JPS628271Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS628271Y2 JPS628271Y2 JP60782U JP60782U JPS628271Y2 JP S628271 Y2 JPS628271 Y2 JP S628271Y2 JP 60782 U JP60782 U JP 60782U JP 60782 U JP60782 U JP 60782U JP S628271 Y2 JPS628271 Y2 JP S628271Y2
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- JP
- Japan
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- embossed
- steel
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- Expired
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 13
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 13
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 11
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 claims description 3
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 7
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鉄骨としてエンボスアングル（凹凸加
工アングル）を用いた鉄骨鉄筋コンクリート構造
に関する。
工アングル）を用いた鉄骨鉄筋コンクリート構造
に関する。
鉄骨鉄筋コンクリート構造（SRC構造）に用
いられる鉄骨のウエツブは剪断力を分担するが、
鉄骨断面の曲げ耐力を十分発揮させるのに必要な
ウエツブ厚さは、現在の圧延Ｈ型鋼では余裕過剰
であり、特にSRC構造においてはコンクリート
がウエツブの座屈防止になるためウエツブは薄い
ものでもよい。従つて実際の施工に当つては６mm
とか９mmのプレート（鋼板）を使つて溶接組立
（ビルトアツプ）されているのが現状である。こ
のために溶接量が多くなり、原価上昇の原因とな
つている。
いられる鉄骨のウエツブは剪断力を分担するが、
鉄骨断面の曲げ耐力を十分発揮させるのに必要な
ウエツブ厚さは、現在の圧延Ｈ型鋼では余裕過剰
であり、特にSRC構造においてはコンクリート
がウエツブの座屈防止になるためウエツブは薄い
ものでもよい。従つて実際の施工に当つては６mm
とか９mmのプレート（鋼板）を使つて溶接組立
（ビルトアツプ）されているのが現状である。こ
のために溶接量が多くなり、原価上昇の原因とな
つている。
第１図は上記従来のビルトアツプされた鉄骨の
一般的な形状（断面図）を示すもので、１はフラ
ンジ、２はウエツブ、３は溶接部を示している。
一般的な形状（断面図）を示すもので、１はフラ
ンジ、２はウエツブ、３は溶接部を示している。
本考案は上記従来のSRC構造の欠点を除去
し、溶接量を減少させて、経済的なSRC構造を
提供せんとするものである。
し、溶接量を減少させて、経済的なSRC構造を
提供せんとするものである。
本考案のSRC構造は、鉄骨のフランジ部にエ
ンボスアングル（凹凸加工アングル）を用い、ウ
エツブ部にエンボスプレートを用い、上記フラン
ジとウエツブをボルトで組立てて作られたものを
基本的な形態とする。以下実施例に基きその詳細
を説明する。
ンボスアングル（凹凸加工アングル）を用い、ウ
エツブ部にエンボスプレートを用い、上記フラン
ジとウエツブをボルトで組立てて作られたものを
基本的な形態とする。以下実施例に基きその詳細
を説明する。
第２図は本考案において使用されるエンボスア
ングルを示す。図のａは断面図、ｂは側面図、ｃ
は平面図である。図において４はエンボスアング
ル、５は突起、ｈは組立てにおいてウエツブと重
なる側面の高さである。
ングルを示す。図のａは断面図、ｂは側面図、ｃ
は平面図である。図において４はエンボスアング
ル、５は突起、ｈは組立てにおいてウエツブと重
なる側面の高さである。
このエンボスアングルをフランジとし、エンボ
スプレートをウエツブとして、これらをボルトで
組立てることにより、従来のビルトアツプＨ型鋼
と同等の性能を付与したものが本考案のSRC構
造で、その基本的な形態が第３図に示されるもの
である。第３図は本考案のSRC構造による梁の
１例の断面図で、４はエンボスアングル、６はエ
ンボスプレート、７は組立ボルト、８はスペーサ
ーである。エンボスアングルをフランジとし、エ
ンボスプレートをウエツブとしてＨ型が構成され
ている。然して９はスターラツプ、１０はコンク
リートである。
スプレートをウエツブとして、これらをボルトで
組立てることにより、従来のビルトアツプＨ型鋼
と同等の性能を付与したものが本考案のSRC構
造で、その基本的な形態が第３図に示されるもの
である。第３図は本考案のSRC構造による梁の
１例の断面図で、４はエンボスアングル、６はエ
ンボスプレート、７は組立ボルト、８はスペーサ
ーである。エンボスアングルをフランジとし、エ
ンボスプレートをウエツブとしてＨ型が構成され
ている。然して９はスターラツプ、１０はコンク
リートである。
上記組立Ｈ型部には溶接は全くなく、又組立ボ
ルトは強度には関与しないので、通常１ｍ以上の
かなり粗いピツチでよい。
ルトは強度には関与しないので、通常１ｍ以上の
かなり粗いピツチでよい。
本考案においては、エンボスによりフランジ及
びウエツブとコンクリートの付着力が非常に高め
られているので、コンクリートを介して応力の伝
達が十分に出来るようになつている。フランジと
ウエツブの接点に生じる剪断力Ｑは、例えばフラ
ンジ300mm×25mm、ウエツブ６mm×800mmとすれ
ば、単位長さ（１cm）当り137.2Kg位の値（剪断
スパン比１と仮定）になるが、この力をエンボス
アングル（フランジ）がエンボスプレート（ウエ
ツブ）に重なる高さ（第２図に示すｈ）の区間で
コンクリートに伝えると考えると、必要なｈの高
さは、コンクリートの剪断強度10.5Kg／cm2（耐圧
強度Fc＝240Kg）として、ｈ＝6.53cm程度の値で
よいことになる。又、両フランジ間に生じる剪断
力Ｑはエンボスを介してコンクリートに伝達さ
れ、第４図に示す如く上下フランジ間のトラス作
用が生じるため、ウエツブの剪断力負担は軽減さ
れる。第４図において矢印Ｑは剪断力、Ｃは圧縮
応力、Ｆは鉄骨とコンクリートの付着応力を示
す。
びウエツブとコンクリートの付着力が非常に高め
られているので、コンクリートを介して応力の伝
達が十分に出来るようになつている。フランジと
ウエツブの接点に生じる剪断力Ｑは、例えばフラ
ンジ300mm×25mm、ウエツブ６mm×800mmとすれ
ば、単位長さ（１cm）当り137.2Kg位の値（剪断
スパン比１と仮定）になるが、この力をエンボス
アングル（フランジ）がエンボスプレート（ウエ
ツブ）に重なる高さ（第２図に示すｈ）の区間で
コンクリートに伝えると考えると、必要なｈの高
さは、コンクリートの剪断強度10.5Kg／cm2（耐圧
強度Fc＝240Kg）として、ｈ＝6.53cm程度の値で
よいことになる。又、両フランジ間に生じる剪断
力Ｑはエンボスを介してコンクリートに伝達さ
れ、第４図に示す如く上下フランジ間のトラス作
用が生じるため、ウエツブの剪断力負担は軽減さ
れる。第４図において矢印Ｑは剪断力、Ｃは圧縮
応力、Ｆは鉄骨とコンクリートの付着応力を示
す。
第５図は本考案のSRC構造における柱梁接合
部の１例の断面を示すもので、図において４はエ
ンボスアングル（フランジ）、６はエンボスプレ
ート（ウエツブ）、９はスターラツプ（梁の半数
において図示省略）、１１は梁、１２は柱、１３
は柱主筋、１４はパネルプレート、１５はボルト
接合部を示す。尚、ボルト接合部にはエンボスを
無くした方が好ましい。
部の１例の断面を示すもので、図において４はエ
ンボスアングル（フランジ）、６はエンボスプレ
ート（ウエツブ）、９はスターラツプ（梁の半数
において図示省略）、１１は梁、１２は柱、１３
は柱主筋、１４はパネルプレート、１５はボルト
接合部を示す。尚、ボルト接合部にはエンボスを
無くした方が好ましい。
又、本考案において、エンボスアングルを鉄筋
のように取扱い、第６図の如き梁構造とすること
も可能である。第６図は梁の断面を示し、４はエ
ンボスアングル、９はスターラツプ、１０はコン
クリートである。
のように取扱い、第６図の如き梁構造とすること
も可能である。第６図は梁の断面を示し、４はエ
ンボスアングル、９はスターラツプ、１０はコン
クリートである。
尚、エンボスアングルにおいて、凹凸を付する
部分はウエツブと平行な面（ｈの高さの）だけで
もよく（所謂Ｈ型のフランジ面の凹凸は無くても
よい）、更にウエツブの凹凸もアングルに重なる
部分の面だけでもよい。
部分はウエツブと平行な面（ｈの高さの）だけで
もよく（所謂Ｈ型のフランジ面の凹凸は無くても
よい）、更にウエツブの凹凸もアングルに重なる
部分の面だけでもよい。
以上述べたように、本考案のSRC構造は、従
来のビルトアツプＨ型鋼を使用した場合と同等の
強度を有し、しかも溶接を全く用いないので、極
めて経済的な構造である。
来のビルトアツプＨ型鋼を使用した場合と同等の
強度を有し、しかも溶接を全く用いないので、極
めて経済的な構造である。
第１図は従来のビルトアツプＨ型鋼の断面図、
第２図は本考案に使用されるエンボスアングルの
図でａは断面図、ｂは側面図、ｃは平面図であ
る。第３図は本考案のSRC構造による梁の１例
の断面図、第４図は本考案による梁構造のトラス
作用を示す図、第５図は本考案の構造による梁と
柱の接合部の１例を示す断面図、第６図は本考案
の構造による梁の他の実施例の断面図である。 １：フランジ、２：ウエツブ、３：溶接部、
４：エンボスアングル、５：突起、６：エンボス
プレート、７：ボルト、８：スペーサー、９：ス
ターラツプ、１０：コンクリート、１１：梁、１
２：柱、１３：柱主筋、１４：パネルプレート、
１５：ボルト接合。
第２図は本考案に使用されるエンボスアングルの
図でａは断面図、ｂは側面図、ｃは平面図であ
る。第３図は本考案のSRC構造による梁の１例
の断面図、第４図は本考案による梁構造のトラス
作用を示す図、第５図は本考案の構造による梁と
柱の接合部の１例を示す断面図、第６図は本考案
の構造による梁の他の実施例の断面図である。 １：フランジ、２：ウエツブ、３：溶接部、
４：エンボスアングル、５：突起、６：エンボス
プレート、７：ボルト、８：スペーサー、９：ス
ターラツプ、１０：コンクリート、１１：梁、１
２：柱、１３：柱主筋、１４：パネルプレート、
１５：ボルト接合。
Claims (1)
- エンボスアングルをフランジ部に用いエンボス
プレートをウエツブ部に用いてその間に隙間をあ
けて組立て、その中につまつたコンクリートを介
してＩ形の部材としての機能をもたせるようにし
た鉄骨を使用したことを特徴とする鉄骨鉄筋コン
クリート構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60782U JPS58104225U (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | エンボスアングルを用いた鉄骨鉄筋コンクリ−ト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60782U JPS58104225U (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | エンボスアングルを用いた鉄骨鉄筋コンクリ−ト構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58104225U JPS58104225U (ja) | 1983-07-15 |
| JPS628271Y2 true JPS628271Y2 (ja) | 1987-02-26 |
Family
ID=30013673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60782U Granted JPS58104225U (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | エンボスアングルを用いた鉄骨鉄筋コンクリ−ト構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58104225U (ja) |
-
1982
- 1982-01-08 JP JP60782U patent/JPS58104225U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58104225U (ja) | 1983-07-15 |
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