JPS6290597A - 原子炉用スタビライザ装置 - Google Patents
原子炉用スタビライザ装置Info
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- JPS6290597A JPS6290597A JP60229814A JP22981485A JPS6290597A JP S6290597 A JPS6290597 A JP S6290597A JP 60229814 A JP60229814 A JP 60229814A JP 22981485 A JP22981485 A JP 22981485A JP S6290597 A JPS6290597 A JP S6290597A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reactor
- pressure vessel
- stabilizer
- containment vessel
- well
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Discharge Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は原子炉用スタビライザ装置に係り、特に、地震
発生時における原子炉圧力容器の相対変位を緩衝的に拘
束するための原子炉用スタビライザ装置の改良に関する
。
発生時における原子炉圧力容器の相対変位を緩衝的に拘
束するための原子炉用スタビライザ装置の改良に関する
。
従来の原子炉用スタビライヂ装置は第3図に示すように
圧力容器スタビライザ1と格納容器スタビライザ2とを
有する。
圧力容器スタビライザ1と格納容器スタビライザ2とを
有する。
圧力容器スタビライ奮ア1は原子炉遮蔽壁3の上端部と
原子炉圧力容器4との間に水平方向に架設されて皿ばね
を内蔵しており、原子炉遮蔽壁3の上端部と原子炉格納
容器5の内周部との間にはビームをトラス状に組立てた
格納8冴スタビライ112が横架され、地震発生時にお
ける原子炉圧力容器4の相対変位を緩衝的に拘束するよ
うになっている。これら圧力容器スタビライIア143
よび格納容器スタビライtア2の上方の原子炉格納容器
5内には水密構造のシールブラットホーム6が配設され
ている。
原子炉圧力容器4との間に水平方向に架設されて皿ばね
を内蔵しており、原子炉遮蔽壁3の上端部と原子炉格納
容器5の内周部との間にはビームをトラス状に組立てた
格納8冴スタビライ112が横架され、地震発生時にお
ける原子炉圧力容器4の相対変位を緩衝的に拘束するよ
うになっている。これら圧力容器スタビライIア143
よび格納容器スタビライtア2の上方の原子炉格納容器
5内には水密構造のシールブラットホーム6が配設され
ている。
シールプラットホーム6はその外周端を原子炉格納容器
5のドライウェルフランジ7の近傍内周に同心円状に固
着し、その自由端部をベローズ8を介して原子炉圧力容
器4の7ランジ部4a外周に伸縮自在に結合している。
5のドライウェルフランジ7の近傍内周に同心円状に固
着し、その自由端部をベローズ8を介して原子炉圧力容
器4の7ランジ部4a外周に伸縮自在に結合している。
一方、原子炉格納容器5の外周にはシールプラットホー
ム6を固着した固着箇所にほぼ対応する箇所にて環状の
強め輪9を外表固着し、その自由端部をベローズ10を
介して原子炉建屋11の内壁に伸縮自在に結合している
。
ム6を固着した固着箇所にほぼ対応する箇所にて環状の
強め輪9を外表固着し、その自由端部をベローズ10を
介して原子炉建屋11の内壁に伸縮自在に結合している
。
上記ドライウェルフランジ7には、上蓋12が@脱自在
に取着されており、この上蓋12は格納容器ドライウェ
ル13の上端を閉塞すると共に、上蓋12上方に形成さ
れた原子炉ウェル14とを区画している。原子炉ウェル
14の側方には、それぞれプール水で水張されるIN器
貯蔵ビット15と燃料プール16とがそれぞれ配設され
、開開自在のゲート17.18の開門により原子炉ウェ
ル14と連通されて、水張が行なわれる。原子炉ウェル
14の上端はハツチ19により閉塞されている。
に取着されており、この上蓋12は格納容器ドライウェ
ル13の上端を閉塞すると共に、上蓋12上方に形成さ
れた原子炉ウェル14とを区画している。原子炉ウェル
14の側方には、それぞれプール水で水張されるIN器
貯蔵ビット15と燃料プール16とがそれぞれ配設され
、開開自在のゲート17.18の開門により原子炉ウェ
ル14と連通されて、水張が行なわれる。原子炉ウェル
14の上端はハツチ19により閉塞されている。
そして、原子炉運転時には上M12がドライウェルフラ
ンジ7に取付けられて、格納容器ドライウェル13が閉
塞され、原子炉ウェル14内は水抜が行なわれる。
ンジ7に取付けられて、格納容器ドライウェル13が閉
塞され、原子炉ウェル14内は水抜が行なわれる。
また、定期点検時にはハツチ19や上112等を取外し
、ゲート17.18等を開門して原子炉ウェル14を水
張すると共に、機鼎貯蔵ビット15および燃料プール1
6を連通させ、原子炉ウェル14を通して原子炉圧力容
器4内の燃料集合体やその他の炉内部品の交換を行なう
。この原子炉ウェル14の水張時には、シールプラット
ホーム6と強め輪9等によりこの原子炉ウェル14を水
密にシールして、格納容器ドライウェル13と原子炉建
屋11のドライウェルへの水の漏洩を防止していた。
、ゲート17.18等を開門して原子炉ウェル14を水
張すると共に、機鼎貯蔵ビット15および燃料プール1
6を連通させ、原子炉ウェル14を通して原子炉圧力容
器4内の燃料集合体やその他の炉内部品の交換を行なう
。この原子炉ウェル14の水張時には、シールプラット
ホーム6と強め輪9等によりこの原子炉ウェル14を水
密にシールして、格納容器ドライウェル13と原子炉建
屋11のドライウェルへの水の漏洩を防止していた。
第4図は上記した従来の圧力容器スタビライザ1、Uよ
び格納容器スタごライザ2のばね定数の大小による地震
発生時の配管設計用応答速度を比較して示すグラフであ
り、スタビライザばね定数が実線Bのものよりも大きい
破JiAの場合には、配管応答スペクトルが実wABの
場合よりも低減されることを示している。すなわち、圧
力容器スタビライザ1おび格納容器スタビライf2のば
ね定数が大きい場合には、小さい場合に比して、格納容
器ドライウェル13内配管の応答スペクトルが低減され
ることを意味しており、この場合には配管設計も容易と
なる。
び格納容器スタごライザ2のばね定数の大小による地震
発生時の配管設計用応答速度を比較して示すグラフであ
り、スタビライザばね定数が実線Bのものよりも大きい
破JiAの場合には、配管応答スペクトルが実wABの
場合よりも低減されることを示している。すなわち、圧
力容器スタビライザ1おび格納容器スタビライf2のば
ね定数が大きい場合には、小さい場合に比して、格納容
器ドライウェル13内配管の応答スペクトルが低減され
ることを意味しており、この場合には配管設計も容易と
なる。
しかしながら、圧力8鼎スタビライザ1および格納容器
スタビライ!12では直列の連成ばねのばね定数が主に
上記ばね定数となるので、このばね定数の増大化には限
界があると其に、この速成ばねを内蔵する格納容器スタ
ビライザ2の軸長が長くなってしまうという問題があっ
た。そこで、従来の配管設計では格納容おドライウェル
13内配管を多数の配管支持S!置で支持することによ
り、第4図に示すように配管固有撮動周期を、応答加速
度がピーク値を示す配管設片1用撮動周波数よりずらし
ていた。
スタビライ!12では直列の連成ばねのばね定数が主に
上記ばね定数となるので、このばね定数の増大化には限
界があると其に、この速成ばねを内蔵する格納容器スタ
ビライザ2の軸長が長くなってしまうという問題があっ
た。そこで、従来の配管設計では格納容おドライウェル
13内配管を多数の配管支持S!置で支持することによ
り、第4図に示すように配管固有撮動周期を、応答加速
度がピーク値を示す配管設片1用撮動周波数よりずらし
ていた。
また、原子炉圧力容器4の胴部の供用期間中検査では、
原子炉遮蔽壁3の上方から原子炉圧力容器4胴部外周と
のギャップに作業員が接近しなければならないが、そこ
には圧力8鼎スタビライザ1が1ml’されているため
に、アクセススペースと作業スペースとが狭隘であり、
アクセスと検査作業が非常に困難であった。
原子炉遮蔽壁3の上方から原子炉圧力容器4胴部外周と
のギャップに作業員が接近しなければならないが、そこ
には圧力8鼎スタビライザ1が1ml’されているため
に、アクセススペースと作業スペースとが狭隘であり、
アクセスと検査作業が非常に困難であった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、簡単な構
成により原子炉圧力容器周りを簡素化してアクセススペ
ースと作業スペースを確保すると共に、はね定数を増大
させた原子炉用スタビライザ装置を提供づることを目的
とする。
成により原子炉圧力容器周りを簡素化してアクセススペ
ースと作業スペースを確保すると共に、はね定数を増大
させた原子炉用スタビライザ装置を提供づることを目的
とする。
本発明は、原子炉ウェルの水張時に水シールに用いられ
ていた従来のシールプラットホームおよび強め輪に着目
してなされたものであり、これらを原子炉用スタビライ
ザ装置Nとして共用するために改良したことに特徴があ
る。
ていた従来のシールプラットホームおよび強め輪に着目
してなされたものであり、これらを原子炉用スタビライ
ザ装置Nとして共用するために改良したことに特徴があ
る。
以下、本発明の一実施例について第1図および第2図を
参照して説明する。なお、図中、第3図と共通する部分
には同一符号が付しである。
参照して説明する。なお、図中、第3図と共通する部分
には同一符号が付しである。
第1図は本発明に係る原子炉用スタビライザ装置の一実
施例を一部縦断面で示しており、原子炉圧力容器4の7
ランジ部4a外周に所要の間隙をおいて同心円状に配設
された環状のシールプラットホーム20の外周を、原子
炉格納容器5のドライウェルフランジ7より若干下方の
内周に全周に亘って固着している。
施例を一部縦断面で示しており、原子炉圧力容器4の7
ランジ部4a外周に所要の間隙をおいて同心円状に配設
された環状のシールプラットホーム20の外周を、原子
炉格納容器5のドライウェルフランジ7より若干下方の
内周に全周に亘って固着している。
シールプラットホーム20の内径端部である自由端部の
下面はベローズ8を介して原子炉圧力容器4の7ランジ
部4a外周に伸縮自在に結合され、熱変位を吸収しなが
ら原子炉ウェル14の水俣時に水シールするようになっ
ている。このベローズ8の外周側は円筒状の保護カバー
21により取り囲まれ、保護されている。
下面はベローズ8を介して原子炉圧力容器4の7ランジ
部4a外周に伸縮自在に結合され、熱変位を吸収しなが
ら原子炉ウェル14の水俣時に水シールするようになっ
ている。このベローズ8の外周側は円筒状の保護カバー
21により取り囲まれ、保護されている。
また、第2図に示すようにシールプラットホーム20の
内周縁部には、径方向に凹状に切欠された矩形の第1凹
部22が周方向に所要の間隔をおいて複数個配設されて
おり、これら第1凹部22には原子炉圧力容器4の矩形
状の第1凸部23がそれぞれ嵌合されている。これら第
1凸部23は原子炉圧力容器4のフランジ部4aの外周
にて外径方向に突出し、7ランジ部4aの周方向に所要
の間隔をおいて複数個配設されている。
内周縁部には、径方向に凹状に切欠された矩形の第1凹
部22が周方向に所要の間隔をおいて複数個配設されて
おり、これら第1凹部22には原子炉圧力容器4の矩形
状の第1凸部23がそれぞれ嵌合されている。これら第
1凸部23は原子炉圧力容器4のフランジ部4aの外周
にて外径方向に突出し、7ランジ部4aの周方向に所要
の間隔をおいて複数個配設されている。
これら第1凹部22と、第1凸部23とは、原子炉圧力
容器4の周方向、すなわち、地震発生時等で生ずる水平
剪断力の作用方向には密に嵌合し、径方向には所要の1
1g隙を設定して嵌合している。
容器4の周方向、すなわち、地震発生時等で生ずる水平
剪断力の作用方向には密に嵌合し、径方向には所要の1
1g隙を設定して嵌合している。
したがって、地震発生時等に原子炉圧力容器4の周方向
に生ずる水平剪断力を拘束することができると共に、原
子炉通常運転時や冷却材喪失事故発生時等で生じる軸方
向および径方向の熱膨張を第2凹部22内の間隙で吸収
することができる。
に生ずる水平剪断力を拘束することができると共に、原
子炉通常運転時や冷却材喪失事故発生時等で生じる軸方
向および径方向の熱膨張を第2凹部22内の間隙で吸収
することができる。
一方、第1図に示すようにシールプラットホーム20を
固着した原子炉格納容器5の固着箇所にほぼ対応する外
周面には環状の強め輪24が外嵌固着され、強め輪24
の自由端部上面はベローズ10を介して原子炉建屋11
に伸縮自在に結合され、ベローズ10の内周側を円筒状
の保護カバー25で保護している。
固着した原子炉格納容器5の固着箇所にほぼ対応する外
周面には環状の強め輪24が外嵌固着され、強め輪24
の自由端部上面はベローズ10を介して原子炉建屋11
に伸縮自在に結合され、ベローズ10の内周側を円筒状
の保護カバー25で保護している。
これにより、原子炉ウェル14の水俣時に水シールし、
原子炉建屋11のドライウェルへの水漏れを防止してい
る。強め輪24は第2図に示ゴように、その外周縁部に
て径方向に凹状に切欠された矩形の第2凹部26を周方
向に所要の間隔をおいて複数個配設してJ3す、これら
第2凹部26には原子炉建屋11の内周壁に立設した第
2凸部27がそれぞれ嵌合さている。
原子炉建屋11のドライウェルへの水漏れを防止してい
る。強め輪24は第2図に示ゴように、その外周縁部に
て径方向に凹状に切欠された矩形の第2凹部26を周方
向に所要の間隔をおいて複数個配設してJ3す、これら
第2凹部26には原子炉建屋11の内周壁に立設した第
2凸部27がそれぞれ嵌合さている。
これら第2凸部27は原子炉建屋11の内周壁に所要の
間隔をおいて複数個埋設された各埋込金物28上にそれ
ぞれ立設されている。これら第2凸部27と第2凹部2
6との嵌合状態は上記第1凸部23と第1凹部22との
嵌合とほぼ同様であり、第2図に示すように強め輪24
の周方向には密に1■合し、その径方向には所要の間隙
を設定して嵌合している。したがって、強め輪24等の
径方向に生ずる熱膨張を第2凹部26内の間隙で吸収す
ることができると共に、地震発生時等で原子炉圧力容器
4に周方向に生ずる水平剪断力を拘束することができる
。
間隔をおいて複数個埋設された各埋込金物28上にそれ
ぞれ立設されている。これら第2凸部27と第2凹部2
6との嵌合状態は上記第1凸部23と第1凹部22との
嵌合とほぼ同様であり、第2図に示すように強め輪24
の周方向には密に1■合し、その径方向には所要の間隙
を設定して嵌合している。したがって、強め輪24等の
径方向に生ずる熱膨張を第2凹部26内の間隙で吸収す
ることができると共に、地震発生時等で原子炉圧力容器
4に周方向に生ずる水平剪断力を拘束することができる
。
本実施例はこのように構成されているので、シールプラ
ットホーム20および強め輪24の環状平板部の面内剪
断剛性をばね定数として用いることができ、非常に大き
な有効剪断面積を確保することができる。このために、
従来の圧力容器スタビライザ1や格納容器スタビライザ
2のばね部材のばね定数よりも大きいばね定数を提供す
ることができる。すなわら、大きなばね定数で原子炉ウ
ェル2!i4の地震時の相対変位を拘束することができ
る。
ットホーム20および強め輪24の環状平板部の面内剪
断剛性をばね定数として用いることができ、非常に大き
な有効剪断面積を確保することができる。このために、
従来の圧力容器スタビライザ1や格納容器スタビライザ
2のばね部材のばね定数よりも大きいばね定数を提供す
ることができる。すなわら、大きなばね定数で原子炉ウ
ェル2!i4の地震時の相対変位を拘束することができ
る。
その結果、従来の圧力容器スタビライザ1および格納容
器スタビライザ2を省略することができ、原子炉遮蔽壁
3の上部周りを簡素化してアクセススペースおよび作業
スペースを確保することができる。このために、原子カ
プラント建設時のコストの低減と工期の短縮を図ること
ができ、原子炉圧力容器4胴部の供用期間中検査の際の
原子炉圧力容器4111部周りへのアクセスも容易とな
り、作業時間も短縮されるので作業員の放射線被曝を低
減することができる。
器スタビライザ2を省略することができ、原子炉遮蔽壁
3の上部周りを簡素化してアクセススペースおよび作業
スペースを確保することができる。このために、原子カ
プラント建設時のコストの低減と工期の短縮を図ること
ができ、原子炉圧力容器4胴部の供用期間中検査の際の
原子炉圧力容器4111部周りへのアクセスも容易とな
り、作業時間も短縮されるので作業員の放射線被曝を低
減することができる。
また、本実施例でばね定数を従来のものよりも増大づる
ことができるので、格納容器ドライウェル13内の配管
(図示省略)の固有振動周期を配管応答スペクトルのピ
ーク値からずらすための配管支持装置を省略することが
でき、その分建設コストの低減とこれら配管へのアクセ
ス性を良好にすることができる。
ことができるので、格納容器ドライウェル13内の配管
(図示省略)の固有振動周期を配管応答スペクトルのピ
ーク値からずらすための配管支持装置を省略することが
でき、その分建設コストの低減とこれら配管へのアクセ
ス性を良好にすることができる。
ざら、従来の圧力容器スタビライザ1を省略する場合に
は、原子炉圧力容器4と原子炉遮蔽壁3との間の環状の
ギャップの上方を開放することになるので、万一、原子
炉圧力容器4のノズル部(図示省略)の破断事故が発生
しても、このギャップの圧力上界を未然に防止すること
ができ、原子炉圧力容器4や原子炉格納容器5の畦全性
を保持することができる。
は、原子炉圧力容器4と原子炉遮蔽壁3との間の環状の
ギャップの上方を開放することになるので、万一、原子
炉圧力容器4のノズル部(図示省略)の破断事故が発生
しても、このギャップの圧力上界を未然に防止すること
ができ、原子炉圧力容器4や原子炉格納容器5の畦全性
を保持することができる。
以上説明したように本発明は、原子炉遮蔽壁の上方にて
原子炉格納容器の内周にgA着された環状のシールブラ
ットボームの自由一部を原子炉圧力容器の外周に伸縮自
在に結合して、原子炉ウェルと原子炉格納容器ドライウ
ェルとを水密に区画すると共に、上記原子炉圧力容器お
よびシールプラットホームのいずれか一方に凸部を設け
、その他方にこの凸部に嵌合する凹部を設け、上記原子
炉格納容器の外周に固着された環状の強め輪の自由端部
を原子炉建屋に伸縮自在に結合して原子炉ウェルと原子
炉建屋ドライウェルとを水密に区画すると共に、上記強
め輪および原子炉建屋のいずれか一方に凸部を設け、そ
の他方にこの凸部に嵌合する凹部を設けた。
原子炉格納容器の内周にgA着された環状のシールブラ
ットボームの自由一部を原子炉圧力容器の外周に伸縮自
在に結合して、原子炉ウェルと原子炉格納容器ドライウ
ェルとを水密に区画すると共に、上記原子炉圧力容器お
よびシールプラットホームのいずれか一方に凸部を設け
、その他方にこの凸部に嵌合する凹部を設け、上記原子
炉格納容器の外周に固着された環状の強め輪の自由端部
を原子炉建屋に伸縮自在に結合して原子炉ウェルと原子
炉建屋ドライウェルとを水密に区画すると共に、上記強
め輪および原子炉建屋のいずれか一方に凸部を設け、そ
の他方にこの凸部に嵌合する凹部を設けた。
したがって、本発明によれば、シールプラットホームお
よび強め輪は、原子炉ウェルの水張時にこれを水密にシ
ールすることができると共に、地震発生時には原子炉圧
ノj容器の相対的変位を大きなばね定数により弾性的に
拘束することができる。
よび強め輪は、原子炉ウェルの水張時にこれを水密にシ
ールすることができると共に、地震発生時には原子炉圧
ノj容器の相対的変位を大きなばね定数により弾性的に
拘束することができる。
このために、従来の圧力容器スタビライザと格納容器ス
タビライブとを省略づることができるので、原子カプラ
ント建設時のコストの低減と工期の短縮とを図ることが
できる。
タビライブとを省略づることができるので、原子カプラ
ント建設時のコストの低減と工期の短縮とを図ることが
できる。
また、従来の圧力容器スタビライザと格納容器スタビラ
イザを省略した場合には、原子炉圧力容器周りが簡素化
されるので、所要のスペースが確保でき、供用期間中検
査のための原子炉圧力容器胴部のアクレス性が良好とな
り、作業能率の向−ヒを図ることができる。
イザを省略した場合には、原子炉圧力容器周りが簡素化
されるので、所要のスペースが確保でき、供用期間中検
査のための原子炉圧力容器胴部のアクレス性が良好とな
り、作業能率の向−ヒを図ることができる。
さらに、原子炉圧力容器と原子炉遮蔽壁との環状のギャ
ップの上方が開放されるので、万一、原子炉圧力容器の
ノズル部に破断事故が発生した場合があっても、このギ
ャップの圧力上昇を未然に防止することができ、原子炉
圧力容器や原子炉格納容器の鍵全性を保持することがで
きる効果を有する。
ップの上方が開放されるので、万一、原子炉圧力容器の
ノズル部に破断事故が発生した場合があっても、このギ
ャップの圧力上昇を未然に防止することができ、原子炉
圧力容器や原子炉格納容器の鍵全性を保持することがで
きる効果を有する。
第1図は本発明の一実施例に係る原子炉用スタビライザ
装置の縦断面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第
3図は従来の圧力容器スタビライザおよび格納容器スタ
ビライザを説明するための原子炉格納容器の上部周りの
縦断面図、第4図はスタビライザばね定数の大小による
地震発生時の配管設計用応答加速度の性状をそれぞれ示
すグラフである。 4・・・原子炉圧力容器、5・・・原子炉格納容器、6
.20・・・シールプラットホーム、9.24・・・強
め輪、11・・・原子炉建屋、13・・・格納容器ドラ
イウェル、14・・・原子炉ウェル、22・・・第1凹
部、23・・・第1凸部、26・・・第2凹部、27・
・・第2凸部。
装置の縦断面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第
3図は従来の圧力容器スタビライザおよび格納容器スタ
ビライザを説明するための原子炉格納容器の上部周りの
縦断面図、第4図はスタビライザばね定数の大小による
地震発生時の配管設計用応答加速度の性状をそれぞれ示
すグラフである。 4・・・原子炉圧力容器、5・・・原子炉格納容器、6
.20・・・シールプラットホーム、9.24・・・強
め輪、11・・・原子炉建屋、13・・・格納容器ドラ
イウェル、14・・・原子炉ウェル、22・・・第1凹
部、23・・・第1凸部、26・・・第2凹部、27・
・・第2凸部。
Claims (1)
- 原子炉遮蔽壁の上方にて原子炉格納容器の内周に固着さ
れた環状のシールプラットホームの自由端部を原子炉圧
力容器の外周に伸縮自在に結合して、原子炉ウェルと原
子炉格納容器ドライウェルとを水密に区画すると共に、
上記原子炉圧力容器およびシールプラットホームのいず
れか一方に凸部を設け、その他方にこの凸部に嵌合する
凹部を設け、上記原子炉格納容器の外周に固着された環
状の強め輪の自由端部を原子炉建屋に伸縮自在に結合し
て原子炉ウェルと原子炉建屋ドライウェルとを水密に区
画すると共に、上記強め輪および原子炉建屋のいずれか
一方に凸部を設け、その他方にこの凸部に嵌合する凹部
を設けたことを特徴する原子炉用スタビライザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60229814A JPS6290597A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 原子炉用スタビライザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60229814A JPS6290597A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 原子炉用スタビライザ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6290597A true JPS6290597A (ja) | 1987-04-25 |
Family
ID=16898084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60229814A Pending JPS6290597A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 原子炉用スタビライザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6290597A (ja) |
-
1985
- 1985-10-17 JP JP60229814A patent/JPS6290597A/ja active Pending
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