JPS6015382A - エレベ−タ−の管制運転装置 - Google Patents
エレベ−タ−の管制運転装置Info
- Publication number
- JPS6015382A JPS6015382A JP12529483A JP12529483A JPS6015382A JP S6015382 A JPS6015382 A JP S6015382A JP 12529483 A JP12529483 A JP 12529483A JP 12529483 A JP12529483 A JP 12529483A JP S6015382 A JPS6015382 A JP S6015382A
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- JP
- Japan
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- elevator
- earthquake
- acceleration
- displacement
- building
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は地震時にエレベータ−を管制運転する管制運転
装置に関する。
装置に関する。
地震時のエレベータ−における災害を防ぎ、かつできる
だけ早くエレベータ−を正常に復帰することは極めて重
要なことで、このため多くのビルにエレベータ−の管制
運転用地震計が設置されるようになってきている。
だけ早くエレベータ−を正常に復帰することは極めて重
要なことで、このため多くのビルにエレベータ−の管制
運転用地震計が設置されるようになってきている。
このエレベータ−管制運転用地震計は、一般にビルの最
上階にあるエレベータ−の機械室もしくは最下階のエレ
ベータ−の昇降路のピット内に設置されておシ、その床
の加速度がある規準値、例えば震度４の最上限である８
０ガルを超えたときに信号を発生し、走行中のエレベー
タ−を最寄９階に停止させる等の管制運転を行７ｒって
いる。
上階にあるエレベータ−の機械室もしくは最下階のエレ
ベータ−の昇降路のピット内に設置されておシ、その床
の加速度がある規準値、例えば震度４の最上限である８
０ガルを超えたときに信号を発生し、走行中のエレベー
タ−を最寄９階に停止させる等の管制運転を行７ｒって
いる。
しかしながら、特に超高層ビルでは遠隔地に発生した地
震では震度が１程度の小さい場合でも、周波数がそのビ
ルの固有振動数に近づくため大きな４辰幅で撮動して災
害を発生する場合がある。
震では震度が１程度の小さい場合でも、周波数がそのビ
ルの固有振動数に近づくため大きな４辰幅で撮動して災
害を発生する場合がある。
第１表はその一例であって、地上では２．５ガルと極め
て弱い地震であるにもかかわらず、ビルの頂部の機械室
では変位が片振幅で１３０繭という大きな振動が長い間
続き、その結果、エレベータ−の乗りかごへ接続されて
い−る信号ケーブル等が大きくゆれて乗りかごとつシ合
いおもシにはさまれ切断するという大きな事故を発生し
ている。
て弱い地震であるにもかかわらず、ビルの頂部の機械室
では変位が片振幅で１３０繭という大きな振動が長い間
続き、その結果、エレベータ−の乗りかごへ接続されて
い−る信号ケーブル等が大きくゆれて乗りかごとつシ合
いおもシにはさまれ切断するという大きな事故を発生し
ている。
第１図はその現象を説明するための超高層ビルのエレベ
ータ−昇降路の状況を示す図である。
ータ−昇降路の状況を示す図である。
図において１はビル本体、２はエレベータ−機械室、３
はエレベータ−乗９かと、４はつ９合いおもム ５は地
震計、６は昇降路、７は信号ケーブルでおる。
はエレベータ−乗９かと、４はつ９合いおもム ５は地
震計、６は昇降路、７は信号ケーブルでおる。
遠隔で発生した地震のため、地上では２．５ガル、機械
室でも１５ガルと弱い振動加速度のためエレベータ−管
制用地震計５は動作せず、信号ケーブル７が激しく振動
し、その振幅が１ｍを越えるほどに大きくなり、つり合
いおもり４に引掛っているにもかかわらずエレベータ−
は運転を続け、降下中の乗りかご３によって信号ケーブ
ル４ｅ切断するという重大災害を発生したものである。
室でも１５ガルと弱い振動加速度のためエレベータ−管
制用地震計５は動作せず、信号ケーブル７が激しく振動
し、その振幅が１ｍを越えるほどに大きくなり、つり合
いおもり４に引掛っているにもかかわらずエレベータ−
は運転を続け、降下中の乗りかご３によって信号ケーブ
ル４ｅ切断するという重大災害を発生したものである。
超高層ビルではその一次固有振動数が０．１〜０、２
ＨＺと小さいため、遠隔地に発生した地震によって生ず
る低周波の小さな加速度の地震によっても片振幅が１３
０閾という大きな変位の振動をビルの頂部に与えること
になる。第１表の場合はビルの固有振動数が地震の周波
数の２倍で、２倍の周波数で共損したものである。
ＨＺと小さいため、遠隔地に発生した地震によって生ず
る低周波の小さな加速度の地震によっても片振幅が１３
０閾という大きな変位の振動をビルの頂部に与えること
になる。第１表の場合はビルの固有振動数が地震の周波
数の２倍で、２倍の周波数で共損したものである。
いま、加速度αが
α＝ ａ ｓｉｎ ２πｆｔ ・・・・・・・・・（１
）ここに、ａ：加速度の振幅（ｍ／Ｓ”）ｆ二層波数（
Ｈ２） ｔ：時間（Ｓ） とすれば、速度ｖ （ｍ ／ ｓ ）は■−ζαｄｔ ＝−ｃｏ！！（２πｆｔ＋π） ・・・・・（２）２π
ｆ となり、変位りは、 Ｄ＝ ｓｔｎ （２πｆｔ＋ｙｒ ） ４π２ｆ２ ＝ ｄｓｉｎ （２ｘ ｆ ｔ＋π） −−＝（３）と
なる。ここに、ｄは変位の最大片振幅となる。
）ここに、ａ：加速度の振幅（ｍ／Ｓ”）ｆ二層波数（
Ｈ２） ｔ：時間（Ｓ） とすれば、速度ｖ （ｍ ／ ｓ ）は■−ζαｄｔ ＝−ｃｏ！！（２πｆｔ＋π） ・・・・・（２）２π
ｆ となり、変位りは、 Ｄ＝ ｓｔｎ （２πｆｔ＋ｙｒ ） ４π２ｆ２ ＝ ｄｓｉｎ （２ｘ ｆ ｔ＋π） −−＝（３）と
なる。ここに、ｄは変位の最大片振幅となる。
これより１加速度ａが小さくても周波数ｆが小さいとき
は大きな変位の振動が発生していることが分る。
は大きな変位の振動が発生していることが分る。
前述の第１辰で、ｆ ＝０．２Ｈｚ 、 ａ＝１５ガル
（ｏ、１５ｍ／ｓ”）の場合は、（４）式よりとなして
、はぼ一致する。
（ｏ、１５ｍ／ｓ”）の場合は、（４）式よりとなして
、はぼ一致する。
このような場合は地下室におかれた地震計はもちろん、
機械室におかれた地震計でも管制信号を発生する加速度
、たとえば８０ガルには全く達しておらず管制信号を発
生しない。
機械室におかれた地震計でも管制信号を発生する加速度
、たとえば８０ガルには全く達しておらず管制信号を発
生しない。
管制信号を発生する加速度の値を、このため小さくする
ことが行なわれ、ｆｉ萬層ビルでは３０ガルと小さな値
に下げているが、これ以上下げると日常の僅かな振動加
速度でも管制信号を発生してエレベータ−を屯めること
になり、エレベータ−が正常な運転をすることができな
くなる。
ことが行なわれ、ｆｉ萬層ビルでは３０ガルと小さな値
に下げているが、これ以上下げると日常の僅かな振動加
速度でも管制信号を発生してエレベータ−を屯めること
になり、エレベータ−が正常な運転をすることができな
くなる。
本発明は、上記現象を解析することにより成されたもの
で、その目的は、地震による多様な震動に対しでも災害
の発生を軽減し、安全性の向上を図ることのできるエレ
ベータ−の管制運転装置を提供するにある。
で、その目的は、地震による多様な震動に対しでも災害
の発生を軽減し、安全性の向上を図ることのできるエレ
ベータ−の管制運転装置を提供するにある。
本発明の特徴は、地震による建屋の変化あるいは振動の
速度を検出し、上記変化あるいは速度が所定値を越えた
ことを条件に管制運転指令を発生するように構成したと
ころにある。
速度を検出し、上記変化あるいは速度が所定値を越えた
ことを条件に管制運転指令を発生するように構成したと
ころにある。
第２図は本発明の一実施例を示すものである。
図において、１１は地震加速度検出器、１２゜１３は積
分器、１４，１５．１６は比較器、１７゜１８．１９は
それぞれその比較器の出力である。
分器、１４，１５．１６は比較器、１７゜１８．１９は
それぞれその比較器の出力である。
地震加速度検出器１１の出力は比較器１４で、ある基準
の値、たとえば８０ガルと比較し、それ以上の加速度の
場合には端子１７に管制運転指令の出力を発生する。
の値、たとえば８０ガルと比較し、それ以上の加速度の
場合には端子１７に管制運転指令の出力を発生する。
一方、地震加速度検出器１１の出力を積分器１２で積分
して速度に変換するっこれを比較器１５で比較し、たと
えばＱ、 Ｑ ５ ｍ ／ ｓ以上の速度のときは端子
１８に管制信号の出力を発生する。
して速度に変換するっこれを比較器１５で比較し、たと
えばＱ、 Ｑ ５ ｍ ／ ｓ以上の速度のときは端子
１８に管制信号の出力を発生する。
また、積分器１２の出力をさらに積分器１３で積分して
変位に変換する。これを比較器１６で比較し、たとえば
５０ｍｍ以上の変（ｌのときは端子１９に管制運転指令
の出力をだす。
変位に変換する。これを比較器１６で比較し、たとえば
５０ｍｍ以上の変（ｌのときは端子１９に管制運転指令
の出力をだす。
この地震計によれば直下型の地震のように加速度の大き
い地震はもちろん、これまでのエレベータ−管利用地纒
計と同様に適切に検出して管制運転を行うのみでなく、
第１表に示したような遠隔地に発生した地震で、加速度
が小さくても同波数が０．１〜（１，２ＨＺと小さいた
め、超高層ビルの固有限動数と共振して大きな変位を発
生した場合にも適切に検出して管制信号を発生し、災害
を防止することができる。
い地震はもちろん、これまでのエレベータ−管利用地纒
計と同様に適切に検出して管制運転を行うのみでなく、
第１表に示したような遠隔地に発生した地震で、加速度
が小さくても同波数が０．１〜（１，２ＨＺと小さいた
め、超高層ビルの固有限動数と共振して大きな変位を発
生した場合にも適切に検出して管制信号を発生し、災害
を防止することができる。
ところで地震の発生した場所が中距離で、周波数がＩ
ＨＺ程度の場合は、中層ビルの固有振動数が共振して、
つシ合いおもりがレールから外れる等の重大災害を発生
することがある。この程度の周波数の場合は前記（２）
式から分るように速度がもつとも大きくなる。たとえば
、ＩＨ２，６０ガルの地震のときは、加速度では管制信
号は発生せず、また、変位ｄも ＝０．０１５ｍ で、変位の点からも管制信号はでないが、速度では、 となって管制運転指令を発生する。
ＨＺ程度の場合は、中層ビルの固有振動数が共振して、
つシ合いおもりがレールから外れる等の重大災害を発生
することがある。この程度の周波数の場合は前記（２）
式から分るように速度がもつとも大きくなる。たとえば
、ＩＨ２，６０ガルの地震のときは、加速度では管制信
号は発生せず、また、変位ｄも ＝０．０１５ｍ で、変位の点からも管制信号はでないが、速度では、 となって管制運転指令を発生する。
第３図は本発明によるエレベータ−管制運転動作の二側
を示す図である。
を示す図である。
加速度が小さくても変位が大きくなる場合があることは
前述の通りであるが、変位が大きくなってから検出して
は時間的に遅れすぎる場合がある。
前述の通りであるが、変位が大きくなってから検出して
は時間的に遅れすぎる場合がある。
このようなときは速度を検出して管制信号を発生■する
方式は、図から分るように変位により管制信号を発生■
するよりも、すこし前に発生して災害を小さく抑えるこ
とができる。
方式は、図から分るように変位により管制信号を発生■
するよりも、すこし前に発生して災害を小さく抑えるこ
とができる。
本発明によれば、地震による災害を軽減し、地震時も十
分な安全を確保することのできるエレベータ−の管制運
転装置を実現することができる。
分な安全を確保することのできるエレベータ−の管制運
転装置を実現することができる。
第１図はエレベータ−昇降路の構成図、第２図は本発明
によるエレベータ−管制運転指令部の一実施例、第３図
は本発明の一実施例動作説明図を示す。 １・・・ビル、２・・・エレベータ−機＋ａＬ ３．、
、エレベータ−乗かと、５・・・地震計、１１・・・地
震加速度検第１図 第２図 １１１ 第３図
によるエレベータ−管制運転指令部の一実施例、第３図
は本発明の一実施例動作説明図を示す。 １・・・ビル、２・・・エレベータ−機＋ａＬ ３．、
、エレベータ−乗かと、５・・・地震計、１１・・・地
震加速度検第１図 第２図 １１１ 第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、地震時にエレベータ−を管制運転するものにおいて
、地震によシ生ずる建屋の変位を検出する検出器と、当
該変位が所定を超えたとき上記管制運転を指令する手段
とを備えたことを特徴とするエレベータ−の管制運転装
置。 ２゜地震時にエレベータ−を管制運転するものにおいて
、地震によって生ずる建屋の振動の速度を検出する検出
器と、当該速度が所定値を超えたとき上記管制運転を指
令する手段とを備えたことを特徴とするエレベータ−の
管制運転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12529483A JPS6015382A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | エレベ−タ−の管制運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12529483A JPS6015382A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | エレベ−タ−の管制運転装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6015382A true JPS6015382A (ja) | 1985-01-26 |
| JPS6320752B2 JPS6320752B2 (ja) | 1988-04-28 |
Family
ID=14906520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12529483A Granted JPS6015382A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | エレベ−タ−の管制運転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6015382A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS628986A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-16 | 株式会社日立ビルシステムサ−ビス | 管制運転方法 |
| JPH09280940A (ja) * | 1996-04-17 | 1997-10-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 感震装置 |
| JP2008074536A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのロープ横揺れ検出装置及びエレベータの管制運転装置 |
| JP2008133105A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのロープ横揺れ検出装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0443005Y2 (ja) * | 1988-06-28 | 1992-10-12 | ||
| JP4992509B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2012-08-08 | 三菱電機株式会社 | エレベータのロープ横揺れ検出装置及びエレベータの管制運転装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5628177A (en) * | 1979-08-17 | 1981-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | Driving device for elevator |
-
1983
- 1983-07-08 JP JP12529483A patent/JPS6015382A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5628177A (en) * | 1979-08-17 | 1981-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | Driving device for elevator |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS628986A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-16 | 株式会社日立ビルシステムサ−ビス | 管制運転方法 |
| JPH09280940A (ja) * | 1996-04-17 | 1997-10-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 感震装置 |
| JP2008074536A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのロープ横揺れ検出装置及びエレベータの管制運転装置 |
| JP4607078B2 (ja) * | 2006-09-20 | 2011-01-05 | 三菱電機株式会社 | エレベータのロープ横揺れ検出装置及びエレベータの管制運転装置 |
| JP2008133105A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのロープ横揺れ検出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6320752B2 (ja) | 1988-04-28 |
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