JPS628348Y2 - - Google Patents

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JPS628348Y2
JPS628348Y2 JP89583U JP89583U JPS628348Y2 JP S628348 Y2 JPS628348 Y2 JP S628348Y2 JP 89583 U JP89583 U JP 89583U JP 89583 U JP89583 U JP 89583U JP S628348 Y2 JPS628348 Y2 JP S628348Y2
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rotor
rotor housing
exhaust port
housing
carbon
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JP89583U
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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ロータリピストンエンジンにおける
排気ポートを開口したロータハウジングに関し、
特にエンジンの始動時におけるロータのロツク防
止対策構造に関する。
一般に、ロータリピストンエンジンは、例えば
実開昭52−27507号公報に開示されているよう
に、多円弧状の内周面を有するロータハウジング
とその両側に配設したサイドハウジングとで形成
されるケーシング内を、多角形状のロータが偏心
軸に支承されて遊星回転運動し、このロータの回
転によりケーシング内を3つの作動室に画成して
吸入、圧縮、爆発、膨張、排出の各行程を順次行
うようにしたものである。
ところで、このようなロータリピストンエンジ
ンにおいては、エンジン運転時、作動室内の燃焼
ガス中に含まれるカーボンがロータの特にそのフ
ランク面に付着し、エンジン運転停止後も付着し
たまま残ることになる。(尚、ロータハウジング
内周面やサイドハウジング内壁面に付着したカー
ボンはロータに装着したアペツクスシールやサイ
ドシール等によつて掻き取られてしまうので付着
したまま残ることはない。) そして、エンジンの運転を停止した時、特に長
期間に亘る停止時には、上記作動室が吸気通路お
よび排気通路を介して大気(外気)と連通してい
るため、外気の状態変化(温度および湿度変化)
により、上記ロータに付着したカーボンが大気中
の湿気、水分を吸収、放散して膨張、収縮を繰返
し、その結果ロータから剥離して作動室に落下し
てしまう。
そのため、その後、エンジンを始動する際、こ
の作動室内に落下したカーボンによりロータの回
転が阻害され、特にロータの吸排気上死点より若
干回転したロータ姿勢(第1図の仮想線で示す状
態)においてロータフランク面のトレーリング側
端部とロータハウジング内周面とで形成される小
間隙に、ロータにより掻き集められたカーボンが
詰つて、ロータの回転をロツクしてしまい、始動
ができないことがある。
そこで、本考案は斯かる点に鑑み、ロータハウ
ジングに排気ポートを開口したロータリピストン
エンジンにおいて、排気ポートのポートタイミン
グを変えることなくつまりエンジン性能に支障を
与えることなく、エンジンの始動時、エンジン運
転停止時にロータから剥離したカーボンを排気ポ
ートへ排出してロータのカーボンによるロツクを
防止し、良好な始動性を確保することを目的とす
るものである。
この目的を達成するため、本考案の構成は、上
記の如くロータハウジングに排気ポートを開口し
たロータリピストンエンジンにおいて、上記排気
ポートとロータハウジング側面との間のロータハ
ウジング内周面に、一端が排気ポートに連通し他
端がロータハウジング側面に近接した長溝を、ロ
ータ頂部に装着したアペツクスシールがロータハ
ウジング内周面に摺接する部分を残すように形成
したものである。
このことにより、本考案では、エンジンの始動
時、エンジン運転停止中にロータから剥離したカ
ーボンを、ロータの回転に伴いそのアペツクスシ
ールで掻き集めて、ロータの吸排気上死点姿勢前
における排気ポートが開口するロータハウジング
内周面において該排気ポート自身およびその両側
の長溝に落し込み、排気通路内に生じる排気脈動
の負圧発生時における吸引作用により排気ポート
より外部へ排出するようにしたものである。ま
た、この場合、上記長溝を排気ポートとロータハ
ウジング側面との間のロータハウジング内周面に
設けたことにより、排気ポートのポートタイミン
グを変えることがない。また、上記長溝をアペツ
クスシールがロータハウジング内周面に摺接する
部分を残すように形成したことにより、アペツク
スシールが長溝および排気ポート内に落ちてしま
うことがないのである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図はロータリピストンエンジンの概略構造
を示し、1は、多円弧状の内周面2aを有するロ
ータハウジング2とその両側に配設されたサイド
ハウジング3,3とによつて形成されたケーシン
グ、4は該ケーシング1内を偏心軸5に支承され
て遊星回転運動するロータであつて、該ロータ4
の回転によりケーシング1内を3つの作動室6,
6,6に画成しながら吸入、圧縮、爆発、膨張、
排出の各行程を順次行うようにしている。また、
7はサイドハウジング3に開口した吸気ポート
で、吸気通路(図示せず)からの吸気を該吸気ポ
ート7を介して作動室6に供給するものである。
また、8はロータハウジング2に開口した排気ポ
ートで、作動室6からの排気ガスを該排気ポート
8を介して排気通路(図示せず)へ排出するもの
である。尚、9はロータ4の各頂部に装着された
アペツクスシール、10はロータ4の側面に装着
されたサイドシール、11はロータ4の各頂部両
側面に装着されたコーナシール、12および13
はリーデイング側およびトレーリング側点火栓で
ある。
そして、上記ロータハウジング2において、第
2図に示すように、該ロータハウジング2に開口
した排気ポート8とロータハウジング側面2b,
2bとの間のロータハウジング内周面2a、つま
り排気ポート8の両側で該排気ポート8の周方向
幅s(ロータ回転方向Xの幅)の範囲内における
ロータハウジング内周面2aには、それぞれロー
タ回転方向Xに向かつて内方へ傾斜する長溝1
4,14が八の字状に形成されている。該各長溝
14は一端14a(内端)が排気ポート8の側縁
リーデイング側(図では側縁上部)に連通し、他
端14b(外端)が上記s内におけるロータハウ
ジング側面2bのトレーリング側(図では下部
側)に近接するように設けられており、また上記
両長溝14,14の八の字形状によつてアペツク
スシール9がロータハウジング内周面2aに摺接
する部分が残り、該アペツクスシール9が長溝1
4,14および排気ポート8内に落ちないように
している。
したがつて、上記実施例においては、エンジン
運転時には、ロータハウジング内周面2aの長溝
14,14は排気ポート8とロータハウジング側
面2b,2bとの間のロータハウジング内周面2
aに、つまり排気ポート8の周方向幅sの範囲内
に設けられているので、該排気ポート8に連通す
る長溝14,14によつて排気ポート8のポート
タイミングが変わることがない。また、上記長溝
14,14は八の字状に形成されてロータ4の頂
部に装着されたアペツクスシール9がロータハウ
ジング内周面2aに摺接する部分を残しているの
で、該アペツクスシール9が長溝14,14およ
び排気ポート8内に落ちることがなく、よつて通
常のロータリピストンエンジンと同様の良好なエ
ンジン性能を確保することができる。尚、このエ
ンジン運転時には作動室6内の燃焼ガス中に含ま
れるカーボンが作動室6内壁(ロータハウジング
2の内周面2a、サイドハウジング3の内壁面、
ロータ4のフランク面4a等)に付着し、ロータ
ハウジング2の内周面2aおよびサイドハウジン
グ3内壁面に付着したカーボンはアペツクスシー
ル7およびサイドシール8等の摺接により直ちに
掻き取られてしまうが、ロータ4のフランク面4
aに付着したカーボンが掻き取られることなくそ
のまま付着して残る。その後、エンジン運転を停
止すると、特にその停止が長期間に亘る場合に
は、作動室6が吸気通路および排気通路(図示せ
ず)を介して外気(大気)と連通しているため、
上記ロータ4に付着したカーボンは、外気の状態
変化(温度および湿度変化)の影響を受けて、外
気中の湿気、水分を吸収、放散し膨張、収縮を繰
返すことにより、ロータ4から剥離して作動室6
のロータハウジング内周面2aに落下する。
そして、その後のエンジンの始動時には、上記
の如く剥離落下したカーボンは、ロータ4の回転
に伴い、その頂部に装着したアペツクスシール9
によつて掻き集められ、第1図仮想線で示すロー
タ4の姿勢に至る前において排気ポート8および
その両側方に設けられ該排気ポート8に連通する
長溝14,14内へ落し込まれる。その結果、排
気通路に生じる排気脈動の負圧発生時の吸引作用
によつて、排気ポート8内のカーボンはそのまま
直ちに外部へ排出され、長溝14,14内のカー
ボンは長溝14,14から排気ポート8を経て外
部へ排出される。このことにより、上記ロータ4
が吸排気上死点より若干回転した姿勢(第1図仮
想線で示す状態)でのロータフランク面4aのト
レーリング側端部とロータハウジング内周面2a
とで形成される小間隙にカーボンが詰まるのが未
然に防止され、ロータ4のカーボンによるロツク
を防止してエンジンを良好に始動させることがで
きる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、その他種々の変形例をも包含するものであ
る。例えば、上記実施例では、長溝14,14を
八の字状に設けたが、逆八の字状に設けてもよ
く、要は長溝は排気ポート8とロータハウジング
側面2b,2bとの間のロータハウジング内周面
2aにおいて一端が排気ポート8に連通し他端が
ロータハウジング側面2bに近接するものであつ
て、かつアペツクスシール9がロータハウジング
内周面2aに摺接する部分を残すように、例えば
両長溝14,14がロータ軸方向に一直線状に連
ならないように形成すればよく、種々の形状のも
のが採用可能である。
また、第3図に示すように、ロータ4のフラン
ク面4aのトレーリング側端部のうち排気ポート
8のロータ軸方向幅wに相当する部分を残してそ
の両側部分を凹状に切欠いた切欠き部4b,4b
を設ければ、ロータ4の回転時、該切欠き部がカ
ーボンの逃げ路となり、排気ポート8のポートタ
イミングを変えずにロータ4のロツクを一層有効
に防止することができる。
以上の如く、本考案によれば、ロータハウジン
グに排気ポートを開口したロータリピストンエン
ジンにおいて、上記排気ポートとロータハウジン
グ側面との間のロータハウジング内周面に設けた
長溝により、エンジン運転停止中にロータから剥
離したカーボンを外部へ排出させるようにしたの
で、排気ポートのポートタイミングの変更やアペ
ツクスシールの落下等エンジン性能に支障を与え
ることなく、カーボンによるロータのロツクを未
然にかつ有効に防止でき、良好な始動性を確保す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を例示し、第1図はロー
タリピストンエンジンの概略構造を示す縦断側面
図、第2図はロータハウジングの排気ポート部分
を示す要部拡大正面図、第3図はロータを示す斜
視図である。 1…ケーシング、2…ロータハウジング、2a
…ロータハウジング内周面、2b…ロータハウジ
ング側面、3…サイドハウジング、4…ロータ、
4a…ロータフランク面、5…偏心軸、6…作動
室、8…排気ポート、9…アペツクスシール、1
4…長溝、14a…一端、14b…他端、s…排
気ポート8の周方向幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多円弧状の内周面を有し排気ポートを開口した
    ロータハウジングとその両側に配設したサイドハ
    ウジングとで形成されるケーシング内を、多角形
    状のロータが偏心軸に支承されて遊星回転運動す
    るようにしたロータリピストンエンジンにおい
    て、上記排気ポートとロータハウジング側面との
    間のロータハウジング内周面に、一端が排気ポー
    トに連通し他端がロータハウジング側面に近接し
    た長溝を、ロータ頂部に装着したアペツクスシー
    ルがロータハウジング内周面に摺接する部分を残
    すように形成したことを特徴とするロータリピス
    トンエンジンのロータハウジング。
JP89583U 1983-01-07 1983-01-07 ロ−タリピストンエンジンのロ−タハウジング Granted JPS59107025U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP89583U JPS59107025U (ja) 1983-01-07 1983-01-07 ロ−タリピストンエンジンのロ−タハウジング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP89583U JPS59107025U (ja) 1983-01-07 1983-01-07 ロ−タリピストンエンジンのロ−タハウジング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59107025U JPS59107025U (ja) 1984-07-19
JPS628348Y2 true JPS628348Y2 (ja) 1987-02-26

Family

ID=30132630

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP89583U Granted JPS59107025U (ja) 1983-01-07 1983-01-07 ロ−タリピストンエンジンのロ−タハウジング

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JPS59107025U (ja) 1984-07-19

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