JPH0341684Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0341684Y2 JPH0341684Y2 JP1984171044U JP17104484U JPH0341684Y2 JP H0341684 Y2 JPH0341684 Y2 JP H0341684Y2 JP 1984171044 U JP1984171044 U JP 1984171044U JP 17104484 U JP17104484 U JP 17104484U JP H0341684 Y2 JPH0341684 Y2 JP H0341684Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cannula
- pressure
- blood
- tube
- sensors
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、循環器系の手術等において、脱血ま
たは送血操作中、同時に血管内や心臓心房内の血
圧を測定することのできるカニユーレに関するも
のである。
たは送血操作中、同時に血管内や心臓心房内の血
圧を測定することのできるカニユーレに関するも
のである。
従来の技術
従来、脱血または送血中の血管あるいは心房内
圧を測定する場合には、第２図に示すように心房
内に脱送血用カニユーレと、これとは別にカテー
テル血圧計を内圧測定部位に挿入し、血圧を測定
する方法が行なわれていたが、この方法は患者に
与えるダメージが大き過ぎるので通常は使用され
ず、また第３図に示すように脱送血用カニユーレ
の管内あるいは管壁中に細い管腔を設け、この細
い管腔に生理的食塩水を満たして、該食塩水を介
して体外部に設けた圧力センサー（ストレンゲー
ジ）に伝達せしめた内圧を測定する方法が提案さ
れている。
圧を測定する場合には、第２図に示すように心房
内に脱送血用カニユーレと、これとは別にカテー
テル血圧計を内圧測定部位に挿入し、血圧を測定
する方法が行なわれていたが、この方法は患者に
与えるダメージが大き過ぎるので通常は使用され
ず、また第３図に示すように脱送血用カニユーレ
の管内あるいは管壁中に細い管腔を設け、この細
い管腔に生理的食塩水を満たして、該食塩水を介
して体外部に設けた圧力センサー（ストレンゲー
ジ）に伝達せしめた内圧を測定する方法が提案さ
れている。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、カテーテル血圧計または、その
改良した前記方法では次のような欠点がある。即
ち、１、血圧のような速い圧変化に対しては、周
波数特性が悪い。これは、ａ）共振がある，ｂ）
ダンピングがあるためであり、２、常に生理的食
塩水を流さないとカテーテルまたは管腔内に血液
が逆流して凝血を起し、測定不能となる，３、前
項のため、体外において滅菌した器具、生理的食
塩水を常に用意しなければならず、手間を要する
等である。
改良した前記方法では次のような欠点がある。即
ち、１、血圧のような速い圧変化に対しては、周
波数特性が悪い。これは、ａ）共振がある，ｂ）
ダンピングがあるためであり、２、常に生理的食
塩水を流さないとカテーテルまたは管腔内に血液
が逆流して凝血を起し、測定不能となる，３、前
項のため、体外において滅菌した器具、生理的食
塩水を常に用意しなければならず、手間を要する
等である。
問題点を解決するための手段
考案者は、上記食塩水を介して測定する方法の
欠点に鑑み、直接測定する方法を考究し、圧力セ
ンサーを測定部位に対置せしめ、この圧力変化を
電気的に変換し体外に導くことを着想し、本考案
を完成した。
欠点に鑑み、直接測定する方法を考究し、圧力セ
ンサーを測定部位に対置せしめ、この圧力変化を
電気的に変換し体外に導くことを着想し、本考案
を完成した。
本考案に係る内圧測定可能な脱・送血用カニユ
ーレは、カニユーレの先端部に２個以上の圧力歪
センサーを管の中心線に対称に、受圧側を外側に
して埋設し、該センサーの導線が側壁中を通つ
て、外部に設けられた内圧測定装置に連結されて
いることを特徴とするものである。
ーレは、カニユーレの先端部に２個以上の圧力歪
センサーを管の中心線に対称に、受圧側を外側に
して埋設し、該センサーの導線が側壁中を通つ
て、外部に設けられた内圧測定装置に連結されて
いることを特徴とするものである。
本考案の実施例を図面に基いて説明すると、第
１図は、一部省略斜視図で、カニユーレ１の先端
部には半導体圧力歪センサー２が、２個、管の中
心線に対称的に、受圧側を外側にして埋設され、
それぞれの一方の電極が共通の導線３で結ばれ、
カニユーレの管壁中を通つて、カニユーレの体外
端部側壁から分岐した管中を通り、電極コネクタ
ー５に結合し、また、それぞれの圧力歪センサー
の他の電極からの導線４も同様にカニユーレの側
壁中を通つて電極コネクター５に結合している。
また、カニユーレの先端部には、脱・送血用の側
孔６が穿設される場合もあり、カニユーレ端末は
接続具７によりチユーブ８に接続している。
１図は、一部省略斜視図で、カニユーレ１の先端
部には半導体圧力歪センサー２が、２個、管の中
心線に対称的に、受圧側を外側にして埋設され、
それぞれの一方の電極が共通の導線３で結ばれ、
カニユーレの管壁中を通つて、カニユーレの体外
端部側壁から分岐した管中を通り、電極コネクタ
ー５に結合し、また、それぞれの圧力歪センサー
の他の電極からの導線４も同様にカニユーレの側
壁中を通つて電極コネクター５に結合している。
また、カニユーレの先端部には、脱・送血用の側
孔６が穿設される場合もあり、カニユーレ端末は
接続具７によりチユーブ８に接続している。
カニユーレ１は、弾性のある高分子材料から作
られ、外径４〜12mm程度のものが用いられる。
半導体圧力歪センサーの数も、カニユーレの径に
応じ、２個以上適宜個数が配設され、センサー電
極からの導線も、上記例の如く、それぞれのセン
サーの片側の電極を共通の導線で結合する他、各
個別々にカニユーレ側壁中を通しても良い。
られ、外径４〜12mm程度のものが用いられる。
半導体圧力歪センサーの数も、カニユーレの径に
応じ、２個以上適宜個数が配設され、センサー電
極からの導線も、上記例の如く、それぞれのセン
サーの片側の電極を共通の導線で結合する他、各
個別々にカニユーレ側壁中を通しても良い。
作用
本考案に係るカニユーレは、血管あるいは心臓
の心房内に挿入し、脱血または送血操作を行なう
と同時に、内圧測定装置を作動させ、先端のセン
サーにより、血圧の変化を受けて内圧測定装置に
導き、測定が行なわれる。
の心房内に挿入し、脱血または送血操作を行なう
と同時に、内圧測定装置を作動させ、先端のセン
サーにより、血圧の変化を受けて内圧測定装置に
導き、測定が行なわれる。
考案の効果
本考案によれば、脱血または送血を行なうカニ
ユーレとして機能すると共に、カニユーレ先端部
に小型の半導体圧力歪センサーを配設することに
より、生理的食塩水を介する場合と異なり、脱・
送血中に正確に血管内や心房内の血圧を測定する
ことができる。さらに、センサーが複数個配設さ
れているので、何れかのセンサーの受圧面が血管
内壁あるいは心房内壁に接触しても、他のセンサ
ーにより測定でき、測定不能となることを防止で
きる。
ユーレとして機能すると共に、カニユーレ先端部
に小型の半導体圧力歪センサーを配設することに
より、生理的食塩水を介する場合と異なり、脱・
送血中に正確に血管内や心房内の血圧を測定する
ことができる。さらに、センサーが複数個配設さ
れているので、何れかのセンサーの受圧面が血管
内壁あるいは心房内壁に接触しても、他のセンサ
ーにより測定でき、測定不能となることを防止で
きる。
また、カニユーレ管壁中を通るのは、導線のみ
であるため、カニユーレ外径を小とすることがで
き、心房等の狭隘な個所にも導入することが容易
となり、極めて有用である。
であるため、カニユーレ外径を小とすることがで
き、心房等の狭隘な個所にも導入することが容易
となり、極めて有用である。
第１図は、本考案に係るカニユーレの一部省略
斜視図で、第２図および第３図は、従来の脱送血
時における内圧測定法を示す説明図である。 １……カニユーレ、２……圧力歪センサー、
３，４……導線、５……電極コネクター、８……
チユーブ、９……生理的食塩水導入管、１０……
心房。
斜視図で、第２図および第３図は、従来の脱送血
時における内圧測定法を示す説明図である。 １……カニユーレ、２……圧力歪センサー、
３，４……導線、５……電極コネクター、８……
チユーブ、９……生理的食塩水導入管、１０……
心房。
Claims (1)
- カニユーレの先端部に２個以上の圧力歪センサ
ーを管の中心線に対称に、受圧側を外側にして埋
設し、該センサーの導線が側壁中を通つて、外部
に設けられた内圧測定装置に連結されていること
を特徴とする血管あるいは心房内圧測定可能な
脱・送血用カニユーレ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984171044U JPH0341684Y2 (ja) | 1984-11-13 | 1984-11-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984171044U JPH0341684Y2 (ja) | 1984-11-13 | 1984-11-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6185202U JPS6185202U (ja) | 1986-06-04 |
| JPH0341684Y2 true JPH0341684Y2 (ja) | 1991-09-02 |
Family
ID=30728747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984171044U Expired JPH0341684Y2 (ja) | 1984-11-13 | 1984-11-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0341684Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH021229A (ja) * | 1988-06-10 | 1990-01-05 | Nippon Zeon Co Ltd | 流量測定装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS446715Y1 (ja) * | 1965-11-18 | 1969-03-12 | ||
| US4176660A (en) * | 1978-03-10 | 1979-12-04 | University Patents, Inc. | Disposable esophageal and tracheal multi-probes |
| JPS5861728A (ja) * | 1981-09-14 | 1983-04-12 | ザ・パ−キン−エルマ−・コ−ポレイシヨン | 流体通過形圧力トランスジユ−サ− |
-
1984
- 1984-11-13 JP JP1984171044U patent/JPH0341684Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS446715Y1 (ja) * | 1965-11-18 | 1969-03-12 | ||
| US4176660A (en) * | 1978-03-10 | 1979-12-04 | University Patents, Inc. | Disposable esophageal and tracheal multi-probes |
| JPS5861728A (ja) * | 1981-09-14 | 1983-04-12 | ザ・パ−キン−エルマ−・コ−ポレイシヨン | 流体通過形圧力トランスジユ−サ− |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6185202U (ja) | 1986-06-04 |
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