JPS6283085A - 浮遊物の除去方法 - Google Patents
浮遊物の除去方法Info
- Publication number
- JPS6283085A JPS6283085A JP22539885A JP22539885A JPS6283085A JP S6283085 A JPS6283085 A JP S6283085A JP 22539885 A JP22539885 A JP 22539885A JP 22539885 A JP22539885 A JP 22539885A JP S6283085 A JPS6283085 A JP S6283085A
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- cylinder
- suspended
- suspended substance
- flocculant
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は水中に懸濁した浮遊物を除去する方法に関す
る。
る。
貯水池、ダム等の原水、あるいは生活排水。
工場排水等の廃水中に懸濁した浮遊物を除去するには、
滞留時間をかけて沈澱させる自然沈澱法、凝集剤を添加
して浮遊物を凝集させて沈澱効率を高める凝集剤沈澱法
とが広く採用されている。自然沈澱法は長い処理時間と
大きな貯水空間を必要とする欠点がある。凝集剤沈澱法
は比較的浮遊物の含有率が低く、水量が多い貯水池やダ
ム等の水の処理には、多量の凝集剤を必要とし効率のよ
い方法ではなかった。
滞留時間をかけて沈澱させる自然沈澱法、凝集剤を添加
して浮遊物を凝集させて沈澱効率を高める凝集剤沈澱法
とが広く採用されている。自然沈澱法は長い処理時間と
大きな貯水空間を必要とする欠点がある。凝集剤沈澱法
は比較的浮遊物の含有率が低く、水量が多い貯水池やダ
ム等の水の処理には、多量の凝集剤を必要とし効率のよ
い方法ではなかった。
この発明は前記事情に鑑みなされたものである。その目
的は、比較的に浮遊物の含有率が低く、かつ浮遊物が水
中に層をなして懸濁している貯水池、ダム等の多量の水
から、比較的小規模の設備を用い、少ない凝集剤使用量
で能率よく浮遊物を除去できる水中浮遊物の除去方法を
提案するにある。
的は、比較的に浮遊物の含有率が低く、かつ浮遊物が水
中に層をなして懸濁している貯水池、ダム等の多量の水
から、比較的小規模の設備を用い、少ない凝集剤使用量
で能率よく浮遊物を除去できる水中浮遊物の除去方法を
提案するにある。
この水中浮遊物の除去方法は浮遊物が懸濁した水中に、
上下端部に開口部がある筒体をその上端部を水面上に保
って挿入し、筒体内に酸素含有ガスの微細気泡を混入し
て上昇せしめ、筒体内に上向きの水流を形成し、同時に
筒体内水流に凝集剤を添加して浮遊物を凝集し、気泡に
同伴して上昇せしめ、筒体内の水流上端部において捕集
し除去することを特徴とする。
上下端部に開口部がある筒体をその上端部を水面上に保
って挿入し、筒体内に酸素含有ガスの微細気泡を混入し
て上昇せしめ、筒体内に上向きの水流を形成し、同時に
筒体内水流に凝集剤を添加して浮遊物を凝集し、気泡に
同伴して上昇せしめ、筒体内の水流上端部において捕集
し除去することを特徴とする。
牙１．２図はこの除去方法の実施例を示し、矛１図はこ
れに用いる除去装置１である。装置１は断面円形の筒体
２に納まり、その内部に中心軸３、その軸の先端にガス
噴出口４、剪断用の攪拌翼５、および噴出口４の下に開
口した凝集剤の注入口６を設え℃いる。筒体２の下端は
開放された流入ロア、上端部側面は開口して排出口８を
形成し、排出口８の下縁寄りに沿い筒体周囲をとりまい
て凝集物の捕集棚９、およびその下に溢流水の集水棚１
０が張出している。この捕集棚９には吸引ホース１１が
開口し、集水棚１０には排水ホース１２が連結してあり
、捕集棚９との間には溢流スリット１３が設けである。
れに用いる除去装置１である。装置１は断面円形の筒体
２に納まり、その内部に中心軸３、その軸の先端にガス
噴出口４、剪断用の攪拌翼５、および噴出口４の下に開
口した凝集剤の注入口６を設え℃いる。筒体２の下端は
開放された流入ロア、上端部側面は開口して排出口８を
形成し、排出口８の下縁寄りに沿い筒体周囲をとりまい
て凝集物の捕集棚９、およびその下に溢流水の集水棚１
０が張出している。この捕集棚９には吸引ホース１１が
開口し、集水棚１０には排水ホース１２が連結してあり
、捕集棚９との間には溢流スリット１３が設けである。
また、筒体上部にモーター１４、ガス送給管１５が取付
けてあり、集水棚１０の下面には合成樹脂発泡体からな
る浮体１６が取付けである。
けてあり、集水棚１０の下面には合成樹脂発泡体からな
る浮体１６が取付けである。
才２図は浮遊物を除去する対象の貯水池１７であり、低
温の底層域１８と高温の表層域１９との間の温度躍層載
置に粘土物質を主成分とする浮遊物２１の懸濁層が形成
されている。この池１７に除去装置１を浮かせその下端
を懸濁層に、その上端部を水面上に位置せしめる。勿論
、予め懸濁層の深さを測定して筒体２の長さ、浮体１６
の浮力等を適宜設定し、除去装置１の設置深さ位置を調
整しておく。
温の底層域１８と高温の表層域１９との間の温度躍層載
置に粘土物質を主成分とする浮遊物２１の懸濁層が形成
されている。この池１７に除去装置１を浮かせその下端
を懸濁層に、その上端部を水面上に位置せしめる。勿論
、予め懸濁層の深さを測定して筒体２の長さ、浮体１６
の浮力等を適宜設定し、除去装置１の設置深さ位置を調
整しておく。
このように貯水池１７に配置した除去装置ｌを作動して
噴出口４がら空気を噴出し、攪拌翼５でこれを剪断して
微細気泡ｎとなし筒体２内の水中を上昇せしめ、これに
よって筒体２内に上向きの水流を形成し、浮遊物２１が
懸濁した水を流入ロアから筒体２内に導入し、排出口８
の溢流スリット１３から溢流せしめる。これと同時に注
入口６から凝集剤を添加する。浮遊物２１は筒体２内に
おいて凝集しつつ一ヒ方に流れ、その凝集物ｎは気泡乙
に同伴して排出口８から捕集棚９に溢出し捕集される。
噴出口４がら空気を噴出し、攪拌翼５でこれを剪断して
微細気泡ｎとなし筒体２内の水中を上昇せしめ、これに
よって筒体２内に上向きの水流を形成し、浮遊物２１が
懸濁した水を流入ロアから筒体２内に導入し、排出口８
の溢流スリット１３から溢流せしめる。これと同時に注
入口６から凝集剤を添加する。浮遊物２１は筒体２内に
おいて凝集しつつ一ヒ方に流れ、その凝集物ｎは気泡乙
に同伴して排出口８から捕集棚９に溢出し捕集される。
同時に溢流スリット１３から溢流した水は集水棚１０に
入る。捕集棚９で捕集された凝集物器は吸引ホース１１
で吸引し系外に除去する集水棚１０に集水した水は浮遊
物の含有量に応じ再処理して凝集物を除去したり、ある
いはそのまま貯水池に戻される。
入る。捕集棚９で捕集された凝集物器は吸引ホース１１
で吸引し系外に除去する集水棚１０に集水した水は浮遊
物の含有量に応じ再処理して凝集物を除去したり、ある
いはそのまま貯水池に戻される。
この発明において、筒体内に混入する酸素含有ガスは、
空気、酸素あるいは酸素を添加した空気等である。これ
らガスは剪断用の攪拌翼等で激しく攪拌して微細気泡と
なし、水中の溶存酸素濃度を高める必要がある。この結
果、微細気泡の周囲に（−）電荷をつくり、凝集物の吸
着能を高めることができる。
空気、酸素あるいは酸素を添加した空気等である。これ
らガスは剪断用の攪拌翼等で激しく攪拌して微細気泡と
なし、水中の溶存酸素濃度を高める必要がある。この結
果、微細気泡の周囲に（−）電荷をつくり、凝集物の吸
着能を高めることができる。
凝集剤としては、硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニ
ウム等が好適である。これら凝集剤は水中において（＋
）に帯電し、（−）に帯電したコロイド状の浮遊物の（
−）電荷を中和して凝集せしめ、（−）電荷に帯電した
微細気泡に同伴せしめ捕集するに効果がある。
ウム等が好適である。これら凝集剤は水中において（＋
）に帯電し、（−）に帯電したコロイド状の浮遊物の（
−）電荷を中和して凝集せしめ、（−）電荷に帯電した
微細気泡に同伴せしめ捕集するに効果がある。
この発明は以上の通りである。この除去方法は筒形の除
去装置を処理すべき水中に挿入し、筒体内に噴出した気
泡の上昇により、上昇水流を形成し、水中に懸濁した浮
遊物が筒体内を上昇する間に、凝集剤による凝集と、そ
の凝集物を気泡に同伴せしめて捕集する工程とからなる
。
去装置を処理すべき水中に挿入し、筒体内に噴出した気
泡の上昇により、上昇水流を形成し、水中に懸濁した浮
遊物が筒体内を上昇する間に、凝集剤による凝集と、そ
の凝集物を気泡に同伴せしめて捕集する工程とからなる
。
従って、凝集剤を処理すべき水の全量に添加する必要が
なく、筒体内に流入せしめた水にのみ添加し、連続して
凝集、捕集するので凝集剤の無駄がない。また比較的小
寸法の筒体内で連続して能率よく凝集、捕集して浮遊物
を除去できるので、設備費、経費が低減できる。
なく、筒体内に流入せしめた水にのみ添加し、連続して
凝集、捕集するので凝集剤の無駄がない。また比較的小
寸法の筒体内で連続して能率よく凝集、捕集して浮遊物
を除去できるので、設備費、経費が低減できる。
以上の通り、この浮遊物除去方法は、簡易な装置で作業
能率よく浮遊物を除去し、処理コストの低減を図ること
ができる。
能率よく浮遊物を除去し、処理コストの低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
牙１図は除去装置の縦断面図、第２図は貯水池における
浮遊物の除去方法を示す縦断面図である。 １・・・・・・除去装置、２・・・・・・筒体、３・・
・・・・中心軸、４・・・・・・噴出口、５・・・・・
・攪拌翼、６・・・・・・注入口、７・・・・・・流入
口、８・・・・・・排出口、９・・・、１．捕集棚、１
０・・・・・・集水棚、１１・・・・・・吸引ホース、
１２・・・・・・排水ホース、１３・・・・・・溢流ス
リット、１４・・・・・・モーター、１５・・・・・・
ガス送給管、１６・・・・・・浮体、１７・・・・・・
貯水池、１８・・・・・・底層域、１９・・・・・・表
層域、２０・・・・・・温度躍層域、２１・・・・・・
浮遊物、ｎ・・・・・・気泡、ｎ・・・・・・凝集物。
浮遊物の除去方法を示す縦断面図である。 １・・・・・・除去装置、２・・・・・・筒体、３・・
・・・・中心軸、４・・・・・・噴出口、５・・・・・
・攪拌翼、６・・・・・・注入口、７・・・・・・流入
口、８・・・・・・排出口、９・・・、１．捕集棚、１
０・・・・・・集水棚、１１・・・・・・吸引ホース、
１２・・・・・・排水ホース、１３・・・・・・溢流ス
リット、１４・・・・・・モーター、１５・・・・・・
ガス送給管、１６・・・・・・浮体、１７・・・・・・
貯水池、１８・・・・・・底層域、１９・・・・・・表
層域、２０・・・・・・温度躍層域、２１・・・・・・
浮遊物、ｎ・・・・・・気泡、ｎ・・・・・・凝集物。
Claims (1)
- （１）浮遊物が懸濁した水中に、上下端部に開口部があ
る筒体をその上端部を水面上に保つて挿入し、筒体内に
酸素含有ガスの微細気泡を混入して上昇せしめ、筒体内
に上向きの水流を形成し、同時に筒体内水流に凝集剤を
添加して浮遊物を凝集し、気泡に同伴して上昇せしめ、
筒体内の水流上端部において捕集し除去することを特徴
とする浮遊物の除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22539885A JPS6283085A (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | 浮遊物の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22539885A JPS6283085A (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | 浮遊物の除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6283085A true JPS6283085A (ja) | 1987-04-16 |
Family
ID=16828734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22539885A Pending JPS6283085A (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | 浮遊物の除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6283085A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103748395A (zh) * | 2011-08-23 | 2014-04-23 | 皇家飞利浦有限公司 | 用于减弱由管道产生的噪音的方法和管道布置 |
-
1985
- 1985-10-09 JP JP22539885A patent/JPS6283085A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103748395A (zh) * | 2011-08-23 | 2014-04-23 | 皇家飞利浦有限公司 | 用于减弱由管道产生的噪音的方法和管道布置 |
| EP2748502B1 (en) * | 2011-08-23 | 2016-04-27 | Koninklijke Philips N.V. | Method for attenuating noise produced by pipes and pipe arrangement |
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