JPS6291282A - 有機溶剤洗浄装置 - Google Patents
有機溶剤洗浄装置Info
- Publication number
- JPS6291282A JPS6291282A JP23206785A JP23206785A JPS6291282A JP S6291282 A JPS6291282 A JP S6291282A JP 23206785 A JP23206785 A JP 23206785A JP 23206785 A JP23206785 A JP 23206785A JP S6291282 A JPS6291282 A JP S6291282A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- organic solvent
- cleaning tank
- tank
- cleaning
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は各種の物品をトリクロルエチレン、トリクロル
エタンのような有機溶剤を用いて洗浄する有機溶剤洗浄
装置の改良に関するものである。
エタンのような有機溶剤を用いて洗浄する有機溶剤洗浄
装置の改良に関するものである。
(従来の技術)
上記のような有機溶剤は多量に吸引すると人体に対して
好ましくない影響を与えるので、従来から有機溶剤洗浄
装置には洗浄槽を高い外壁により囲んだり、外壁の上部
にエアカーテンを形成して溶剤蒸気の放散を防止する等
の工夫がなされている(例えば、特公昭57−4331
5号公報)。
好ましくない影響を与えるので、従来から有機溶剤洗浄
装置には洗浄槽を高い外壁により囲んだり、外壁の上部
にエアカーテンを形成して溶剤蒸気の放散を防止する等
の工夫がなされている(例えば、特公昭57−4331
5号公報)。
ところがこれらの従来の有機溶剤洗浄装置は洗浄槽から
の溶剤蒸気の放散は有効に阻止できるものの、被洗浄物
自体に付着して有機溶剤が外部へ持出されることは防止
することができず、特に小ねじのような小型で比表面積
が大きい被処理物を洗浄する場合には作業環境の悪化が
問題とされていた。
の溶剤蒸気の放散は有効に阻止できるものの、被洗浄物
自体に付着して有機溶剤が外部へ持出されることは防止
することができず、特に小ねじのような小型で比表面積
が大きい被処理物を洗浄する場合には作業環境の悪化が
問題とされていた。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明はこのような従来の問題点を解決して、洗浄槽か
らの有機溶剤の放散を有効に阻止できることは勿論、被
洗浄物に付着して有機溶剤が外部へ持出されることをも
防止できる有機溶剤洗浄装置を目的として完成されたも
のである。
らの有機溶剤の放散を有効に阻止できることは勿論、被
洗浄物に付着して有機溶剤が外部へ持出されることをも
防止できる有機溶剤洗浄装置を目的として完成されたも
のである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は外壁により囲まれた装置内部に複数の洗浄槽を
最終の洗浄槽を蒸気洗浄槽として配置するとともに、該
蒸気洗浄槽に隣接する装置内部の最終端部には蒸気洗浄
槽から取出された加熱された被洗浄物を収納する真空タ
ンクを設けたことを特徴とするものである。
最終の洗浄槽を蒸気洗浄槽として配置するとともに、該
蒸気洗浄槽に隣接する装置内部の最終端部には蒸気洗浄
槽から取出された加熱された被洗浄物を収納する真空タ
ンクを設けたことを特徴とするものである。
(実施例)
次に本発明を図示の実施例について詳細に説明すると、
(1)は内面に多数の冷却用パイプ(2)を備えた外壁
であり、この外壁+11によって囲まれた装置内部には
複数の洗浄槽が配置されている。これらの洗浄槽中、(
3)は有機溶剤の液中に被処理物(30)を籠状の容器
(31)に入れたまま浸漬して洗浄を行わせる液体洗浄
槽であり、最終の洗浄槽は底部の有機溶剤を例えば78
℃の沸点まで加熱して発生する蒸気により被処理物を洗
浄する蒸気洗浄槽(4)とされている、この蒸気洗浄槽
(4)に隣接する装置内部の最終端部には、蒸気洗浄槽
(4)から取出された被洗浄物(30)を容器(31)
とともに収納することができる真空タンク(5)が設け
られている。真空タンク(5)は上部に自動開閉式の蓋
(6)を備え、底部にドレン弁(7)を備えるとともに
、内壁面に冷却パイプ(8)を備えたものであって、真
空ポンプ(9)によって内部の空気を吸引して−700
〜−730m1g程度まで内部を減圧できる構造とされ
ている。 (10)は真空ポンプ(9)と真空タンク(
5)との間に設けられた排気分離器であり、下側の冷却
水入口(11)から冷却水を供給し上側の冷却水出口(
12)から流出させることにより真空タンク(5)から
の排気中に含まれる有機溶剤の蒸気を液化させて分離す
るものである。なお(13)は外壁(1)の内部の洗浄
槽の上部に開口するダクトであって、外壁+11に囲ま
れた装置上部の空気を吸引し、排気分離器(14)によ
り有機溶剤を分離したうえで排気処理器へ送るものであ
り、真空ポンプ(9)の排出管(15)もこのダクト(
13)の後方部に接続されている。
(1)は内面に多数の冷却用パイプ(2)を備えた外壁
であり、この外壁+11によって囲まれた装置内部には
複数の洗浄槽が配置されている。これらの洗浄槽中、(
3)は有機溶剤の液中に被処理物(30)を籠状の容器
(31)に入れたまま浸漬して洗浄を行わせる液体洗浄
槽であり、最終の洗浄槽は底部の有機溶剤を例えば78
℃の沸点まで加熱して発生する蒸気により被処理物を洗
浄する蒸気洗浄槽(4)とされている、この蒸気洗浄槽
(4)に隣接する装置内部の最終端部には、蒸気洗浄槽
(4)から取出された被洗浄物(30)を容器(31)
とともに収納することができる真空タンク(5)が設け
られている。真空タンク(5)は上部に自動開閉式の蓋
(6)を備え、底部にドレン弁(7)を備えるとともに
、内壁面に冷却パイプ(8)を備えたものであって、真
空ポンプ(9)によって内部の空気を吸引して−700
〜−730m1g程度まで内部を減圧できる構造とされ
ている。 (10)は真空ポンプ(9)と真空タンク(
5)との間に設けられた排気分離器であり、下側の冷却
水入口(11)から冷却水を供給し上側の冷却水出口(
12)から流出させることにより真空タンク(5)から
の排気中に含まれる有機溶剤の蒸気を液化させて分離す
るものである。なお(13)は外壁(1)の内部の洗浄
槽の上部に開口するダクトであって、外壁+11に囲ま
れた装置上部の空気を吸引し、排気分離器(14)によ
り有機溶剤を分離したうえで排気処理器へ送るものであ
り、真空ポンプ(9)の排出管(15)もこのダクト(
13)の後方部に接続されている。
(作用)
このように構成されたものは、容器(31)に収納した
金属部品等の被処理物(30)を図示を略した移送機構
によって洗浄槽の内部に順次下降させつつトリクロルエ
チレン、トリクロルエタンのような有機溶剤の液体及び
蒸気による脱脂洗浄を行わせ、この際に洗浄槽の上方か
ら放散する有機溶剤を有機溶剤を外壁+11の内面の冷
却パイプ(2)によって冷却しつつダクト(13)によ
って吸引することば従来の有機溶剤洗浄装置と同様であ
る。しかし本発明の有機溶剤洗浄装置においては、最終
洗浄槽が蒸気洗浄槽(4)とされているので、被処理物
(30)は約78℃に加熱された状態で蒸気洗浄槽(4
)から取出され、これに隣接して設けられた真空タンク
(5)の中に直ちに収納される0次に被処理物(30)
を収納した真空タンク(5)の内部を真空ポンプ(9)
により−700m11g程度まで減圧すれば、例えば大
気圧で78℃であったトリクロルエタンの沸点は14℃
まで低下することとなり、被処理物(30)の表面に付
着している有機溶剤は被処理物(30)の保有熱によっ
て急速かつ完全に気化することとなる。このようにして
気化した有機溶剤の蒸気は真空タンク(5)の内壁面の
冷却パイプ(8)によって液化されて下部のドレン弁(
9)から排出され、真空ポンプ(9)によって吸引され
た蒸気は排気分離器(10)によって −除去されるこ
ととなる。かくして表面に付着している有機溶剤が外壁
+11に囲まれた装置内部の真空タンク(5)内におい
て完全に除去された被処理物(30)はコンベア(16
)上へ取り出される。
金属部品等の被処理物(30)を図示を略した移送機構
によって洗浄槽の内部に順次下降させつつトリクロルエ
チレン、トリクロルエタンのような有機溶剤の液体及び
蒸気による脱脂洗浄を行わせ、この際に洗浄槽の上方か
ら放散する有機溶剤を有機溶剤を外壁+11の内面の冷
却パイプ(2)によって冷却しつつダクト(13)によ
って吸引することば従来の有機溶剤洗浄装置と同様であ
る。しかし本発明の有機溶剤洗浄装置においては、最終
洗浄槽が蒸気洗浄槽(4)とされているので、被処理物
(30)は約78℃に加熱された状態で蒸気洗浄槽(4
)から取出され、これに隣接して設けられた真空タンク
(5)の中に直ちに収納される0次に被処理物(30)
を収納した真空タンク(5)の内部を真空ポンプ(9)
により−700m11g程度まで減圧すれば、例えば大
気圧で78℃であったトリクロルエタンの沸点は14℃
まで低下することとなり、被処理物(30)の表面に付
着している有機溶剤は被処理物(30)の保有熱によっ
て急速かつ完全に気化することとなる。このようにして
気化した有機溶剤の蒸気は真空タンク(5)の内壁面の
冷却パイプ(8)によって液化されて下部のドレン弁(
9)から排出され、真空ポンプ(9)によって吸引され
た蒸気は排気分離器(10)によって −除去されるこ
ととなる。かくして表面に付着している有機溶剤が外壁
+11に囲まれた装置内部の真空タンク(5)内におい
て完全に除去された被処理物(30)はコンベア(16
)上へ取り出される。
(発明の効果)
本発明は以上の説明からも明らかなように、最終の洗浄
槽を蒸気洗浄槽とするとともにこれに隣接させて真空タ
ンクを設け、蒸気洗浄槽から取出された高温の被処理物
を真空タンクに収納して減圧することにより被処理物の
表面に付着している有機溶剤を完全に気化させて除去す
ることができるようにしたものである。このように本発
明は蒸気洗浄槽の熱を有効に利用して被処理物に付着し
て外部へ持出されようとする有機溶剤を気化させ、よっ
て作業環境の汚染を防止することに成功したものである
から、従来の問題点を解決した有機溶剤洗浄装置として
業界に寄与するところは極めて大である。
槽を蒸気洗浄槽とするとともにこれに隣接させて真空タ
ンクを設け、蒸気洗浄槽から取出された高温の被処理物
を真空タンクに収納して減圧することにより被処理物の
表面に付着している有機溶剤を完全に気化させて除去す
ることができるようにしたものである。このように本発
明は蒸気洗浄槽の熱を有効に利用して被処理物に付着し
て外部へ持出されようとする有機溶剤を気化させ、よっ
て作業環境の汚染を防止することに成功したものである
から、従来の問題点を解決した有機溶剤洗浄装置として
業界に寄与するところは極めて大である。
図面は本発明の実施例を示す一部切欠正面図である。
(1):外壁、(4);蒸気洗浄槽、(5):真空タン
ク、(30):被洗浄物。
ク、(30):被洗浄物。
Claims (1)
- 外壁(1)により囲まれた装置内部に複数の洗浄槽を最
終の洗浄槽を蒸気洗浄槽(4)として配置するとともに
、該蒸気洗浄槽(4)に隣接する装置内部の最終端部に
は蒸気洗浄槽(4)から取出された加熱された被洗浄物
(30)を収納する真空タンク(5)を設けたことを特
徴とする有機溶剤洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23206785A JPS6291282A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 有機溶剤洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23206785A JPS6291282A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 有機溶剤洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6291282A true JPS6291282A (ja) | 1987-04-25 |
JPH0331114B2 JPH0331114B2 (ja) | 1991-05-02 |
Family
ID=16933465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23206785A Granted JPS6291282A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 有機溶剤洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6291282A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0639658A2 (de) * | 1991-11-11 | 1995-02-22 | Leybold Aktiengesellschaft | Verfahren zur schonenden Entfettung und Reinigung von mit fett- und/oder Ölhaltigen Stoffen behaftetem Gut |
JP2001181874A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-07-03 | Mitsubishi Electric Corp | 脱脂洗浄方法及び洗浄装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5525914A (en) * | 1978-08-11 | 1980-02-25 | Toshiba Battery Co Ltd | Air cell |
JPS59113190A (ja) * | 1982-12-21 | 1984-06-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 洗浄装置 |
-
1985
- 1985-10-17 JP JP23206785A patent/JPS6291282A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5525914A (en) * | 1978-08-11 | 1980-02-25 | Toshiba Battery Co Ltd | Air cell |
JPS59113190A (ja) * | 1982-12-21 | 1984-06-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 洗浄装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0639658A2 (de) * | 1991-11-11 | 1995-02-22 | Leybold Aktiengesellschaft | Verfahren zur schonenden Entfettung und Reinigung von mit fett- und/oder Ölhaltigen Stoffen behaftetem Gut |
EP0639658A3 (de) * | 1991-11-11 | 1995-04-19 | Leybold Ag | Verfahren zur schonenden Entfettung und Reinigung von mit fett- und/oder Ölhaltigen Stoffen behaftetem Gut. |
JP2001181874A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-07-03 | Mitsubishi Electric Corp | 脱脂洗浄方法及び洗浄装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0331114B2 (ja) | 1991-05-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |