JPS629188Y2 - - Google Patents

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JPS629188Y2
JPS629188Y2 JP12137882U JP12137882U JPS629188Y2 JP S629188 Y2 JPS629188 Y2 JP S629188Y2 JP 12137882 U JP12137882 U JP 12137882U JP 12137882 U JP12137882 U JP 12137882U JP S629188 Y2 JPS629188 Y2 JP S629188Y2
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JP
Japan
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headlight
mounting
frame
stay
fitting groove
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JP12137882U
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JPS5924678U (ja
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオフロード用自動三輪車等におけるヘ
ツドライトの取付構造を改良したヘツドライト装
置に関する。
オフロード用自動三輪車で代表されるオフロー
ド車は通常、砂地、荒地、岩地、草原等の地面が
悪条件の中で走行するものであるから全体的に耐
久性構造とするとともにヘツドライト装置に於て
もヘツドライト本体の周りをヘツドライトガード
にて覆い外部からの衝激に対しライトの保護を図
つている。
また、悪条件下で走行するものであるからヘツ
ドライトのいわゆる球切れを防止するため高度な
耐振動性が要求される。
従来、このヘツドライトガードは通常パイプ状
部材を組合せたフレーム構成とし、又ヘツドライ
トの取付けは例えばワツシヤ状の弾性部材を介在
させてボルト締め等し、車体側の振動がヘツドラ
イト側に直接伝達しないよう緩衝作用をもたせて
いるとともに、また、弾性部材を介在させること
による剛性の低下によりヘツドライトの回動等に
て光軸ずれが生じないよう少なくとも3点以上の
取付部を設けている。
したがつて、従来のオフロード車におけるヘツ
ドランプ装置は取付部が多点化し、これによる部
品コスト上昇、組立性の悪化等の各種弊害を招い
ていた。
本考案は斯かる弊害を排除すべくヘツドライト
の取付構造の簡易化を図るとともに、より効果的
な緩衝作用を発揮できる自動三輪車等におけるヘ
ツドライト装置の提供を目的とする。
本考案は斯かる目的を達する為ヘツドライトを
覆うフレーム構造のヘツドライトガードを備える
自動三輪車等におけるヘツドライト装置に適用
し、その主たる構成はフレームの所定位置に取付
ピンを突設するとともに、ヘツドライトをステー
の一端に取付け、該ステーの他端を、一側面に前
記フレームに嵌着する嵌合溝を形成し、且つ該嵌
合溝の中間部に前記取付ピンが挿入する貫通孔を
穿設した弾性マウントブロツクを介在させて前記
フレームに取付けたものである。以下には本考案
を更に具体化した好適な実施例を挙げ図面を参照
して詳細に説明する。
第1図は本考案に係る自動三輪車等におけるヘ
ツドライト装置を適用したオフロード用自動三輪
車の概略側面図、第2図は第1図におけるヘツド
ライト装置の抽出拡大側面図、第3図は同平面
図、第4図は第2図中4−4線断面図、第5図は
第2図におけるヘツドライト装置の分解斜視図を
夫々示す。
先ず、本考案を明確にするため第1図を参照し
てオフロード用自動三輪車の全体的概略構成につ
いて説明する。1はオフロード用自動三輪車で車
体フレーム2はヘツドパイプ3上部から後方へ延
びメインフレームをなすメインパイプ4及びヘツ
ドパイプ3の下部側から後下方に延びるダウンチ
ユーブ5等から構成されヘツドパイプ3にはトツ
プ、ボトム両ブリツジ6及び7にてフロントフオ
ーク8が支持され、フロントフオーク8の下部で
操向用前輪9を支持し、トツプブリツジ6の上部
にハンドル10を取付ける。一方、メインパイプ
4上には燃料タンク11を搭載し、更にその後方
にシート12を搭載する。また、前記ダウンチユ
ーブ5の後下部にはエンジンユニツト13を搭載
するとともにこの後方には左右一対の駆動用後輪
14,14がスイングアーム15にて支持され、
又スイングアーム15は車体間に介装した不図示
のダンパー装置にて支持されている。なお、上記
駆動用後輪14,14、及び前記操向用前輪9は
いわゆるバルーンタイヤと称する広幅な超低圧タ
イヤでオフロード用として形成してある。一方、
エンジンユニツト13のシリンダユニツト13a
の後部はキヤブレタ16、エアクリーナ17の順
に夫々を結合している。
また、前記フロントフオーク8の上部前方には
本考案に従つて構成するヘツドライト装置18を
装備し、このヘツドライト装置18は第2図及び
第3図の如くヘツドライトガード19及びこれに
取付けたヘツドライト20にて構成する。ヘツド
ライトガード19は例えばパイプ状部材を折曲形
成してフレーム構成し、具体的にはヘツドライト
20の前部上方に位置する前方上フレーム19a
この両側を下方へ折曲し、ヘツドライト20の前
部側方に位置する側方前フレーム19b,19
c、この下部を折曲し、斜め後方へ延びる側方下
フレーム19d,19e、更に、この後端を例え
ば平板状に圧潰し、これに取付孔19f,19g
(第5図参照)を穿設した下部取付部19h,1
9iを夫々一体に形成する。
また、ヘツドライト20の両側部上方には前端
を前記前方上フレーム19aの両側折曲部近傍に
溶着等して後方へ延設した一対の側方上フレーム
19j,19kを備え、この側方上フレームは比
較的水平に近い側方第1上フレーム19l,19
mこの後部で折曲し斜め下方へ延びる側方第2上
フレーム19n,19oにて構成し、更にこの後
端は例えば平板状に圧潰し、これに取付孔19
p,19q(第5図参照)を穿設した上部取付部
19r,19sを夫々各一体に形成する。
なお、前記下部取付部19h,19i及び前記
上部取付部19r,19sはヘツドパイプ3を支
持する上下一対のブリツジ、即ちトツプブリツジ
6及びボトムブリツジ7の間に嵌め入れ下部取付
部19h,19iはボトムブリツジ7の上面に当
接し、又上部取付部19r,19sはトツプブリ
ツジ6の下面に当接すべく成す。もつて、ヘツド
ライトガード19の車体側への取付けは、前記上
下取付部19h,19i及び19r,19sに対
応する取付孔21,22をトツプブリツジ6に、
又取付螺子孔23,24をボトムブリツジ7に
夫々形成し(第5図参照)、上部取付部19h,
19iの下面には予じめナツト25,26を溶着
等しトツプブリツジ6に上部取付部19r,19
sをボルト27,28にて夫々を締着するととも
に、ボトムブリツジ7には下部取付部19h,1
9iをボルト29,30にて夫々を締着する。
一方、前記ヘツドライトガード19の各ブリツ
ジ6,7側寄りの上下に位置するフレーム間、即
ち側方第2上フレーム19nと側方下フレーム1
9d、及び19oと19eの間に若外方へ湾出し
た形状の中間フレーム31,32を溶着等にて架
設し、この溶着等する位置はできるだけ前記ブリ
ツジ6,7側へ寄せるほど効果的であるとともに
中間フレーム31,32は前記上下取付部の取付
孔19pと19f、及び19qと19gの夫々を
通る線に平行にすることが望ましい。
よつて、斯かるヘツドライトガード19の取付
構造により、例えば車体の対向方向、即ち第2図
矢印A方向から外的な衝激力が加わつたとしても
側方第2上フレーム19n,19o及び側方下フ
レーム19d,19eは取付位置より斜め上方へ
延出し、更にまた、各取付部は圧潰した板状とな
つているためフレーム自体は折れ曲ることなく当
該取付部が折曲して衝激力を吸収する。しかも、
この場合、上下取付部の上下に対応する各取付孔
を通る線、側方第2上フレーム、側方下フレー
ム、中間フレームにて形成される形状は四角形
で、且つ、各対辺が略平行になつているため中間
フレームの相対位置は移動するが、この場合平行
移動となる。
次に、斯かるヘツドライトガード19へのヘツ
ドライト20の取付構造について説明する。
ヘツドライト20は第3図の如く正面形状が略
長方形状で両側部中間位置には内側へ螺子孔3
3,34を形成してなる(第5図参照)。
一方、前記中間フレーム31,32の内側中間
位置には夫々内方へ突出する取付ピン35,36
を溶着等して取付け、この取付ピン35,36は
根付側に後述するマウントラバー、ヘツドライト
ステーに挿入するピン部35a,36aと、先端
に形成した螺子部35b,36bとからなる。
また、第5図に示すように弾性マウントブロツ
ク37を用意し、このマウントブロツク37はゴ
ム、合成樹脂等の弾性素材にて形成するととも
に、長手方向一側面37aに前記中間フレーム3
1外周と嵌合する断面円弧状の嵌合溝37bを形
成し、この円弧の形状は第4図より明らかなよう
に180゜より若大きくし嵌合時に抜落しないよう
考慮する。一方、他側面即ち、嵌合溝37bの反
対側面37c及び後側面37dには前記嵌合溝3
7bの方向と同一方向にストライプ状の凹凸37
eを形成し緩衝力を良好にすべく考慮するととも
に反対側面37cの中間位置には筒状のステー取
付部37fを一体成形し、このステー取付部37
fの内孔(第4図参照)は前記嵌合溝37bに延
穿せしめ、貫通孔37gとして形成する。また、
当該取付部37fの先端は比較的大径の係止部3
7hを形成する。
更にまた、ヘツドライトステー38を用意し、
このヘツドライトステー38は中間部38aを板
状となし、その略中央に孔を形成して、これより
外方へ突出した筒状のマウントブロツク取付部3
8bを一体に形成することによりこの取付部38
bを第4図のように前記ステー取付部37fの外
周に嵌着すべくなす。また、中間部38aの後方
は外方へ略直角に折曲して後部係止板38cを一
体形成し、この係止板38cは前記マウントブロ
ツク37の後側面37dに係止する。なお、マウ
ントブロツク37の一側面37aの後部には上記
係止板38cの端部を覆う断面L字形状の係止縁
37iが一体に成形されている。他方、中間部3
8aの前端は内方へ若折曲し、前記ヘツドライト
20の側面に当接し、略中央に孔38dを穿設し
たブラケツト部38eを形成する。なお、以上は
第5図を参照してヘツドライト20の右側を支持
するマウントブロツク37、ヘツドライトステー
38について述べたが、第3図に現れる左側を支
持するマウントブロツク39、ヘツドライトステ
ー40も右側と対称的且つ同様に形成して用意さ
れる。
よつて、ヘツドライト20の取付けはヘツドラ
イト20の右側について述べると中間フレーム3
1に設けた取付ピン35に上記マウントブロツク
37に設けた貫通孔37gを挿入してマウントブ
ロツク37の嵌合溝37bを中間フレーム31に
嵌着する。これによりマウントブロツク37は取
付ピン35にて中間フレーム31の長手方向の位
置規制がなされるとともに嵌合溝37bにより取
付ピン35を中心とした周方向の回転が阻止さ
れ、この場合、マウントブロツク37の長さ方向
の長さを加減することにより周方向に対する緩衝
力の調整を行うことができる。
そして、マウントブロツク37のステー取付部
37fにヘツドライトステー38のマウントブロ
ツク取付部38bを嵌着し、ステー取付部37f
側に露出した螺子部35bにワツシヤ41を介し
てナツト42で締着する。斯かるマウントブロツ
ク、ヘツドライトステーの取付けはヘツドライト
20の左側についても全く同様に行われる。
次いで、左右のヘツドライトステー38と40
の間にヘツドライト20を介在させ、右側につい
て云えばワツシヤ43及びヘツドライトステー3
8の孔38dを介してボルト44をヘツドライト
20の螺子孔33に螺合締着する。また、左側に
ついても同様にワツシヤ45、ボルト46にて同
様に螺合締着する。
なお、第4図に現われるように例えばヘツドラ
イト20側に突部47を、又前記ブラケツト部3
8eの先端に当該突部47に係合する湾曲部38
fを形成等すればヘツドライト20の前記ボルト
44,46を結ぶ軸線を中心とした回転が阻止さ
れる。
以上の取付構造によつて第2図の如き本ヘツド
ライト装置が完成する。
なお、全図面に於て同一部分には同一符号を付
しその構成を明確にしている。また、本考案は以
上の実施例に限定されるものではなく各部の形状
配置等、特に、ヘツドライトの取付は中間フレー
ムのみならず他のフレームにも同様に適用でき、
その他本考案の要旨を逸脱しない任意変更は許容
され得、実施例で説明した自動三輪車のみなら
ず、自動三輪車等他の各種車両に同様に適用され
る。
以上の説明から明らかなように本考案に係るヘ
ツドライト装置は一側面にヘツドライトガードを
構成するフレームに嵌着する嵌合溝を形成し、且
つ該嵌合溝の中間部にフレームに設けた取付ピン
が挿入する貫通孔を穿設した弾性マウントブロツ
クを利用するためヘツドライトの取付部は2点で
足り、もつて、部品コストの低減、組立作業性の
向上を達成できる。
また、取付部を中心とした回転方向の緩衝作用
も効果的に行ない得る等技術的、経済的価値の高
い自動三輪車等におけるヘツドライト装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る実施例を示し、第1図は本
考案に係る自動三輪車等におけるヘツドライト装
置を適用したオフロード用自動三輪車の概略側面
図、第2図は第1図におけるヘツドライト装置の
抽出拡大側面図、第3図は同平面図、第4図は第
2図中4−4線断面図、第5図は第2図における
ヘツドライト装置の分解斜視図である。 尚図面中、20はヘツドライト、31,32は
中間フレーム、35,36は取付ピン、37,3
9は弾性マウントブロツク、37bは嵌合溝、3
7gは貫通孔、38,40はヘツドライトステー
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツドライトを覆うフレーム構造のヘツドライ
    トガードを備えるヘツドライト装置において、フ
    レームの所定位置に取付ピンを突設するととも
    に、ヘツドライトをステーの一端に取付け、該ス
    テーの他端を、一側面に前記フレームに嵌着する
    嵌合溝を形成し、且つ該嵌合溝の中間部に前記取
    付ピンが挿入する貫通孔を穿設した弾性マウント
    ブロツクを介在させて前記フレームに取付けて構
    成したことを特徴とする自動三輪車等のヘツドラ
    イト装置。
JP12137882U 1982-08-10 1982-08-10 自動三輪車等におけるヘツドライト装置 Granted JPS5924678U (ja)

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JP12137882U JPS5924678U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 自動三輪車等におけるヘツドライト装置

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JP12137882U JPS5924678U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 自動三輪車等におけるヘツドライト装置

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Publication Number Publication Date
JPS5924678U JPS5924678U (ja) 1984-02-15
JPS629188Y2 true JPS629188Y2 (ja) 1987-03-03

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JP12137882U Granted JPS5924678U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 自動三輪車等におけるヘツドライト装置

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