JPS6290083A - 水平偏向回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、水平偏向回路に於いて２走査期間の初めに生
じる偏向電流の歪み、特にリニアリティコイルを挿入し
たために発生する偏向電流のリンギング歪みを軽減する
回路に関する。

〔発明の背景〕

水平偏向回路としては、一般に第５図（ｅＬ）に示すよ
うな回路が知られており、この回路の動作説明に関して
は、日本放送出版協会発行ｒＮＨＫカラーテレビ教科書
」第１７６頁〜第１８０頁に詳述されており、第２図に
その各部の電流波形を示す。一般にこのような回路で画
面を表示した場合、画面の左端即ち走査期間の初めの部
分が伸びる傾向にあり、これを補正するために第５図（
ｂ）に示すように偏向コイル１に直列にリニアリティコ
イル６を挿入する方法が知られている。一方９ニアリテ
ィコイルのインダクタンス特性は第６図に示づように、
コイルに流れる電流の方向と大きさに依存する。このよ
うな構成に於いて、偏向コイル１に第４図（１）に示す
ような偏向Ｎ　Ｋ　ＬＬが流れると破線で示すように、
偏向電流↓Ｌに寄生振動電流（リンギング）が生じるた
め、画面に速度変調による１岐の明暗の縞となって現わ
れ、表示品質を著るしく低下させる場合がある。これは
通常のテレビ受信機構では、それほど大きな問題となら
ない場合が多いが、高品質表示性能の要求され７）ＣＲ
Ｔディスプレイに於いては重大な問題となる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記したように偏向コイルに直列に挿
入したりニアリテイコイルの影響により兄生する寄生振
動硫流（リンギング）を有効に軽減する手段を提供する
ことにある。

〔発明の概要〕

本発明では、リニアリティコイルのインダクタンスは、
それを流れる電流の方図および大きさに依存することに
着目し、方向性を有するダンピング回路をリニアリティ
コイルに接続し、リンギングを軽減するものである。

〔発明の実施例〕

第１歯に本発明の一実施例を示す。偏向コイル１に直列
に接続されたリニアリティコイル６Ｖζ、並列に、コン
テンｆ７と抵抗９の直列回路が接続さｎ１帰線期間にコ
ンデンプは光電される。

抵抗９には、ダイオード８と抵抗１０の直列回路が接続
され、コンテンｆ７の充Ｍ、電圧がダイオード８のバイ
アス電圧となる如く構成されている。

一方リニアリティコイル６の両端電圧は、第４図（２）
のＶアで示される波形となり、走査期間の初めに破線で
示すようなリンギングを発生するが、順方向にバイアス
されたダイオード８によってダンピングされ、９ンギン
グを低減させる。

尚本回路のダンピングの程度は、抵抗１０の値により調
節可能であり、また本ダンピング回路が動作を開始する
タイミングは、抵抗９とコンデンサ７０時定数により任
意に設定可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によればリニアリティコイ
ルを挿入することにより発生するリンギングを、方向性
を有するダイビング回路により効果的に軽減することか
で＆、ＣＲＴディスプレイ等の高品質画像表示を可能と
するものであり実用的効果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による水平偏向回路を示す図
、第２図は動作説明用波形図、第６図、第４図は動作説
明を示す図、第５図は従来の水平偏向回路を示す図であ
る。 １・・・偏向コイル、　　　２・・・トランジスタ、３
・・・ダンパダイオード、 ５・・・共撮コンデンナ、 ６・・・リニアリティコイル、 ７・・・コンデンサ、　　　８・・・ダイオード。 優と、。 ゛・、゛ 代理人弁理士　小　川　勝　男　　−−゛菓　、・　Ｚ 第２ｒｇＪ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スイッチング素子と、スイッチング素子に並列に接続さ
   れた共振コンデンサと、互いに直列に接続された水平偏
   向コイルとリニアリティコイルを備えた水平偏向回路で
   あって、コンデンサとダイオードから成る直列回路が前
   記リニアリティコイルに並列接続され、前記コンデンサ
   を帰線期間にバックパルスにより充電する手段を設けた
   ことを特徴とする水平偏向回路。