JPS629120Y2 - - Google Patents

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JPS629120Y2
JPS629120Y2 JP19571383U JP19571383U JPS629120Y2 JP S629120 Y2 JPS629120 Y2 JP S629120Y2 JP 19571383 U JP19571383 U JP 19571383U JP 19571383 U JP19571383 U JP 19571383U JP S629120 Y2 JPS629120 Y2 JP S629120Y2
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JP
Japan
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mounting
paper
acrylic plate
lining
size
Prior art date
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JP19571383U
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English (en)
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JPS60102999U (ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は表具作業に際して、本紙10に裏打用
紙11を適格かつ効率的にしかも整然に貼合する
ことを目的とする表具用裏打器に関する。
従来表具作業に際して本紙10に裏打用紙11
を貼り付けるには本紙10に併せ糊付台とを用意
し、他方作業台上に本紙10を裏返しにして拡げ
ておく。つぎに本紙10の大きさに合わせて切断
した裏打用紙11を糊付台上に拡げて全面に糊を
塗布した後、持上げ糊付けをした面を下に位置す
る如くなし、作業台上の本紙10に合わせて一方
の端より刷毛等にて序々に押圧しながら裏打用紙
11を貼り付けていたが、この方法による裏打作
業は裏打用紙11が大判のため裏打作業に当り次
の如く多くの欠点が存在する。
(1) 裏打用紙11が本紙10とズレ易い。
(2) 裏打用紙11がしわになり易い。
(3) 本紙10と裏打用紙11との間に空気が入
り、平らに糊が延びない。
(4) 作業するのに場所をとる。などの欠点があ
り、表具作業に際し多くのネツクとなつてい
た。
本考案は上記の如き事情に鑑みて、種々研究の
結果考案されたもので、作業台上に展張した表具
用本紙の上に表具用裏打器具をセツトし、アクリ
ル板体を板受台に係止して、裏打用紙11を約半
分ずつアクリル板体上に乗せ糊付けして本紙10
に貼着することにより、上記の欠点を解消したも
のである。
以下本考案に係る表具用裏打器具の構成を実施
例に示す図面にもとづき説明すれば次の通りであ
る。
1はアクリル部材にて設けた糊付け用板体で、
一方の端部の左右両側には軸状突出部3a,3b
が一体に突設されている。この板体1は透明なア
クリル部材により成形され、表面が平滑で裏打用
紙11がピツタリと吹付き安く、糊付け作業がや
り易く能率的である。そしてこの板体1の大きさ
は本紙10の半分位である。即ち通常の場合縦
760mm、横450mm、厚さ3mm程度の大きさであるが
ときには本紙10の大きさにより幾分異なるもの
である。しかしながら形状は同一でその一方の端
部の左右両側に軸状突出部3a,3bに接続する
端縁7はアール状に設けており、裏打用紙11の
半分を折り返したりするときに接触面を滑かに保
持するので曲げ易いので好ましい。2は板受台で
ステンレス等の細巾ベルト状の金属片4にて形成
され、その長手方向の両端を垂直に上方に折り曲
げ字状となし、その字状の相対する垂直片5
a,5bは同一寸法の梯形状に成形してある。そ
してこの梯形状の各上辺には2個並列し切割受溝
6a,6a′,6b,6b′が相対し設けている。そ
して切割受溝の寸法は軸状突出部3a,3bの直
径大に設けてあり、その軸に一体の板端縁は軸状
突出部と同一大のアール状に成形されているの
で、アクリル板体は回動自在に溝内で180度左右
に回動可能の如く設けてある。なお又第4図に示
す通り切割受溝間の間隔Bは切割受溝の巾の約3
倍の寸法にて成形されている。従つてこの約3倍
を保持するこの寸法は最小限で、これ以下の狭い
寸法では糊付板の厚さとの関係上糊付作業は裏打
用紙11に不均衡となり、本紙10えの裏打ちの
出来ばえが悪い、このように切割受溝間の距離は
最も重要である。従つて仮に切割受溝の間隔を広
げ10mm以上或は15mm〜20mmに広く設けても、その
割合いに裏打作業は効果的ではない。なお板受台
2の両端の垂直片の巾は100mm、高さは10mm、そ
して両端の垂直片間の長さは約500mm程度のもの
が最も適当であるが本紙10の大きさによりその
形状は幾分異なるも差支えない。
以上の如き構成に係る表具用裏打器の使用方法
を第3図及び第4図に基き次の通り述べる。
使用方法について 第1の手順 所定の長さにて設ける作業台の中央部に板受台
2を設定する。
第2の手順 次にカツトマツト9の中央部を板受台2の細巾
ベルト4上に横長に載せ、その前後両側面を板受
台の垂直片間に位置しカツトマツト9を作業台上
に展張する。よつてカツトマツト9はベルト4に
より左右に二分される。
第3の手順 次にカツトマツト9上に本紙10を裏返し(裏
面を上に出す)カツトマツト9上にセツトする。
第4の手順 次に本紙10に合せてその上に本紙10と同一
大の裏打用紙11を整然とセツトする。
第5の手順 前項の手順が終つた後アクリル板体に設けた軸
状突出部3a,3bを板受台2に設ける一側の切
割受溝6a,6bに差し込み係止する。この場合
切割受溝6a,6bに最初に使用した(第3,4
図参照)が右方の受溝6a′,6b′をその時の都合
により、最初に使用しても産支へない。以上の如
くアクリル板体を溝部に係止したならば、アクリ
ル板体を第3,4図に示す如く左方の裏打紙上に
セツトする。これにより裏打用紙11は板体の重
量により押圧され裏打用紙11は整然と固定され
る。もつともこの作業により裏打用紙11の下側
にセツトされている本紙10も同様固定されるこ
とは明かである。
第6の手順 裏打用紙11の半分を右方よりツマミ糊付け用
アクリル板上にセツトする。第4図参照。この場
合アクリル板の端縁のアール状の部分にて、裏打
用紙11の折曲げを整然になし、糊付け用アクリ
ル板上に裏打用紙11を載置し、糊付け作業を行
う。そしてこの糊付け作業が終つたならば裏打用
紙11をもとの位置に貼着しつつ戻す。かくて本
紙10の右半分は裏打作業は完了す。(第4図参
照) 第7の手順 板受台の両端の軸状突出部を最初に係止した切
割受溝6a,6bから他方の切割受溝6a′,6
b′にアクリル板体を右方に移動す。(第2図参
照)そして該板体を裏打用紙11上に載置する。
かくて裏打用紙11および本紙10も左方の糊付
作業と同様アクリル板の重量により整然と固定
す。次に裏打用紙1の半分を糊付けアクリル板上
に前の方法と同一方法により移動し載置する。そ
して糊付けが終つたならば前の位置に裏打用紙1
1を戻す。この作業は前述と同様な手順であるの
で以下省略する。
上記のように本考案によれば、同一台上で裏打
用紙11の約半分ずつを糊付けすることができ、
糊付け後は裏打用紙11を前位置に折り返すよう
にして本紙10に裏打用紙11を貼着することが
可能であり、しかも第4図に示す如く切割受溝間
の間隔Bは切込溝の巾Cの約3倍位に設定されて
いるので、裏打用紙11の右側の半分を本紙10
に貼着した後、糊付け用アクリル板体を右側にセ
ツトし、左半分を本紙10に整然と貼着すること
ができ、大形判の裏打用紙11を利用しても裏打
作業は極めて整然とでき、しかも能率的で、作業
は容易である他次の如き効果おも有する。
(1) 裏打用紙11がずれない。
(2) 裏打用紙11がしわにならない。
(3) 本紙10と裏打用紙11の間に空気が入らな
い。
(4) 糊付け用板は従来のものの約半分位の大きさ
でよい。
(5) 作業台は一台でよいので場所をとらない。
(6) 裏打作業は熟練を要することなく裏打ちが容
易にできる。
などの多くの利点を有し、しかも本考案品は低価
格で、製作も容易なので実用上極めて有益であ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る表具用裏打器の実施例を示す
もので、第1図は糊付け用アクリル板体の斜視
図、第2図は同じく板受台の斜視図、第3図は糊
付け用アクリル板体を板受台にセツトしたときの
概略斜視図、第4図は第3図のA−A線における
本考案品の使用態様を示す一部拡大概略断面図で
ある。 1……糊付け用アクリル板体、2……板受台、
3……軸状突出部、4……細巾ベルト状金属片、
5……梯形状垂直片、6a,6b,6a′,6b′…
…切割受溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 糊付け用アクリル板体1と、これを係止する
    板受台2とからなる表具用裏打器具において、
    前記アクリル板体の一方の端部の両側に軸状突
    出部3a,3bを設けたこと、前記板受台は細
    巾ベルト状の金属片4の両端を垂直に上方に折
    曲げ字状となし、その相対する垂直片5a,
    5bは同一の梯形状に成形したこと、梯形状の
    上辺には軸状突出部3a,3bを係止する2個
    並列した切割受溝6a,6b,6a′,6b′を相
    対し設けたことを特徴とする表具用裏打器具。 2 切割受溝間の間隔Bは切割受溝の巾Cの約3
    倍の寸法に設けたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の表具用裏打器具。 3 切割受溝の大きさは軸状突出部3a,3bの
    直径大に設けたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の表具用裏打器具。 4 切割受溝の底部の形状は軸状突出部と同一の
    アール状7に設けたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の表具用裏打器具。 5 アクリル板体1の寸法は縦760mm横450mm厚さ
    3mmであることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の表具用裏打器具。 6 アクリル板体は左右に180度転回することを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の表具用裏打器具。
JP19571383U 1983-12-20 1983-12-20 表具用裏打器具 Granted JPS60102999U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19571383U JPS60102999U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 表具用裏打器具

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JP19571383U JPS60102999U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 表具用裏打器具

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Publication Number Publication Date
JPS60102999U JPS60102999U (ja) 1985-07-13
JPS629120Y2 true JPS629120Y2 (ja) 1987-03-03

Family

ID=30420208

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JP19571383U Granted JPS60102999U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 表具用裏打器具

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JPS60102999U (ja) 1985-07-13

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