JPS628610A - 圧電磁器共振子 - Google Patents
圧電磁器共振子Info
- Publication number
- JPS628610A JPS628610A JP14854085A JP14854085A JPS628610A JP S628610 A JPS628610 A JP S628610A JP 14854085 A JP14854085 A JP 14854085A JP 14854085 A JP14854085 A JP 14854085A JP S628610 A JPS628610 A JP S628610A
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- JP
- Japan
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- piezoelectric
- ceramic plate
- piezoelectric ceramic
- resonant element
- thermal expansion
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、エネルギー閉じ込め形の圧電磁器共振子に
関し、特にその温度特性の改善手段に関する。
関し、特にその温度特性の改善手段に関する。
@6図は、従来の圧電磁器共振子の一例を示す断面図で
ある。この圧電磁器共振子は、エネルギー閉じ込め形で
3端子形のものであり、圧電磁器板21の両面に振動電
極22a、22bと振動電極22cとが互いに対向する
ように形成された圧電共振素子2に対して、振動電極2
21〜22cの上部に空洞4を形成しつつ例えばエポキ
シ系の外装樹脂3を例えば浸漬塗装して成るものである
。
ある。この圧電磁器共振子は、エネルギー閉じ込め形で
3端子形のものであり、圧電磁器板21の両面に振動電
極22a、22bと振動電極22cとが互いに対向する
ように形成された圧電共振素子2に対して、振動電極2
21〜22cの上部に空洞4を形成しつつ例えばエポキ
シ系の外装樹脂3を例えば浸漬塗装して成るものである
。
尚、引出し電極、リード端子等は図示を省略している。
ところが上述のような圧電磁器共振子は、安価に製造で
きる反面、外装樹脂3の熱膨張による応力が圧電磁器板
21に作用して、その周波数特性に温度変化を与えてい
た。従って例えば当該圧電磁器共振子をフィルタとして
使用した場合、通信機器の必要通過帯域幅に対して特性
帯域幅が十分に広い場合にはこの温度変化を無視するこ
とができるけれども、必要通過帯域幅と特性帯域幅とが
ほぼ等しい場合にはそれを無視することはできなくなる
。
きる反面、外装樹脂3の熱膨張による応力が圧電磁器板
21に作用して、その周波数特性に温度変化を与えてい
た。従って例えば当該圧電磁器共振子をフィルタとして
使用した場合、通信機器の必要通過帯域幅に対して特性
帯域幅が十分に広い場合にはこの温度変化を無視するこ
とができるけれども、必要通過帯域幅と特性帯域幅とが
ほぼ等しい場合にはそれを無視することはできなくなる
。
そこでこの発明は、温度変化による特性変化の少ない圧
電磁器共振子を提供することを目的とする。
電磁器共振子を提供することを目的とする。
この発明の圧電磁器共振子は、圧電磁器板の両面に相対
向する振動電極とそれにつながる引出し電極とが形成さ
れて成る圧電共振素子を、圧電共振素子の振動領域を含
む大きさの中空部と上面に圧電共振素子の引出し電極に
対応する端子電極とを有していて熱膨張係数が圧電共振
素子の圧電磁器板のそれとほぼ等しい第1のアルミナ磁
器板の上面に、圧電共振素子を収納できる大きさの中空
部を有していて熱膨張係数が圧電共振素子の圧電磁器板
のそれとほぼ等しい第2のアルミナ磁器板を重ね合わせ
て成る枠の中空部内に収納し、圧電共振素子の引出し電
極と第1のアルミナ磁器板上の端子電極とを導電接続し
、かつ第1のアルミナ磁器板上の端子電極にリード端子
を接続したものを、ケース内に収納して当該ケースの開
口部を封止材で密封して成ることを特徴とする。
向する振動電極とそれにつながる引出し電極とが形成さ
れて成る圧電共振素子を、圧電共振素子の振動領域を含
む大きさの中空部と上面に圧電共振素子の引出し電極に
対応する端子電極とを有していて熱膨張係数が圧電共振
素子の圧電磁器板のそれとほぼ等しい第1のアルミナ磁
器板の上面に、圧電共振素子を収納できる大きさの中空
部を有していて熱膨張係数が圧電共振素子の圧電磁器板
のそれとほぼ等しい第2のアルミナ磁器板を重ね合わせ
て成る枠の中空部内に収納し、圧電共振素子の引出し電
極と第1のアルミナ磁器板上の端子電極とを導電接続し
、かつ第1のアルミナ磁器板上の端子電極にリード端子
を接続したものを、ケース内に収納して当該ケースの開
口部を封止材で密封して成ることを特徴とする。
圧電共振素子の圧電磁器板とその枠を構成する第1およ
び第2のアルミナ磁器板の熱膨張係数がほぼ等しいため
、圧電共振素子は外装材料の熱影響を殆ど受けない。そ
のため、温度変化による特性変化は少なくなる。
び第2のアルミナ磁器板の熱膨張係数がほぼ等しいため
、圧電共振素子は外装材料の熱影響を殆ど受けない。そ
のため、温度変化による特性変化は少なくなる。
第1図はこの発明の一実施例に係る圧電磁器共振子を示
す断面図であり、第2図はその中身を示す斜視図である
。この例の圧電磁器共振子もエネルギー閉じ込め形で3
端子形のものであり、圧電磁器板21の両面に相対向す
る振動電極22a、22bおよび振動電極22cとそれ
につながる引出し電極23a〜23cとが形成されて成
る圧電共振素子2を、第1のアルミナ磁器板5及び第2
のアルミナ磁器板6から成る枠7の中空部内に収納して
いる。
す断面図であり、第2図はその中身を示す斜視図である
。この例の圧電磁器共振子もエネルギー閉じ込め形で3
端子形のものであり、圧電磁器板21の両面に相対向す
る振動電極22a、22bおよび振動電極22cとそれ
につながる引出し電極23a〜23cとが形成されて成
る圧電共振素子2を、第1のアルミナ磁器板5及び第2
のアルミナ磁器板6から成る枠7の中空部内に収納して
いる。
即ち、第3図に示すような、圧電共振素子2の振動領域
を含む大きさの中空部51と、上面であって圧電共振素
子2の引出し電極23a〜23cにそれぞれ対応する位
置から端縁にかけて形成された端子電極52a〜52c
とを有していて、熱膨張係数が圧電共振素子2の圧電磁
器板21のそれとほぼ等しいアルミナ磁器板5の上面に
、第4図に示すような、圧電共振素子2を収納できる厚
み及び大きさの中空部61と、更にこの例ではアルミナ
磁器板5の端子電極52a〜52cの端部に対応する位
置に設けられた切欠き62a〜62Cとを有していて、
熱膨張係数が圧電共振素子2の圧電磁器板21のそれと
ほぼ等しいアルミナ磁器板6を第5図のように重ねて接
着して上記枠7を形成し、当該枠7の中空部、より具体
的にはアルミナ磁器板6の中空部61内に上記圧電共振
素子2を収納している。
を含む大きさの中空部51と、上面であって圧電共振素
子2の引出し電極23a〜23cにそれぞれ対応する位
置から端縁にかけて形成された端子電極52a〜52c
とを有していて、熱膨張係数が圧電共振素子2の圧電磁
器板21のそれとほぼ等しいアルミナ磁器板5の上面に
、第4図に示すような、圧電共振素子2を収納できる厚
み及び大きさの中空部61と、更にこの例ではアルミナ
磁器板5の端子電極52a〜52cの端部に対応する位
置に設けられた切欠き62a〜62Cとを有していて、
熱膨張係数が圧電共振素子2の圧電磁器板21のそれと
ほぼ等しいアルミナ磁器板6を第5図のように重ねて接
着して上記枠7を形成し、当該枠7の中空部、より具体
的にはアルミナ磁器板6の中空部61内に上記圧電共振
素子2を収納している。
そして、例えば第2図に示すように、圧電共振素子2の
引出し電極23a〜23c部分とアルミナ磁器板5上の
端子電極52a〜52c部分とを例えば導電接着剤8で
それぞれ接着して導電接続し、かつアルミナ磁器板5上
の端子電極52a〜52cに外部引出しのためのリード
端子9a〜9Cをそれぞれ例えば半田10で接続したも
のを、第1図に示すように、例えば金属または樹脂から
成っていて枠7の厚みとほぼ等しい内寸を有する有底角
筒形のケース11内に収納し、当該ケース11の開口部
を例えば熱硬化形の封止材12で密封している。
引出し電極23a〜23c部分とアルミナ磁器板5上の
端子電極52a〜52c部分とを例えば導電接着剤8で
それぞれ接着して導電接続し、かつアルミナ磁器板5上
の端子電極52a〜52cに外部引出しのためのリード
端子9a〜9Cをそれぞれ例えば半田10で接続したも
のを、第1図に示すように、例えば金属または樹脂から
成っていて枠7の厚みとほぼ等しい内寸を有する有底角
筒形のケース11内に収納し、当該ケース11の開口部
を例えば熱硬化形の封止材12で密封している。
従ってこの圧電磁器共振子におていは、圧電共振素子2
の圧電磁器板21と、その枠7を構成するアルミナ磁器
板5.6の熱膨張係数がほぼ等しいため、圧電共振素子
2は外装材料等の他の部品の熱影響を殆ど受けない。そ
のため、温度変化による周波数特性等の特性変化は少な
い。しかも、上記のような構造にすることによって、小
形化が可能であると共に、連続組立も可能である。
の圧電磁器板21と、その枠7を構成するアルミナ磁器
板5.6の熱膨張係数がほぼ等しいため、圧電共振素子
2は外装材料等の他の部品の熱影響を殆ど受けない。そ
のため、温度変化による周波数特性等の特性変化は少な
い。しかも、上記のような構造にすることによって、小
形化が可能であると共に、連続組立も可能である。
尚、圧電共振素子は、上述したような3端子形の圧電共
振素子2に限られるものではなく、例えば2端子形、他
素子形等でも良い。
振素子2に限られるものではなく、例えば2端子形、他
素子形等でも良い。
以上のようにこの発明によれば、温度変化による特性変
化の少ない圧電磁器共振子が得られる。
化の少ない圧電磁器共振子が得られる。
第1図はこの発明の一実施例に係る圧電磁器共振子を示
す断面図であり、第2図はその中身を示す斜視図である
。第3図は、第1のアルミナ磁器板を示す斜視図である
。第4図は、第2のアルミナ磁器板を示す斜視図である
。第5図は、第1および第2のアルミナ磁器板を重ね合
わせて成る枠を示す斜視図である。第6図は、従来の圧
電磁器共振子の一例を示す断面図である。 2・・・圧電共振素子、21・・・圧電磁器板、22a
〜22c・・・振動電極、23a〜23c・・・引出し
電極、5・・・第1のアルミナ磁器板、51・・・中空
部、52a〜52c・・・端子電極、6・・・第2のア
ルミナ磁器板、61・・・中空部、7・・、枠、9a〜
9c・・・リード端子、11・・・ケース、12・・・
封止材
す断面図であり、第2図はその中身を示す斜視図である
。第3図は、第1のアルミナ磁器板を示す斜視図である
。第4図は、第2のアルミナ磁器板を示す斜視図である
。第5図は、第1および第2のアルミナ磁器板を重ね合
わせて成る枠を示す斜視図である。第6図は、従来の圧
電磁器共振子の一例を示す断面図である。 2・・・圧電共振素子、21・・・圧電磁器板、22a
〜22c・・・振動電極、23a〜23c・・・引出し
電極、5・・・第1のアルミナ磁器板、51・・・中空
部、52a〜52c・・・端子電極、6・・・第2のア
ルミナ磁器板、61・・・中空部、7・・、枠、9a〜
9c・・・リード端子、11・・・ケース、12・・・
封止材
Claims (1)
- (1)圧電磁器板の両面に相対向する振動電極とそれに
つながる引出し電極とが形成されて成る圧電共振素子を
、圧電共振素子の振動領域を含む大きさの中空部と上面
に圧電共振素子の引出し電極に対応する端子電極とを有
していて熱膨張係数が圧電共振素子の圧電磁器板のそれ
とほぼ等しい第1のアルミナ磁器板の上面に、圧電共振
素子を収納できる大きさの中空部を有していて熱膨張係
数が圧電共振素子の圧電磁器板のそれとほぼ等しい第2
のアルミナ磁器板を重ね合わせて成る枠の中空部内に収
納し、圧電共振素子の引出し電極と第1のアルミナ磁器
板上の端子電極とを導電接続し、かつ第1のアルミナ磁
器板上の端子電極にリード端子を接続したものを、ケー
ス内に収納して当該ケースの開口部を封止材で密封して
成ることを特徴とする圧電磁器共振子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14854085A JPS628610A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 圧電磁器共振子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14854085A JPS628610A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 圧電磁器共振子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS628610A true JPS628610A (ja) | 1987-01-16 |
Family
ID=15455059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14854085A Pending JPS628610A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 圧電磁器共振子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS628610A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04111522U (ja) * | 1991-03-15 | 1992-09-28 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの冷却装置 |
US7854049B2 (en) | 2006-02-24 | 2010-12-21 | Ngk Insulators, Ltd. | Method of manufacturing a piezoelectric thin film device |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP14854085A patent/JPS628610A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04111522U (ja) * | 1991-03-15 | 1992-09-28 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの冷却装置 |
US7854049B2 (en) | 2006-02-24 | 2010-12-21 | Ngk Insulators, Ltd. | Method of manufacturing a piezoelectric thin film device |
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