JP2583968Y2 - 篆刻用印面の研磨台 - Google Patents

篆刻用印面の研磨台

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JP2583968Y2
JP2583968Y2 JP8088992U JP8088992U JP2583968Y2 JP 2583968 Y2 JP2583968 Y2 JP 2583968Y2 JP 8088992 U JP8088992 U JP 8088992U JP 8088992 U JP8088992 U JP 8088992U JP 2583968 Y2 JP2583968 Y2 JP 2583968Y2
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JP
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stamping
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stamp
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stamping material
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Inventor
一昭 河村
Original Assignee
株式会社装美
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、印材の印面を平坦に
切削研磨するためのものであり、詳しくは印材を固定す
る印材固定枠を安定して摺動させ、印面を確実に平坦状
に研磨する篆刻用印面の研磨台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の印材の印面は、平坦でな
いものが多々あるのが普通である。そこで、印材の印面
を平らにするために印材を手持ちしてシート鑢上を摺動
して研磨するか、印材を万力等で固定し、鑢によつて印
面側を研磨することが一般に実施されていることであ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来で述べたもの
のうち前者においては、手操作で印面を擦るものである
から、研磨は容易であるが、傾斜状態は容易に変化せ
ず、印面を平坦にするのは大変に難しい点と、印面の外
周縁を削り取り円形状にする等の問題点がある。また、
後者においては、固定した印面を鑢で平面状に研磨する
のは、大変に難しく熟練を要すると云う問題点があつ
た。この考案は、このような従来の問題点を解決するも
のであつて、その主たる目的とする所は、各種の印材固
定枠に印材の印面を下方を突出固定させ、研磨台に載置
摺動することによつて下面に敷設したシート鑢上で印面
を簡単容易に平坦に切削研磨する篆刻用印面の研磨台を
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案の篆刻用印面の研磨台本体は、前後左右の
側枠を以て内部に貫通した開口部を形成する。この一方
の側枠に印材固定枠を載置摺動する相対向する摺動用の
軌条部を形成する。この研磨台本体の下面に各種のシー
ト鑢を敷設することによつて所期の目的を達成してい
る。
【0005】
【実施例】次に、この考案の実施例を図面について詳し
く説明すると、図1は、この考案の研磨台本体(1)の
全体図を示すもので、該研磨台本体(1)は、木材又は
合成樹脂等の構成材料を以て前後の側枠(3)(3)と
左右の側枠(4)(4)とによつて方形状に形成され、
該側枠(3)(3)と側枠(4)(4)の内部に下方に
貫通した開口部(5)を形成してある。一方の相対向す
る位置の該側枠(3)(3)の内面側に段部を設けて摺
動用の軌条部(6)(6)を対接形成してある。
【0006】次に、該研磨台本体(1)の下面には、大
小各種形状の布鑢又は紙鑢等の粗面(7)(7)を有す
るシート鑢を敷設する構成となつている。符号(9)は
各種の印材を示し、(10)は該印材(9)を固定する
貫通した開口部を有する各種の印材固定枠を示し、該印
材固定枠(10)には、該印材(9)を固定する摺動挾
持体(12)を設けると共に、該手動挾持体(12)を
前後に摺動する締付体(11)を装設してある。
【0007】
【作用】この考案は、上述の如く構成されているので、
予め該研磨台本体(1)の下面に該シート鑢(2)を敷
設する。その後、各種の印材(9)を該印材固定枠(1
0)に下方が突出した状態で固定する。その後、図4に
示す如く該印材固定枠(10)を相対する軌条部(6)
(6)の間に載置する。この時、該印材(9)の印面
は、該シート鑢(2)の上面に接触状態に位置し、該軌
条部(6)(6)上を該印材固定枠(10)を左右に摺
動することによつて容易に印面を平らに研磨して仕上げ
るものである。
【0008】
【考案の効果】以上説明したように、この考案の印面の
研磨台によれば、従来の大変に困難であつた印材の印面
を簡単容易に平坦状に切削研磨できる効果と、研磨台上
を印材固定枠を摺動するだけであるから、何人でも操作
が大変に容易である等の便利な効果がある。そして、該
研磨台本体は、前後、左右の側枠を以て形成されている
ので製作が容易であると共に、小型及び軽量に構成され
るため携帯及び運搬が容易である。また、該研磨台本体
の相対向する各側枠に設けた摺動用の軌条部によつて
は、該印材固定枠の載置が安定的であると共に、摺動操
作を確実にできると云う優れた効果かある。且つ該印材
固定枠の下部に敷設するシート鑢によれば、印材の材質
によつて各種のシート鑢を容易に取り換え選択できると
共に、鑢の粗面が擦り減つた場合でも容易に移動して使
用できると云う便利な効果がある優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の研磨台本体の全体斜面図である。
【図2】同じく図1のA一A線の縦断側面図である。
【図3】この考案の全体の分離状態の斜面図である。
【図4】同じくこの考案の使用状態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 研磨台本体 2 シート鑢 3 側枠 4 側枠 5 開口部 6 軌条部 9 印材 10 印材固定枠

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印材を固定する印材固定枠を摺動する篆
    刻用印面の研磨台において、前記研磨台本体(1)は、
    前後の側枠(3)(3)と左右の側枠(4)(4)とを
    以て内部に開口部(5)を形成し、該側枠(3)(3)
    には、印材固定枠(10)を摺動する相対向する摺動用
    の軌条部(6)(6)を形成し、且つ該研磨台本体
    (1)の下面には、各種のシート鑢(2)を敷設するこ
    とを特徴とした篆刻用印面の研磨台。
JP8088992U 1992-10-12 1992-10-12 篆刻用印面の研磨台 Expired - Lifetime JP2583968Y2 (ja)

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