しかも、レンズの駆動に圧電素子を用いるため、
消費電力が少なくなるとういう効果も有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のレンズアクチュエータの一実施例を示
す平面図、第２図１８＋は本発明のレンズアクチュエー
タの接続部の平面図、第２図ｆｂ）は同断面図、第３図
は本発明の動作原理を示すもので、ｆａ１図は中立状態
の模式図、山）図は動作状態の模式図である。第４図は
本発明の別の実施例を示すレンズアクチュエータの平面
図、第５図（ａｌ、（ｂｌは従来のアクチェエータの断
面図である。 １・・・・・・・・・集光レンズ、２・・・・・・・・
・レンズホルダー。 ３・・・・・・・・・接続部材、４・・・・・・・・・
バイモルフ型圧電素子、５・・・・・・・・・固定部、
６・・・・・・・・・導線、７・・・・・・・・・接着
剤、１１・・・・・・・・・レンズホルダー、１２・・
・・・・・・・バイモルフ型圧電素子、１３・・・・・
・・・・移動支点、１４・・・・・・・・・固定点。 以　　上 トラッ千ングアフ九エーヌーの半面１ 葛　１　図 名２図に） イ朝９２　図　（ｂ） １−レ　３　図　（ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光学式記録媒体に光線を照射し、情報を記録再生する光
   学式記録再生装置において、集光レンズと、前記集光レ
   ンズを支持するレンズホルダーと、前記レンズの中心を
   通る直線上にあり、前記レンズホルダー上で前記中心か
   らの距離が等しい２点に一端がそれぞれ接続された長さ
   の等しい１対のバイモルフ型圧電素子と、前記圧電素子
   の残りの端を固着する固定部から構成され、前記１対の
   圧電素子が前記記録媒体上の情報トラックに平行であり
   、前記レンズホルダー上の２点の接続点を結ぶ直線が前
   記情報トラックに直角である配置を実現することにより
   、前記情報トラックを追跡するために、前記情報トラッ
   クの直角方向に前記集光レンズを駆動することを特徴と
   するレンズアクチュエータ。