JPS6294458A - ワイパ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は回転軸を回動させる駆動モータによって振り
子運動を行い、そのスライド上にワイパーアーム／ブレ
ード装置が取り付けられているスライドを有する案内部
材を備え、さらに前記案内部材が振υ子運動をする時前
記スライドを半径方向で前後に動かし、それによってワ
イパーアームおよびブレード装置をも動かす手段を具備
しているワイパー装置に関する。

［従来技術及びその問題点］ 上記のようなワイ・９−装置は西ドイツ国特許第２２１
５３０７号明細書に記載されている。この装置ては、ス
ライドを案内部材内で半径方向に前後に動かす手段とし
てクランク駆動装置が具備されている。スライドのスト
ロークの調節機能を大きくしたい場合は、ストロークの
調節は実質的にクランク駆動装置のクランクの長さに依
存しているため、比較的大きな案内部材が必要である。

西ドイツ国特許第２４１７１２８号明細書に記載された
ワイパー装置では、案内部材の全体の大きさを小さくし
た壕まで調節ストロークを大きくするため、スライドを
半径方向で前後に動かすのにラック駆動装置が備えられ
ている。従って始めに述べた装置に比較して、伝導装置
の取り付けの際案内部材が実際には小さくなる。

しかし上記の装置も、特に非常に大きな調節ストローク
が必要な場合は問題解決にはならない。

従って本発明は、始めに述べたワイパー装置において案
内部材の全体の大きさ及び重量が最小限に減少され、尚
かつ大きな調節ストロークが得られるようにすることを
目的としている。

［問題点を解決するための手段］ 上記問題点は、スライドを半径方向に移動させる手段が
スクリーーギアを備えているワイパー装置によって解決
される。

従って本発明は、スライドの調節方向に対して交差する
面の案内部材の全体の大きさが、クランクはもはや必要
ではなくハウジングの側面の膨らみも必要でないため、
スクリューギアのみの寸法によって決まるという考えに
基づいている。特にこのような構成では、スライドの移
動方向に対して交差する案内部材全体の大きさが望まし
い調節ストロークとは無関係であるという考えに基づい
ている。

不必要な摩擦損失を無くし効率を良くするため、スクリ
ーーギアは軸の平行でない一組みのギアであることが望
ましい。この場合ローラあるいはポール形状のローラ体
が、ねじ付スピンドルとねじ付スリーブとの間に備えら
れている。

原則的にはスクリーーギアの構成は、ねじ付スリーブあ
るいはねじ付ナツトが回転し、ねじ付スリーブ内に案内
されたねじ付スピンドルがスライドとして作用し、軸方
向の前後に移動されるように選択することができる。し
かしこの場合はねじ付スピンドルの出口がねじ切りされ
る時、ねじ付スピンドルの出口をハウジングから閉成す
る問題が生じる。

このため案内部材内でねじ付ス♂ンドルが回転可能な状
態で取り付けられているが、スライドは回動し力いよす
な状態で案内部材内で案内されるようにねじ付スリーブ
として形成されている。そしてねじ付スリーブの表面は
実質的に滑らかであるため、ねじ付スリーブの出口は容
易に障害なく閉成される。

［実施例］ ここで添付図面を参照し本発明の実施例をさらに詳細に
説明する。第１図では案内部材が参照番号１０で示され
ている。この案内部材１０は接続部材である支柱１２を
備えたダイカストペース１１及びペースプレート１３と
、支柱１２に取り付けられた金属バイア’１４から成る
。中空駆動シャフト１６の７ランジは幾つかのねじ１５
によってペースプレート１３にねじ止めされている。こ
の駆動シャフト１６はモータ（図示されていない）によ
って適当な歯車伝達機構を介して振り子運動される。従
って案内ハウジング全体は軸Ａに関して振り子運動をす
る。

支柱１２の駆動側にはスナップリング２０が取や付けら
れ、このスナップリング２０は支柱１２に押圧されるが
一ルベアリング２１の軸方向の停止面として作用してい
る。支柱１２の反対側ではば一ルペアリンダ２１はやは
シ支柱１２に押込まれている金属ノ４’イグ１４の前面
によって固定されている。

ゴールベアリング２１内にはねじ付スピンドル３０が片
面に回転可能な状態で案内され、溝として形成されたね
じ部３２は反対側の端面３１で終端している。ねじ付ス
ピンドル３０の駆動部に向かい合う端部にはベベル歯車
３３が回動しないような状態で添え木によって取り付け
られている。

このベベル歯車３３とねじ付スピンドル３０の支柱によ
って、ねじ付スぎンドル３０は軸方向に移動可能な状態
で案内部材１０に回転可能に取シ付けられている。ねじ
付スピンドル３０を、貫通孔４１を備えたねじ付スリー
ブ４０が滑るように覆っている。このねじ付スリーブ４
０も又ねじ部４２を備える。ねじ付スピンド、ｎ／３０
のねじ部３２とねじ付スリーブ４０のねじ部４２にはロ
ーラ体、この場合ゾール４３が挿入されている。ねじ付
スリーブ４０にはその外表面部分の周囲に均一な間隔で
形成された４個の縦溝４５があシ、この溝４５は案内部
材壁、この場合金属バイア１４の縦溝４６に対応してい
る。そしてゾール４７が２つの縦溝４５と４６に係合し
ており、ねじ付スリーブ４０と金属パイｆ１４あるいは
案内部材１０は回動しない構成になっている。

従ってこの実施例ではねじ付スピンドル４０がスライド
の機能を果たしておシ、案内部材１０が振υ子運動をす
る時矢印Ｐの方向に半径方向に前後に移動する。ねじ付
スリーブ４０の自由端部には、ワイパや−アームおよび
ブレード装置のワイノ母−アーム（詳細には図示されて
いない）を固定させるための手段４７が設けらｎている
。

中空駆動シャフト１６内にはシャフト５０が回転可能な
状態で設けられ、このシャフト５０にはベベル歯車５１
が取り付けられ、ベベル歯車５１はねシ付スピンドル３
０に設けられたベベル歯車３３とかみ合っている。その
ためシャフト５０が回転するとねじ付スピンドル３０も
直に回転する。

そして回動しないような状態で案内部材１０に案内され
たねじ付スピンドル３０は矢印Ｐの方向に移動する。こ
のような構成では風防用窓のワイパーの効果的な長さが
拡大され、一定の部材、特に風防用窓の隅はよシ良く清
浄される。

以下第１図ガいし第３図に示された風防用窓のワイパー
装置について説明する。

本発明ではスライド（ねじ付スリーブ４０）の半径方向
の移動手段として、スクリーーギア（ねじ付スピンドル
３０とねじ付スリー１４０）が用いられている。従って
ねじ付スピンドル３０は案内部材１０内に回転可能に設
置され、一方案内部材１０に回動しないように案内され
たねじ付スリーブ４０はスライドとして作用している。

摩擦を小さくするため、ねじ付スｆンドル３０とねじ付
スリーブ４０の間及びねじ付スリー１４０と案内部材１
０の間にはローラ体が設けられている。

特に第２図から示されているように、案内領域全体に渡
って案内部材１００幅Ｂは実質的にねじが大きくなって
いる。しかしペース１１の区域であるこの領域は清浄さ
れるべき窓の領域には旋回しないため、障害とはならな
い。その上図に明示されているように、一組みのベベル
歯車３３と５１の幅は金属ノ臂イグ１４の幅あるいは半
径よシ大きくはないため、機能的にはこの領域の幅を大
きくする必要もない。従ってペース１１は実際にもっと
小さく構成することもできる。

最後にこのワイパー装置の付随的な利点を生じる構成を
幾つか述べる。シーリング部材６０はそれ自体知ら扛た
方法で案内部材１０の前側開口部を閉成している。ねじ
部３２はねじ付スピンドル３０の前端面３１で終端して
いるが、これは製造を簡単にする利点となっている。さ
らにポール４３がそこからねじ山３２に挿入される。し
かしこのような構成ではカバーディスク６１が案内部材
１０の前面に固定され、ねじ部３２を閉成している。

ねじ付スリーブ４０には孔４１が貫通しているため、ね
じ部３２は製造に際して簡単にこの孔４１に加工するこ
ともできる。この孔４１は勿論、風防用窓のワイパー装
置の効率が環、境の影響によって低下しないように、シ
ーリング部材によって閉成されなければならない。この
シーリング部材はワイｉ！−アーム（詳細には図示され
ていない）の固定部材の一部となっていても、よい。

原理的にはペース１１及び金属／？イブ１４は単一部材
として形成することができるが、ゾール４７が長時間の
使用の後も滑らかに作用するようにするためにこれらの
部材には比較的堅い材料を用いる必要があるため、２つ
の構成部材から成ることが望ましい。キャップ６５はペ
ース１１あるいはペース１３の駆動部側に滑り込んでい
るため、伝達部材に液体が浸透することはない。

ワイパー装置全体は、全体の大きさが小さいにもかかわ
らずスライドの調節ストロークが大きくできるように構
成されている。具体的にはねじのピッチはＩＱＩｌｌで
あり、ねじ付スピンドル３０の回転数が受容できる範囲
でありながら、７（１＋＊以上のストロークが可能であ
る。

最後に駆動シャフト１６とこの中に設けられたシャフト
５０は単一のモータによって適切な伝達機構を介して共
に駆動され、伝達機構を必要な動作に応じて構成するこ
とによって、案内部材が振り子型の動きを行うとき、ス
リーブは数回出入運動をするようにされる。勿論シャフ
ト５０用に別の駆動モータを設けても良いが、これはか
なり製造コストを上げることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図はワイ・や−装置の案内部材の長手方向の断面図
である。第２図は第１図に示された案内部材の線■−■
に沿った断面図である。第３図は第１図に示された案内
部材の線１−Ｍ１に沿った断面図である。 ５・・・スクリューギア、１０・・・案内部材、１２・
・・支柱、１４・・・金属パイプ、１６・・・駆動シャ
フト、２１・・・ゾールベアリング、３０・・・ねじ付
スぎンドル、３３．５１・・・ベベル歯車、４０・・・
ねじ付スリーブ、５０・・・シャフト。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転軸を回動させる駆動モータによって振り子運
   動を行い、ワイパーアームおよびブレード装置が取り付
   けられているスライドを有する案内部材を備え、さらに
   前記案内部材が振り子運動をする時前記スライドを半径
   方向で前後に動かし、それによってワイパーアームおよ
   びブレード装置を動かす手段を具備しているワイパー装
   置において、スライドを半径方向に移動させる手段がス
   クリューギアを備えていることを特徴とする風防用窓の
   ワイパー装置。
2. （２）前記スクリューギアが平行でない軸を伴う一組の
   ギアである特許請求の範囲第１項に記載のワイパー装置
   。
3. （３）前記案内部材内にねじ付スピンドルが回転可能な
   状態で取り付けられており、スライドは回動しないよう
   に案内部材に案内されたねじ付スリーブとして形成され
   ている特許請求の範囲第１項あるいは第２項に記載のワ
   イパー装置。
4. （４）少なくとも１つの長手方向の溝がそれぞれねじ付
   スリーブの外表面及び案内部材のそれに隣接するハウジ
   ング壁に加工され、両方の長手方向の溝に係合するロー
   ラ体が、ねじ付スリーブが回動することを阻止している
   特許請求の範囲第３項に記載のワイパー装置。
5. （５）複数の長手方向の溝が、ねじ付スリーブ及び案内
   部材のそれと隣接するハウジング壁に均一な間隔で形成
   されている特許請求の範囲第４項に記載のワイパー装置
   。
6. （６）ねじ付スピンドルが、ベース部材に取り付けられ
   たボールベアリングに片一方側で案内されている特許請
   求の範囲第１項ないし第５項の内いずれか１項記載のワ
   イパー装置。
7. （７）ボールベアリングが、ねじ付スピンドルの軸方向
   にはベース部材内のスナップリングによって、又反対側
   では接続部材が押込まれたパイプによって固定されてい
   る特許請求の範囲第６項記載のワイパー装置。
8. （８）ねじ付スリーブには孔が貫通しており、この孔は
   ワイパーアームおよびブレード装置側のロッキング部材
   によって閉成されている特許請求の範囲第１項ないし第
   ７項の内いずれか１項記載のワイパー装置。
9. （９）ねじ付スピンドルのねじ部が前端面で終端し、カ
   バーディスクがこの前端面に取り付けられている特許請
   求の範囲第１項ないし第８項の内いずれか１項記載のワ
   イパー装置。
10. （１０）案内部材が中空シャフトとして形成されている
    駆動シャフトと結合し、この駆動シャフト内では、一組
    のベベル歯車によってねじ付スピンドルと結合している
    シャフトが回転可能な状態で取り付けられている特許請
    求の範囲第１項ないし第９項の内いずれか１項記載のワ
    イパー装置。