JPS629263Y2 - - Google Patents

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JPS629263Y2
JPS629263Y2 JP6016782U JP6016782U JPS629263Y2 JP S629263 Y2 JPS629263 Y2 JP S629263Y2 JP 6016782 U JP6016782 U JP 6016782U JP 6016782 U JP6016782 U JP 6016782U JP S629263 Y2 JPS629263 Y2 JP S629263Y2
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JP
Japan
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confectionery
upper plate
plate material
lower plate
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JP6016782U
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JPS58161488U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 この考案は菓子用敷台に関し、さらに詳述すれ
ばデコレーシヨンケーキ等を緩衝性良好に収納保
護できる菓子用敷台に関する。
〈背景および従来技術〉 従来よりデコレーシヨンケーキ等の菓子類を包
装する際には、厚紙あるいはアルミ箔等からなる
板状の敷台にケーキ等を載置した後、外装箱等に
収納して持ち運び、あるいは保管することが行な
われている。
しかし上記単なる一枚の板状の敷台では衝撃吸
収性等の緩衝性能が充分ではなく、ケーキ等の保
護上一層の改善が望まれていた。そこで、出願人
はこの点を解決すべく、合成樹脂製発泡基板を二
つ折りに折重ねて構成された洋菓子用敷台を先に
出願(実公昭60−16543号公報参照)したが、下
部構成板に多数の直線状の突条を並設させたもの
であり、突条と直角な方向には折損しにくいが、
平行な方向には折れ曲り易いもので衝撃に対して
方向性を有し改善の余地があるものであつた。
〈目的〉 この考案は、上記出願人が先に出願した菓子用
敷台の難点を克服し、耐衝撃性等が優れ、菓子類
に対する保護を充分に果すことのできる菓子用敷
台を提供することを目的とする。
〈構成〉 そして、上記目的を達成するためのこの考案の
構成は、上面板材と下面板材とが重ね合されてあ
り、上面板材には上方へ膨出形成した外周枠部と
その中央に凹入形成した菓子収納凹部を設けてあ
り、下面板材には上記菓子収納凹部の裏面に当接
する複数の円周状のリブを上面板材側へ突出形成
してなることを特徴としている。
〈実施例〉 次いで、この考案の実施例について図を参照し
ながら以下に例示する。
1は上面板材、2は下面板材であつて合成樹脂
の発泡シートからなり、四角形状をなす両者1,
2の一辺をヒンジ部3を介して一体に連成し、こ
のヒンジ部3にて両者1,2を折り重ね接合して
いる。
上面板材1には、外周縁10の内側に台形状に
膨出形成した外周枠部11を形成し、この外周枠
部11の中央部を円形に凹入形成して菓子収納凹
部12を形成している。13は外周枠部11の一
部に形成した欠除部であり、ケーキ等を収納ある
いは取出す際に、上記欠除部13を利用する。ま
た14は後述するナフキン等の収納部となる空間
の上部に設けた取出用切欠部である。
次に下面板材2には、重ね合せた上面板材1の
うちの菓子収納凹部12の裏面側へ当接するよう
に、上方へ突出形成した二重の円周状リブ20を
設けており、21は上記リブ形成にて下面板材2
の底面に形成される円周状凹溝である。また下面
板材2の外周縁22は上面板材1の外周縁と当接
して重ね合せられているが、この下面板材2の外
周縁22の一部を下方へ凹入すると共に、前記上
方へ突出した円周状のリブ20の一部を欠除して
平坦にすることにより、当該個所の上面板材1と
下面板材2との間に、ナフキンNやナイフ、フオ
ークあるいはデコレーシヨン用ロウソク等の収納
部23となる空間を形成している。
なお上面板材1と下面2との接合は、両者の3
辺の外周縁10,22のうち適宜個所を、熱接着
したりホツチキス止めあるいは接着剤や接着テー
プを用いる等種々の手段で接合することができ、
また図示のように一辺にヒンジ部3を設けて上面
板材1と下面板材2を一体に連結するもののほ
か、両者1,2を別個に形成して全周の適宜個所
を接合するものでも実施できる。さらに菓子収納
凹部12に適数本の突部15(第1図鎖線参照)
を一体形成して菓子の横振れ防止に用いる実施も
可能である。
上面板材1および下面板材2を形成する素材と
しては、発泡ポリスチレンシート等、合成樹脂の
発泡シートが緩衝性および軽量性に優れ好適であ
るが、合成樹脂の非発泡シートやモールドパルプ
等の紙あるいはアルミ泊なども使用でき、上記各
素材の積層シートも用いられる。なお製造上上面
板材1および下面板材2をヒンジ部3を介して並
設形成しておき(第5図参照)、これを中央のヒ
ンジ部3で折り重ねて接合使用すれば、能率的に
製造でき好適である。
上記菓子用敷台に収納する菓子類としては、デ
コレーシヨンケーキのほかバウムクーヘン、パイ
あるいは大型の饅頭など様々のものに適用でき、
これら収納する菓子類の形状に応じて、菓子収納
凹部12等の形状は自由に変更できる。
上記円周状のリブを有するこの考案の菓子用敷
台(本考案品)と、単に平行な直線状のリブを有
する菓子用敷台(比較品)とを用いて、衝撃テス
ト(JIS Z0232 包装貨物及び容器の振動試験方
法による)を行なつたところ、比較品の耐久最大
加速度が1.47G(f=4.9C/S)に対して、本考
案品の場合には、1.85G(f=5.5C/S)の加速
度にも耐えることが実証できた。
なお上記衝撃テストにおける最大加速度は以下
の式で求めた。
最大加速度=a(2πf) a:振幅=1.52cmに設定 f:最高振動数C/S ここでテストとしては試験品に振動を加え、そ
の振動数を順次高めながら、試験品の耐え得る最
高の振動数を測定し、上式にて最大加速度を求め
たものである。
〈効果〉 以上のごとく構成された、この考案の菓子用敷
台によれば、上面板材と下面板材との二枚のシー
ト材を重ね合せていることにより、緩衝性が良好
になると共に、上面および下面側の形状を全く別
個に自由に形成でき、例えば両者間にナフキン等
の収納部を形成することも可能になり好都合であ
る。
そして上面板材の菓子収納凹部の裏面には、下
面板材の上面に突出形成した複数の円周状のリブ
が当接してケーキ等の荷重を支承できるようにな
つているので、耐衝撃性等の緩衝性を向上させる
ことが可能になつている。
特に上記リブが円周状に複数形成されているの
で、荷重をリブ全体で均等に受けることができ効
果的となる。即ち前記した如く単に直線状のリブ
を平行に形成したものでは、突条と直角な方向に
は折損しにくいが、平行な方向には折れ曲り易い
もので衝撃に対して方向性を有し、またリブ一部
のみに荷重が加わり易く、衝撃荷重などがかかつ
た場合に、局部的に変形(いわゆるヘリタ)が起
り、この変形が順次他部分へも波及して全体の変
形や緩衝性の低下をもたらす欠点があるが、この
考案では円周状のリブにて荷重を平均して全体で
支承することができるので、上記局部的変形等は
生じず非常に好適である。なお実施例において
は、円周状のリブを一部欠除してナフキン等の収
納部を形成しているが、上記収納部は円周の一部
を切り欠いただけであるから、実際上の上記効果
においては問題にならない。
また上面板材と下面板材との間には、上記リブ
あるいは外周枠部等の凹凸形状による空間が形成
されることになるので、緩衝効果および衝撃吸収
性能は一層優れたものとなる。
以上に述べたごとく、この考案の菓子用敷台は
ケーキ等に対する保護性能の非常に優れた実用的
価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を例示するものであり、
第1図は斜視図、第2図は前図−線断面図、
第3図は−線断面図、第4図は底面図、第5
図は展開状態の側面図である。 1……上面板状体、11……外周枠部、12…
…菓子収納凹部、2……下面板状体、20……円
周状リブ、3……ヒンジ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上面板材と下面板材とが重ね合せ接合されて
    あり、上面板材には上方へ膨出形成した外周枠
    部とその中央に凹入形成した菓子収納凹部を設
    けてあり、下面板材には上記菓子収納凹部の裏
    面に当接する複数の円周状のリブを上面板材側
    へ突出形成してなることを特徴とする菓子敷
    台。 2 上面板材と下面板材とは、両者がヒンジ部を
    介して一体形成されたシート材を折り重ね接合
    したものからなる上記実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の菓子用敷台。 3 上面板材のうち、周枠部の一部に菓子取扱用
    の欠除部を形成してなる上記実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の菓子用敷台。 4 上面板材し下面板材との間にナフキン等の収
    納部となる空間を形成してなる上記実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の菓子用敷台。 5 上面板材および下面板材が合成樹脂の発泡シ
    ートにて一連に形成されてなる上記実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の菓子用敷台。
JP6016782U 1982-04-24 1982-04-24 菓子用敷台 Granted JPS58161488U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6016782U JPS58161488U (ja) 1982-04-24 1982-04-24 菓子用敷台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6016782U JPS58161488U (ja) 1982-04-24 1982-04-24 菓子用敷台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58161488U JPS58161488U (ja) 1983-10-27
JPS629263Y2 true JPS629263Y2 (ja) 1987-03-04

Family

ID=30070427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6016782U Granted JPS58161488U (ja) 1982-04-24 1982-04-24 菓子用敷台

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JP (1) JPS58161488U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58161488U (ja) 1983-10-27

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