JPS629460Y2 - - Google Patents

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JPS629460Y2
JPS629460Y2 JP1982033124U JP3312482U JPS629460Y2 JP S629460 Y2 JPS629460 Y2 JP S629460Y2 JP 1982033124 U JP1982033124 U JP 1982033124U JP 3312482 U JP3312482 U JP 3312482U JP S629460 Y2 JPS629460 Y2 JP S629460Y2
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JP
Japan
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room temperature
temperature
heating
cooling
control
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JP1982033124U
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JPS58135620U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は、空調機用温度制御装置の冷房運転制
御と暖房運転制御の切り換えを室温に応じて自動
的に行うことを目的としたものである。
第1図は従来の空調機用温度制御装置の一例を
示すブロツク回路図で、サーミスタ1により室温
を検出してこれを温度信号(電圧変化)に変換す
る室温検出部2と、可変抵抗器3により設定室温
を決める(基準電圧を設定する)室温設定部4
と、これらの温度信号(電圧変化)と設定室温信
号(基準電圧)とを比較、演算する制御部5と、
当該制御部5の演算出力により制御される出力部
6と、冷暖房の別に応じて出力を反転させる冷暖
房切換部7とこれらに電気を供給する電源部8と
から構成されている。そして、これらはあらかじ
め設定された室温TSと現在室温TRとの大小関係
に応じて空調機9を運転もしくは停止したりする
ように構成されている。
ところで、現在室温TRが例えば30℃で、設定
室温TSが例えば26℃の場合、冷暖切換部7が冷
房運転になつていると、現在室温TRが設定室温
Sより高いので、温度制御装置は現在温度を下
げるべく冷暖切換部7を介して空調機9に運転指
示を出す。ところが逆に暖房運転になつている
と、設定温度TSの26℃に対して、現在室温TR
十分高い30℃であるから、空調機9に運転停止指
示を出す。このように、空調機用温度制御装置の
冷暖切換部7は、空調機9の運転動作を全く逆転
させてしまうもので、極めて重要な回路である。
ところで、このような冷暖切換部7は、切換ス
イツチ10等により構成されており、人の操作で
必要に応じて切り換えられるのが通例である。そ
して、この切換スイツチ10は、間違つて操作さ
れると前述のごとく空調機9が正常な運転をしな
いということから一般には目にふれにくい所に設
けられているので、冷暖房シーズン毎の切り換え
時に、切り換えを忘れるという問題があつた。ま
た、人が多く出入りするところでは、日によつて
冷房と暖房の切り換えを行わなければならず極め
て面倒であるという問題があつた。
本考案は、これらの問題点を解決するもので、
従来切換スイツチ10の手動操作によつていた温
度制御装置の冷房制御と暖房制御の切り換えを、
室温に応じて自動的に行うべく構成した空調機用
温度制御装置を提供するものである。
本考案を第2図〜第5図で説明する。本考案で
は、第2図に示すように、従来の温度制御装置に
現在室温TRとあらかじめ設定したT1,T2,T3
(T1<T2<T3)の温度を比較する比較部11を追
加し、当該比較部11の出力によつて冷暖切換部
7の冷暖切換を自動的に行うべく構成したもので
ある。このような構成は、近年各分野で多用され
ているマイクロコンピユータを使用すれば極めて
簡単に実現できる。すなわち、前記制御部5と出
力部6と冷暖切換部7と比較部11をマイクロコ
ンピユータで構成し、その動作を第3図に示すよ
うなフローチヤートに従つてプログラム化すれば
よい。ではこの動作を第3図のフローチヤートと
第4図と第5図の室温変化図をもとに以下に説明
する。まず、電源ON直後の室温TRが第4図に示
すようにTR>T2の場合、この制御装置は第3図
のフローチヤートに示すように、冷房運転制御を
行う。すなわち、あらかじめ設定した設定室温T
Sを基準に空調機9をON、OFFし、室温を設定
室温TSに保つ。この状態で、冷房運転制御から
暖房運転制御に切り換わるには、第3図、第4図
からわかるように、室温TRがT1まで低下しなけ
ればならない。しかし一般にはこのようなことは
あり得ないので冷房運転を続ける。次に、電源
ON直後の室温TRが第5図に示すようにTR<T2
の場合は、第3図のフローチヤートに示すように
暖房運転制御を行う。すなわち、あらかじめ設定
した設定室温TSを基準に空調機9をON,OFF
し室温を設定室温TSに保つ。この状態で、暖房
運転制御から冷房運転制御に切り換わるには第3
図、第5図からわかるように室温TRがT3まで上
昇しなければならない。しかし一般にはこのよう
なことはあり得ないので暖房運転を続ける。
以上の説明から容易に理解されるごとく、本考
案では従来の温度調節装置に追加して、現在室温
Rとあらかじめ設定したT1,T2,T3(T1<T2
<T3)の温度と比較する比較部11を設け、当該
比較部11の比較出力によつて冷暖切換部7を駆
動し自動的に冷暖房運転の制御を切り換えるべく
構成したものであり、電源ON時の冷暖房制御の
判別は温度T2で、その後の制御の反転は(T1
T2)degの温度ヒステリシスによるため、実用上
問題となるひんぱんな制御の反転がなく、冷房、
暖房シーズン毎の冷暖房運転切換等が不要で実用
的価値は大なるものである。なお、本考案者の実
験結果によれば、T1=22℃,T2=25℃,T3=28
℃位に設定するとよい結果が得られている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の空調機用温度制御装置のブロ
ツク回路図。第2図は、本考案に係る空調機用温
度制御装置のブロツク回路図。第3図は本考案に
係る空調機用温度制御装置の動作フローチヤー
ト。第4図、第5図は本考案に係る空調機用温度
制御装置を使用した場合の室温変化図で、第4図
は冷房運転時を示し、第5図は暖房運転時を示す
ものである。 1はサーミスタ、2は室温検出部、3は可変抵
抗器、4は室温設定部、5は制御部、6は出力
部、7は冷暖切換部、8は電源部、9は空調機、
10は切換スイツチ、11は比較部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サーミスタ1により室温TRを検出してこれを
    温度信号に変換する室温検出部2と、可変抵抗器
    3により設定室温TSを決める室温設定部4と、
    これらの温度信号と設定室温信号とを比較、演算
    する制御部5と、当該制御部5の演算出力により
    制御される出力部6と、冷暖房の別に応じて出力
    を反転させる冷暖切換部7と、これらに電気を供
    給する電源部8とからなる空調機用の温度制御装
    置において、現在室温TRとあらかじめ設定した
    T1,T2,T3(T1<T2<T3)の温度とを比較する
    比較部11の比較出力により、電源投入時はTR
    ≧T2(又はTR>T2)で冷房運転制御となし、ま
    た、TR<T1(又はTR≦T1)で暖房運転制御とな
    し、その後は、室温TRがあらかじめ設定した温
    度T1より低くなつた場合、すなわちTR≦T1で冷
    房運転制御から暖房運転制御に、逆に室温TR
    あらかじめ設定した温度T3より高くなつた場
    合、すなわちTR≧T3で暖房運転制御から冷房運
    転制御になるように空調機9に接続した冷暖切換
    部7を制御すべく構成した空調機用温度制御装
    置。
JP3312482U 1982-03-08 1982-03-08 空調機用温度制御装置 Granted JPS58135620U (ja)

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JP3312482U JPS58135620U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 空調機用温度制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS58135620U JPS58135620U (ja) 1983-09-12
JPS629460Y2 true JPS629460Y2 (ja) 1987-03-05

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ID=30044688

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54154147A (en) * 1978-05-23 1979-12-05 Sanyo Electric Co Ltd Automatic operation control system for heat pump type air conditioner

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54154147A (en) * 1978-05-23 1979-12-05 Sanyo Electric Co Ltd Automatic operation control system for heat pump type air conditioner

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JPS58135620U (ja) 1983-09-12

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