JPS6282939A - 多機能モニタカテ−テル - Google Patents

多機能モニタカテ−テル

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JPS6282939A
JPS6282939A JP60221927A JP22192785A JPS6282939A JP S6282939 A JPS6282939 A JP S6282939A JP 60221927 A JP60221927 A JP 60221927A JP 22192785 A JP22192785 A JP 22192785A JP S6282939 A JPS6282939 A JP S6282939A
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JP
Japan
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catheter
blood pressure
cardiac output
lumen
sensor
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JP60221927A
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勝規 西口
伊知郎 祖川
小郷 克幸
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、1木のカテーテルで血圧と心拍出量とを精度
よく測定できる循環機能診断用の多機能モニタカテーテ
ルに関する。
〈従来の技術〉 心臓は、端的に言うならば血液を吐出するためのポンプ
であり、その能力を評価するための最も基本的な指標は
その吐出圧と吐出量、すなわち血圧と心拍出量である。
よって、循環機能の診断において血圧及び心拍出量の測
定はいずれも必要不可欠のものである。
従来、心臓内各部及びその周辺の血圧の測定には、カテ
ーテルと呼ばれるチューブを測定部位まで挿入し、カテ
ーテル内に満たされた1例えば生理食塩水などの液体を
通じて体外に設置した血圧トランスデユーサへ血圧を伝
える方法が用いられている。ところが、この方法ではカ
テーテルのコンプライアンスが原因となって測定される
血圧波形に歪みが生じるという問題がある。また、カテ
ーテル及び血圧トランスデユーサを含む測定系内部に気
泡が存在すると測定された血圧波形にさらに大きな歪み
が生じてしまうが、Wllllll部系内部を完全に取
り除くにはかなり手間がかかってしまうという問題もあ
る。そこで、これらの問題点を解決するものとして、カ
テーテル先端部に血圧トランスデユーサを設置した、い
わゆるカテーテル先端型血圧計が開発され、これを用い
て測定したい部位の血圧を直接測定する方法が昔及しつ
つある。
一方、心拍出量の測定法としては、測定技術が確立され
、比較的信頼性の高い熱希釈法が一般に用いられている
。この方法では、第3図に示すような基本構造を有する
専用のカテーテルが用いられる。このカテーテル20は
、先端部に温度センサ21を有するとともに先端部から
少し離れた位置の開口22から操作側のルーメン注入口
23まで連通ずるルーメンを有する。このルーメンの開
口22は、先端が肺動脈まで挿入されたときに右心室あ
るいは右心房に位置するようになっている。また、操作
側は途中から二股に分れており、その一方には先のルー
メン注入口23が、他方には温度センサ21からの電気
信号を測定器に伝えるための電気コネクタ24がそれぞ
れ設けられている。第4図には、このようなカテーテル
20で心拍出量を測定している状態を示す、同図に示す
ように、カテーテル20は、心臓27の右心房28及び
右心室29を通り、その先端の温度センサ21が肺25
の肺動脈28内に達している。このときルーメン開[コ
22は、右心房28内に位置する。ここで1ル一メン注
入口23(第3図参照)より、血液温度より低温の液体
(例えば低温の生理食塩水)を急速注入して開口22よ
りその液体を矢印Tの如く右心房28内に噴出する。こ
のときの血液温度の変化を温度センサ21で測定して第
5図に示すような血液温度の時間変化曲線を求めること
により心拍出量を求めることができる。
因に、図に示す面積Sと心拍出量とは反比例の関係にあ
る。
〈発明が解決しようとする問題点) ところで、前述のように、血圧及び心拍出量はいずれも
循環機能の診断に必須の指標であり、いずれか一方のみ
では臨床的な意義がかなり低下してしまう、よって、両
者を効率よく測定する必要があり、1回の挿入のみで 
両者を精度よく測定することができるカテーテルが大き
な意義を持つ、従来、心拍出量測定用のカテーテルに血
圧測定用のルーメンを有するものがあるが、これは体外
に設置される血圧トランスデユーサに圧を伝えて血圧を
測定する方式のものであり、前述したような血圧波形の
歪みを避けることはできない。
したがって現状では、血圧、心拍出量を共に精度よく測
定するにはそれぞれ別のカテーテルを用いなけらばなら
ないので、手間がかかるうえ 、p者に大きな負担を与
えてしまうという問題がある。
よって、本発明は、1本のカテーテルで血圧及び心拍出
量を共に精度よく測定ができ、しかも低コストで製造可
能な多機能モニタカテーテルを提供することを目的とす
る。
〈問題点を解決するための手段〉 前記目的を達成する本発明の構成は1体内血管中に挿入
留置するカテーテルの類であって、その血管挿入部分の
先端部に、血圧を測定するための圧力センサと心拍出量
を測定するための温度センサとを同一半導体基板上に複
合したセンサチップを有し、且つ挿入部分の先端から離
れた位置に開口して体外操作部まで連通ずるルーメンを
少なくとも1つ有することを特徴とする。
〈実施例〉 以下、本発明の好適な一実施例を図面を参照しながら説
明する。
第1図(a) 、 (b) 、 (c)は、本実施例に
かかる多機能モニタカテーテルの先端部の構造を示す説
明図、第2図はその概観を表す説明図である。これらの
図面に示すように、カテーテル本体1の先端部には血圧
センサ及び温度センサが複合化した半導体のセンサチッ
プ2が実装され、先端より少し離れたところにはルーメ
ンの開口4が設けられている。また、カテーテル本体1
の操作部は二股に分れており、その一方はルーメンによ
り前記開口4と連通ずるルーメン注入■コロ、他方は前
記センサチップ2かもの電気信号を測定装置8に伝える
電気コネクタ5となっている。また、前記開口4はカテ
ーテル本体1の先端が肺動脈に挿入されたときに右心房
あるいは右心室に位置するところに設けられており、こ
の間口4より、ルーメン注入口6に接続されたシリンジ
7によって注入される熱希釈法における低温液が噴出さ
れるようになっている。さらに、この開口4を通して採
血や薬剤注入が行われる。
ここで、カテーテル本体1の先端部の構造をさらに詳細
に説明する。前記センサチップ2は、その裏面側(第1
図(b)中、下側)中央部に断面台形状の開口部が形成
されることにより薄膜状態となる圧力測定用のダイヤフ
ラム部2aとその先端(第1図(b)中、左側)に位置
する温度測定用の温度センサ部2bとを有し、裏面側よ
りセラミックスペース3により支持されている。このセ
ンサチップ2と電気コネクタ5へ通じるリード線11と
の接続は、セラミックスペース3上に配設されている配
線パターンlOを介して行われており、センサチップ2
から配線パターン10への接続はAu線のポンディング
により行われ、また配線パターン10からは、はんだ付
けによってリード線11が引き出されている。また、セ
ラミックスペース3には、前記センサチップ2の裏面側
の開口部とセラミックスペース3の下側に設けられたエ
ア抜きチューブ12の一端部とを連通ずる孔3aが形成
されており、このエア抜きチューブ12の図示しない他
端は大気に開放されている。これにより センサキラ7
″2のダイヤフラム12aの裏面側の圧力が大気圧にな
るので、大気圧を)&準圧とした血圧が測定される。ま
た、これらセンサチップ2、セラミックスペース3及び
エア抜きチューブ12などの構成部材は、樹脂材料13
aにより成型支持されている。このときカテーテル本体
工の少なくとも体内へ挿入される部分には、生体適合性
に優れた樹脂材料による表面コーティング13bが施さ
れるのが望ましい、勿論、樹脂材料13aのみで充分な
生体適合性が得られる場合には表面コーティング13b
は不要である。ここで、センサチップ2の少なくともダ
イヤフラム部2aと温度センサ部2bとを保護する樹脂
材料13a及び表面コーティング13bの樹脂の厚さは
、センサの応答速度の低下を避けるため充分薄くする必
要がある。
以とのような構成の本実施例の多機能モニタカテーテル
では、そのカテーテル本体1を1度体内に挿入すれば、
ダイヤプラム部2aにより挿入位置の血圧が直接測定で
きるとともに熱希釈法を施行すことにより心拍出量を精
度よく測定することができる。このとき、測定装置8に
は血圧波形や心拍出量測定値が表示されるようになって
いる。
本実施例では半導体の同一基板上にダイヤフラム部2a
及び温度センサ部2bを複合化したセンサチップ2を用
いることにより、カテーテル本体1内へ実装する手間を
省いて製造コストを減少させるとともに、血圧及び心拍
出量を共に精度よく測定できるという効果を得ている。
ここで、センサチップ2の構成は上述したものに限定さ
れるものではなく、圧カセ〉・す及び温度センサが同一
基板トに複合化されたものであればよく、また、カテー
テル本体l内への実装状態も本実施例に限定されるもの
ではない。
なお、圧力センサ及び温度センサを一体とせずに二種類
の別々のセンサをカテーテル本体1の先端部に実装する
ことが考えられるが、この場合には、センサ実装の手間
がかかりすぎて製造コストが増大してしまい実用的では
ない。
〈発明の効果〉 以上、実施例とともに具体的に説明したように、本発明
にかかる多機能モニタカテーテルを用いれば、このカテ
ーテルを一度体内に挿入するだけで、循環器の測定に欠
かすことのできない血圧及び心拍出量を精度よく測定す
ることができる。
また、本発明では圧力センサ及び温度センサを同一基板
上に複合化したセンサチップとしたので、センサの実装
の手間が削減でき、製造コストを大幅に減少することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) 、 (b) 、 (c)は1本発明の実
施例にかかる多機能モニタカテーテルの先端部の構造図
、第そのカテーテルによる心拍出量測定の様子を示す説
明図、第5図はそのときの血液温度時間変化曲線を示す
グラフである。 (ズ面中、 1はカテーテル本体、 2はセンサチップ、 2aはダイヤフラム部、 2bは温度センサ部、 3はセラミンクスペース、 4はルーメンの開口、 5は電気コネクタ、 6はルーメン注入口、 12はエア抜きチューブである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 体内血管中に挿入留置するカテーテルの類であって、そ
    の血管挿入部分の先端部に、血圧を測定するための圧力
    センサと心拍出量を測定するための温度センサとを同一
    半導体基板上に複合したセンサチップを有し、且つ挿入
    部分の先端から離れた位置に開口して体外操作部まで連
    通するルーメンを少なくとも1つ有することを特徴とす
    る多機能モニタカテーテル。
JP60221927A 1985-10-07 1985-10-07 多機能モニタカテ−テル Expired - Lifetime JPH0655204B2 (ja)

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