JPS629505B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS629505B2 JPS629505B2 JP57132464A JP13246482A JPS629505B2 JP S629505 B2 JPS629505 B2 JP S629505B2 JP 57132464 A JP57132464 A JP 57132464A JP 13246482 A JP13246482 A JP 13246482A JP S629505 B2 JPS629505 B2 JP S629505B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- bobbin
- wire
- rewinding
- horizontal support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/04—Arrangements for removing completed take-up packages and or replacing by cores, formers, or empty receptacles at winding or depositing stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
- B65H67/044—Continuous winding apparatus for winding on two or more winding heads in succession
Landscapes
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電線巻取り装置の所要位置に前後方
向に所定の間隔をおいて対峙された1対のボビン
の一方のボビンに対する電線の巻取り完了後引続
き他方の空ボビンに電線を巻付けて該空ボビンへ
の巻取りを開始せしめるように構成した電線巻取
り装置の巻換え機構に関する。
向に所定の間隔をおいて対峙された1対のボビン
の一方のボビンに対する電線の巻取り完了後引続
き他方の空ボビンに電線を巻付けて該空ボビンへ
の巻取りを開始せしめるように構成した電線巻取
り装置の巻換え機構に関する。
従来の電線巻取り装置では、所定位置にセツト
したボビンに電線を所要量巻取つた後このボビン
を同位置で他の空ボビンと交換してこの空ボビン
への電線の巻換えを行なうか、あるいは水平旋回
板上に1対のボビンをセツトしておいて一方のボ
ビンに対する電線の巻取り完了後旋回板を反転さ
せて他方の空ボビンを同巻取り位置に持ち来たし
この位置で電線の巻換えを行なつていたが、いず
れにしても電線の巻換えは人手により行なわれて
いたため作業能率が悪かつた。
したボビンに電線を所要量巻取つた後このボビン
を同位置で他の空ボビンと交換してこの空ボビン
への電線の巻換えを行なうか、あるいは水平旋回
板上に1対のボビンをセツトしておいて一方のボ
ビンに対する電線の巻取り完了後旋回板を反転さ
せて他方の空ボビンを同巻取り位置に持ち来たし
この位置で電線の巻換えを行なつていたが、いず
れにしても電線の巻換えは人手により行なわれて
いたため作業能率が悪かつた。
本発明は巻取完了後のボビンから空のボビンへ
の電線の巻換えが人手によらず自動的に行なえる
巻換え機構を提供するもので、以下その一実施例
を図面に基いて説明する。
の電線の巻換えが人手によらず自動的に行なえる
巻換え機構を提供するもので、以下その一実施例
を図面に基いて説明する。
第1図において1は電線巻取り装置で、基台2
上に立設された支柱3の上端部に水平支持板4を
取着すると共に、支柱3内には、自動電線切断具
5を、水平支持板4中央部に開口する該支柱3上
端開口部6より出没自在に装備し、また水平支持
板4の前後両端部下面にそれぞれ独立して駆動す
るトルクモータ7,7を懸吊装備し且つその前後
両端部上面にはトルクモータ7,7にてそれぞれ
回転するボビン8A,8Bを脱着可能に装着して
いる。第2図に示すように、支柱3はその下端フ
ランジ部3aを基台2にボルト止めすることによ
り固定し、この支柱3の上端部に水平支持板4の
中央開口部4aを被嵌し且つ該開口部4a周縁部
を支柱3の上端フランジ部3bに支持した状態で
溶接等を施すことにより水平支持板4を支柱3上
端部に固定し、また各トルクモータ7の回転軸7
aは水平支持板4を貫通して上方に突出し、この
突出端部に円形のボビン載置板9の軸受部9aを
固定し、更にこの軸受部9a上部にコレツトチヤ
ツク10を取付け、このコレツトチヤツク10に
ボビン側下部軸孔11を嵌合することによりボビ
ン8A,8Bの各々をボビン載置板9に装着する
ようにしている。図中の12はコレツトチヤツク
10内に円錐端部を強制嵌入してボビン8A,8
Bの固定を行なうための棒状拡径具である。上記
各トルクモータ7の側方カバー7bには側部開口
13を開設し、この側部開口13の近傍に設置さ
れた送風機14からの風を該開口13よりカバー
7b内に送り込んで、トルクモータ7の冷却が行
なえるようにしている。尚、支柱3に内設された
自動電線切断具5は第2図に例示しているよう
に、鋏み型の切断刃5a,5aを装備した昇降板
5bを、支柱3内に固定させた電動シリンダ5c
により昇降自在にすると共に、該支柱3の上端開
口部6より突出する最上昇位置でスクリユー軸5
dによつて切断刃5a,5aを閉じ合わせること
によりその位置で切断作用を行なう構造となつて
いる。尚、支柱3には上記電線切断具5を装入し
又は取出せるようにするための開閉扉15を設け
ている(第1図参照)。
上に立設された支柱3の上端部に水平支持板4を
取着すると共に、支柱3内には、自動電線切断具
5を、水平支持板4中央部に開口する該支柱3上
端開口部6より出没自在に装備し、また水平支持
板4の前後両端部下面にそれぞれ独立して駆動す
るトルクモータ7,7を懸吊装備し且つその前後
両端部上面にはトルクモータ7,7にてそれぞれ
回転するボビン8A,8Bを脱着可能に装着して
いる。第2図に示すように、支柱3はその下端フ
ランジ部3aを基台2にボルト止めすることによ
り固定し、この支柱3の上端部に水平支持板4の
中央開口部4aを被嵌し且つ該開口部4a周縁部
を支柱3の上端フランジ部3bに支持した状態で
溶接等を施すことにより水平支持板4を支柱3上
端部に固定し、また各トルクモータ7の回転軸7
aは水平支持板4を貫通して上方に突出し、この
突出端部に円形のボビン載置板9の軸受部9aを
固定し、更にこの軸受部9a上部にコレツトチヤ
ツク10を取付け、このコレツトチヤツク10に
ボビン側下部軸孔11を嵌合することによりボビ
ン8A,8Bの各々をボビン載置板9に装着する
ようにしている。図中の12はコレツトチヤツク
10内に円錐端部を強制嵌入してボビン8A,8
Bの固定を行なうための棒状拡径具である。上記
各トルクモータ7の側方カバー7bには側部開口
13を開設し、この側部開口13の近傍に設置さ
れた送風機14からの風を該開口13よりカバー
7b内に送り込んで、トルクモータ7の冷却が行
なえるようにしている。尚、支柱3に内設された
自動電線切断具5は第2図に例示しているよう
に、鋏み型の切断刃5a,5aを装備した昇降板
5bを、支柱3内に固定させた電動シリンダ5c
により昇降自在にすると共に、該支柱3の上端開
口部6より突出する最上昇位置でスクリユー軸5
dによつて切断刃5a,5aを閉じ合わせること
によりその位置で切断作用を行なう構造となつて
いる。尚、支柱3には上記電線切断具5を装入し
又は取出せるようにするための開閉扉15を設け
ている(第1図参照)。
しかして、巻取るべき電線16は第1図に示す
ように、プーリー17A,17Bを介してそれぞ
れ約90゜方向転換して走行し、巻取り側にあるボ
ビン8Aに巻取られる。この時、プーリー17B
は、モータ18Aによるスクリユー軸18Bの回
転に伴つてガイド柱18Cに沿つて昇降する取付
部材18Dに枢支され、上下方向に所定速度で往
復動し、ボビン8Aに対して好適な電線16の巻
取り状態となるように機能する。
ように、プーリー17A,17Bを介してそれぞ
れ約90゜方向転換して走行し、巻取り側にあるボ
ビン8Aに巻取られる。この時、プーリー17B
は、モータ18Aによるスクリユー軸18Bの回
転に伴つてガイド柱18Cに沿つて昇降する取付
部材18Dに枢支され、上下方向に所定速度で往
復動し、ボビン8Aに対して好適な電線16の巻
取り状態となるように機能する。
一方、巻取り装置1は同一構成のものが第1図
に示す如く左右方向に定間隔で多数配列されてお
り、この配列部上方にこれら巻取り装置1,1…
………に共用する巻換え機構19が配設してあ
る。この巻換え機構19は、第1図に示すよう
に、モータ20Aにて回転駆動するスクリユー軸
20Bによりガイド軸20C,20Cに沿つて左
右方向(相対峙するボビン8A,8Bの配置方向
即ち前後方向に直交する方向を云う)に水平移動
する第1可動台21と、この第1可動台21から
スクリユー軸20B、ガイド軸20Cと直交する
方向即ち前後方向に延出されていてモータ22A
にて回転駆動されるスクリユー軸22Bによつて
該スクリユー軸と平行に延びたガイド軸22C,
22C沿いに水平移動する第2可動台23と、こ
の第2可動台23に懸吊装備され且つモータ24
Aにて回転駆動されるスクリユー軸24Bにより
ガイド軸24C,24Cに沿つて昇降する取付台
25と、この取付台25に固定したモータ26に
て水平面内で回転駆動される巻換えアーム27
と、更に前記自動電線切断具5とを含んで構成さ
れ、従つて上記取付台25は上下、前後及び左右
の三次元方向に移動可能であつて、この取付台2
5に装備された巻換えアーム27は、その回転軸
線を第1可動台21の移動によつて各巻取り装置
1のボビン8A,8Bの両回転軸線を含む垂直面
内に位置させることができると共に、該アーム2
7の回転軸線を第2可動台23の移動によつて該
垂直面に沿つて前後方向に移動させることがで
き、更に取付台25の下降位置においてモータ2
6によつて水平回動片27aの先端に懸吊枢着し
た垂直丸軸状の巻換え棒27bを前後に位置する
ボビン8A,8Bのそれぞれの周りで周回させる
ことができる構造となつている。尚、上記スクリ
ユー軸20B及びガイド軸20C,20Cは架構
28に支持されている。
に示す如く左右方向に定間隔で多数配列されてお
り、この配列部上方にこれら巻取り装置1,1…
………に共用する巻換え機構19が配設してあ
る。この巻換え機構19は、第1図に示すよう
に、モータ20Aにて回転駆動するスクリユー軸
20Bによりガイド軸20C,20Cに沿つて左
右方向(相対峙するボビン8A,8Bの配置方向
即ち前後方向に直交する方向を云う)に水平移動
する第1可動台21と、この第1可動台21から
スクリユー軸20B、ガイド軸20Cと直交する
方向即ち前後方向に延出されていてモータ22A
にて回転駆動されるスクリユー軸22Bによつて
該スクリユー軸と平行に延びたガイド軸22C,
22C沿いに水平移動する第2可動台23と、こ
の第2可動台23に懸吊装備され且つモータ24
Aにて回転駆動されるスクリユー軸24Bにより
ガイド軸24C,24Cに沿つて昇降する取付台
25と、この取付台25に固定したモータ26に
て水平面内で回転駆動される巻換えアーム27
と、更に前記自動電線切断具5とを含んで構成さ
れ、従つて上記取付台25は上下、前後及び左右
の三次元方向に移動可能であつて、この取付台2
5に装備された巻換えアーム27は、その回転軸
線を第1可動台21の移動によつて各巻取り装置
1のボビン8A,8Bの両回転軸線を含む垂直面
内に位置させることができると共に、該アーム2
7の回転軸線を第2可動台23の移動によつて該
垂直面に沿つて前後方向に移動させることがで
き、更に取付台25の下降位置においてモータ2
6によつて水平回動片27aの先端に懸吊枢着し
た垂直丸軸状の巻換え棒27bを前後に位置する
ボビン8A,8Bのそれぞれの周りで周回させる
ことができる構造となつている。尚、上記スクリ
ユー軸20B及びガイド軸20C,20Cは架構
28に支持されている。
上述のような構成を有する巻取り装置1ならび
に巻換え機構19において、巻取りが完了したボ
ビン8Aより空ボビン8Bへの電線16の巻換え
操作を第3図イ〜ト及び第4図イ〜トに従つて説
明する。尚、図中ボビン8A,8Bは反時計廻り
方向に回転されるものとする。
に巻換え機構19において、巻取りが完了したボ
ビン8Aより空ボビン8Bへの電線16の巻換え
操作を第3図イ〜ト及び第4図イ〜トに従つて説
明する。尚、図中ボビン8A,8Bは反時計廻り
方向に回転されるものとする。
ボビン8Aによる電線16の巻取り操作中は、
巻換えアーム27はボビン8A上方の上昇位置に
あり、また電線切断具5はその切断刃5aが水平
支持板4の上面より下方に位置する下降姿勢にあ
る。しかしてボビン8Aへの電線の巻取り量が所
定量に達して巻取りが完了する頃に、取付台25
を下降させて、第3図イ及び第4図イのように巻
換えアーム27を下降位置に降下すると共に巻換
え棒27bの先端部で電線16の延出部16aを
引掛け、この引掛け状態で巻換え棒27bを反時
計廻り方向に若干回転させて第3図ロ及び第4図
ロのように巻換えアーム27を第2可動台23の
移動に伴う取付台25の移動によりこの巻取り完
了ボビン8A側から他方の空ボビン8B側へ移動
させ、そして第3図ハ及び第4図ハのように巻換
えアーム27の回転軸線を空ボビン8Bの回転軸
線と一致させた状態でしかもプーリー17Bを若
干上昇位置させた状態において巻換え棒27bを
この空ボビン8Bの周りに反時計廻り方向に旋回
させ、且つこの旋回に伴つて取付台25を徐々に
上昇させることによつて第3図ニ及び第4図ニに
示すように電線部分16aを空ボビン8Bに二重
状態で数回巻付けて巻回部16bを形成する。続
いて巻換え棒27bを第4図ホの2点鎖線で示す
ように一旦下降させつつ旋回することにより重合
部を形成した後、巻換え棒27bを取付台25の
上昇により第4図ホの実線で示されるような上昇
位置まで引き上げて電線の引掛部分から抜き出さ
せ、次いで電線切断具5を上昇姿勢に駆動し、両
ボビン8A及び8B間に接続する電線部分16C
を第3図ホ及び第4図ホで示されるように切断刃
5a,5aにて切断する。この切断後にボビン8
Bを急速回転させてループ状遊端部16dと切断
遊端部16eとを含む巻回部16bを電線16で
巻き込み、このボビン8Bに対する電線16の巻
取りを開始する。しかして既に巻取りが完了して
いるボビン8Aは回転を停止させて他方のボビン
8Bの巻取り操作中に手動操作でもしくは適宜チ
ヤツク機構にて自動的に取外し、第3図ヘ及び第
4図ヘに示すように新たな空ボビン8A′を装着
する。上記ボビン8Bへの電線の巻取りが完了し
たら、それまで該ボビン8B上方に上昇させてい
た巻換えアーム27を再び下降させて第3図ヘ、
第4図ヘのように巻換え棒27bの先端部で電線
16の延出部16aを引掛け、この引掛け状態で
巻換え棒27bを反時計廻り方向に若干回転させ
て巻取り完了ボビン8Bの周りを半周程旋回した
後、巻換えアーム27を第第2可動台23の移動
に伴う取付台25の移動によりこのボビン8B側
から他方の空ボビン8A′側へ移動させ、そして
第3図ト及び第4図トのように巻換え棒27bを
この空ボビン8A′の周りに反時計廻り方向に旋
回させて、前述の巻換え操作と同様な操作を行な
わせるわけである。
巻換えアーム27はボビン8A上方の上昇位置に
あり、また電線切断具5はその切断刃5aが水平
支持板4の上面より下方に位置する下降姿勢にあ
る。しかしてボビン8Aへの電線の巻取り量が所
定量に達して巻取りが完了する頃に、取付台25
を下降させて、第3図イ及び第4図イのように巻
換えアーム27を下降位置に降下すると共に巻換
え棒27bの先端部で電線16の延出部16aを
引掛け、この引掛け状態で巻換え棒27bを反時
計廻り方向に若干回転させて第3図ロ及び第4図
ロのように巻換えアーム27を第2可動台23の
移動に伴う取付台25の移動によりこの巻取り完
了ボビン8A側から他方の空ボビン8B側へ移動
させ、そして第3図ハ及び第4図ハのように巻換
えアーム27の回転軸線を空ボビン8Bの回転軸
線と一致させた状態でしかもプーリー17Bを若
干上昇位置させた状態において巻換え棒27bを
この空ボビン8Bの周りに反時計廻り方向に旋回
させ、且つこの旋回に伴つて取付台25を徐々に
上昇させることによつて第3図ニ及び第4図ニに
示すように電線部分16aを空ボビン8Bに二重
状態で数回巻付けて巻回部16bを形成する。続
いて巻換え棒27bを第4図ホの2点鎖線で示す
ように一旦下降させつつ旋回することにより重合
部を形成した後、巻換え棒27bを取付台25の
上昇により第4図ホの実線で示されるような上昇
位置まで引き上げて電線の引掛部分から抜き出さ
せ、次いで電線切断具5を上昇姿勢に駆動し、両
ボビン8A及び8B間に接続する電線部分16C
を第3図ホ及び第4図ホで示されるように切断刃
5a,5aにて切断する。この切断後にボビン8
Bを急速回転させてループ状遊端部16dと切断
遊端部16eとを含む巻回部16bを電線16で
巻き込み、このボビン8Bに対する電線16の巻
取りを開始する。しかして既に巻取りが完了して
いるボビン8Aは回転を停止させて他方のボビン
8Bの巻取り操作中に手動操作でもしくは適宜チ
ヤツク機構にて自動的に取外し、第3図ヘ及び第
4図ヘに示すように新たな空ボビン8A′を装着
する。上記ボビン8Bへの電線の巻取りが完了し
たら、それまで該ボビン8B上方に上昇させてい
た巻換えアーム27を再び下降させて第3図ヘ、
第4図ヘのように巻換え棒27bの先端部で電線
16の延出部16aを引掛け、この引掛け状態で
巻換え棒27bを反時計廻り方向に若干回転させ
て巻取り完了ボビン8Bの周りを半周程旋回した
後、巻換えアーム27を第第2可動台23の移動
に伴う取付台25の移動によりこのボビン8B側
から他方の空ボビン8A′側へ移動させ、そして
第3図ト及び第4図トのように巻換え棒27bを
この空ボビン8A′の周りに反時計廻り方向に旋
回させて、前述の巻換え操作と同様な操作を行な
わせるわけである。
以上説明したように本発明の巻換え機構によれ
ば、ボビンを脱着自在に装着した水平支持板を固
定しており、巻換え時に、従来のように巻取り完
了ボビンと空ボビンとを移動させて入れ換える必
要がない。従つて、入れ換えのための原動機など
が一切不用である。また巻換えアームが取付けら
れている取付台が前後左右に移動自在であること
から、一つの巻換アームで多数のボビンの巻換え
をすることができる。従つて、構造がきわめて簡
単となり、設備費が安くなる。さらに巻換え時に
巻換えアームの垂直軸部を降下させ、その垂直部
をモータによりボビンの周りを旋回させるもので
あり、これによつて、垂直軸部に電線が引掛か
り、その引掛つた部分がボビンに数回巻回させら
れる。従つて電線のボビンに対する巻き付けは確
実であり、その巻き付けた電線がほどけることは
ない。
ば、ボビンを脱着自在に装着した水平支持板を固
定しており、巻換え時に、従来のように巻取り完
了ボビンと空ボビンとを移動させて入れ換える必
要がない。従つて、入れ換えのための原動機など
が一切不用である。また巻換えアームが取付けら
れている取付台が前後左右に移動自在であること
から、一つの巻換アームで多数のボビンの巻換え
をすることができる。従つて、構造がきわめて簡
単となり、設備費が安くなる。さらに巻換え時に
巻換えアームの垂直軸部を降下させ、その垂直部
をモータによりボビンの周りを旋回させるもので
あり、これによつて、垂直軸部に電線が引掛か
り、その引掛つた部分がボビンに数回巻回させら
れる。従つて電線のボビンに対する巻き付けは確
実であり、その巻き付けた電線がほどけることは
ない。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は電線
巻取り装置全体の配置構成を示す一部破断斜視
図、第2図は電線巻取り装置の垂直断面図、第3
図イ〜トは電線の巻換え操作をその手順に従つて
説明する概略平面図、第4図イ〜トは第3図イ〜
トのそれぞれの概略正面図である。 1……電線巻取り装置、3……支柱、4……水
平支持板、5……自動電線切断具、5a……切断
刃、7……トルクモータ、8A……巻取り完了ボ
ビン、8B……空ボビン、16……電線、16a
……延出部、16c……接続部、19……巻換え
機構、25……取付台、26……モータ、27…
…巻換えアーム、27a……巻換え棒(垂直軸
部)。
巻取り装置全体の配置構成を示す一部破断斜視
図、第2図は電線巻取り装置の垂直断面図、第3
図イ〜トは電線の巻換え操作をその手順に従つて
説明する概略平面図、第4図イ〜トは第3図イ〜
トのそれぞれの概略正面図である。 1……電線巻取り装置、3……支柱、4……水
平支持板、5……自動電線切断具、5a……切断
刃、7……トルクモータ、8A……巻取り完了ボ
ビン、8B……空ボビン、16……電線、16a
……延出部、16c……接続部、19……巻換え
機構、25……取付台、26……モータ、27…
…巻換えアーム、27a……巻換え棒(垂直軸
部)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電線巻取り装置の所要位置に、前後両端部上
面にボビンを脱着可能に装着した水平支持板を適
当間隔ごとに複数固定し、各水平支持板上の一方
のボビンに対する電線の巻取り完了後引続き他方
の空ボビンに電線を巻付けて巻取りを開始する巻
換え機構であつて、上記ボビンの上方位置におい
て水平支持板に沿う前後方向と、各水平支持板を
横断する左右方向と、上下方向に移動可能な取付
台を設けると共に、この取付台に、これに固定し
たモータによりその降下位置で各ボビンの周りを
旋回する垂直軸部を備えた巻換えアームを取付
け、巻取り完了ボビンの上方に位置させた巻換ア
ームの垂直軸部を該巻取り完了ボビンより延出す
る電線に引掛けこの引掛け状態で巻換えアームを
他方の空ボビン側に移動させてその垂直軸部を該
空ボビン周りに旋回させることにより該空ボビン
に電線を巻付けるようにし、更に上記両ボビン間
に接続される電線部分を切断する電線切断具を各
水平支持板の両ボビン間に配設してなる電線巻取
り装置の巻換え機構。 2 巻取時に水平支持板の上面より下方に位置し
て且つ巻換え時に該上面より上方へ突出して両ボ
ビン間に接続する電線部分を切断する切断刃を備
えた自動切断具を配備されてなる特許請求の範囲
第1項記載の電線巻取り装置の巻換え機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13246482A JPS5922861A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 電線巻取り装置の巻換え機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13246482A JPS5922861A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 電線巻取り装置の巻換え機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5922861A JPS5922861A (ja) | 1984-02-06 |
JPS629505B2 true JPS629505B2 (ja) | 1987-02-28 |
Family
ID=15081979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13246482A Granted JPS5922861A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 電線巻取り装置の巻換え機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922861A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0645536Y2 (ja) * | 1989-11-15 | 1994-11-24 | ナショナル住宅産業株式会社 | 屋根構造 |
DE102004058330A1 (de) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Schumag Ag | Spuler |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4718504U (ja) * | 1971-04-02 | 1972-11-01 | ||
JPS5221773U (ja) * | 1975-08-04 | 1977-02-16 | ||
JPS5333147U (ja) * | 1976-08-27 | 1978-03-23 |
-
1982
- 1982-07-28 JP JP13246482A patent/JPS5922861A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4718504U (ja) * | 1971-04-02 | 1972-11-01 | ||
JPS5221773U (ja) * | 1975-08-04 | 1977-02-16 | ||
JPS5333147U (ja) * | 1976-08-27 | 1978-03-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5922861A (ja) | 1984-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102194043B1 (ko) | 회전자동절단기 | |
JPS629505B2 (ja) | ||
JPS62218017A (ja) | 台形切断装置 | |
CN106940520A (zh) | 一种手表机芯上弦装置 | |
CN216836586U (zh) | 一种传输线收纳装置 | |
JPS629504B2 (ja) | ||
CN220985241U (zh) | 一种线缆加工分线机 | |
CN215733947U (zh) | 一种双头四工位立式绕线机 | |
CN219966032U (zh) | 一种拉拔铜丝缠绕装置 | |
CN212741957U (zh) | 一种带有防护功能的服装加工用操作台 | |
CN220485991U (zh) | 一种带夹线机构的剪线装置 | |
CN220867853U (zh) | 一种多股钢丝绳成卷装置 | |
US4230162A (en) | Wood working machine | |
CN212475600U (zh) | 一种可均匀收线的水利工程用收线装置 | |
CN212649318U (zh) | 一种带有清废功能的转子并线切线头机 | |
CN112164524B (zh) | 一种用于摇篮成缆机的自动上盘方法 | |
CN211578466U (zh) | 一种线束用缠胶带装置 | |
CN215328487U (zh) | 塑料拉丝机收卷装置 | |
CN219274666U (zh) | 一种钢材切割机 | |
CN219636648U (zh) | 一种绕线盘 | |
JP2728252B2 (ja) | 鋸 盤 | |
CN210817583U (zh) | 一种具有定位调节功能的钻孔机 | |
CN218603568U (zh) | 一种wapi可信无线局域网设备 | |
CN212705413U (zh) | 一种加工汽车前横梁质量块的刀具 | |
CN219067687U (zh) | 一种建筑机电安装专用电缆架设装置 |