JPS6284088A - コタルニンの製造方法 - Google Patents
コタルニンの製造方法Info
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- JPS6284088A JPS6284088A JP22365885A JP22365885A JPS6284088A JP S6284088 A JPS6284088 A JP S6284088A JP 22365885 A JP22365885 A JP 22365885A JP 22365885 A JP22365885 A JP 22365885A JP S6284088 A JPS6284088 A JP S6284088A
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- compound
- solvent
- dihydroisoquinoline
- expressed
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、コタルニンの新規な製造方法に関し、さらに
詳しくは、抗アレルギー等の作用を有し医薬として有用
なトリトクアリン製造の主要原料であるコタルニンの新
規な製造方法に関する。
詳しくは、抗アレルギー等の作用を有し医薬として有用
なトリトクアリン製造の主要原料であるコタルニンの新
規な製造方法に関する。
従来、コタルニンは天然アルカロイドの一種であるノス
カビンよシ合成する方法が知られている(薬学雑誌5G
559,1930年)。
カビンよシ合成する方法が知られている(薬学雑誌5G
559,1930年)。
一方、合成法としては3−メトキシ−45−メチレンジ
オキシフェニル−エチルアミンをホルミル化しついで環
化し、N−メチル化してジヒドロイソキノリウム塩を経
て合成する方法が知られている( Ann、、 31
5.328.1912年]。
オキシフェニル−エチルアミンをホルミル化しついで環
化し、N−メチル化してジヒドロイソキノリウム塩を経
て合成する方法が知られている( Ann、、 31
5.328.1912年]。
しかしながらこれらの方法のうち前者は原料が天然物で
あり、高価であるとともに安定供給に問題がある。
あり、高価であるとともに安定供給に問題がある。
一方、後者の合成方法においては、環化の工程において
、目的物ではない異性体が生成し最終生放物であるコタ
ルニンにこの異性体由来の不純物が含まれ、この不純物
の分離精製が大きな問題となっている。
、目的物ではない異性体が生成し最終生放物であるコタ
ルニンにこの異性体由来の不純物が含まれ、この不純物
の分離精製が大きな問題となっている。
〔問題点を解決するための手段]
本発明者らは異性体の生成のないコタルニンの製造方法
について鋭意検討した結果、本発明に到達したものであ
る。
について鋭意検討した結果、本発明に到達したものであ
る。
本発明は
構造式(1)で示されるテトラヒドロイソキノリン化合
物 を脱水素して構造式(2)で示されるジヒドロイソキノ
リン化合物 C!HsO とし、ついでメチル化剤でメチル化した後加水分解する
ことを特徴とするコタルニンの製造法である。
物 を脱水素して構造式(2)で示されるジヒドロイソキノ
リン化合物 C!HsO とし、ついでメチル化剤でメチル化した後加水分解する
ことを特徴とするコタルニンの製造法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明方法における出発物質である構造式(1)で示さ
れるテトラヒドロイソキノリン化合物は公知の化合物で
あって(Ohem、 Ber、、 99.267゜19
66年〕、公知の方法、例えばJ、 Chem。
れるテトラヒドロイソキノリン化合物は公知の化合物で
あって(Ohem、 Ber、、 99.267゜19
66年〕、公知の方法、例えばJ、 Chem。
8oa、Perkin Trans工 1984,70
9記載の方法によシ容易に製造することができる。
9記載の方法によシ容易に製造することができる。
即ち、2−メトキン−へ4−メチレンジオキクベンズア
ルデヒドを出発物質として次の反応式に従って合成され
る。
ルデヒドを出発物質として次の反応式に従って合成され
る。
H30
脱水素反応
本発明において用いる脱水素剤としては、次亜ハロゲン
酸およびその塩、例えばNa0(t。
酸およびその塩、例えばNa0(t。
Na0Br 、 NaO工、 0a(OOZ)2+
0LOH、BrOHあるいはハロゲン例えばC14
* Brl * 1雪があげられる。
0LOH、BrOHあるいはハロゲン例えばC14
* Brl * 1雪があげられる。
脱水素反応剤の使用割合は、テトラヒトロインキノリン
に対してα1から10倍モルの範囲内で用いるのが好ま
しく、α5から2倍モルの範囲内の割合で用いるのが更
に好ましい。
に対してα1から10倍モルの範囲内で用いるのが好ま
しく、α5から2倍モルの範囲内の割合で用いるのが更
に好ましい。
脱水素反応は、N −/110ゲン化を経て進行するも
のと考えられるので、生成する中間体の脱ハロゲン化水
素反応の反応速度を上げるために、反応の途中でNaO
H、KOH、KICOI、 NIJC03などの塩基
を加えてもよい。
のと考えられるので、生成する中間体の脱ハロゲン化水
素反応の反応速度を上げるために、反応の途中でNaO
H、KOH、KICOI、 NIJC03などの塩基
を加えてもよい。
脱水素反応は一30℃〜160℃の範囲内の温度で行う
のが好ましいが、0℃〜100℃の範囲内の温度で行う
のが更に好ましい。
のが好ましいが、0℃〜100℃の範囲内の温度で行う
のが更に好ましい。
脱水素反応を行う場合の溶媒には特に制限はないが、反
応に不活性な溶媒を使用するのが良い。
応に不活性な溶媒を使用するのが良い。
使用しうる溶媒を例示すると次のとおりである。
アルコール 例えばMeOH、FitOH、1−PrO
H。
H。
n−Burn 、 1−Burn
カルボン酸 例えばOH@0OOH、C@HsOOOH
。
。
Os’、Coo11
エーテル 例えば○IHs00!H,%T11?炭化水
素 例えばペンタン、ヘキサン、石油エーテル ハロゲン化炭化水素 例えばCH,04、ac4.0!
H40JJ 水 溶媒はテトラヒトロインキノリン1t@Dα1〜10口
〇−用いるのが好ましく、1〜100−用いるのが更に
好ましい。
素 例えばペンタン、ヘキサン、石油エーテル ハロゲン化炭化水素 例えばCH,04、ac4.0!
H40JJ 水 溶媒はテトラヒトロインキノリン1t@Dα1〜10口
〇−用いるのが好ましく、1〜100−用いるのが更に
好ましい。
脱水素反応波生成物であるジヒドロインキノリン化合物
を分離し稍5製する場合には有機化学における常法に従
って行われるが、脱水素反応生成物を取り出すことなく
、引き続いてメチル化並びに加水分解反応を行うことに
よシコタル二ンへ導くことが出来る。
を分離し稍5製する場合には有機化学における常法に従
って行われるが、脱水素反応生成物を取り出すことなく
、引き続いてメチル化並びに加水分解反応を行うことに
よシコタル二ンへ導くことが出来る。
メチル化反応
本発明方法におけるメチル化反応におけるメチル化剤と
しては、ジメチル硫酸、011Is工、’ OH@B
Y等の公知のメチル化剤を使用することができる。
しては、ジメチル硫酸、011Is工、’ OH@B
Y等の公知のメチル化剤を使用することができる。
メチル化剤の使用量は、メチル化剤の有効メチル基とし
てジヒドロイソキノリンに対してα5から50倍モル好
ましくは18から10倍モルの量で使用される。
てジヒドロイソキノリンに対してα5から50倍モル好
ましくは18から10倍モルの量で使用される。
メチル化反応に使用する溶媒としては、反応に対し不活
性なものならばどのような溶媒でも用いることができ、
特に制限はない。
性なものならばどのような溶媒でも用いることができ、
特に制限はない。
メチル化反応は一30℃〜150℃の範囲内の温度で行
うのが好ましく、 −・ 特に〇 ℃から100℃の範囲内の温度で行うのが好ましい。
うのが好ましく、 −・ 特に〇 ℃から100℃の範囲内の温度で行うのが好ましい。
メチル化反応後、反応物を分離精製する場合には有機化
学の常法に従って行われるが、反応液から分離すること
なく、引き続いて加水分解することによシコタルニンへ
導くことが出来る。
学の常法に従って行われるが、反応液から分離すること
なく、引き続いて加水分解することによシコタルニンへ
導くことが出来る。
加水分解反応
加水分解反応は塩基の存在下に行うのが好ましい。
使用しうる塩基を例示すると次のとお9である。
有機カルボン酸の塩 例えば0HBOO@B* 。
0H3001K 、 (011001)Boa
、 0IH100IIIIL 。
、 0IH100IIIIL 。
C!H@C01K 、 O@EsC0INa
、 C@E4001に金属アルコキシド 例え
ばC)11ONa 、 O馬OK 。
、 C@E4001に金属アルコキシド 例え
ばC)11ONa 、 O馬OK 。
01H@0IJeL 、 OIH@OK 、
t−BuOMa 、 t−BuOK
金属水酸化物 例えばN aOH、KOH、C& (O
R)3炭酸塩 例えばNjJOOl、 K!OOI塩
基はジヒドロインキノリン化合物のメチル化体に対し1
〜100倍七ルO割合で使用すればよい。
t−BuOMa 、 t−BuOK
金属水酸化物 例えばN aOH、KOH、C& (O
R)3炭酸塩 例えばNjJOOl、 K!OOI塩
基はジヒドロインキノリン化合物のメチル化体に対し1
〜100倍七ルO割合で使用すればよい。
加水分解反応に使用する溶媒は反応に不活性なものであ
ればどのような溶媒を使用してもよい。水およびアルコ
ールが好ましい。アルコールとしてはMeOH、1tO
H、n−From 、 1−PrOHを用いるのが好
ましい。
ればどのような溶媒を使用してもよい。水およびアルコ
ールが好ましい。アルコールとしてはMeOH、1tO
H、n−From 、 1−PrOHを用いるのが好
ましい。
溶媒は、ジヒドロインキノリン化合物のメチル化体1t
に対しα1〜tooodo範囲内の量で用いればよく、
特に1〜10〇−用いるのが好ましい。
に対しα1〜tooodo範囲内の量で用いればよく、
特に1〜10〇−用いるのが好ましい。
加水分解反応は一20℃〜100℃の範囲内の温度で行
えばよい。反応終了後、目的物であるコタルニンは析出
してくるので、これを炉別し常法によυ精製する。
えばよい。反応終了後、目的物であるコタルニンは析出
してくるので、これを炉別し常法によυ精製する。
つぎに実施例を記載するが、先づ参考例として出発物質
であるテトラヒトロインキノリン化合物の製造例を記載
し、ついで実施例を記載する。
であるテトラヒトロインキノリン化合物の製造例を記載
し、ついで実施例を記載する。
参考例1
酸化白金1. Ofをエタノール100−に加え、攪拌
しながら水素を30分間通す。これに2−メトキシ−4
4−メチレンジオキシベンズアルデヒド(3)54.0
4 t (a、5−ev)とアミノアセトアルデヒドジ
エチルアセタール(純度98%)4α78?(13モル
ノのエタノール10〇−の溶液を加え攪拌しながら室温
下15時間水添を行った。触媒をP去し、溶媒を減圧留
去するとN−(2−メトキシ−へ4−メチレンジオ中シ
ペンジルフアミノアセトアルデヒドジエチルアセタール
(4J 89.45 t (収率100僑〕がオイルと
して得られ次。
しながら水素を30分間通す。これに2−メトキシ−4
4−メチレンジオキシベンズアルデヒド(3)54.0
4 t (a、5−ev)とアミノアセトアルデヒドジ
エチルアセタール(純度98%)4α78?(13モル
ノのエタノール10〇−の溶液を加え攪拌しながら室温
下15時間水添を行った。触媒をP去し、溶媒を減圧留
去するとN−(2−メトキシ−へ4−メチレンジオ中シ
ペンジルフアミノアセトアルデヒドジエチルアセタール
(4J 89.45 t (収率100僑〕がオイルと
して得られ次。
分析値は次のとおシであった。
工R(neat、νmeLz cIIl−”) 163
0.1495.1465゜IH−NMR(60MHts
in 0DCAB、δppm ’1.18 6Ht
J・7Hs −00H10i X 2t88
1Hs −11旦Z68 2Hl
:f−6Hts HOH)OHCOIAt、)*13
−A94Hm −0040H1X2五70
2Ha Ar0H3N五99 3Hs
00旦−4,581Ht
3−6Hz 1ion怠C旦(out )雪
187 2H110m)で: 00馬 参考例2 oc4 oc′Ba N−2−メトキク−44−メチレンジオキシベンジルア
ミノアセトアルデヒドジエチルアセタール(4)59.
46 t (α2モル〕、トリエチルアミy 2 a4
5 wt (a 2 Q A モル)を塩化メチレン1
00−に溶解し、これに15〜30℃でp−トルエンシ
スホニルクロ’JYSa8B?(0,204%ル)q)
塩化lfvンBOdO溶液を25分間で滴下した。室温
で30分間攪拌後水150−を加えて攪拌後分液し、さ
らに10〇−〇水で洗った。塩化メチレン層を無水硫酸
マグネクラムで乾燥した後、溶媒を減圧留去することに
よシ、913 F(り0M −2−メトキシ−へ4−メ
チレンジオキシベンジル−M−p−)ルエシスルホニル
アーミノアセトアルデヒドジエテルアセタール(5)が
オイルとして得られた。収率は100俤であった。
0.1495.1465゜IH−NMR(60MHts
in 0DCAB、δppm ’1.18 6Ht
J・7Hs −00H10i X 2t88
1Hs −11旦Z68 2Hl
:f−6Hts HOH)OHCOIAt、)*13
−A94Hm −0040H1X2五70
2Ha Ar0H3N五99 3Hs
00旦−4,581Ht
3−6Hz 1ion怠C旦(out )雪
187 2H110m)で: 00馬 参考例2 oc4 oc′Ba N−2−メトキク−44−メチレンジオキシベンジルア
ミノアセトアルデヒドジエチルアセタール(4)59.
46 t (α2モル〕、トリエチルアミy 2 a4
5 wt (a 2 Q A モル)を塩化メチレン1
00−に溶解し、これに15〜30℃でp−トルエンシ
スホニルクロ’JYSa8B?(0,204%ル)q)
塩化lfvンBOdO溶液を25分間で滴下した。室温
で30分間攪拌後水150−を加えて攪拌後分液し、さ
らに10〇−〇水で洗った。塩化メチレン層を無水硫酸
マグネクラムで乾燥した後、溶媒を減圧留去することに
よシ、913 F(り0M −2−メトキシ−へ4−メ
チレンジオキシベンジル−M−p−)ルエシスルホニル
アーミノアセトアルデヒドジエテルアセタール(5)が
オイルとして得られた。収率は100俤であった。
分析値は次のとおシであった。
工R(nsat 、 シm6z C1a−” )14
70、1340.1265.1160.1070”H−
NMR(60MHz in CD0L@ a pPm)
1.15 6Ht J蟲7Hg1 0(’H1
04X 2五2−186Hm 0OH)OH
2X 210401!(OIIit)1 五82 3Hs −QC旦3
4.45 2HB Ar0il1458
1Ht :l−5Hz
HOH@0旦(ont )。
70、1340.1265.1160.1070”H−
NMR(60MHz in CD0L@ a pPm)
1.15 6Ht J蟲7Hg1 0(’H1
04X 2五2−186Hm 0OH)OH
2X 210401!(OIIit)1 五82 3Hs −QC旦3
4.45 2HB Ar0il1458
1Ht :l−5Hz
HOH@0旦(ont )。
旦
参考例3
コto oBt
X−(2−メトキシ−へ4−メチレンジオキシベンジル
)−N−(p−)ルエシスルホニル〕アミノアセトアル
デヒドジエチルアセタール(5)169、89 t (
1155モル〕をジオギサン194―に溶解し、これに
製塩f1it 14.7 wl (α169モル〕、水
47.1−を加え、2時間40分間加熱還流した。これ
を約5℃まで冷却し、析出した結晶を戸数し、冷ジオキ
サン30−で洗浄し、乾燥することによp22.95f
の8−メトキシ−6,7−メチレンジオキシイソキノリ
ン塩酸塩(6)が黄色結晶として得られた(収率61.
81 J。
)−N−(p−)ルエシスルホニル〕アミノアセトアル
デヒドジエチルアセタール(5)169、89 t (
1155モル〕をジオギサン194―に溶解し、これに
製塩f1it 14.7 wl (α169モル〕、水
47.1−を加え、2時間40分間加熱還流した。これ
を約5℃まで冷却し、析出した結晶を戸数し、冷ジオキ
サン30−で洗浄し、乾燥することによp22.95f
の8−メトキシ−6,7−メチレンジオキシイソキノリ
ン塩酸塩(6)が黄色結晶として得られた(収率61.
81 J。
得られた(6)、17.8F(7歳3ミリモル]を水5
0+dに加え塩化メチレン100−を加えて水冷下25
%水酸化ナトリウム水溶液で塩基性とした。ついで分液
し、水層を塩化メチレン2〇−で抽出し、塩化メチレン
層を合わせ水30mで洗った。これを無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧濃縮して1a06tの8−メトキシ
−6,7−メチレンジオキシインキノリン(7)が得ら
れた。
0+dに加え塩化メチレン100−を加えて水冷下25
%水酸化ナトリウム水溶液で塩基性とした。ついで分液
し、水層を塩化メチレン2〇−で抽出し、塩化メチレン
層を合わせ水30mで洗った。これを無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧濃縮して1a06tの8−メトキシ
−6,7−メチレンジオキシインキノリン(7)が得ら
れた。
収率は997係であった。これを酢酸エチル−n−へキ
サンから再結晶したものは融点144−5℃であう九。
サンから再結晶したものは融点144−5℃であう九。
分析値は次のとおシであった。
工R(KBr 、 シrnaXeH1−’ )159
5、 1460. 1040 ”H−NMR(60MHz in CDCL@ δ
pPm )4.17 5HS
00旦3参考例4 酸化白金α5tを酢酸20mに加え、攪拌しながら30
分間水素を通した。これに8−メトキシ−氏7−メテレ
ンジオキシイソキノリン(7)4、06 f (20ミ
リモル)を加え75℃、大気圧で17時間接触還元を行
つ九。冷却後、触媒を戸去し、p液を減圧濃縮した。残
ったオイル状物に水20−1塩化メチレン20−を加え
水冷下25%水酸化ナトリウム水溶液を加え、塩基性と
した。これを分液し、水層を塩化メチレン5−で抽出し
、塩化メチレン層を合わせ水1〇−で洗浄した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧濃縮し、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによシ精製した
(溶離液:メタノール/クロロホルム= 1720つい
で173)。8−メトキシ−6,7−メチレンジオ午ク
ー1.2.44−テトラヒドロイソキノリン(1)五2
51が結晶として得られた(収率78%]。
5、 1460. 1040 ”H−NMR(60MHz in CDCL@ δ
pPm )4.17 5HS
00旦3参考例4 酸化白金α5tを酢酸20mに加え、攪拌しながら30
分間水素を通した。これに8−メトキシ−氏7−メテレ
ンジオキシイソキノリン(7)4、06 f (20ミ
リモル)を加え75℃、大気圧で17時間接触還元を行
つ九。冷却後、触媒を戸去し、p液を減圧濃縮した。残
ったオイル状物に水20−1塩化メチレン20−を加え
水冷下25%水酸化ナトリウム水溶液を加え、塩基性と
した。これを分液し、水層を塩化メチレン5−で抽出し
、塩化メチレン層を合わせ水1〇−で洗浄した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧濃縮し、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによシ精製した
(溶離液:メタノール/クロロホルム= 1720つい
で173)。8−メトキシ−6,7−メチレンジオ午ク
ー1.2.44−テトラヒドロイソキノリン(1)五2
51が結晶として得られた(収率78%]。
分析値は次のとおシであった。
’11−NMR(l MHsa in 0DOj4 δ
ppm )2.44 11 8
11旦五97 5H800旦3 0り鳳3 実施例1 00HI 0(us8−メトキシ−
へ7−メチレンジオキシ−1゜2.44−テトラヒトロ
インキノリン(132,07F(10ミリモル)をメタ
ノール20−に溶解し、水冷下10Is次亜塩素酸ナト
リウム水溶液&94F(12ミリモル〕を少しずつ加え
た。
ppm )2.44 11 8
11旦五97 5H800旦3 0り鳳3 実施例1 00HI 0(us8−メトキシ−
へ7−メチレンジオキシ−1゜2.44−テトラヒトロ
インキノリン(132,07F(10ミリモル)をメタ
ノール20−に溶解し、水冷下10Is次亜塩素酸ナト
リウム水溶液&94F(12ミリモル〕を少しずつ加え
た。
室温で1時間40分間攪拌後95饅水酸化ナトリウム1
.5 f (5& 6ミリモル)を加え1時間加熱還流
した。これに水10mを加え、減圧工大部分のメタノー
ルを留去した後、水層をトルエン15m、10−で抽出
した。抽出液を水、10dで洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して2.0Ofの8−メ
トキシ−へ7−メチレンジオキシ−44−ジヒドロイン
キノリン(2)が得られた(収率97俤〕。
.5 f (5& 6ミリモル)を加え1時間加熱還流
した。これに水10mを加え、減圧工大部分のメタノー
ルを留去した後、水層をトルエン15m、10−で抽出
した。抽出液を水、10dで洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して2.0Ofの8−メ
トキシ−へ7−メチレンジオキシ−44−ジヒドロイン
キノリン(2)が得られた(収率97俤〕。
分析値は次のとおシであった。
’H−NMR(60M)Lm in CD023 6p
pmノ4.00 3H800旦3 00B。
pmノ4.00 3H800旦3 00B。
実施例2
8−メトキシ−へ7−メテレンジオキシー44−ジヒド
ロインキノリン(2)1.96 f (9,55ミリモ
ル〕をトルエン30−に溶解し、これにジメチル硫酸1
.08m(11,5ミリモル〕を滴加し、−夜装置した
。析出し九結晶をP去し、トルエンで洗浄し乾燥するこ
とにより5astの8−メトキシ−2−メチル−47−
メチレンジオキシ−へ4−ジヒドロインキノリニウムメ
チル硫酸塩(8)が得られた(収率96’lk)。
ロインキノリン(2)1.96 f (9,55ミリモ
ル〕をトルエン30−に溶解し、これにジメチル硫酸1
.08m(11,5ミリモル〕を滴加し、−夜装置した
。析出し九結晶をP去し、トルエンで洗浄し乾燥するこ
とにより5astの8−メトキシ−2−メチル−47−
メチレンジオキシ−へ4−ジヒドロインキノリニウムメ
チル硫酸塩(8)が得られた(収率96’lk)。
分析値は次のとおシであった。
工R(KBr ’m1Lz 5I−”)1620.1
345,1255.1015実施例3 OCH30HsO0H 8−メトキシ−2−メチル−6,7−メチレンシオキク
ー44−ジヒドロインキノリニウムメチル硫酸塩(8)
1.657 t (5ミリモル〕を水20−に溶解
し、20℃以下で25%水酸化ナトリウム水溶液3−を
加えた。室温で30分間攪拌し、析出した結晶を戸数し
、水Satで2回洗浄後減圧乾魚して964■のコタル
ニン(9)が得られ九(収率81%)。
345,1255.1015実施例3 OCH30HsO0H 8−メトキシ−2−メチル−6,7−メチレンシオキク
ー44−ジヒドロインキノリニウムメチル硫酸塩(8)
1.657 t (5ミリモル〕を水20−に溶解
し、20℃以下で25%水酸化ナトリウム水溶液3−を
加えた。室温で30分間攪拌し、析出した結晶を戸数し
、水Satで2回洗浄後減圧乾魚して964■のコタル
ニン(9)が得られ九(収率81%)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるテトラヒドロイソキノリン化合物を脱水素し
て式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるジヒドロイソキノリン化合物とし、ついでメ
チル化剤でメチル化した後加水分解することを特徴とす
るコタルニンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22365885A JPS6284088A (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | コタルニンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22365885A JPS6284088A (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | コタルニンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6284088A true JPS6284088A (ja) | 1987-04-17 |
Family
ID=16801625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22365885A Pending JPS6284088A (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | コタルニンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6284088A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018504364A (ja) * | 2015-01-06 | 2018-02-15 | 江蘇▲ちん▼陽能源有限公司Jiangsu Qingyang Energy Co.,Ltd. | 液体状態水素の貯蔵体系 |
-
1985
- 1985-10-09 JP JP22365885A patent/JPS6284088A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018504364A (ja) * | 2015-01-06 | 2018-02-15 | 江蘇▲ちん▼陽能源有限公司Jiangsu Qingyang Energy Co.,Ltd. | 液体状態水素の貯蔵体系 |
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