JPS6293215A - 養毛料 - Google Patents
養毛料Info
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- JPS6293215A JPS6293215A JP23292685A JP23292685A JPS6293215A JP S6293215 A JPS6293215 A JP S6293215A JP 23292685 A JP23292685 A JP 23292685A JP 23292685 A JP23292685 A JP 23292685A JP S6293215 A JPS6293215 A JP S6293215A
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- hair tonic
- hair
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- acid
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q7/00—Preparations for affecting hair growth
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/63—Steroids; Derivatives thereof
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/74—Biological properties of particular ingredients
- A61K2800/75—Anti-irritant
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/74—Biological properties of particular ingredients
- A61K2800/78—Enzyme modulators, e.g. Enzyme agonists
- A61K2800/782—Enzyme inhibitors; Enzyme antagonists
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はオレアノール酸、ウルソール酸もしくはこれら
の塩類又は誘導体のうち少なくとも一種または二種以上
を含有することを特徴とする養毛材に関する。
の塩類又は誘導体のうち少なくとも一種または二種以上
を含有することを特徴とする養毛材に関する。
[従来の技術]
従来より、各種薬効剤を配合した養毛材か知られている
。例えば、ビタミンBなどのビタミン類、メチオニンな
どのアミノ酸類、アセチルコリン誘導体などの血管拡張
剤、紫根エキスなどの抗炎症剤、エストラジオールなど
の女性ホルモン剤、セファランチンなどの皮膚機能亢進
剤などが配合され、脱毛症の予防及び治療に用いられて
いる。
。例えば、ビタミンBなどのビタミン類、メチオニンな
どのアミノ酸類、アセチルコリン誘導体などの血管拡張
剤、紫根エキスなどの抗炎症剤、エストラジオールなど
の女性ホルモン剤、セファランチンなどの皮膚機能亢進
剤などが配合され、脱毛症の予防及び治療に用いられて
いる。
しかしながら、従来の養毛材はフケ、カユミ、抜毛など
の予防及び改善に有効で、発毛やH毛を促進するとされ
ているが、いまだ満足すべき効果を発揮するものは得ら
れていない。
の予防及び改善に有効で、発毛やH毛を促進するとされ
ているが、いまだ満足すべき効果を発揮するものは得ら
れていない。
一方、男性型の禿頭や脂罰などの生理学上の徴候は、男
性ホルモンの過剰蓄積に基づく男性ホルモン刺激の増大
によると言われているが、最近、毛根、皮脂腺などの器
官におけるこの男性ホルモン活性の本体は、これら標的
器官においてテストステロン(男性ホルモン)がテスト
ステロン−5α−レダクターゼという名の酵素(以下、
レダクターゼと略す。)によって還元された5α−ジヒ
ドロテストステロン(以下、5α−D HTと略す。)
であることが周知となってきている。即ち、畢丸や副腎
で作られたテストステロンは血流に乗って皮脂腺に行き
、皮脂腺細胞の中にあるレダクターゼによって、より強
力な男性ホルモンである5α−DHTに変換される。こ
の5α−D83Tは細胞内の受容体と結合し、核に働い
て皮脂腺細胞の増殖を促す一方、それ自体が皮脂腺細胞
外に出て血流に乗り、毛母の細胞に働き毛球部の毛母細
胞の分裂を抑制し、毛の成長を妨げ、抜毛、脱毛を促進
するものとされている。
性ホルモンの過剰蓄積に基づく男性ホルモン刺激の増大
によると言われているが、最近、毛根、皮脂腺などの器
官におけるこの男性ホルモン活性の本体は、これら標的
器官においてテストステロン(男性ホルモン)がテスト
ステロン−5α−レダクターゼという名の酵素(以下、
レダクターゼと略す。)によって還元された5α−ジヒ
ドロテストステロン(以下、5α−D HTと略す。)
であることが周知となってきている。即ち、畢丸や副腎
で作られたテストステロンは血流に乗って皮脂腺に行き
、皮脂腺細胞の中にあるレダクターゼによって、より強
力な男性ホルモンである5α−DHTに変換される。こ
の5α−D83Tは細胞内の受容体と結合し、核に働い
て皮脂腺細胞の増殖を促す一方、それ自体が皮脂腺細胞
外に出て血流に乗り、毛母の細胞に働き毛球部の毛母細
胞の分裂を抑制し、毛の成長を妨げ、抜毛、脱毛を促進
するものとされている。
この様な抜毛、脱毛などの発生機作を基礎にして考えた
場合、レダクターゼ活性の阻害は養毛科が有すべき重要
な属性であり、かつ、養毛組成物の効果を科学的に評価
する場合の一つの指標となるものである。
場合、レダクターゼ活性の阻害は養毛科が有すべき重要
な属性であり、かつ、養毛組成物の効果を科学的に評価
する場合の一つの指標となるものである。
従って、男性型の禿や脱毛などの徴候は、レダクターゼ
の活性を阻害することにより、低減または防止すること
かで伊ると考えられ、この観点に基づいてこれまでにい
くつかの物質が見い出されている。しかしながら、これ
らの物質はレダクターゼ活性の阻害率は大きくても好ま
しくない副作用があったり、強い皮膚刺激性が認められ
るという欠点があった。
の活性を阻害することにより、低減または防止すること
かで伊ると考えられ、この観点に基づいてこれまでにい
くつかの物質が見い出されている。しかしながら、これ
らの物質はレダクターゼ活性の阻害率は大きくても好ま
しくない副作用があったり、強い皮膚刺激性が認められ
るという欠点があった。
[発明が解決しようとする問題点J
本発明者らは、上記の通り、脱毛などの原因が全身的な
作用によるものではなく、局所的な男性ホルモンの活性
化によることに注目して、レダクターゼの活性を阻害し
、かつ、局所的に有効で全身的には副作用がなく、皮膚
刺激性の少ない養毛科を得るべく鋭意研究を重ねた結果
、オレアノール酸、ウルソール酸もしくはこれらの塩類
又は誘導体がこの課題を解決しうろことを見い出し、本
発明を完成するに至った。
作用によるものではなく、局所的な男性ホルモンの活性
化によることに注目して、レダクターゼの活性を阻害し
、かつ、局所的に有効で全身的には副作用がなく、皮膚
刺激性の少ない養毛科を得るべく鋭意研究を重ねた結果
、オレアノール酸、ウルソール酸もしくはこれらの塩類
又は誘導体がこの課題を解決しうろことを見い出し、本
発明を完成するに至った。
[問題点を解決するための手段]
即ち、本発明はオレアノール酸、ウルソール酸もしくは
これらの塩類又は誘導体のうち少なくとも一種または二
種以上を含有することを特徴とする養毛料である。
これらの塩類又は誘導体のうち少なくとも一種または二
種以上を含有することを特徴とする養毛料である。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明に用いられるオレアノール酸、ウルソール酸もし
くはこれらの誘導体は下記一般式(1)で示される。
くはこれらの誘導体は下記一般式(1)で示される。
(式中、Rsは水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属
、NH3、炭素数1〜6の低級アルキルアミン、炭素数
2〜6のアルカノールアミン、塩基性アミノ酸の塩、又
は炭素数1〜20の直鎖又は分枝アルキル基を表わし、
R2は水素又は炭素数2〜20の直鎖又は分枝アシル基
を表わし、R3、R4は水素又はメチル基で、R3が水
素の時R4はメチル基を、R3がメチル基の時R4は水
素をそれぞれ表わす。) 上記一般式中、例えば、アルカリ金属としてナトリウム
、カリウム、アルカリ土類金属としてカルシウム、マグ
ネシウム、亜鉛、炭素数1〜6の低級アルキルアミンと
してメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン
、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、
プロピルアミン、ブチルアミン、ペンチルアミン、ヘキ
シルアミン、炭素a2〜6のアルカノールアミンとして
、エタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、プロパツールアミン、ジブロバノールアミ
ン、イソプロパツールアミン、ジイソプロパツールアミ
ン、2−アミノ−2−メチル−1゜3−プロパンジオー
ル、塩基性アミノ酸として、リジン、アルギニン、ヒス
チジン、トリプトファン、炭素数1〜20の直鎖又は分
枝アルキル基として、メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、イソブチル、L−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘ
プチル、オクチル、2−エチルヘキシル、デシル、ラウ
リル、ミリスチル、パルミチル、2−へキシルデシル、
ステアリル、オレイル、2−オクチルデシル、2−オク
チルドデシル、炭素数2〜20の直鎖又は分枝アシル基
として、アセチル、プロパノイル、ブタノイル、ペンタ
ノイル、ヘキサノイル、オクタノイル、2−エチルヘキ
サノイル、デカノイル、ラウロイル、ミリストイル、バ
ルミトイル、2−へキシルデカノイル、ステアロイル、
オクタノイル、2−オクチルテ゛カッイル、2−オクチ
ルトチ゛カッイル等であり、好ましくは、R1が水素又
はメチル基、エチル基でR2が水素又は炭素数8〜18
のアシル基を有する化合物である。
、NH3、炭素数1〜6の低級アルキルアミン、炭素数
2〜6のアルカノールアミン、塩基性アミノ酸の塩、又
は炭素数1〜20の直鎖又は分枝アルキル基を表わし、
R2は水素又は炭素数2〜20の直鎖又は分枝アシル基
を表わし、R3、R4は水素又はメチル基で、R3が水
素の時R4はメチル基を、R3がメチル基の時R4は水
素をそれぞれ表わす。) 上記一般式中、例えば、アルカリ金属としてナトリウム
、カリウム、アルカリ土類金属としてカルシウム、マグ
ネシウム、亜鉛、炭素数1〜6の低級アルキルアミンと
してメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン
、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、
プロピルアミン、ブチルアミン、ペンチルアミン、ヘキ
シルアミン、炭素a2〜6のアルカノールアミンとして
、エタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、プロパツールアミン、ジブロバノールアミ
ン、イソプロパツールアミン、ジイソプロパツールアミ
ン、2−アミノ−2−メチル−1゜3−プロパンジオー
ル、塩基性アミノ酸として、リジン、アルギニン、ヒス
チジン、トリプトファン、炭素数1〜20の直鎖又は分
枝アルキル基として、メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、イソブチル、L−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘ
プチル、オクチル、2−エチルヘキシル、デシル、ラウ
リル、ミリスチル、パルミチル、2−へキシルデシル、
ステアリル、オレイル、2−オクチルデシル、2−オク
チルドデシル、炭素数2〜20の直鎖又は分枝アシル基
として、アセチル、プロパノイル、ブタノイル、ペンタ
ノイル、ヘキサノイル、オクタノイル、2−エチルヘキ
サノイル、デカノイル、ラウロイル、ミリストイル、バ
ルミトイル、2−へキシルデカノイル、ステアロイル、
オクタノイル、2−オクチルテ゛カッイル、2−オクチ
ルトチ゛カッイル等であり、好ましくは、R1が水素又
はメチル基、エチル基でR2が水素又は炭素数8〜18
のアシル基を有する化合物である。
本発明に適用されるアシル請導体及びそのアルキルエス
テル誘導体を合成する方法としては種々あるが、例えば
アシル誘導体においては、オレアノール酸又はウルソー
ル酸にテトラヒドロフランなどの溶媒下、トリエチルア
ミンなど塩基存在下に所望、のアシルクロライドを反応
させ目的物を得る方法が有利であり、またアシル誘導体
アルキルエステルの合成においては、まずオレアノール
酸又はウルソール酸をクロロホルムなど適当な溶媒に溶
解し、トリエチルアミンなどの塩基存在下塩化チオニル
を作用させ、オレアノール酸クロライド又はウルソール
酸クロライドを生成せしめ、これにトリエチルアミンな
どの塩基存在下、所望のアルコールを反応させ、アルキ
ルエステルとし、アシル化は前記手法に従って目的物を
得る方法が同じく有利である。
テル誘導体を合成する方法としては種々あるが、例えば
アシル誘導体においては、オレアノール酸又はウルソー
ル酸にテトラヒドロフランなどの溶媒下、トリエチルア
ミンなど塩基存在下に所望、のアシルクロライドを反応
させ目的物を得る方法が有利であり、またアシル誘導体
アルキルエステルの合成においては、まずオレアノール
酸又はウルソール酸をクロロホルムなど適当な溶媒に溶
解し、トリエチルアミンなどの塩基存在下塩化チオニル
を作用させ、オレアノール酸クロライド又はウルソール
酸クロライドを生成せしめ、これにトリエチルアミンな
どの塩基存在下、所望のアルコールを反応させ、アルキ
ルエステルとし、アシル化は前記手法に従って目的物を
得る方法が同じく有利である。
配合量は、養毛料金量中に、乾燥物として0.001〜
10重量%、好ましくは0.01〜3重量%である。
10重量%、好ましくは0.01〜3重量%である。
本発明に係る養毛材には、オレアノール酸、ウルソール
酸、それらの塩類もしくは誘導体の一種または二種以上
のほか、他の成分として塩化カルプロニウム、ビタミン
類、パントテン酸及びその誘導体など合同U子に配合し
てもよい。更に、通常養毛材に用いられる添加剤、例え
ば、ヒノキチオール、ヘキサクロロフェン、フェノール
、ベンザルコニウムクロリド、セチルピリジニウムクロ
リド、ウンテ゛シレン酸、トリクロロカルバニリド及び
ビデオノールなどの抗菌剤、メントールなどの清涼剤、
サリチル酸、亜鉛及びその誘導体、乳酸及びそのアルキ
ルエステルなどの薬剤、オリーブ油、スクワラン、流動
パラフィン、イソプロピルミリステート、高級脂肪酸、
高級アルコールなどの油分、その他界前活性剤、香料、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、色素、エタノール、水、保
湿剤、増粘剤などが本発明の効果を損なわない範囲で適
宜配合することができる。
酸、それらの塩類もしくは誘導体の一種または二種以上
のほか、他の成分として塩化カルプロニウム、ビタミン
類、パントテン酸及びその誘導体など合同U子に配合し
てもよい。更に、通常養毛材に用いられる添加剤、例え
ば、ヒノキチオール、ヘキサクロロフェン、フェノール
、ベンザルコニウムクロリド、セチルピリジニウムクロ
リド、ウンテ゛シレン酸、トリクロロカルバニリド及び
ビデオノールなどの抗菌剤、メントールなどの清涼剤、
サリチル酸、亜鉛及びその誘導体、乳酸及びそのアルキ
ルエステルなどの薬剤、オリーブ油、スクワラン、流動
パラフィン、イソプロピルミリステート、高級脂肪酸、
高級アルコールなどの油分、その他界前活性剤、香料、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、色素、エタノール、水、保
湿剤、増粘剤などが本発明の効果を損なわない範囲で適
宜配合することができる。
本発明の養毛材の性状は、液状、乳液、軟膏など外皮に
適用できる性状のものであればいずれでもよい。
適用できる性状のものであればいずれでもよい。
本発明の養毛材は非常に優れた養毛効果を有し、副作用
を有さず、安全性が高いものである。
を有さず、安全性が高いものである。
次に本発明に用いられたオレアノール酸、ウルソール酸
それらの塩類もしくは誘導体のレダクターゼ阻害効果に
ついて比較例をあげて説明する。
それらの塩類もしくは誘導体のレダクターゼ阻害効果に
ついて比較例をあげて説明する。
−〇 −
高安らの方法(西日本皮膚科学会誌、第43巻。
第1215〜1217頁、 1981年)に基づき、ハ
ムスターの背部の皮脂腺を用い、テストステロンがレダ
クターゼにより還元される量を測定した。得られたデー
タから次式を用いて阻害率を求めた。
ムスターの背部の皮脂腺を用い、テストステロンがレダ
クターゼにより還元される量を測定した。得られたデー
タから次式を用いて阻害率を求めた。
阻害率(%)=((c −t ) / c)X100C
:コントロールのテストステロンの 還元された量 t:試料を添加した時のテストステロンの還元された量 試料は天然品もしくは合成品を用いた。
:コントロールのテストステロンの 還元された量 t:試料を添加した時のテストステロンの還元された量 試料は天然品もしくは合成品を用いた。
結果を表1に示す。
表1 レダクターゼ阻害率
表1から明らかなようには、オレアノール酸、ウルソー
ル酸、ラウロイルオレアノール酸、ラウロイルウルソー
ル酸、オレアノール酸エチルは従来公知のパルミトレイ
ン酸(特開昭59−172411)に比べ、レダクター
ゼ阻害効果は大であり、本発明の目的を達成するもので
あると言える。
ル酸、ラウロイルオレアノール酸、ラウロイルウルソー
ル酸、オレアノール酸エチルは従来公知のパルミトレイ
ン酸(特開昭59−172411)に比べ、レダクター
ゼ阻害効果は大であり、本発明の目的を達成するもので
あると言える。
[実施例]
次に実施例をあげて本発明をざらに詳細に説明する。本
発明はこれにより限定されるものではない。配合量は重
量%である。
発明はこれにより限定されるものではない。配合量は重
量%である。
実施例に先たち試験法を説明する。
Iし巨交目4盟、L法−
試料使用前後の洗髪時脱毛本数の変化で判定した。被験
者は実施例ごとに10名とした。測定期間は4力月間と
し、前半の2力月間は試料無塗布の期間、後半の2力月
間を試料塗布の期間とした。
者は実施例ごとに10名とした。測定期間は4力月間と
し、前半の2力月間は試料無塗布の期間、後半の2力月
間を試料塗布の期間とした。
この間、2日おきに洗髪して抜毛を回収し、1週間分を
まとめて、その本数を数えた。各期間の抜毛本数の表示
は、試料無塗布の2力月間、計8回の抜毛本数のデータ
と養毛剤塗布の2力月間、計8回の抜毛本数のデータを
それぞれの期間ごとにまとめ、平均値±αの形で1回当
りの抜毛本数として表示した。単位は本である。効果の
判定は、それぞれの期間の平均値の差から次のように表
示した。
まとめて、その本数を数えた。各期間の抜毛本数の表示
は、試料無塗布の2力月間、計8回の抜毛本数のデータ
と養毛剤塗布の2力月間、計8回の抜毛本数のデータを
それぞれの期間ごとにまとめ、平均値±αの形で1回当
りの抜毛本数として表示した。単位は本である。効果の
判定は、それぞれの期間の平均値の差から次のように表
示した。
++:抜毛木数が70本以上減っており著しい効果を認
めた。
めた。
+ :抜毛本数が40本以上減っておりかなりの効果を
認めた。
認めた。
± :抜毛本数が10本以上減っておりやや効果ありと
いえた。
いえた。
−二抜毛木数の減少が10本未満であり効果ありとはい
えない。
えない。
(製造法)
95%エタノールにオレアノール酸および硬化ヒマシ油
E O(40モル)付加物を添加し、撹拌溶解させ、次
いでイオン交換水を添加、混合して実施例1の透明液状
の養毛材を得た。比較例1の養毛材も同様にして得た。
E O(40モル)付加物を添加し、撹拌溶解させ、次
いでイオン交換水を添加、混合して実施例1の透明液状
の養毛材を得た。比較例1の養毛材も同様にして得た。
表2から明らかなように、オレアノール酸配合の本発明
に係る養毛樗の養毛効果は極めてほれている。
に係る養毛樗の養毛効果は極めてほれている。
次に、皮膚に対する本発明に係る養毛科の安全性につい
てのデータを示す。試験方法は24時間人体前腕クロー
ズドパッチテストを用いた。被試験者は成人女子50名
、試IEIは実施例1である。
てのデータを示す。試験方法は24時間人体前腕クロー
ズドパッチテストを用いた。被試験者は成人女子50名
、試IEIは実施例1である。
判定基準は下記の基準に従った。
++:強紅斑
+ :紅斑
± 二′I11かな紅斑
−:陰性
表3に示したように本発明に係る養毛科には皮膚刺激性
、アレルギー性は全く認められず、皮膚に対する安全性
は極めて高いものであった。
、アレルギー性は全く認められず、皮膚に対する安全性
は極めて高いものであった。
以上のように本発明に係る養毛料は、潰れた養毛効果を
有し、しかも副作用がなく、安全性か高いという結果を
得た。
有し、しかも副作用がなく、安全性か高いという結果を
得た。
実施例2
オレアノール酸アンモニウム塩 0.195%エ
タノール 60.0イオン交換水
37.9硬化ヒマシ油E O
(40モル)付加物 2.0(製造法) 95%エタノールにオレアノール酸アンモニウム塩およ
び硬化ヒマシ油E O(40モル)付加物を添加し、撹
拌溶解させ、次いでイオン交換水を添加、混合して実施
例2の透明液状の養毛料を得た。
タノール 60.0イオン交換水
37.9硬化ヒマシ油E O
(40モル)付加物 2.0(製造法) 95%エタノールにオレアノール酸アンモニウム塩およ
び硬化ヒマシ油E O(40モル)付加物を添加し、撹
拌溶解させ、次いでイオン交換水を添加、混合して実施
例2の透明液状の養毛料を得た。
実施例3
(A 相)
ポリオキシエチレン
(60モル付加)硬化ヒマシ油 2.0グリ七
Jノン 10.0ジプロピレン
グリコール 10.01.3−ブヂレング
リコール 5.0ポリエチレングリコール
1500 5.0(B 相) オレアノール酸エチルエステル 1.0セヂルイ
ソオクタネート10.0 スクワラン 5.0ワセリ
ン 2.0プロピルパラ
ベン 2.0(C相) カルボキシビニルポリマー1%水溶液 30.0へキザ
メタリン酸ソーダ 0.03イオン文換
水 8.35(D 相) イオン交換水 4.5(E 相
) カセイカリ 0.12イオ
ン交換水 5.0(製造法) A用、B相をそれぞれ60℃で加熱溶解し、混合してホ
モミキサー処理しゲルを作る。これにD相を徐々に添加
しホモミキサーで分肢する。
Jノン 10.0ジプロピレン
グリコール 10.01.3−ブヂレング
リコール 5.0ポリエチレングリコール
1500 5.0(B 相) オレアノール酸エチルエステル 1.0セヂルイ
ソオクタネート10.0 スクワラン 5.0ワセリ
ン 2.0プロピルパラ
ベン 2.0(C相) カルボキシビニルポリマー1%水溶液 30.0へキザ
メタリン酸ソーダ 0.03イオン文換
水 8.35(D 相) イオン交換水 4.5(E 相
) カセイカリ 0.12イオ
ン交換水 5.0(製造法) A用、B相をそれぞれ60℃で加熱溶解し、混合してホ
モミキサー処理しゲルを作る。これにD相を徐々に添加
しホモミキサーで分肢する。
次にこれに溶解したC相を加え、最後に溶解したE相を
添加しホモミキサーで乳化してO/W乳液型の養毛科を
得た。
添加しホモミキサーで乳化してO/W乳液型の養毛科を
得た。
実施例4
(A 相)
ラウロイルオレアノール酸 3.0流動パラ
フイン 5.0セトステアリルア
ルコール 5.5グリセリルモノステアレー
ト3.0 E O(20モル付加)−2− オクチルドデシルエーテル 3.0ビタミンEアセ
テ−h ’ 0.05プロピルパラベ
ン 0.3香料
0.05(B 川) グリセリン 7.0ジプロピレ
ングリコール 20.0ポリエチレングリ
コール4000 5.0へキサメタリン酸ソー
ダ 0 、005イオン交換水
48.095(製造法) A相、B相をそれぞれ加熱溶解して混合し、ホモミキサ
ーで乳化して軟膏状養毛材を得た。
フイン 5.0セトステアリルア
ルコール 5.5グリセリルモノステアレー
ト3.0 E O(20モル付加)−2− オクチルドデシルエーテル 3.0ビタミンEアセ
テ−h ’ 0.05プロピルパラベ
ン 0.3香料
0.05(B 川) グリセリン 7.0ジプロピレ
ングリコール 20.0ポリエチレングリ
コール4000 5.0へキサメタリン酸ソー
ダ 0 、005イオン交換水
48.095(製造法) A相、B相をそれぞれ加熱溶解して混合し、ホモミキサ
ーで乳化して軟膏状養毛材を得た。
実施例5
エタノール 55.02レア
ノール酸トリエチルアミン塩 0.05EO(8モル
付加)オレイル アルコールエーテル 2.0 ヒノキチオール 0.05香料
適量束ネミ↓
適量イオン交換水
残余(製造法) エタノールにEO(8モル)オレイルアルコールエーテ
ル、副しアノール酸トリエチルアミン、ヒノキチオール
を加え、これに香料、染料を加えて溶解した後、イオン
交換水を加えて可溶化し養毛材を得た。
ノール酸トリエチルアミン塩 0.05EO(8モル
付加)オレイル アルコールエーテル 2.0 ヒノキチオール 0.05香料
適量束ネミ↓
適量イオン交換水
残余(製造法) エタノールにEO(8モル)オレイルアルコールエーテ
ル、副しアノール酸トリエチルアミン、ヒノキチオール
を加え、これに香料、染料を加えて溶解した後、イオン
交換水を加えて可溶化し養毛材を得た。
実施例6
流動パラフィン5.0 g’tセトステアリルアルコー
ル5.5 g、ワセリン5.5 g、グリセリルモノス
テアレート3.0 g、ラウロイルウルソール酸3.0
g、EO(20モル)−2−オクチルドデシルエーテル
゛3、Og、ビタミンEアセテート0.05 g、プロ
ピルパラベン0.3 g、および香料0.05 gを加
熱溶解する。
ル5.5 g、ワセリン5.5 g、グリセリルモノス
テアレート3.0 g、ラウロイルウルソール酸3.0
g、EO(20モル)−2−オクチルドデシルエーテル
゛3、Og、ビタミンEアセテート0.05 g、プロ
ピルパラベン0.3 g、および香料0.05 gを加
熱溶解する。
これにグリセリン7.0 g1ジプロピレングリコール
20.0 g、s、o gのポリエチレングリコール4
00 5.0g1ヘキサメタリン酸ソーダ0.005
gおよびイオン交換水42.595 gの熱溶解物を混
合し、ホモミキサーにて乳化してクリーム状養毛料を得
た。
20.0 g、s、o gのポリエチレングリコール4
00 5.0g1ヘキサメタリン酸ソーダ0.005
gおよびイオン交換水42.595 gの熱溶解物を混
合し、ホモミキサーにて乳化してクリーム状養毛料を得
た。
[発明の効果]
本発明の養毛材はレダクターゼの活性を阻害し、優れた
養毛効果を有し、かつ、局所的に有効で、全身的には副
作用がなく、皮膚刺激性の少ない、安全性の高い養毛材
である。
養毛効果を有し、かつ、局所的に有効で、全身的には副
作用がなく、皮膚刺激性の少ない、安全性の高い養毛材
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素、アルカリ金属、アルカリ土類金
属、NH_3、炭素数1〜6の低級アルキルアミン、炭
素数2〜6のアルカノールアミン、塩基性アミノ酸の塩
、又は炭素数1〜20の直鎖又は分枝アルキル基を表わ
し、R_2は水素又は炭素数2〜20の直鎖又は分枝ア
シル基を表わし、R_3、R_4は水素又はメチル基で
、R_3が水素の時R_4はメチル基を、R_3がメチ
ル基の時R_4は水素をそれぞれ表わす。)で表わされ
る化合物のうち、少なくとも一種または二種以上を含有
することを特徴とする養毛料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23292685A JPS6293215A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | 養毛料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23292685A JPS6293215A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | 養毛料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6293215A true JPS6293215A (ja) | 1987-04-28 |
Family
ID=16947003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23292685A Pending JPS6293215A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | 養毛料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6293215A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993017559A1 (en) * | 1992-03-13 | 1993-09-16 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Method of treating infectious disease, method of preventing putrefaction of cosmetic, and antibacterial/antifungal agent and cosmetic |
US5696169A (en) * | 1992-03-13 | 1997-12-09 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Antibacterial and antifungal activity method, therapeutic method of infectious diseases and preserving method of cosmetics |
WO2000003749A3 (en) * | 1998-07-17 | 2000-04-20 | Procter & Gamble | Method for regulating hair growth |
WO2000003748A3 (en) * | 1998-07-17 | 2000-06-15 | Procter & Gamble | Compositions which contain triterpenes for regulating hair growth |
JP2002284648A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 育毛剤組成物 |
US6482857B1 (en) | 1998-07-17 | 2002-11-19 | The University Of Texas Southwestern Medical Center | Compositions which contain triterpenes for regulating hair growth |
WO2016036051A1 (ko) * | 2014-09-04 | 2016-03-10 | 차의과학대학교 산학협력단 | 올레아놀산 유도체 및 이의 약학적으로 허용가능한 염을 포함하는 탈모방지 또는 발모촉진용 조성물 |
JPWO2021145004A1 (ja) * | 2020-01-16 | 2021-07-22 | ||
WO2022014660A1 (ja) * | 2020-07-16 | 2022-01-20 | 学校法人立命館 | 皮脂産生調節剤 |
WO2023238945A1 (ja) * | 2022-06-10 | 2023-12-14 | Med R&D株式会社 | 繊毛誘導剤 |
-
1985
- 1985-10-18 JP JP23292685A patent/JPS6293215A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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