JPS6286494A

JPS6286494A - 電子式キヤツシユレジスタ

Info

Publication number: JPS6286494A
Application number: JP60227157A
Authority: JP
Inventors: 中野　鉄幸; 岡本　清秀; 遠藤　侯一
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1985-10-11
Filing date: 1985-10-11
Publication date: 1987-04-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は電子式キャッシュレジスタ（以下、ＥＣＲ）
に関し、特に、登録部と精算部とに分離し、登録部で商
品に関するデータを登録し、精算部で釣銭処理などの精
算処理を行なうようなＥＣＲに関する。

発明の概要この発明に係るＥＣＲは、登録部と精算部とを分離し、
登録部で商品に関するデータの登録処理を行なって合計
額の記録されたカードを発行し、そのカードを精算部で
読取り、顧客が貨幣を投入したとき、その貨幣の金額を
識別し、その金額と合計額との差額の範囲内で複数の商
品のいずれかが指定されると、その商品を放出し、釣銭
の支払指示があれば、釣銭を放出することにより、精算
処理を自動化するとともに、釣銭の範囲内で商品の買上
げを可能にする。

従来の技術従来のＥＣＲは、顧客の買上げた商品の金額データをオ
ペレータがテンキーにより入力し、部門コードを部門キ
ーから入力し、これを繰返すことによってすべての商品
に関するデータの登録処理を行なっている。そして、オ
ペレータは登録処理を終了１−ると、預り／現計キーを
操作して合計演算の指令を行ない、顧客の支払った現金
に基づいて精算処理を行なうようにしている。

ところで、スーパーマーケットなどにおいては、店内が
混雑してくると、顧客はＥＣＲによる登録処理のために
長時間時たされることがしばしば生じる。これは、顧客
の買上げた商品に関するデータをオペレータがキーボー
ドからキー人力するのに長時間を要するためである。こ
のような登録処理を簡略化するために、予め商品にバー
コードを付しておき、それをスキャナで読取って登録す
るようなＥＣＲも実用化されている。

発明が解決しようとする問題点上述のキーボードあるいはスキャナによって商品に関す
るデータを登録するようなＥＣＲにおいては、いずれも
精算処理に関しては変わりがない。

すなわち、オペレータはキーボードあるいはスキャナか
ら商品に関するデータを登録した後、合計演算を指令し
、顧客から現金を預って釣銭処理を行なっている。とこ
ろが、この釣銭処理も比較的時間がかかるため、登録部
と精算部とを分離して、登録部と精算部とにそれぞれオ
ペレータが分かれて操作できるようにした二人制ＥＣＲ
も実用化されている。

しかしながら、上述の二人制ＥＣＲにおいては、登録部
と精算部とにそれぞれオペレータを配置しなければなら
ず、必要以上の人手を要するという欠点があった。そこ
で、精算部を自動化するのが好ましく、しかも顧客の買
上げ合計に対してそれ以上高額紙幣を顧客が支払った場
合、その釣銭の範囲内で小物の商品を買上げることがで
きれば顧客サービスに寄与できる。

それゆえに、この発明の主たる目的は、精算部を登録部
とは別に設け、精算部での処理を自動化して省力化に寄
与できるとともに、釣銭の範囲内で顧客が所望の商品を
買上げることのできるような商品放出機構を設けたＥＣ
Ｒを提供することである。

問題点を解決するための手段この発明に係るＥＣＲは複数の登録部と少なくとも１つ
の精算部とに分離して構成される。登録部はそれぞれが
商品に関するデータを入力するための商品データ入力手
段と、入力された商品に関するデータに含まれる金額デ
ータを合計演算するための演算手段と、演算された合計
額データの記録したカードを発行するカード発行手段と
から構成される。

一方、精算部は発行されたカードに記録されている合計
額を読取るカード読取手段と、読取った合計額データを
表示するための表示手段と、その表示を見て顧客が支払
った貨幣の金額を判別する金額判別手段と、商品を指定
するための商品指定手段と、指定された商品を放出する
だめの商品放出手段と、釣銭の支払いを指示するための
釣銭支払指示手段と、釣銭の支払いが指示されたことに
応じて釣銭を支払う釣銭放出手段と、制御手段とから構
成される。

作用この発明に係るＥＣＲは、顧客の買上げた商品に関する
データをオペレータが登録部でキー人力し、その合計演
算を行なって、合計額の記録したカードを発行する。顧
客はそのカードを受取って精算部の設置されているとこ
ろに行き、カードに記録されている合計額を読取らせて
表示させる。

顧客はその表示を見て精算部で貨幣を投入すると、その
貨幣の金額が判別され、カードから読取った合計額と比
較され、投入金額が合計額よりも大ぎければ、商品の指
定を可能にし、指定された商品を放出する。商品の指定
ではなく釣銭の支払いの指示があれば、釣銭を放出する
。それによって、登録部にのみオペレータを配置するだ
けで済み、精算処理を自動化できるとともに、釣銭の範
囲内で所望の商品を買上げることも可能になる。

発明の実施例第２図は登録部１０の外観斜視図であり、第３図は精算
部２０の外観斜視図であり、第４図は登録部１０の電気
的構成を示す概略ブロック図であり、第５図は精算部１
０の電気的構成を示す概略ブロック図であり、第６図は
登録部１０に含まれるキーボードのキー配置図である。

まず、第２図ないし第６図を参照して、この発明の一実
施例の構成について説明する。登録部１０は第２図に示
すように、キーボード１１と表示器１２とプリンタ１３
とカード発行機１４とを含む。これらのキーボード１１
と表示器１２とプリンタ１３とカード発行機１４は第４
図に示すように、ＣＰＵ１５に接続される。ＣＰＵ１５
に関連して、ＲＯＭ１６とＲＡＭ１７とが接続される。

キーボード１１は第６図に示すように、テンキー１１１
と部門キー１１２と小計キー１１３と預り／現計キー１
１４とを含む。テンキー１１１は顧客の買上げた商品の
金額データなどを入力するとともに、顧客の支払った睨
合の金額データを入力するものである。部門キー１１２
は部門コードを入力するものであり、小計キー１１３は
それまでに登録した商品の金額データの合計演算を指令
するものである。預り／現計キー１１４は顧客が現金を
支払ったときに締操作を行なうものである。

キーボード１１から入力されＩＣ各商品の金額データお
よび部門キー１１２から入力された部門コードは表示器
１２に表示される。ＣＰＵ１５はキーボード１１から入
力される顧客の支払った現金に基づ（金額と合計額とを
比較し、その差を求め、その差額を釣銭データとしてカ
ード発行機１４に与える。カード発行機１４は釣銭額の
記録したカードを発行する。

精算部２０は第３図に示すように、その前面に複数の商
品窓２１と、各商品窓２１に対応して設けられる発光押
ボタンスイッチ２２と、表示器２３と、カード挿入口２
４と、釣銭放出口２５と、確認キー２６と、排出キー２
７と、商品放出口２８とを含む。商品窓２１はガムやタ
バコなどの小物商品を陳列するものであり、発光押ボタ
ンスイッチ２２は商品窓２１に陳列された商品の買上げ
を指定するものであり、釣銭額が各商品の金額よりも大
きければ、対応する発光押ボタンスイッチが点灯するよ
うになっている。表示器２３は釣銭額を表示するもので
あり、カード挿入口２４はカード発行機１４で発行され
た釣銭データの記録されたカードを挿入するためのもの
である。釣銭放出口２５はカードに記録された釣銭デー
タに基づく釣銭を放出するものである。確認キー２６は
釣銭の放出を指令するものであり、排出キー２７はカー
ド挿入口２４に挿入したカードの排出を指令するもので
ある。商品放出口２８はいずれかの発光押ボタンスイッ
ヂ２２が操作されたとき、その発光押ボタンスイッチ２
２に対応する商品を放出するものである。

上述の第３図に示した発光押ボタンスイッチ２２と確認
キー２６と排出キー２７と表示器２３は第５図に示すよ
うにＣＰＬＪ３０に接続される。さらに、ＣＰＵ３０に
は、カード挿入口２４に関連して設けられたカードリー
ダ２９が接続されるとともに、釣銭放出口２５に関連し
て設けられた釣銭放出機３１および商品放出口２８に関
連して設けられた商品放出機３２が接続される。カード
リーダ２９はカードに記録されている釣銭データを読取
るものである。釣銭放出機３２は釣銭としての貨幣を放
出するものである。商品放出機３２は発光押ボタンスイ
ッチ２２の操作に応じて対応する商品を放出するもので
ある。また、ＣＰＵ３０に関連して、ＲＯＭ３３とＲＡ
Ｍ３４とが接続される。ＲＯＭ３３はＣＰｔＪ３０が動
作するのに必要なプログラムを記憶し、ＲＡＭ３４はカ
ードリーダ２９から読取られた釣銭データなどを記憶す
る。

第１図はこの発明の一実施例の具体的な動作を説明する
ためのフロー図であり、特に、第１図（ａ）は登録部１
０の動作を示し、第１図（ｂ）は精算部２０の動作を示
す。

次に、第１図ないし第６図を参照して、この発明の一実
施例の具体的な動作について説明する。

まず、オペレータは顧客が買上げた各商品の金額データ
を登録部１０のキーボード１１に含まれるテンキー１１
１から入力覆るとともに、各商品の部門コードを部門キ
ー１１２から入力して登録動作を行なう。オペレータは
顧客が買」二げた各商品についての登録動作を繰返し、
すべての商品の登録を終了すると、預り／現計キー１１
４を操作する。ＣＰＵ１５は預り／現目キー１１４が操
作されると、それまでに登録された商品の金額データの
合成演算を行ない、その合計額を表示器１２に表示する
。顧客はその表示を見て、現金を支払う。

顧客から現金を受取ると、その金額データをテンキー１
１１から入力する。ＣＰＵ１５はテンキー１１１から入
力された金額データと合計額とを比較し、差があるか否
かすなわち釣銭が必要であるか否かを判断する。釣銭が
必要でなければ、プリンタ１３によってレシートを発行
する。釣銭が必要であれば、その釣銭額データの記録し
たカードをカード発行機１４から発行する。そして、オ
ペレータは発行されたカードをその顧客に手渡す。

顧客はそのカードを持って精算部２０の設置されている
ところに行き、カード挿入口２４にカードを挿入する。

精算部２０では、カードリーダ２９がそのカードに記録
されている釣銭データを読取る。ＣＰＵ３０は読取られ
た釣銭データをＲＡＭ３４に記憶さぜるとともに、表示
器２３に表示させ、さらにその釣銭額の範囲内で買上げ
可能な商品に対応する押ボタンスイッチ２２を点灯させ
る。

顧客は商品窓２１に陳列されているいずれかの商品を必
要とする場合には、その商品に対応する発光押ボタンス
イッチ２２を操作する。ＣＰＵ３０は発光押ボタンスイ
ッチ２２を点灯させた後、確認キー２６．排出キー２７
９発光押ボタンスイッチ２２のいずれかが操作されたか
否かを判別する。発光押ボタンスイッチ２２の操作され
たことを判別すると、釣銭額からその商品の金額を減算
して表示器２３に表示させるとともに、商品放出機３２
から商品放出口２８にその商品を放出させる。

もし、顧客が釣銭を現金として欲する場合には確認キー
２６を操作する。ＣＰＵ３０は確認キー２６の操作され
たことを判別すると、ＲＡＭ３４に記憶している釣銭デ
ータに基づく現金を釣銭放出機３１から釣銭放出口２５
に放出させる。また、表示器２３に表示された釣銭額が
正しくない場合には、排出キー２７を操作する。ＣＰＵ
３０は排出キー２７の操作されたことを判別づると、カ
ード挿入口２４からカードを返却させる。これによって
、一連の釣銭処理を終了する。

発明の効果以上のように、この発明によれば、登録部と精算部とを
分離し、登録部で商品に関するデータを入力してその合
計額を求め、顧客が現金を支払ったときにその金額デー
タをキー人力して、釣銭があれば釣銭データの記録した
カードを発行し、顧客がそのカードを精算部に挿入する
と、その釣銭額の範囲内で商品の買上げが可能になると
ともに、釣銭のみを欲する場合には釣銭を放出するよう
にしたので、釣銭処理を自動化することができ、精算部
に専門のオペレータを配置する必要がなくなる。したが
って、省力化に寄与できるどともに、釣銭額の範囲内で
さらに商品の買上げが可能になるので、顧客サービスを
向上できるとともに、店舗の売上高の向上に直結できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の具体的な動作を説明する
ためのフロー図である。第２図はこの発明の一実施例の
登録部の外観斜視図である。第３図は同じく精算部の外
観斜視図である。第４図は登録部の電気的構成を示す概
略ブロック図である。第５図は精算部の電気的構成を示す概略ブロック図であ
る。第６図は登録部に含まれるキーボードのキー配置図
である。図において、１０は登録部、１１はキーボード、１２は
表示器、１３はプリンタ、１４はカード発行機、１５は
ＣＰＵ、１６はＲＯＭ、１７はＲＡＭ１２０は精算部、
２２は発光押ボタンスイッチ、２３は表示器、２４は力
、−ド挿入口、２５は釣銭放出口、２６は確認キー、２
７は排出キー、２８は商品放出口、２９はカードリーダ
、３０はＣＰＵ１３１は釣銭放出機、３２は商品放出機
、３３はＲＯＭ、３４はＲＡＭを示す。（ほか２名）第２図　　辺第３図　　　　毅２０：精算邪２１１℃舎・２Ｚ：廃尤押釦スイ５．す２、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２４：　カ
ード挿入口２Ｓ；４９夕（方ヴ上ｂ０２２　　　　０　　°　　０　０　０　０　０　　　　
　　　　　　　２６：石１某１Ｙ−「轡璽王；；］平；
＝トを肩１；；＝「−匹十］肩」　　　　　　　　　２
８：尚品！出口口づ　　（ｆ” 臣２４　　　ＣＹ”７ −パビ第４図　エ

Claims

【特許請求の範囲】　登録部と精算部とに分離された電子式キャッシュレジ
スタであって、前記登録部は複数設けられていて、各登録部は、商品に
関するデータを入力するための商品データ入力手段と、前記商品データ入力手段から入力された商品に関するデ
ータに含まれる金額データを合計演算するための演算手
段と、前記演算手段によって演算された合計額データの記録し
たカードを発行するカード発行手段とを備え、前記精算部は少なくとも１つ設けられていて、前記カー
ド発行手段から発行されたカードに記録されている合計
額を読取るカード読取手段と、前記カード読取手段によ
って読取った合計額データを表示するための表示手段と
、前記表示手段に表示された金額を見て顧客が支払った貨
幣の金額を判別する金額判別手段と、複数の商品のうち
のいずれかを指定するための商品指定手段と、前記商品指定手段で指定された商品を放出するための商
品放出手段と、釣銭の支払いを指示するための釣銭支払指示手段と、前記金額判別手段によって判別された金額と、前記カー
ドから読取った合計額との差額を演算し、その差額の範
囲内で前記商品指定手段によって商品が指定されたこと
に応じて、該当する商品を前記商品放出手段から放出さ
せ、前記釣銭支払指示手段からの指示に応じて、前記商
品指定手段による商品の指定を禁止して、前記差額に基
づく釣銭を前記釣銭放出手段から放出させる制御手段と
を備えた、電子式キャッシュレジスタ。