JPS6284026A - 性的生成物の生成方法、ならびにそれに使用する組成物の製造方法、および前記組成物の使用方法 - Google Patents

性的生成物の生成方法、ならびにそれに使用する組成物の製造方法、および前記組成物の使用方法

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JPS6284026A
JPS6284026A JP61168242A JP16824286A JPS6284026A JP S6284026 A JPS6284026 A JP S6284026A JP 61168242 A JP61168242 A JP 61168242A JP 16824286 A JP16824286 A JP 16824286A JP S6284026 A JPS6284026 A JP S6284026A
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タマーシュ グルヤーシュ
チャバ バーンハージ
ゾルターン グラフ
アニコー ホルヴァート
ヂョルジュ ケーリ
エステル コヴァーツ
イシュトヴァーン テプラーン
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INNOFUINANTSUE ARUTARAANOSHIYU INNOBUAATSUIOOSHIYU P-NJINTEEZUETO
Original Assignee
INNOFUINANTSUE ARUTARAANOSHIYU
INNOFUINANTSUE ARUTARAANOSHIYU INNOBUAATSUIOOSHIYU P-NJINTEEZUETO
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S930/01Peptide or protein sequence
    • Y10S930/13Luteinizing hormone-releasing hormone; related peptides

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、噴孔動物の出生前の生命体、ならびに出生後
、即ち、動物の幼時期、青春期および成熟期における生
命体の生殖器官の活動を制御し、また、0+U乳動物か
ら子孫をつくったり、生殖に関連する性的生成物の生成
率を、種の通常の生殖能力を超えて数倍高めるべく、哺
乳動物から、自然授精若しくは人工授精に適した性的生
成物を生成させるための方法に関する。
(従来の技術) 性的活動を刺激し、かつ主として家畜における排卵を誘
発させるため、通常、ステロイド、ゴナドトロピン(性
腺刺激ホルモン)、また最近では。
特にGnRllやそれの強力な類似体のような各種ホル
モンが使われている。
公知の物質および方法によれば、ある理由から排卵しえ
ない状態になっている成熟卵に限り、排卵を誘発するよ
うになっている。つまり、正常な周期中に起こる幾つか
の障害物を、単一の衝撃方式のようなホルモン効果を用
いて取り除き、排卵を誘発しつるようになっている。
今のところ、卵巣活動を全般に刺激し、かつ前腔卵胞お
よび原始卵胞の成熟化を促進するホルモン剤の製造方法
や1発育を始めた卵胞の数を増加させるホルモン剤の製
造方法は、知られていない。
また、未成熟の動物からとった性的生成物とか、このよ
うな生成物が、初期の段階で成熟を中断してしまってい
る動物からとったものとか、無傷動物からとったインビ
トロでの性的生成物とか、死後の性腺からとった性的生
成物とかを、授精に使用できるようにする製造方法も、
知られていない。
幾種類かの繁殖動物の場合、従来の処理方法では、不適
当であり、また、ある外来種の野性の柔毛質動物の場合
など、従来の処理方法では、退化をもたらし、場合によ
っては、性的生成物の生成の際、完全な休止をもたらす
という不合理な面がある。これらの動物の場合、従来知
られているホルモン製剤では、全く役に立たない。
近年、ジェイ・エイ・キング(J、 A、 King)
およびアール・ピー・ミラー(R,P、 Millar
)が、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリ
ー(J、 Bj、ol、。
Chem、)257.10722乃至10728ページ
(1982年)に、またエヌ・シャーウッド(N、 S
herwood)等が、プロシージャー・オブ・ナチュ
ラル・アカデミツク・サイエンス(Proc、 Nat
l、 Acad、 Sci、)80.2794乃至27
98ページ(1983年)に発表しているように1種に
特有のGnR)I誘導体を提唱していること、また、ア
ール・エム・シャープ(R,M、 5harpe)等が
、ネイチャー(Nature)290.785乃至78
7ページ(1981年)に、かつエヌ・デーケル(N、
 Dekel)等が、バイオロジカル・リプロダクショ
ン(Biol、 Reprod、)28.161乃至1
66ページ(1983年)に発表しているように、性腺
および卵巣における各種GnRH囚子の存在についての
報告がある如く、特別の支配因子が存在し、かつそれら
の間には相互作用の可能性があるという考えが、一段と
高まっている。
本願出願人による魚類および鳥類に特異的なGnR)I
誘導体は、ハンガリー国特許公開公報第4457/83
号に記載されている如く、通常、捕えられた状態で飼わ
れていない魚の場合でさえ、性的生成物を生成させるの
に使用でき、その効果は、発育卵胞を刺激することによ
り達成できるようになっている。
(発明の目的) 本発明の第1の目的は、動物の生成する性的生成物が、
人工授精若しくは自然授精に適し、かつ子孫の生産に適
するよう、噴孔綱の子孫、即ち動物の生殖器官の活動を
刺激しうる方法を提供することである。
本発明の第2の目的は、種の通常の生殖能力以上に、哺
乳綱の雌雄の器官における性的生成物の生成率を高める
ための方法を提供することである。
(発明の要約) 本発明によれば、一般式(1) %式%(1) (式中、X1は、グリシル基、または他のあらゆる天然
若しくは合成のD−アミノ酸を表わし、x2は、1乃至
4個の炭素原子を含むアルキル基、フェニル基およびト
リプトフィル基よりなる群から選択された基を側鎖基に
持つL−アミノ酸を表わし、X3は、1乃至4個の炭素
原子を有するアルキル基、または2乃至4個の炭素原子
を有するアルカノイルアミド基を側鎖基に持つL−アミ
ノ酸を表わし、かつ、x4は、グリシルアミド基、また
は1乃至4個の炭素原子を有するアルキルアミド基を表
わす。) で示される化合物、またはその塩若しくはその金属複合
物を用いることにより、前述の目的は達成される。つま
り、自然授精若しくは人工授精に好適な、授精に与かる
性的生成物がつくられ、かつその量を、性的に未成熟で
あるとか、発情していない状態、即ち、生体が不自然な
維持状態により、発情していない状態かにある捕乳綱動
物からインビボ的に、また、無傷動物ならびに死後の哺
乳増動物からインビトロ的に、増大させうるようになっ
ている。
一般式(1)で示される化合物は、ハンガリー国特許公
開公報第4458/ 1983号、および米国特許第4
.410,514号明細書に記載の公知の方法によって
製造される。
以上述べたことから、本発明は、補乳綱動物(以下、こ
れを媒体という。)の出生前の生命体。
ならびに出生後、即ち、媒体の幼時期、青春期および成
熟期における生命体の生殖器官の活動を制御して、媒体
から、自然授精若しくは人工授精に好適な性的生成物を
生成させ、また、ある場合には、媒体から子孫をつくっ
たり、生殖に関連する性的生成物の生成率を、種の通常
の生殖能力を超えて数倍高めるための方法に関するもの
である。
本発明によれば、個々の処理の間に、少なくとも2時間
、多くて7日間、好ましくは2乃至8時間の間隔を設け
ながら、一般式(1)で示されるノナペプチドアルキル
アミド若しくはデカペプチドアミド、またはその塩若し
くはその金属複合物を。
少なくとも1回、多くて60回、好ましくは1乃至5回
、体重1kg当り0.01乃至500μg(以下、これ
をμg/bwkgと表示する。)、好ましくは1乃至1
00μg/bwkg投与して、媒体を処理する。
一般式(I)で示される化合物は、溶液、粉末、注射液
、またはスプレー状で使用できる。投与の仕方は、筋肉
内投与、腹腔内投与、皮下投与、および子宮内投与など
により行なう。
ある動物種の場合、性的生成物の生成率は、本発明によ
る処理のため増大し、また別の動物の場合(臨床上)、
低下、即ち断続的な生殖活動は、正常化され、種の通常
の水準に復元される。
本発明のよる処理方法は、生殖器官における生成過度を
誘発し、それにより、性的生成物の量が増大し、種の通
常の生殖能力をはるかに超えた水準にまで上げるのに好
適である。
本発明による処理により、胚上皮は著しく活性化され、
精液中の活動精子の数が増大する。
本発明による処理方法は、下垂体の生成過度をもたらす
きっかけを与えることができるため、下垂体の非感受性
が現われてくる。つまり、下垂体の無感覚状態がつくら
れるので、この方法を、避妊のために使用することもで
きる。
本発明による方法を用い、実験室の条件のみならず、自
然条件および人工条件の下で、目的生成物をつくること
ができる。
一般式(1)で示されるGnRHM似体を、さまざまな
リズムで投与することにより、生殖器官の機能を既述し
たように制御することができる。このことは、まだ報告
がなく、新規な方法である。
本発明による方法の主な利点は、次の通りである。
(a)この方法を用いることにより、人工的な状態で飼
育されている咄乳綱動物の性腺活動を改良でき、その機
能を正常状態に戻すことができるため、動物に子孫をさ
ずけることができる。
(b)この方法は、卵巣における生成過度を誘発するの
に好適であり、それによって、排卵する卵の数を、通常
の種に見られる数以上に増大させることができる。また
、インビトロ授精を行なった後、これらの卵を胚として
貯蔵したり、受体動物に移植ができる。
(c)この方法は、過刺激を誘発し、それにより、哺乳
動物の幼時個体における排卵過度を誘引するのに好適で
ある。従って、媒体が性的に未成熟であっても、媒体か
ら子孫を得ることができる。
(d)この方法は、独特な実験室状態の下で、無傷卵巣
から取り出される器官培養により、インビトロ授精卵を
つくるのに好適である。従って、媒体が死んでしまった
後でも、優れた繁殖価値のある媒体から子孫を得ること
ができる。
(e)この方法により得られた性的生成物を配分するこ
とによって、遠隔地の種同士の雑種形成が可能になり、
そこで、新種の家畜をつくることができる。
(f)この方法は、工業生産方式による条件の下に、あ
らゆる年令層の雌雄媒体間での大量の卵、精子、または
胚をつくるのに好適であり、そのため、例えば、胚バン
クを設立したり、子孫の大陸間分配を実験することが可
能となる。
(g)この方法は、媒体における季節的に発情していな
い時期、および封鎖されている精子形成を解放するのに
好適である。そのため、四季を通じて、精力的子孫をつ
くることができ、そこで、飼養産業に係わる有効な利用
化が可能である。
(h)この方法は、保護されるべき自然の希少種の人工
繁殖に好適である。
(i)この方法は、雌雄の動物における下垂体の働きを
、等しく不感性に保つのに好適であるため。
公知の避妊法を使うことができない場合でさえ、不必要
な妊娠を回避させることができる。
(実施例) 以下、本発明の好適実施例を詳細に説明する。
ただし、本発明は、これら実施例に制約されない。
体重が7乃至8gに成長した60匹の21日ラットに対
し、生理的食塩水に溶かしたD−Phe’−Gin8−
GnRHを、腹腔内注射により投与した。
処理状態により、ラットを各種のグループに分けた。一
連の処理は、1乃至8日間にわたり、かつ投与量を、1
μgおよび2μgとし、それぞれ、毎日と、1日に2回
投与した。処理は、それぞれ、5μgおよび10μgで
終了した。
最後の処理を行なってから24時間後、すべてのラット
を、エーテル蒸気を用いて殺し、死んでから卵巣を摘出
した。
肉眼と組織学的試料を使って評価を行なった。
対照ラットの卵巣中に発育卵胞を観察したが、それらら
はどれも、グラーフ(Graf)卵胞の大きさになって
おらず、また、黄体、出血体いずれも検出されなかった
他方、処理したすべてのグループでは、ホルモン効果が
観察できた。その証拠として、卵胞が発育し、それらが
グラーフ卵胞に変わり、排卵と。
正常黄体の形成をみた。卵管と子宮の拡張もwt察され
た。
60匹中4匹だけ、処理に対して反応しなかった。
1日2回の割合で4日間、2μgのGnRH類似体を投
与し、かつ4日目の2μg処理に引続いて10μgを投
与したグループの場合、排卵直前のラット全ての卵巣に
、柔軟なグラーフ卵胞が多数m察された。最終的成熟状
態を経過しているグラーフ卵胞は、60乃至90個の数
に達し、一方、成熟ラットの場合、この数は僅か12個
に過ぎなかった。
他の個体グループに対し、同じ処理法を用いた。
ただ異なる点は、その処理を6日間続けたことである。
このグループの場合、正規の黄体の数によって、排卵過
度を判断した。このグループでは、上段で詳細に説明し
た場合と同様、黄体の数は、60乃至90の範囲であっ
た。
組織学的評価は、このようにして得られた結果をもとに
完全に裏付けされた。
以上説明した処理により、先ず第1に、幼時動物を使っ
て成熟卵をつくることができたこと、第2に、つくられ
た卵の数を、成熟した動物に関して観察されたものに比
べて増大させることができた。
去】1」λ 実施例1で説明した方法により1体重が5乃至6gに成
長した105匹の28日マウスを一緒にして処理した。
1乃至8日間処理したこれらのマウスに、1乃至5/A
gのD−Phe’、 Gin”、 desGlylo−
GnRHを1日2回投与した。処置の間には、4時間の
間隔をおいた。最後の処理をしてから27時間後、卵巣
を取り出した。
対照グループの卵巣は、鈍い黄色の均質な状態を呈して
おり、その中のいくつかには、1乃至2個の発育卵胞が
misされた。
処理されたマウス全ての卵巣には、ホルモンの作用で、
卵巣と卵管の肥大化が観察された。1日量1μgを3日
間投与したマウスに対し、3日目には、1μgを投与し
てから4時間後に、5μgの前記GnRHを投与した。
それらのマウスの卵巣には、最終的成熟状態を経過し、
かつ波状構造を有するグラーフ卵胞が現われ、その数は
、各マウスごとに45乃至70であった。
5日間処理した同じグループには、先に示した数のグラ
ーフ卵胞のところに、黄体が形成されていた。
組織学的評価は、肉眼による評価の結果と同じ結果をも
たらした。
このテストの結果は、実施例1で説明した方法に対する
裏付けを与えた。
大規模な飼育場で飼われている真珠のように白く、生ま
れてから42日の20匹の予見に対し、1日2回の割合
で3日間、5/AgのD−Phe’ 、 Gln” −
GnRH類似体を腹腟内注射により投与した。
次に、それらの動物を、2つのグループに分け、一方に
は、4日目に、50μgの活性化成分を用いて処置し、
これに対し、別のグループは、処置を始める前に、エー
テルを用いて殺した。
このグループの発育卵胞を数え、50μgの成分投与に
よる効果を行なう際の対照として使用した。
生きているグループの中から2匹を選び、腹腔鏡による
彼等の排卵過程を調べるため、麻酔をかけ。
かつ腹腔を鏡に映し出しながら、10時間監視を行なっ
た。
50μg成分投与処理後26時間経過したものには。
対照動物の不活性卵巣と比較して、各個体には、それぞ
れ、30乃至40個の排卵と出血体が生じていた。
幼い兎に対し、このような処理を施すことにより、成熟
卵が生成し、かつその数は、正常の値に比べ驚くほど増
大した。
生まれてから100日の20匹の雌豚を使い、1日2回
の割合で6日間、1回につき、10μgのD−Pha’
 −Gln’−GnRH類似体を筋肉内注射により投与
した。
テストの際、対照豚の卵巣の片方を取り出し、実施例3
に記載のテスト方法を用いて、グラーフ卵胞および形成
された黄体の数の比較を行なった。
排卵の発生を腹腔鏡によって確認した。
7日目に、100 μgのD−Phe’、 Gln”−
GnRH類似体を投与すると、41時間後、幼い豚には
、15乃至36個の排卵がみられた。
これらの動物の処理により、実施例1乃至3において説
明した結果と同じ結果を得ることができた。
実施例5 幼い羊における排卵遣支叫透又 生まれてから50日の10匹の雌の羊を使い、1日2回
の割合で5日間、1回につき10μ&のD−Pha’ 
Gln”、 desGly″0−GnRHエチルアミド
を、筋肉内注射により投与した。
6日目に、70μgの活性化成分を投与した結果、各個
体に3乃至9個の排卵が生じた。対照として用いられた
個体には、全く変化がみられなかった。
処理済個体と未処理の対照個体との比較は、腹腔鏡を用
いて行なった。
結果は、実施例1乃至4で説明したものと同じであった
χm虜 い  における 、 ゛す2度c7)Itル生まれてか
ら65日の8頭の畜牛を使い、1日3回の割合で8日間
、1回につき2μ&のD−Phe’ 。
G1.n”、 desGlylo−GnR)lエチルア
ミドを用いて処理した。
休止日を1日おいて、100日目、100μGの活性化
成分を、各個体に筋肉内注射により投与した。
最後の注射に引続き、両側の卵巣を摘出した。
5乃至11の発育したグラーフ卵胞が、各卵巣に形成さ
れた。卵胞の50%は、既に、手でされってみてしっか
りしている段階、つまり、排卵直前の卵胞になっている
段階を過ぎていた。
このテストが示すように、幼い畜牛からでさえ、成熟し
た個体においては、正常の場合にはその数が一つである
と見做されているのに対して、いくつかの成熟卵が得ら
れた。
多くの文献にみられるように、少数の群で生活している
通常の動物種、しかも、特に霊長口において、その群の
すへての雄は、活発な性欲を持っているが、交尾できる
のは優占種の雄だけに限られる。そのため、劣位の雄は
、生理的に復元可能な乏精液症にかかっている。
本出願人の場合、優占種の雄から採られ、かつ精子バン
クに保存される精子とは別に、4匹の性的に成熟した劣
位の雄から採った精子を授精に使用することを目的とし
ている。
処理を始める前に、すべての個体に麻酔をかけ、電気シ
ョック法により射精させた。精液の濃度と固有運動性を
、顕微鏡を用いて調べ、次に、それを−196℃に冷凍
されたプローブに入れた。
以前の精液学的研究において0本出願人は、調べるのが
難しく欠陥のある精子は、凍結状態で生存できないこと
を発見している。
凍結後の順調な精子像が示したようしこ、精子完成は、
順調に行なわれた。処理前の雄の精液は。
生理的乏精液症状を呈するものであった。
60乃至90kgの体重の雄のチンパンジーに対し、1
00 μgのD−Phe’、 Gln”+ desGl
y”−GnRl−1エチルアミドを通常の生理的食塩水
1mQに溶かし、それを、圧縮空気式による筋肉内注射
により投与した。
最初の処理を行なってから4週間後、麻酔をかけて精液
をとった。40乃至60%の若い精子が形成された。こ
れに対して、冷凍テスト後の精液は、運動性が10%以
下になっていた。
最初の処理を行なってから60日後、麻酔をかけ、電気
的手法によって得られた精液は、欠陥精子の数が30%
以下に減り、かつ固有運動性も60%を超えた。精液の
質的ならびに量的性質は、優占種の雄からとったものと
変わらず、かつ文献によるデータと同じ性質を示した。
精液を1:1の割合に希釈してから、凍結テストしたも
のは、陽性であり、かつ固有運動性は、60%が45%
に下がっただけであった。新鮮な精子も、また凍結した
精子も、品質上、授精目的の上から完全であった。
この方法によって得られる劣位の雄の精子は、質的にも
又量的にも十分満足の行くものであり、かつ精子バンク
で保存でき、授精にも好適である。
動物園で飼育されている体重が700kgの雄のバイソ
ンから、麻酔をかけ、電気的手法により、精子試料を採
った。その個体は、季節的乏精液症の状態になっていた
この個体の症状は、次の通りであった。
1500倍の顕微鏡を使って精子を調べると、精子の数
は、5乃20であり、かつ欠陥精子は、75乃至80%
に達していた。精液の密度は、0.5であった。
このような精子は、授精用には不適切である。
1週間に2回、1回につき、200乃至200μgのD
−Phe’、 Gin”−GnRH類似体を用い、圧縮
空気式による筋肉内注射により1個体を処理した。
処理を開始してから55日目に、麻酔をかけ、1時間の
間隔をおいて1個体から2回精液をとった。
この2回分の精液を合体した。密度は4で、固有運動性
は55%であった。
このようにして得られた精子を凍結させ、凍結の結果失
われる固有運動性の程度を調べたところ、それは、僅か
5%であった。
このような処理により、個体の精子完成が誘発され、不
適切な精子の代わりに、良質の精液が得られ、それによ
って、新鮮なものと凍結したものを用いて、14頭の雌
を授精させることができた。
高級なハイブリッド毛皮を生産するべく、大規模な飼育
場で飼われている純粋種の銀キツネおよび青ギツネと授
精させるため、動物園で飼育され、かつ季節的乏精液症
に陥っている雄の赤ギツネの精子完成誘発を試みた。
文献によれば、すべてのキツネの発情期は、毎年僅か1
回だけに過ぎず、その時期以外は、雌雄の性腺は、完全
に不活発になっていることが知られている。
さまざまな種類の無発情時期には、数カ月のずれがある
(赤ギツネは1月、青ギツネは4月と5月)。テストの
結果は、季節的に発情していない個体群と比較した。そ
の個体群における平均射精量は2mQ、密度は3、運動
性は50乃至60%であった。これを正常値とした。
テストは、平均体重が8kgの性的に成熟した5匹の雄
の赤ギツネに対し、4月に入り、lμg、5μg、10
μ名およびsoμgのD−Phe’、 Gin’−Gn
R)I類似体を1週2回の割合で7週間投与した。投与
を開始してから3週目に、精子試料を採取した。試料中
の精子数は、正常値の70%であり、かつ変性精子の数
は、40%を超えていた。変形したものの殆どは、幼若
形成(頚部および中間部のプラズマ・ドロップレット)
であった。
テストを開始してから7週間後、再び個体から精液を採
取した。各個体からとれた精液は、量が1.2乃至3.
1mL密度が3.運動性が65%であった。
それらは、数学的にみて、正常値を明らかに超えていた
。(雄と雌とは分けていたので、彼等には、交尾する機
会はなかった。)精子試料を等級に従ってグループ分け
し、次に、凍結した。
−196℃で希釈凍結した後の精液を元に戻したものの
運動性は、45%であった。凍結精液を用い、かつGn
RHによる排卵プログラム(実施例17を参照)、およ
び授精技術を用い、青ギッネを妊娠させることができた
5匹のキツネに、それぞれ1回射精させることによって
、授精に好適な56回分の量が得られた。
従って、高級な毛皮を生産するための呈産的技術目処が
可能となった。
体重120kgの8才になる雄のシベリア虎を、動物園
に入れ、仲間と一緒に3年間生活させた。雌の発情期に
、定まった交尾を行なったが、その間、子孫はできなか
った。雌に欠陥があるという可能性は、全くなかった。
何故なら、その雌は、以前、他の雄から妊娠させられて
おり、かつ産んだ子供を育てた経験も持っていた。
この個体に麻酔をかけ、電気的手法により精液を採取し
たところ、それは非常に希薄であり、かつ各視野ごとに
、4乃5個の退化し振動している精子だけが観察された
。退化状態は、精子完成の幼若段階の特徴を示していた
そこで、この個体に対し、通常の生理的食塩水1n+R
に希釈した100 μgのD−Phe’、 Trp’、
 Leu”−GnRHを週に1回、圧縮空気方式による
筋肉的注射により投与した。この雄を、その相手と一緒
にして飼ったところ、処理中、彼等は規則的に交尾した
雌は妊娠し、3頭の健康な子孫が生まれた。出産時から
計算して、交尾による授精は、最初の処理から40乃至
50日であることが分かった。
従って、本発明による方法は、精子形成の退化により生
殖力がなくなっている雄の虎を処理し、子孫を作らせる
ことに適用しうろことが実証された。
実施例J1 ベンガル虎から凍結に好 なハイパー(れた)糀上上」
るための正常閉 の刺激ヒ1 動物園で飼育され、かつ規則正しい交尾を行ない、数年
間、規則正しく相手を妊娠させてきた。
体重が200kgの8才のベンガル虎を使った。
このことをわきまえた上で、麻酔を用い、交尾期におけ
る精子試料を電気的に採取した。この試料の密度は3で
あり、運動性は30%で、かつ精液の量は0.2dであ
った。精液は、正常な精子像を示していた。しかし、こ
のように少量の精液を凍結することは、技術的に不可能
である。個体を保護し、肝臓疾患を起こさせないように
するため。
麻酔は、せいぜい4日に1度、4乃至5時間が限度であ
る。これでは、精液を集めることは不可能である。
そこで、この雄を雌から分離し、かつこの雄に対し、1
日につき、1社の生理的食塩水に溶かした10μgのD
−Phe’、 Gin’、 desGly”−GnRH
エチルアミドを、圧縮空気式筋肉的注射により、12日
間投与した。
12日目に、麻酔をかけた個体から、電気的手法により
、1時間の間隔をおいて2回精液を採取した。この方法
により、最初1m12、次に0.8mmの精液がとれた
。2つの試料を合体し、調べた結果、密度は4、運動性
は70%であった。精液試料を、21回分の人工授精用
に調製し、凍結した。解凍した精液は、60%の運動性
を示した。
この方法により、ベンガル虎から相当の量の精液を得る
ことができ、かつ精子バンク式の保存に成功した。
体重がおよそ350kgの18才の雄のオランウータン
は、幼時期に捕捉され、動物園に入れられた。
処理されるまで、このオランウータンは、3人の飼い主
の手にかかっていた。これまでの記録によれば、このオ
ランウータンは、まだ一度も相手をつくったことがなく
、いつも−頭で過ごしていたため、交尾したことはなか
った。
この動物は、11年前からの現在の場所で生活しており
、かつ自分と同じ性の仲間も、また異性の相手をも持た
なかった。彼は、無気力で、かつ完全に不能であり、入
院症状を呈していた。動物園は、動物がポルネオ産であ
り、かつ生殖力があり、それが購入される場合には、相
談をもちかけられてきている。染色体テストの結果、こ
の動物は、非常に数の少ないボルネ7種であった(全世
界で、153頭が生存)。
病歴の点で稔性に疑問をいだかせる要因は、通常の哺乳
類にみられる積極行動が欠如していること、および5乃
至6年前の入院の際、正規の自慰行動が止まっているこ
とであった。
麻酔をかけた個体から、電気的手法により精液を採取し
た。射精の際、側性腺の分泌が特に目立ち、3部分に1
−1ドロツプレツトが形成され、かつ量は全部で0.1
社であった。精液中、運動精子は存在せず、かつ全精液
中、僅かの不活性精子が観察できただけであった(顕微
鏡の10視野中、僅かに1乃至2個)。
そこで、個体に対し、実施例11で行なった方法と同じ
ように、100 μgのD−Phe’、 Gln’、 
desGly”−GnRHエチルアミドを週に2回投与
した。処理中、動物の行動は、一段ときびきびし、活溌
になった。
しかし、これは、空気銃式注射器の発射が怖くて引き起
こされたもので、性欲の発露によるものではなかった。
最初の投与から47日目で処理を打ち切り、麻酔を更新
しながら1時間間隔で、12回精液を採取した。このよ
うにして、全部で3,2mfiの精液を得た。
精液の密度は3、運動性は35%であった。退化精子の
量は20%となり、特に、完全に幼若な発育状態のもの
からなっていた(頚部および中間部のプラズマ・ドロッ
プレット)。
動物の異常な程の高値のためと、麻酔および射精を取扱
う要員の保護のため、処置を中止した。
購買者は、制御された精子像が、生殖能力のある哺乳類
が示す特徴的なそれと匹敵しうろことに満足した。
以上述べた方法により、希少価値のある動物の稔性を矯
正でき、かつ国際的目録に掲載された保存遺伝子となっ
ている精子を貯蔵することが可能になった。
世界中の動物園では、大型の肉食動物のうちライオンを
見せものにすることが普通である6雌雄を同じ生活空間
に入れて、各種のパノラマ形式やサファリ形式で見せる
場合には、彼等を一緒にして見せることが絶対必要であ
る。
肉食動物のうち、ライオンは、捕まえてから満足な飼養
条件でうまく飼うことができる唯一の動物である。ライ
オン・マーケットは供給過多になっているため、個体に
弊害を与えず、かつ外観や行動に変化をもたらすことな
く、動物が交尾しても妊娠できないようにさせる避妊法
が大変具合い良い、ステロイドをベースにした避妊法を
用いると、動物が短期間で脂肪過多症にかかり、見せ物
として台無しになってしまう。
本発明による方法により、動物園に入れて飼われ、かつ
生殖能力を有し、かつ体重が200kgテ。
しかも既に5回の量産群を持った経験のある雌のライオ
ンに処理を施した。
処理は、D−Phe’、 Gln’−GnR)1類似体
を用い、3週ごとに1回というようにして2回行なった
。投与量は、50μgとし、それに引続き、3週程度の
休止期をおいて500μgを投与した。
処理は、発情開始(4月)から、通常の種の発情終期(
8月)より50日経過するまで、既に述べた3週間隔で
実施した。
個体は、通常の行動をとり、発情期には通常の交尾をし
、かつ検査の結果、相手の精子も正常であった。処理中
5個体は妊娠せず、かつ、行動とか様子に不自然さは見
られなかった。
生産飼育場では、子供をとるために飼育されている雌豚
を、出来るだけ早く成長させ、かつ生産的飼育技術に適
合しうるよう授精させて子供を生ませるようにすること
が必要である。
青春前期および青春期における雌の性腺活動は。
彼等が、大群の中で、集中的に飼を与えられ、早く育つ
ことを強要させられている故、不安定になっており、そ
のため、発情が滅多に起こらず、かつ平均化されなくな
ってしまう。
テストのため、良好な成長力、および工業技術によって
決められた食飼転換を基礎にして、飼育場で飼われてい
る200匹の雌豚の中から、60匹の潜在的繁殖力を有
するものを抽出した。これらの個体を、 30匹づつ2
つのランダムグループに分けた。
2つのグループを、また工業技術により、24時間、食
べ物と飲み物を与えないままにしておいた。
抽出時、個体に対し、通常の生理食塩水に溶かしたD−
Phe’、 Gin”−GnR)l類似体を、筋肉的注
射により投与した。次に、20μgの同じ類似体を、2
4時間の間隔をおいて、注射により2回投与した。
最初の発情個体は、未処理の対照グループと、処理済の
グループとも、抽出してから5日後であった。2つのグ
ループを、工業的飼育技術において認められているよう
に、同じ広さの豚小屋で、同し条件の下に26日間飼育
した。この間に、未処理の対照から3個体(10%)、
処理済の中から21個体(70%)が、確実に発情した
。これらの発情個体は、順調で、通常の出産に結び着い
た。
この一連のテストにおいて使われた雌豚は、僅か数匹で
あったので、正確な排卵時間は、目的には入れてなかっ
た。そのため、処理の目的は、26日以内に、「1回で
成功する発情」という点であった。雌豚のうち10%が
分娩すれば、生産飼育場での平均的な値として認められ
ているので、処理の結果、これが70%に増大したとい
うことは、大変効率的なメリットを生みだしたことにな
る。
少なくとも2年間不妊状態にある20匹のチンチラに対
し、1日2回、1回につき10月gのD−Phe’ 。
G1n5−GnRf(類似体を、腹腔内注射により3日
間投与した。
4日目に、これらの個体に、75μ&のGnR)I類似
体を注射した。次に、それらを雄と一緒にした。12匹
のチンチラが、4ケ月以内に子供を産んだ。
上記の処理と並行し、2年以上不妊状態を続け、かつ突
然変異による「黒い」チンチラとして高価な毛皮を有し
ている3匹に対し、1日2回、1回につき10月gのD
−Phe’、 Gin’−GnRH類以体を、腹膜注射
により3日間投与した。4白目、これらの個体に、75
μgのGnRH類似体を注射により施した。次に、いつ
ものように、雄と一緒にした。4ケ月以内で、3匹の個
体全部が子供を設けた。
この方法により、長期間不妊に陥っている高価な毛皮を
有する動物を、繁殖に結びつけることに成功した。
平均体重が6kgで、かつ通常の状態で、2月乃至3月
の間に生殖期を迎える動物園から連れてきた2匹の雌の
野性猫を、D−Phe’、 Gin”、 dasGly
”−GnRHエチルアミドで処理した。
処理を施す前に、両方の卵巣の状態を調べるため、麻酔
をかけて腹腔を切開した。腹部を縫合した後、個体に対
し、生理的食塩水に溶かした活性成分を、筋肉内注射に
より2日に1回、全部で4回投与した。1回目と2回目
の注射の間に、2時間の間隔をおき、1回目の量を10
0μg、2回目の量を500μgとした。この後、48
時間おいて、3回目に100μg投与し、更に、2時間
遅らせて、4回目分の500μgを投与した。
処理日の0日目、2日目、4日目および8日目に、麻酔
をかけて腹部を開き、卵巣の状態における変化を肉眼で
観察した。処理後、両方の卵巣を取り出し、固定してか
ら、組織学的に調べた。
処理日の0日目、両方の個体の左側の卵巣に、3乃至4
個と推定される2次卵胞と一つの退化した古い黄体が、
また、右側の卵巣には、5乃至6個と推定される2次卵
胞が観察された。
処理を行なった結果、4日後全ての2次卵胞は。
排卵されたグラーフ卵胞に変わり、また、それらの場所
には、黄体に変わる出血体が見つかった。
出血体の横に、肉眼では数えることのできない2次卵胞
が形成されており、それは、次の処理により、更に形成
され、かつ最後の500μgが投与されるため、それら
は、濾胞的黄体形成とともに消失した。組織学的な分析
により、肉眼による観察の裏付けが完全に得られた。
前述の処理の結果得られた排卵現象が示すように、猫の
場合において、季節外れの授精が達成され、かつ人工管
理の下における子孫をつくることができる。
季節的に発情してない雌の青ギツネを、12月、麻酔を
かけて腹腔鏡検査により調べた。その結果、両方の卵巣
が不活発になっており、かつグラーフ卵胞の発育が、そ
こには全くみられなかった。
次に、個体に対し、1日2回、1回につき1乃至5/j
gのD−Phe’、 Gln’−GnRH類似体を、筋
肉内注射により10日間投与した。10日目に、麻酔を
かけ。
別の腹腔鏡検査を行なった。それによると、両方の卵巣
に、大量の黄体が確認されたが、技術が不完全であった
ため、その数は、約10乃至20としか見積ることがで
きなかった。同時に、子宮頚部は開いていた。
また、12月、萎縮により受入れを拒む状態になってい
る雌に対し、同じように、1日2回、1回につき2μg
のD−Phe’、 Gin”−GnRH類似体を投与し
、子宮頚部の状態変化をみて、その効果を調べるように
した。その際、50月gの活性成分による処理を行なっ
た。16時間後の卵巣の状態を鏡を使って調べたところ
、排卵直前の状態がw1祭された。
それから、腹腔を完全に開き、卵巣を取り出し、かつ穿
刺により、11個のグラーフ卵胞全部から卵を取り出し
た。放線冠で覆われた6個の規則正しい正常な卵が発見
された。
この方法により、インビトロでの授精可能な卵や、季節
的な発情休止期における胚を形成することができ、また
それによって1通常の発情を損うことはなかった。
ること 体重が0.3kgで、かつ生まれてから45日たってい
る5匹の子猫に対し、2日に1回、全部で4回、1回に
つき100 μgのD−Phe’、 Gln’−GnR
H類似体を用いて処理を施した。投与は、通常の生理的
食塩水に溶かしてから筋肉内注射により行なった。
処理後、麻酔をかけて1個体から両方の卵巣を取り出し
、肉眼による検査を行なった。それから、この卵巣をホ
ルマリンで固定処理し、組織学的に調べた0両方の卵巣
に、5つ乃至7つの出血体があるのを発見した。
外被をかぶった状態で、発育卵胞が、光沢のあるバター
色の卵巣からはっきりと確認できた。この卵胞のいくつ
かは、グラーフ卵胞の大きさになっていた。活性成分で
処理しなかった個体について、このような変化はみられ
なかった。
これらの結果から明らかなように、処理を施された幼い
飼い猫の卵巣は、組織学的検査および形態学的検査を行
なったところ、性的に成熟した個体の特徴を示している
。従って、この動物は、自然の成熟期を待たずに、イン
ビトロ授精に係わる卵を形成させるのに適した状態にな
っている。
体重が0.3kgで、かつ生まれてから45日たってい
る5匹の子猫を、D−Phe”、 Trp’、 Leu
’−GnR)l類似体で処理した。処理に先立ち、麻酔
をかけて、左側の卵巣を取り出した。それから、媒体に
対し。
2日に1回、全部で3回、1回につき100μgの活性
成分を生理的食塩水に溶かしたものを、筋肉内注射によ
り投与した。
処理後、残してあった右側の卵巣を取り出し。
肉眼で調べ、更に、固定してから、組織学的検査を行な
った。
処理前に取り出した卵巣は、極めて均質で、バタ一様の
黄色を呈していた。発育卵胞は、肉眼的にも、また組織
学的にも検出されなかった。処理により、7つ乃至8つ
の出血体と、いくつか(数をかぞえられない)の発育卵
胞が確認された。
実験の結果、異なる類似体の活性成分を使用しても、実
施例18で説明したものと同じ結果が得られ、かつ、卵
巣の連続周期が1組織学的に進められて行くことが確認
された。
体重が0.3kgで、かつ生まれてから45日たってい
る5匹の子猫を、D−Phe’、 Gin”−GnR)
l類似体で処理した。処理前に、麻酔をかけ、左側の卵
巣を取り出した。
それから、媒体を、処理間隔を4時間にして、1日3回
の割合で3日間処理した。処理は、全部で9回行ない、
1回に使用した類似体の投与量は、0.1μgであった
。活性成分は、通常の生理的食塩水およびポリエチレン
グリコールに@濁し、筋肉内注射により投与した。
処理後、残してあった卵巣を取り出し、肉眼で調べ、次
に、固定を行なってから、組織学的検査を行なった。肉
眼で胴入たところ1両方の卵巣は、バターのような黄色
を呈し、かつ均質であったが、処理した方の卵巣は、若
干肥大していた。
未処理の卵巣には、原始卵胞だけがみつかり、かつ組織
学的にもそれが確認できた。これに対し、処理した方の
卵巣には、数えきれないほどの(数百の)卵胞がみつか
り1発育を始めており、かつ、アンスラム(anthr
um)形成の各種の段階になっていた。
この方法により、卵巣における数百の原始卵胞を同時に
刺激することができた。
屠殺場で牛を気絶させ、血を出してから、30乃至55
分以内に無傷の卵巣を取り出した。実験室で、それらを
完全な補助液に入れた。
培養液に、濃度が10−9乃至10−’g/mQとなる
ようにして、D−Phe’ 、 Gin” 、 des
Gly”−GnRHエチルアミドを加えた。インビトロ
卵巣の自発排卵によるものと、穿刺によって得られた卵
とから、85%のものが、減数分裂(細胞の還元分裂)
を続け、がっ扱い易い牛の精子によってインビトロでの
授精に成功した。最初、インビトロ授精卵の培養液中で
、細胞の2分割がi察された。
この方法により、世界中の牛に対して使われている授精
技術と同じように、授精させたり、移植したりする生き
たままの胚を提供しうろことが可能になった0屠殺場に
おいて、前記方法を用い、工業的需要に対して十二分に
応じうる胚を生成することが可能である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)哺乳綱(以下、媒体という。)の出生前の生命体
    、ならびに出生後、即ち、媒体の幼時期、青春期および
    成熟期における生命体の生殖器官の活動を制御し、媒体
    から子孫をつくったり、生殖に関連する性的生成物の生
    成率を、種の通常の生殖能力を超えて数倍高めるべく、
    媒体から、自然授精若しくは人工授精に適した性的生成
    物を生成する方法であって、 媒体に対し、一般式( I ) Glp−His−Trp−Ser−Tyr−X_1−X
    _2−X_3−Pro−X_4( I )(式中、X_1
    は、グリシル基、または他のあらゆる天然若しくは合成
    のD−アミノ酸を表わし、X_2は、1乃至4個の炭素
    原子を含むアルキル基、フェニル基およびトリプトフィ
    ル基よりなる群から選択された基を側鎖基に持つL−ア
    ミノ酸を表わし、X_3は、1乃至4個の炭素原子を有
    するアルカノイルアミド基を側鎖基に持つL−アミノ酸
    を表わし、かつX_4は、グリシルアミド基、または1
    乃至4個の炭素原子を有するアルキルアミド基を表わす
    。)で示されるノナペプチドアルキルアミド若しくはデ
    カペプチドアミド、またはその塩若しくはその金属複合
    物を、1回の投与量を体重1kg当り0.01乃至50
    0μg(以下、これをμg/bwkgと表示する。)、
    好ましくは1乃至100μg/bwkgとし、かつ処理
    間隔を少なくとも2時間、多くて7日間、好ましくは2
    乃至8時間とし、少なくとも1回、多くて60回、好ま
    しくは1乃至5回投与することを特徴とする性的生成物
    の生成方法。
  2. (2)哺乳綱の性的活動を高め、かつ自然授精若しくは
    人工授精に適した性的生成物をつくるために使用する組
    成物の製造方法であって、 一般式( I ) Glp−His−Trp−Ser−Tyr−X_1−X
    _2−X_3−Pro−X_4( I )(式中、X_1
    は、グリシル基、または他のあらゆる天然若しくは合成
    のD−アミノ酸を表わし、X_2は、1乃至4個の炭素
    原子を含むアルキル基、フェニル基およびトリプトフィ
    ル基よりなる群から選択された基を側鎖基に持つL−ア
    ミノ酸を表わし、X_3は、1乃至4個の炭素原子を有
    するアルカノイルアミド基を側鎖基に持つL−アミノ酸
    を表わし、かつX_4は、グリシルアミド基、または1
    乃至4個の炭素原子を有するアルキルアミド基を表わす
    。)で示される化合物と、獣医学的キャリヤー若しくは
    賦形剤とを混合することを特徴とする性的生成物の生成
    方法に使用する組成物の製造方法。
  3. (3)媒体の性的活動を高め、かつ自然授精若しくは人
    工授精に適した性的生成物をつくるための組成物の使用
    方法であって、 一般式( I ) Glp−His−Trp−Ser−Tyr−X_1−X
    _2−X_3−Pro−X_4( I )(式中、X_1
    は、グリシル基、または他のあらゆる天然若しくは合成
    のD−アミノ酸を表わし、X_2は、1乃至4個の炭素
    原子を含むアルキル基、フェニル基およびトリプトフィ
    ル基よりなる群から選択された基を側鎖基に持つL−ア
    ミノ酸を表わし、X_3は、1乃至4個の炭素原子を有
    するアルカノイルアミド基を側鎖基に持つL−アミノ酸
    を表わし、かつX_4は、グリシルアミド基、または1
    乃至4個の炭素原子を有するアルキルアミド基を表わす
    。)で示される化合物からなることを特徴とする組成物
    の使用方法。
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