JPS6286024A - 球形粒子状ポリホスフアゼン及びその製法 - Google Patents
球形粒子状ポリホスフアゼン及びその製法Info
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- JPS6286024A JPS6286024A JP60228348A JP22834885A JPS6286024A JP S6286024 A JPS6286024 A JP S6286024A JP 60228348 A JP60228348 A JP 60228348A JP 22834885 A JP22834885 A JP 22834885A JP S6286024 A JPS6286024 A JP S6286024A
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- Japan
- Prior art keywords
- polyphosphazene
- tables
- formulas
- solvent
- aryl group
- Prior art date
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- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、粒子形状が球形であるポリホスファゼン及び
その製法に関する。更に詳しくは、球形粒子状のポリホ
スファゼン及び繊維状、フレーク状あるいは不定形粒子
状などの球形ではない形状をなすポリホスファゼンより
球形粒子状のポリホスファゼンを製造する方法(−関す
る。
その製法に関する。更に詳しくは、球形粒子状のポリホ
スファゼン及び繊維状、フレーク状あるいは不定形粒子
状などの球形ではない形状をなすポリホスファゼンより
球形粒子状のポリホスファゼンを製造する方法(−関す
る。
従来、ポリホスファゼンは、塩化ホスホニトリル(ジク
ロルホスファゼンの環状3量体)を重合させて得られる
鎖状ポリマーにアルカリ金属等のアルコキシドあるいは
フェノキノド類などの求核性化合物を反応させて製造さ
れることは公知である。しかし、いずれの公知文献にお
いても、固体状のポリホスファゼンが得られることは記
載されているものの、球形粒子状のポリホスファゼンが
得られることは全く記載されていない。公知文献に記載
された常法により得られるポリホスファゼンは、繊維状
、フレーク状あるいは不定形粒子状であり、球形粒子状
のポリホスファゼンを得る方法は未だ知られていない。
ロルホスファゼンの環状3量体)を重合させて得られる
鎖状ポリマーにアルカリ金属等のアルコキシドあるいは
フェノキノド類などの求核性化合物を反応させて製造さ
れることは公知である。しかし、いずれの公知文献にお
いても、固体状のポリホスファゼンが得られることは記
載されているものの、球形粒子状のポリホスファゼンが
得られることは全く記載されていない。公知文献に記載
された常法により得られるポリホスファゼンは、繊維状
、フレーク状あるいは不定形粒子状であり、球形粒子状
のポリホスファゼンを得る方法は未だ知られていない。
ポリホスファゼンには、他のポリマーの難燃あるいは耐
熱改良用添加剤、耐熱塗料原料、ゴム材料、液晶材料あ
るいは生体材料としての使用など巾広い用達があるばか
りでなく、新素材としても大いに期待されているポリマ
ーである。
熱改良用添加剤、耐熱塗料原料、ゴム材料、液晶材料あ
るいは生体材料としての使用など巾広い用達があるばか
りでなく、新素材としても大いに期待されているポリマ
ーである。
従来の常法により得られるポリホスファゼン(二は、繊
維状、フレーク状あるいは不定形な粒子状などの形状(
−基づく多くの問題がある。例えば、(1)ポリマーが
かさ高く、保存に場所を取り過ぎ保存い二(い、(2)
配ね計りをおこしゃすく、配管輸送がむずかしい、ある
いは、(3)未反応物や副生成物が除去しに<<、ii
vがむずかしい、などの問題点を挙げることができる。
維状、フレーク状あるいは不定形な粒子状などの形状(
−基づく多くの問題がある。例えば、(1)ポリマーが
かさ高く、保存に場所を取り過ぎ保存い二(い、(2)
配ね計りをおこしゃすく、配管輸送がむずかしい、ある
いは、(3)未反応物や副生成物が除去しに<<、ii
vがむずかしい、などの問題点を挙げることができる。
本発明者らはこれらの問題を解決すべく鋭意検討した結
果、従来の常法(二より得られたポリホスファゼンを良
溶媒(二溶解させ均一溶液とし、該均一溶液とポリホス
ファゼンの貧溶媒であってかつ前記良溶媒を溶解するも
のとを混合することにより、ポリマー粒子の球形化が可
能となリ、本発明を完成する(二至った。
果、従来の常法(二より得られたポリホスファゼンを良
溶媒(二溶解させ均一溶液とし、該均一溶液とポリホス
ファゼンの貧溶媒であってかつ前記良溶媒を溶解するも
のとを混合することにより、ポリマー粒子の球形化が可
能となリ、本発明を完成する(二至った。
即ち、本発明は、球形粒子状ポリホスファゼン及び常法
(二より得られるポリホスファゼンを良溶媒(=溶解さ
せて均一溶液とし、該均一溶液と該ポリホスファゼンの
貧溶媒であってかつ前記良溶媒を溶解するものとを混合
することを特徴とする球形粒子状ポリホスファゼンの製
法を要旨とするものである。
(二より得られるポリホスファゼンを良溶媒(=溶解さ
せて均一溶液とし、該均一溶液と該ポリホスファゼンの
貧溶媒であってかつ前記良溶媒を溶解するものとを混合
することを特徴とする球形粒子状ポリホスファゼンの製
法を要旨とするものである。
ポリホスファゼンの例としては下記一般式(11で表わ
される鎖状ポリマーがある。
される鎖状ポリマーがある。
(ここで、R,R%几 、R%R1几 、R7および几
8は、炭素数1〜30のアルキル基、ハロアルキル基も
しくはアリール置換アルキル基、炭素数3〜30のシク
ロアルキル基、ノ10ンクロアルキル基もしくはアリー
ル置換シクロアルキル基、又は炭素数6〜30のアリー
ル基、アルキル置換アリール基、ノ10ゲン置換アリー
ル基もしくはハロアルキル置換アリール塙であり、l、
mおよびnは4〜50,000の整数である。) なお、一般式(I)(二は・ 曹1 などのP原子の2つの結合手にOR’、SR3及びNR
’R’のうちの異なった2種の基が結合した交差型ポリ
ホスファゼンも含まれる。
8は、炭素数1〜30のアルキル基、ハロアルキル基も
しくはアリール置換アルキル基、炭素数3〜30のシク
ロアルキル基、ノ10ンクロアルキル基もしくはアリー
ル置換シクロアルキル基、又は炭素数6〜30のアリー
ル基、アルキル置換アリール基、ノ10ゲン置換アリー
ル基もしくはハロアルキル置換アリール塙であり、l、
mおよびnは4〜50,000の整数である。) なお、一般式(I)(二は・ 曹1 などのP原子の2つの結合手にOR’、SR3及びNR
’R’のうちの異なった2種の基が結合した交差型ポリ
ホスファゼンも含まれる。
ポリホスファゼンを製造する常法とは、塩化ホスホニト
リル(ジクロルホスファゼンの3吋体が最も好ましい)
の熱重合で得られる鎖状ポリマーにアルカリ金−あるい
はアルカリ土類金属のアルコキシドあるいはフエノキン
ド類などの求核性化合物を反応させる方法である。米国
特許第3,370,020号、第3.85へ713号、
第485へ712号、第4853,794号、第3,7
00,629号、第3.51へ688号および第3.8
E1451号などに記載されている。
リル(ジクロルホスファゼンの3吋体が最も好ましい)
の熱重合で得られる鎖状ポリマーにアルカリ金−あるい
はアルカリ土類金属のアルコキシドあるいはフエノキン
ド類などの求核性化合物を反応させる方法である。米国
特許第3,370,020号、第3.85へ713号、
第485へ712号、第4853,794号、第3,7
00,629号、第3.51へ688号および第3.8
E1451号などに記載されている。
ポリホスファゼンの良溶媒とは、ポリホスファゼンが容
易に溶解し、かつ、該ポリホスファゼンに不活性な溶剤
である。具体的には、ケトン類、エーテル類およびエス
テル類を挙げることができる。更(二具体的には、ケト
ン類として、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチル
ケトン、メチルプロピルケトン、シクロヘキサノンおよ
びアセトフェノンなど、エーテル類としてはジメチルエ
ーテル、ジエチルエーテル、ジイソアミルエーテル。
易に溶解し、かつ、該ポリホスファゼンに不活性な溶剤
である。具体的には、ケトン類、エーテル類およびエス
テル類を挙げることができる。更(二具体的には、ケト
ン類として、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチル
ケトン、メチルプロピルケトン、シクロヘキサノンおよ
びアセトフェノンなど、エーテル類としてはジメチルエ
ーテル、ジエチルエーテル、ジイソアミルエーテル。
エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリ
コールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サンおよびレゾルシンジメチルエーテルなど、エステル
類としては、耐酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、
酢酸ブチル。
コールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サンおよびレゾルシンジメチルエーテルなど、エステル
類としては、耐酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、
酢酸ブチル。
プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、酪治エチル
などの脂肪族カルボン酸エステルの他(二、安息香酸メ
チル、安息香酸エテル、p−トルイル酸メチル、p−)
ルイル酸エテル。
などの脂肪族カルボン酸エステルの他(二、安息香酸メ
チル、安息香酸エテル、p−トルイル酸メチル、p−)
ルイル酸エテル。
p−アニス酸メチル、p−アニス酸エチル、フタル酸ジ
メチル、フタル酸ジエチルおよびフタル酸ジブチルなど
の芳香族カルボン酸エステルを挙げることができる。
メチル、フタル酸ジエチルおよびフタル酸ジブチルなど
の芳香族カルボン酸エステルを挙げることができる。
ポリホスファゼンの貧溶媒とは、ポリホスファゼンが難
溶または不溶であり、かつ、該ポリホスファゼンに不活
性な溶剤である。具体的には、水、アルコール類、脂肪
j戻炭化水素珀、芳香族炭化水素類およびハロゲン化炭
化水≠IJ3を挙げることができる。((二具体的には
、アルコール類トシて、メチルアルコール、エチルアル
コール、プロピルアルコール、ブチルアルコール、ペン
チルアルコール、ヘキンルアルコール。
溶または不溶であり、かつ、該ポリホスファゼンに不活
性な溶剤である。具体的には、水、アルコール類、脂肪
j戻炭化水素珀、芳香族炭化水素類およびハロゲン化炭
化水≠IJ3を挙げることができる。((二具体的には
、アルコール類トシて、メチルアルコール、エチルアル
コール、プロピルアルコール、ブチルアルコール、ペン
チルアルコール、ヘキンルアルコール。
2−エチル−1−ヘキサノール、オクチルアルコール、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレ
ングリコールおよびグリセリンなどの脂肪族アルコール
類の他(二、ベンジルアルコール、石炭酸およびクレゾ
ールなどのアルコール類、脂肪族大化水素類として、ペ
ンタン、ヘキサン、ヘプタン、デカンおよびケコンンな
ど、芳香族炭化水素類として、ベンゼン。
エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレ
ングリコールおよびグリセリンなどの脂肪族アルコール
類の他(二、ベンジルアルコール、石炭酸およびクレゾ
ールなどのアルコール類、脂肪族大化水素類として、ペ
ンタン、ヘキサン、ヘプタン、デカンおよびケコンンな
ど、芳香族炭化水素類として、ベンゼン。
トルエンおよびキンレンなど、ハロゲン化炭化水之類と
して、四塩化大索、クロロホルム、塩化メチレン2.L
:/クロルエタン、トリクロルエタン、クロルヘキサン
およびクロルベンゼンナト?挙げることができる。ポリ
ホスファゼンの良溶媒および貧溶媒は共に、常温で液状
であることが好ましいが、加熱することにより液状(=
なれば十分適用可ス新である、 まず、ポリホスファゼンを良溶媒に溶解させて均−f8
液とする。溶解させる温RFは一20〜+200℃、θ
干ましくは15〜150℃である。
して、四塩化大索、クロロホルム、塩化メチレン2.L
:/クロルエタン、トリクロルエタン、クロルヘキサン
およびクロルベンゼンナト?挙げることができる。ポリ
ホスファゼンの良溶媒および貧溶媒は共に、常温で液状
であることが好ましいが、加熱することにより液状(=
なれば十分適用可ス新である、 まず、ポリホスファゼンを良溶媒に溶解させて均−f8
液とする。溶解させる温RFは一20〜+200℃、θ
干ましくは15〜150℃である。
1客解させる時間(二は特(二制限はないが、長時間の
++n ’Aでポリホスファゼンが熱分解しないよう汗
?゛1゛する必要がある。通常は5分〜5時間で十分で
ある。良溶媒の使用fケは該ポリホスファゼンの溶解度
によるが、ポリホスファゼン12(二ht t、て、5
−〜2/1好ましくは10−〜11である。
++n ’Aでポリホスファゼンが熱分解しないよう汗
?゛1゛する必要がある。通常は5分〜5時間で十分で
ある。良溶媒の使用fケは該ポリホスファゼンの溶解度
によるが、ポリホスファゼン12(二ht t、て、5
−〜2/1好ましくは10−〜11である。
ポリホスファゼンの貧溶媒の使用量は、ポリホスファゼ
ン12当り10−〜5/、好ましくは20−〜2jであ
る。貧溶媒の温度は一20〜+200℃、好ましくは1
5〜150℃である。
ン12当り10−〜5/、好ましくは20−〜2jであ
る。貧溶媒の温度は一20〜+200℃、好ましくは1
5〜150℃である。
次(二、該均一溶液と(i溶媒を混合して、ポリホスフ
ァゼンを球形粒子状に析出させる。核均−溶液を縫溶媒
に叩えても、貧溶媒を該吻−溶/&、(二加えてもよい
。1咳均−溶1夜を貧l容I楳に加えるのが好ましい。
ァゼンを球形粒子状に析出させる。核均−溶液を縫溶媒
に叩えても、貧溶媒を該吻−溶/&、(二加えてもよい
。1咳均−溶1夜を貧l容I楳に加えるのが好ましい。
混合時の温すは一20〜+200℃、好ましくは15〜
150℃、混合するに必要な時間は5分〜5時間、好ま
しくは1表3時間である。混合は、撹拌しながら、ある
いは攪拌なしに行なうことができる。撹拌を行なわない
混合(−おいても、完全(二球形喧子状のポリホスファ
ゼンを得ることはできるが、粒径分布が広くなる場合が
あるので、撹拌を行ないながら混合することが好ましい
。粒子形状および粒径分布は、撹拌の強さ・撹拌纜の羽
根形状、攪拌の回転数あるいは均一溶液中のポリホスフ
ァゼン4変などの影響を受ける場合もある。かくして球
形粒子状のポリホスファゼンが析出する。該球形粒子状
ポリホスファゼンを分稚し、既述の貧溶媒で洗浄し、ポ
リホスファゼン生成反応時の未反応物や副生成物を除く
ことうことか好ましい。
150℃、混合するに必要な時間は5分〜5時間、好ま
しくは1表3時間である。混合は、撹拌しながら、ある
いは攪拌なしに行なうことができる。撹拌を行なわない
混合(−おいても、完全(二球形喧子状のポリホスファ
ゼンを得ることはできるが、粒径分布が広くなる場合が
あるので、撹拌を行ないながら混合することが好ましい
。粒子形状および粒径分布は、撹拌の強さ・撹拌纜の羽
根形状、攪拌の回転数あるいは均一溶液中のポリホスフ
ァゼン4変などの影響を受ける場合もある。かくして球
形粒子状のポリホスファゼンが析出する。該球形粒子状
ポリホスファゼンを分稚し、既述の貧溶媒で洗浄し、ポ
リホスファゼン生成反応時の未反応物や副生成物を除く
ことうことか好ましい。
本発明の効果は次の通りである。粒子形状が在球状若し
くはそれ(二近い形状をなし、粒径分布が狭いことであ
る。従って、(1)保存が極めて3%で、ある、(2)
論送が容易である、(3)精製が8砧である、および、
(4)他のポリマーや粉体とのイ’tL合が4%で、混
合後均質にな()やすい、などの実用上の効果を挙げる
ことができる。
くはそれ(二近い形状をなし、粒径分布が狭いことであ
る。従って、(1)保存が極めて3%で、ある、(2)
論送が容易である、(3)精製が8砧である、および、
(4)他のポリマーや粉体とのイ’tL合が4%で、混
合後均質にな()やすい、などの実用上の効果を挙げる
ことができる。
以下、実施例によって本発明を説明する。
実1犯例1
20?の塩(ヒホスホニトリル(3h1体)を250℃
に4時間加熱後、20℃(二冷却し、精力ベンゼン10
0 mlを加えポリ塩化ホスホニトリルを溶解させた。
に4時間加熱後、20℃(二冷却し、精力ベンゼン10
0 mlを加えポリ塩化ホスホニトリルを溶解させた。
35.59の1.1.1− トリフルオルエタノールを
含む150−のジエチルエーテルに撹拌しながら8.1
7 ?のナトリウムを少しずつ加え、Wiいて、3.6
1の1.1.1− ) !Jクロルルエタノールを加え
た。ナトリウム1,1゜1−トリフルオルエタノールを
含む該エーテル溶液をポリ塩化ホスホニトリルを含む前
記ベンゼン溶液(二攪拌しながら30分間で滴下し、そ
の後14時間加熱して慣流させ、更に、25℃で40時
間攪拌した。次いで・]塩rRを少しずつ加えて中性と
し、固体を1別し、メタノールおよび水の頭で固体を洗
浄し、乾燥した。イ尋られた固体は、形が不揃いの繊維
状白色のポリビストリフルオルエトキンホスファゼン [: (CF3CH20)2P=N 〕、 (以下PB
F’EPと記す)でちった。
含む150−のジエチルエーテルに撹拌しながら8.1
7 ?のナトリウムを少しずつ加え、Wiいて、3.6
1の1.1.1− ) !Jクロルルエタノールを加え
た。ナトリウム1,1゜1−トリフルオルエタノールを
含む該エーテル溶液をポリ塩化ホスホニトリルを含む前
記ベンゼン溶液(二攪拌しながら30分間で滴下し、そ
の後14時間加熱して慣流させ、更に、25℃で40時
間攪拌した。次いで・]塩rRを少しずつ加えて中性と
し、固体を1別し、メタノールおよび水の頭で固体を洗
浄し、乾燥した。イ尋られた固体は、形が不揃いの繊維
状白色のポリビストリフルオルエトキンホスファゼン [: (CF3CH20)2P=N 〕、 (以下PB
F’EPと記す)でちった。
ガラスフラスコ中において、前記PBFEP 1ノを一
1’HQ Nテトラヒドロフラン500 mlと混合し
、60℃に15分間撹拌して均一溶液とした。別のガラ
スフラスコ(二130℃に加熱した拮製キンレン500
−を入れ、該キンンンを撹拌しながらその中(=該均−
fぶ液を1時間で4下した。
1’HQ Nテトラヒドロフラン500 mlと混合し
、60℃に15分間撹拌して均一溶液とした。別のガラ
スフラスコ(二130℃に加熱した拮製キンレン500
−を入れ、該キンンンを撹拌しながらその中(=該均−
fぶ液を1時間で4下した。
球形粒子状の固体が析出した。該懸濁液を室温とし、固
体をP別し、情りキンレンで洗浄して、平均粒径1μm
、かつ、粒径分布の極めて狭い真球状PBFEPを得た
。以上の操作はすべて窒素雰囲気下で行なった。
体をP別し、情りキンレンで洗浄して、平均粒径1μm
、かつ、粒径分布の極めて狭い真球状PBFEPを得た
。以上の操作はすべて窒素雰囲気下で行なった。
実施例2〜5
実施例1で得られたPBFgPを用い、良溶媒および貧
溶媒の種類、使用晴あるいは加熱温度等を考えること以
外は実施例1と同様にした。
溶媒の種類、使用晴あるいは加熱温度等を考えること以
外は実施例1と同様にした。
結果を表に示す。
実施例6
塩化ホスホニトリル(3晴体)を250℃(=4時間加
熱後20℃(二冷却して得たポリ塩化ホスホニ)Jlル
11.’7 fを1oor++/のトルエン(二溶解さ
せた。ビス−2−エトキンエチルエーテルとジオキサン
の容積3対lの混合液15〇−中22,7 yの石炭酸
と5.339のナトリウムを反応させて得たナトリウム
フエノキンドを含む、・容液を115℃に加熱し、その
溶液にポリ塩化ホスホニトリルを含む温溶液を40分間
で滴下し・その後115℃に40時間ひ口熱した。20
℃に冷却し、500mtのメタノールを110えて固体
を析出させた。固体を2別し、60℃(−加熱した精製
テトラヒドロフラン200 ml!に1宕解させ、蒸留
水100−をn目えて固体を得た。該固体は形が不揃い
の繊維状白色のポリジフェノキンホスファゼン((C6
H50)2P=N 〕、 (以下PDPPと記す)で
あった。
熱後20℃(二冷却して得たポリ塩化ホスホニ)Jlル
11.’7 fを1oor++/のトルエン(二溶解さ
せた。ビス−2−エトキンエチルエーテルとジオキサン
の容積3対lの混合液15〇−中22,7 yの石炭酸
と5.339のナトリウムを反応させて得たナトリウム
フエノキンドを含む、・容液を115℃に加熱し、その
溶液にポリ塩化ホスホニトリルを含む温溶液を40分間
で滴下し・その後115℃に40時間ひ口熱した。20
℃に冷却し、500mtのメタノールを110えて固体
を析出させた。固体を2別し、60℃(−加熱した精製
テトラヒドロフラン200 ml!に1宕解させ、蒸留
水100−をn目えて固体を得た。該固体は形が不揃い
の繊維状白色のポリジフェノキンホスファゼン((C6
H50)2P=N 〕、 (以下PDPPと記す)で
あった。
該PDPP5 Fをテトラヒドロフラン500dと混合
し、60℃、30分間撹拌して均一溶液とした。別(二
、120℃のキンレン400m7!を用、潔し、攪拌し
ながら該キンシン中に1.5時間で滴下した。析出した
固体をi4別し、50℃のキンレンで洗浄し、真球状の
PDPPを得た。
し、60℃、30分間撹拌して均一溶液とした。別(二
、120℃のキンレン400m7!を用、潔し、攪拌し
ながら該キンシン中に1.5時間で滴下した。析出した
固体をi4別し、50℃のキンレンで洗浄し、真球状の
PDPPを得た。
結果を表に示す。
実施例7
実施例6で得られたPDPP 1 tとメチルエチルケ
トン250−を50℃、30分間加熱して均一溶液とし
・該均一溶液中(−50℃に加熱しタメタノール300
−を1時間で滴下した。析出した固体をデ別し、50℃
のメタノールで洗浄し、真球状のPDPPを得た、 結果を表に示す。
トン250−を50℃、30分間加熱して均一溶液とし
・該均一溶液中(−50℃に加熱しタメタノール300
−を1時間で滴下した。析出した固体をデ別し、50℃
のメタノールで洗浄し、真球状のPDPPを得た、 結果を表に示す。
Claims (10)
- (1)球形粒子状ポリフォスファゼン。
- (2)前記ポリホスファゼンが下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があり
ます▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼ におけるP原子の2つの結合手にOR^1、SR^3及
びNR^5R^6のうちの異なつた2種の基が結合した
もの、で表わされる鎖状ポリマーである(ここにR^1
、R^2、R^3、R^4、R^5、R^6、R^7お
よびR^8は炭素数1〜30のアルキル基、ハロアルキ
ル基もしくはアリール置換アルキル基、炭素数3〜30
のシクロアルキル基、ハロシクロアルキル基もしくはア
リール置換シクロアルキル基又は炭素数6〜30のアリ
ール基、アルキル置換アリール基、ハロゲン置換アリー
ル基もしくはハロアルキル置換アリール基であり、l、
m及びnは4〜50,000である。)ことを特徴とす
る第(1)項記載のポリホスファゼン。 - (3)前記ポリホスファゼンが下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここにR^1、R^2及びlは前記のものと同じ意味
を表わす。) で表わされる鎖状ポリマーであることを特徴とする第(
2)項記載のポリホスファゼン。 - (4)常法により得られるポリホスファゼンを良溶媒に
溶解させて均一溶液とし、該均一溶液と該ポリホスファ
ゼンの貧溶媒であつてかつ前記良溶媒を溶解するものと
を混合することを特徴とする球形粒子状ポリホスファゼ
ンの製法。 - (5)前記ポリホスファゼンが下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があり
ます▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼ におけるP原子の2つの結合手にOR^1、SR^3及
びNR^5R^6のうちの異なつた2種の基が結合した
もの、で表わされる鎖状ポリマーである(ここにR^1
、R^2、R^3、R^4、R^5、R^6、R^7及
びR^8は炭素数1〜30のアルキル基、ハロアルキル
基もしくはアリール置換アルキル基、炭素数3〜30の
シクロアルキル基、ハロシクロアルキル基もしくはアリ
ール置換シクロアルキル基又は炭素数6〜30のアリー
ル基、アルキル置換アリール基、ハロゲン置換アリール
基もしくはハロアルキル置換アリール基であり、l、m
及びnは4〜50,000である。)ことを特徴とする
第(4)項記載のポリホスファゼン。 - (6)前記ポリホスファゼンが下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここにR^1、R^2及びlは前記のものと同じ意味
を表わす。) で表わされる鎖状ポリマーであることを特徴とする第(
5)項記載のポリホスファゼン。 - (7)良溶媒がケトン類、エーテル類およびエステル類
であることを特徴とする特許請求の範囲第(4)ないし
第(6)項のいずれかに記載の製法。 - (8)貧溶媒がアルコール類、脂肪族もしくは芳香族炭
化水素類またはハロゲン化炭化水素類であることを特徴
とする特許請求の範囲第(4)ないし第(7)項のいず
れかに記載の製法。 - (9)貧溶媒中に該均一溶液を加えることを特徴とする
第(4)ないし第(8)項のいずれかに記載の製法。 - (10)前記均一溶液中に貧溶媒を加えることを特徴と
する特許請求の範囲第(4)ないし第(8)項のいずれ
かに記載の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60228348A JPH0678434B2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | 球形粒子状ポリホスファゼン及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60228348A JPH0678434B2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | 球形粒子状ポリホスファゼン及びその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6286024A true JPS6286024A (ja) | 1987-04-20 |
JPH0678434B2 JPH0678434B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=16875055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60228348A Expired - Lifetime JPH0678434B2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | 球形粒子状ポリホスファゼン及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0678434B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05310949A (ja) * | 1992-05-08 | 1993-11-22 | Toppan Printing Co Ltd | ポリフォスファゼン化合物 |
AU2005298344B2 (en) * | 2004-10-25 | 2011-02-10 | Varian Medical Systems, Inc. | Loadable polyphosphazene-comprising particles for therapeutic and/or diagnostic applications and methods of preparing and using the same |
US9080146B2 (en) | 2001-01-11 | 2015-07-14 | Celonova Biosciences, Inc. | Substrates containing polyphosphazene as matrices and substrates containing polyphosphazene with a micro-structured surface |
US9107850B2 (en) | 2004-10-25 | 2015-08-18 | Celonova Biosciences, Inc. | Color-coded and sized loadable polymeric particles for therapeutic and/or diagnostic applications and methods of preparing and using the same |
US9114162B2 (en) | 2004-10-25 | 2015-08-25 | Celonova Biosciences, Inc. | Loadable polymeric particles for enhanced imaging in clinical applications and methods of preparing and using the same |
US10973770B2 (en) | 2004-10-25 | 2021-04-13 | Varian Medical Systems, Inc. | Color-coded and sized loadable polymeric particles for therapeutic and/or diagnostic applications and methods of preparing and using the same |
-
1985
- 1985-10-14 JP JP60228348A patent/JPH0678434B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05310949A (ja) * | 1992-05-08 | 1993-11-22 | Toppan Printing Co Ltd | ポリフォスファゼン化合物 |
US9080146B2 (en) | 2001-01-11 | 2015-07-14 | Celonova Biosciences, Inc. | Substrates containing polyphosphazene as matrices and substrates containing polyphosphazene with a micro-structured surface |
AU2005298344B2 (en) * | 2004-10-25 | 2011-02-10 | Varian Medical Systems, Inc. | Loadable polyphosphazene-comprising particles for therapeutic and/or diagnostic applications and methods of preparing and using the same |
US8318209B2 (en) * | 2004-10-25 | 2012-11-27 | Celonova Biosciences Germany Gmbh | Loadable polymeric particles for therapeutic and/or diagnostic applications and methods of preparing and using the same |
US9107850B2 (en) | 2004-10-25 | 2015-08-18 | Celonova Biosciences, Inc. | Color-coded and sized loadable polymeric particles for therapeutic and/or diagnostic applications and methods of preparing and using the same |
US9114162B2 (en) | 2004-10-25 | 2015-08-25 | Celonova Biosciences, Inc. | Loadable polymeric particles for enhanced imaging in clinical applications and methods of preparing and using the same |
US9511153B2 (en) | 2004-10-25 | 2016-12-06 | Celonova Biosciences Germany Gmbh | Loadable polymeric particles for therapeutic and/or diagnostic applications and methods of preparing and using the same |
US10973770B2 (en) | 2004-10-25 | 2021-04-13 | Varian Medical Systems, Inc. | Color-coded and sized loadable polymeric particles for therapeutic and/or diagnostic applications and methods of preparing and using the same |
US11052050B2 (en) | 2004-10-25 | 2021-07-06 | Varian Medical Systems, Inc. | Loadable polymeric particles for therapeutic and/or diagnostic applications and methods of preparing and using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0678434B2 (ja) | 1994-10-05 |
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