JPS628986A - 管制運転方法 - Google Patents

管制運転方法

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JPS628986A
JPS628986A JP14816585A JP14816585A JPS628986A JP S628986 A JPS628986 A JP S628986A JP 14816585 A JP14816585 A JP 14816585A JP 14816585 A JP14816585 A JP 14816585A JP S628986 A JPS628986 A JP S628986A
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JP
Japan
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floor
sensor
earthquake
control operation
bank
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Pending
Application number
JP14816585A
Other languages
English (en)
Inventor
小野田 芳光
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Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd filed Critical Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は昇降路の上端部の位置が異なる複数のエレベー
タの管制運転方法に係り、特に地震時および強風時に適
用される管制運転方法に関する。
〔発明の背景〕
従来、地震時管制運転装置として加速度式地震感知器を
採用したものがあるが、この装置は特に超高層ビルにお
いて作動すべきときに作動せず、作動する必要のないと
きに作動するという不具合があった。
すなわち、従来の加速度式地震感知器にあっては、強風
により超高層ビルが大きく揺動するような場合は、その
ビルの固有振動数で揺動し、振動変位の振幅が大きく、
したがってエレベータ等が被害を受けるおそれのある状
況になっても振動加速度が小さく、当該感知器が作動し
ないことがある。例えば、振動変位の振幅をD (cm
) 、振動加速度の振幅をA (Gajり  (Gaj
lは加速度の単位でcIII/s!と同じ〕ビルの固有
振動数をfoとすれば、 A#(2πf、)”−D  ・・・・・(1)の関係が
あり、したがって仮に地上高さが200 m級の超高層
ビルで、f o −0,2Hzのときは、D=10cm
としてもA = 16Ga j!と小さな値となる。
ところが、加速度式地震感知器が信号を発生する値は、
もつとも低くても25Ga7!(建設省建築指導課監修
1日本建築センター、日本昇降機安全センター編:エレ
ベータ耐振設計施工指針)であるから、全く感知しない
。なお、この感知レベルを低くすると、一般に全く問題
とならない小規模地震に対しても感知してしまうことに
なり、実用に耐えない。
以上のことから、従来の加速度式地震感知器では強風に
よってビルが大きく揺動し、エレベータ等が危険な状態
にある場合でも作動することが期待されない。
このため、従来は風速計を当該ビルの屋上に設置し、例
えば風速が20m/s以下の場合はエレベータを平常運
転とし、20〜41m/Sのときは減速運転、42〜5
6m/sのときはさらに運転台数を半減、56m/s以
上のときは全体休出等の強風時管制運転方法が採用され
ている。
しかし、風の方向、瞬間風圧の変化の周波数特性により
ビルの揺動の程度は大きく変化するものであり、実際の
管制に当っては風速計の指示は単に参考として用いられ
、ビルの揺動を監視人等が観測しながらおこなわねばな
らない等の問題がある。
このようなことから、加速度式地震感知器に代わるもの
として、波動エネルギ式地震感知器等が本願発明者によ
って提案されている(特願昭59−049259号)。
この波動エネルギ式地震感知器は、強風時に大きな揺動
が超高層ビルに発生すると、地震時と同様に動作するも
のである。
ところで、超高層ビルではエレベータ機械室が最上階と
中間階の2ケ所以上に分かれている場合が少なくない。
このようなビルの揺動は上の階はど大きいので、最上階
の機械室では大きな揺動でも中間階の機械室ではそれほ
ど大きくなく、エレベータを平常運転してもよい場合が
ある。
このように、エレベータ機械室が最上階と中間階のよう
に分かれている場合に、地震感知器のみを変更してその
まま適用させることは必ずしも好適とは言い難い。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、地震時および強風時の双方に
対して好適な管制運転をおこなうことができる管制運転
方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために本発明は、昇降路゛の上端部
の位置が異なる複数のエレベータの管制運転方法におい
て、昇降路のそれぞれの上端部に振動を感知する感知器
を設け、この感知器に複数の振動感知レベルを設定し、
該感知器によっていずれかのレベルが感知された際、該
レベルに応じた管制運転をおこなうようにしてあり、感
知器として例えば波動エネルギを感知するもの、あるい
は振動速度を感知するものを採用している。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の管制運転方法を図に基づいて説明する。
第1図は本発明による管制運転が適用される建築物を例
示する説明図、第2図は本発明の管制運転方法を実施す
る装置の原理構成を示す説明図である。
第1図において、10はビルディング、11は中間階に
設けられたエレベータ機械室、12は最上階に設けられ
たエレベータ機械室、21.22はエレベータ昇降路、
31.32はそれぞれエレベータ機械室11゜12に配
置された波動エネルギ式地震感知器である。
また第2図において、1はセンサ、2は地震感知器本体
で、これらによって前述した波動エネルギ式地震感知器
3F、 32が構成されている。なお、地震感知器本体
2はセンサ1の出力から例えば波動エネルギ係数(波動
エネルギに比例した量で、単位はkine−cm*ここ
で、kineは速度の単位でcm/Sと同じ。センサ技
術、 1985年3月号、P・76等参照)を算出し、
その値が定められた設定レベルになった場合に管制信号
を発生する。また上記の設定レベルは、例えば気象庁震
度階で■の上位レベル(震度4.5〜5.0)の範囲に
相応する第1段の設定レベル、すなわち10〜30ki
ne−cmと、気象庁震度階で■の下位レベル(震度5
.0〜5.5)の範囲に相応する第2段の設定レベル、
すなわち30〜100 kins−cmと、気象庁震度
階で■の上位レベル(震度5.5〜6.0)の範囲に相
応する第3段の設定レベル、すなわち100〜300k
ine −cmの3段階に設定しである。また、50は
これらの地震感知器31゜32に接続された地震および
強風時管制運転装置、70はこの管制運転装置50が接
続されるエレベータ制御装置である。
なお、ビルディング10は例えばB、(地下3階)〜4
0階床を有し、次のようなA1〜^5バンクのエレベー
タ群を備えている。
へ1バンク:平常は83〜10階の各階をサービスする
A2バンク:平常は2〜9階を急行通過し、1゜10〜
20階の各階をサービスする。
紹バンク:平常は2〜19階を急行通過し、1゜20〜
30階の各階をサービスする。
A4バンク:平常は2〜29階を急行通過し、1゜30
〜40階の各階をサービスする。
A5バンク:B、〜40階の全階をサービスする。
そして、上記のAI、 A2. A3バンクの機械室は
第1図の機械室11で例示する中間階にあり、A4. 
A5バンクの機械室は機械室12で例示する最上階にあ
るものとする。
上記した状況において、仮に最上階の機械室12にある
地震感知器32が第1段の設定レベルの範囲、10ki
ne−cm〜30kine−cmの振動を感知し、中間
階の機械室11では振動が10kine−cm未満で、
地震感知器31から全(管制信号が出力されないとする
このような場合は、上述のA4. A5バンクについて
は第1段の設定レベルを感知したときに対応する管制運
転、すなわちA4バンクにあっては30〜40階を各階
停止で運転し、A5バンクにあっては83〜40階を各
階停止で運転し、AI、 A2. A3バンクのエレベ
ータは平常運転を続ける。
そして振動がさらに強くなり、地震感知器32が第2段
の設定レベルを感知し、地震感知器31が第1段の設定
レベルを感知すると、A4. A5の各バンクのエレベ
ータは監視室からの指令により必要に応じて特定台数に
限って各階停止運転をおこない。
AI、 A2. A3の各バンクのエレベータは全台各
階停止運転、すなわち肘バンクにあってはB、1〜10
階を各階停止で運転し、A2バンクにあって10〜20
階を各階停止で運転し、A3バンクにあっては20〜3
0階を各階停止で運転する。
また、地震感知器32が第3段の設定レベルを感知し、
地震感知器31が第2段の設定レベルを感知スルと、A
4. A5の各バンクのエレベータは運転を休止し、A
t、^2.A3バンクの各エレベータは、必要に応じて
特定台数に限って各階停止の運転をおこなう。
そして、地震感知器32.31の双方が第3段の設定レ
ベルを感知すると、危険な状態にあることからA1〜A
5の各バンクのエレベータは全面的に運転を休止する。
このようにしておこなう実施例にあっては、強風時ある
いは地震時だけでなく、強風時に地震が発生した場合で
も有効である。したがって、地震時、強風時を問わず採
用でき、この実施例を実施する装置は第2図に例示した
ように簡単になる。
なお、上記実施例では波動エネルギ式地震感知器31.
32を用いているが、この代りに該波動エネルギ式地震
感知器に近い特性をもつ地震感知器、例えば振動速度を
感知する速度式地震感知器を用いるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明の管制運転方法は以上のように構成しであるので
、地震時および強風時のいずれによる建築物の揺動に対
しても好適な機器の管制運転を実施することができ、地
震および強風による当該機器の被害を最小に抑えること
ができ、また不必要な機器の運転休止を防止できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による管制運転が適用される建築物を例
示する説明図、第2図は本発明の管制運転方法を実施す
る装置の原理構成を示す説明図である。 1・・・センサ、2・・・地震感知器本体、10・・・
ビルディング、11.12・・・エレベータ機械室、2
1.22・・・工レベータ昇降路、31.32・・・波
動エネルギ式地震感知器、50・・・地震および強風時
管制運転装置、70・・・エレベータ制御装置。 第20 31.32

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、昇降路の上端部の位置が異なる複数のエレベータの
    管制運転方法において、上記昇降路のそれぞれの上端部
    に振動を感知する感知器を設け、この感知器に複数の振
    動感知レベルを設定し、該感知器によつていずれかのレ
    ベルが感知された際、該レベルに応じた管制運転をおこ
    なうことを特徴とする管制運転方法。 2、感知器が波動エネルギを感知するもの、および振動
    速度を感知するもののいずれかであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の管制運転方法。
JP14816585A 1985-07-08 1985-07-08 管制運転方法 Pending JPS628986A (ja)

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JP2008074536A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Mitsubishi Electric Corp エレベータのロープ横揺れ検出装置及びエレベータの管制運転装置
JP2015168534A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 東芝エレベータ株式会社 エレベータの管制運転システム

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