JPS628999A - クレ−ンの巻上引掛り検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野１ 本発明は、巻上時の機械的な引掛りを電気的に検出する
クレーンの巻上引掛り検出装置に関するものである。

［発明の技術的背景とその問題点１ 一般にコンテナを船積みするときは多段積みにするので
暑１によって倒れ防＋Ｌを行っているが、王の柱には節
目継目があるのでクレーンでコンテナを吊上げるとき、
その節目継目に引掛ることがある。

・こ′のときは運転者が巻上停止を行い、−０巻下を行
ってから再巻上を行っている。

しかしながら運転者が気付くまで電動機は巻上方向にト
ルクを出しているので、コンテナクレーン構造部の機械
的疲労を促進するという問題がある。

［発明の目的］ 本発明は、機械的な引掛りを電気的に検出して巻上を停
止トさせるクレーンの巻上引掛り検出装置を提供するこ
とを目的としている。

［発明の概要］ 本発明は、巻上機用電動機の巻１一方向の電流がリミッ
ト値に達したことを検出Ｊる巻上電流リミット検出回路
と、巻上方向の速Ｉｆが減速したことを検出する巻上減
速検出回路と、上記両方の検出出力が発生したとき巻上
運転を自動的に停＋１さける巻上停止回路を備え、これ
によってクレーンの巻上時に機械的な引掛りが発生した
とき自動的に巻上運転を停止してクレーンの構造物に疲
労の発生するのを防１トするクレーンの巻上用Ｈ）り検
出装置である。

［発明の実施例］ 本発明によるクレーンの巻上引掛り検出装置の一実施例
を第１図に示す。

第１図において、分流器１は電動１１１５に直列接続さ
れ、二次側は電流検出器２およびダイオード３を介して
リレー４に入力される。

またダイオード３と電流検出器２との接続点には電流リ
ミット値が設定出来る調整抵抗１２の出力が接続されて
いる。

一方電動機５に直結されている向転計発電ｌ１６は速度
検出器７、ダイオード８および微分回路９を介してリレ
ー１０に入力されている。

上記の構成において、電流検出器２は巻、に方向の電流
で正電圧、巻下方向の電流で負電圧を出力し、さらに電
流リミットは調整抵抗器１２で設定され、ダイオード３
を介して正電圧のみの出力にＪ、ってリレー４が励磁さ
れる。これによって極性が判別され、リレー４は巻上電
流リミット飴で励磁される。

一方同転計発電８！Ｉ６は電動機の速度を電圧に変換し
て速度検出器７に入力し、速度検出器７は巻上方向で正
の電圧、巻下方向で負の電圧を出力し、巻上方向の速度
のみを微分回路９に入力するようにダイオード８が設け
られている。

微分回路９は巻上の加減速度を検出し、加速方向で負電
圧を出力し、減速方向で１電圧を出力し、減速方向でリ
レー１０を励磁する。

リレー４およびリレー１０のａ接点は直列に巻上停止ト
回路１１へ接続され、電動機５が巻上電流リミットの電
流によって巻］減速したとき巻上停止１回路がＯＮとな
り、これによって」ンテナクレーンは巻−Ｌ引掛を検出
して巻上停止り覆る。

本発明の他の実施例を第２図に示す。

第２図において分流器１の二次は、電流検出器２、ダイ
オード３を介して演算増幅器１３に入力され、またダイ
オード３と電流検出器２との接続点に電流リミット値が
任意に設定できる調整抵抗器１２の出力が接続され、演
算増幅器１３の出力は電動機の巻上停止回路１１に入力
される。

また巻上停止ト回路１１にはバイアス電圧調整抵抗器１
４からバイアス電圧があたえられている。

一方電動機５に直結された回転計発電機６は、速度検出
器７、微分用コンデンサ１５およびダイオード８を介し
演算増幅器１３に入力される。

電流検出器２は巻上方向の電流で負電圧を出力し、調整
抵抗器１２によって正の設定電流にリミットされる。

電流リミット未満時は電流の負の電圧と調整抵抗器１２
の正の電圧により演算された正の電圧がダイオード３を
介して演算増幅器１３に入力され、演算増幅器１３の増
幅率に応じた比例電圧が出力される。

演算増幅器１３０入力が零になると、正電圧をバイアス
調整抵抗器１４より巻上停止回路１１に入力する。

一方速度検出器７は巻上方向で正電圧を出力して微分用
コンデンサ１５に人力し、速度を微分演算して加速減速
方向を判別し、巻上加速方向で正電圧をダイオード８を
介して演算増幅器１３に入力し、減速方向の時はダイオ
ード８によってしゃ断する。

通常の巻上加速であれば電流検出側ダイオード３は電流
リミットによってし？斬されているが、速疾検出側ダイ
オード８より正電圧が演算増幅器１３に入力されるので
巻上停止１〕回路には負電圧が出力される。

もし巻上中に引掛りが生じると、速度検出側のダイオー
ド８の方もしゃ断され演算増幅器１３への入力は零とな
り、出力も零となってバイアス電圧調整抵抗器１４より
正電圧のみが巻上停止回路１１に入力されて巻上停止が
行われる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、例えばコンテナク
レーンでコンテナを陸上げ作業のために巻−卜している
とき、コンテナの引掛りを検出して巻上停止を行い、こ
れによって機械的疲労の促進を防止するクレーンの巻上
引掛り検出装置を得ることが出来る。

−〇−

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路図、第２図は本発
明の他の実施例を示１回路図である。 １・・・分流器、　　　　　２・・・電流検出器３．８
・・・ダイオード ４．１０・・・リレー、　　　　５・・・電動機６・・
・回転計発電機、　　７・・・速度検出器９・・・微分
回路、１１・・・巻−に停止回路１２・・・電流リミッ
ト調整抵抗器 １３・・・演幹増幅器 １４・・・バイアス電圧調整抵抗器 １５・・・微分用コンデンサ １６〜２１・・・抵抗器 ２２、２３・・・トランジスタ （７３１７）代理人　弁理士　則　近　憲　佑（ばか１
名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 巻上機用電動機の巻上方向の電流がリミット値に達した
   ことを検出する巻上電流リミット検出回路と、巻上方向
   の速度が減速したことを検出する巻上減速検出回路と、
   上記両方の検出出力が発生したとき巻上運転を自動的に
   停止させる巻上停止回路を備えたことを特徴とするクレ
   ーンの巻上引掛り検出装置。