JPS62821Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62821Y2 JPS62821Y2 JP6123978U JP6123978U JPS62821Y2 JP S62821 Y2 JPS62821 Y2 JP S62821Y2 JP 6123978 U JP6123978 U JP 6123978U JP 6123978 U JP6123978 U JP 6123978U JP S62821 Y2 JPS62821 Y2 JP S62821Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge machine
- radio waves
- enclosure
- radio wave
- conductive
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は放電加工機による加工時に発するラ
ジオ・テレビその他無線通信装置に雑音・難視な
どの悪影響を与える妨害電波を吸収し、外部に対
する悪影響を減少するシールドボツクスに関する
ものである。
ジオ・テレビその他無線通信装置に雑音・難視な
どの悪影響を与える妨害電波を吸収し、外部に対
する悪影響を減少するシールドボツクスに関する
ものである。
本来、放電加工機は電極と被加工物間に火花放
電を発生せしめ、それによる熱・圧力などの物理
的作用で加工を行なうものであるが、二次的にか
なり広い周波数帯域にわたる高周波電波が発生
し、これが放射または機械への配線などを経て空
中に伝播し、ラジオ・テレビその他無線通信装置
などへ雑音、難視、混信などとして悪影響を及ぼ
すという問題があつた。
電を発生せしめ、それによる熱・圧力などの物理
的作用で加工を行なうものであるが、二次的にか
なり広い周波数帯域にわたる高周波電波が発生
し、これが放射または機械への配線などを経て空
中に伝播し、ラジオ・テレビその他無線通信装置
などへ雑音、難視、混信などとして悪影響を及ぼ
すという問題があつた。
この対策として従来は、床面も含めて導電性材
料で構成される密閉構造導電性包囲体内に放電加
工装置を設置し、加工により発生する妨害電波を
外部に出さないようにシールドしていた。
料で構成される密閉構造導電性包囲体内に放電加
工装置を設置し、加工により発生する妨害電波を
外部に出さないようにシールドしていた。
この様な構造では、電波を導電性包囲体で反射
し、外部への電波の透過を減少させることにより
外部妨害電波強度を低く押えることができても、
構造上わずかの隙間があるとシールド効果はほと
んどなくなる。従つて導電性包囲体の構造はわず
かの隙間もなく上なけれはならず、工作上高度の
技術を要すると同時に、より効果を高めるために
導電性包囲体の電波透過率を少なくするべく、そ
の板厚の増大、または2重構造にする等、構造が
複雑化し、多大な設備を要するという欠点があつ
た。
し、外部への電波の透過を減少させることにより
外部妨害電波強度を低く押えることができても、
構造上わずかの隙間があるとシールド効果はほと
んどなくなる。従つて導電性包囲体の構造はわず
かの隙間もなく上なけれはならず、工作上高度の
技術を要すると同時に、より効果を高めるために
導電性包囲体の電波透過率を少なくするべく、そ
の板厚の増大、または2重構造にする等、構造が
複雑化し、多大な設備を要するという欠点があつ
た。
この考案はこれらの欠点に着目し簡便かつ安価
で効果の大きい妨害電波吸収用シールドボツクス
を提供するものである。
で効果の大きい妨害電波吸収用シールドボツクス
を提供するものである。
以下図示実施例について説明すると、1は妨害
電波の発生源である放電加工機、2はこの放電加
工機全体を包囲する導電性包囲体で、例えば銅板
にて構成されている。3はこの導電性包囲体の内
面に塗付された磁性体塗料膜である。
電波の発生源である放電加工機、2はこの放電加
工機全体を包囲する導電性包囲体で、例えば銅板
にて構成されている。3はこの導電性包囲体の内
面に塗付された磁性体塗料膜である。
この考案の上記実施例によれば、放電加工機1
より放射された妨害電波は導電性包囲体2内の磁
性体塗料膜3により吸収減衰される。またこの塗
料膜部に於て吸収減衰されわずかに透過した弱い
電波は包囲体2の導電性材により反射され外部へ
の妨害電波の漏洩はきわめて少なく高いシールド
効果を発揮する。そしてこの電波吸収用の磁性体
塗料は半液体のため、わずかの隙間も塞ぐ効果が
あり、この面からもシールド効果は極めて大とな
るものである。さらにこの磁性体塗料は電波吸収
の他に導電性材の防食としての効果もあり、シー
ルド内面塗料としては非常に有効である。
より放射された妨害電波は導電性包囲体2内の磁
性体塗料膜3により吸収減衰される。またこの塗
料膜部に於て吸収減衰されわずかに透過した弱い
電波は包囲体2の導電性材により反射され外部へ
の妨害電波の漏洩はきわめて少なく高いシールド
効果を発揮する。そしてこの電波吸収用の磁性体
塗料は半液体のため、わずかの隙間も塞ぐ効果が
あり、この面からもシールド効果は極めて大とな
るものである。さらにこの磁性体塗料は電波吸収
の他に導電性材の防食としての効果もあり、シー
ルド内面塗料としては非常に有効である。
なお第2図はこの考案の他の実施例で、第1図
と同一または相当部分には同一符号で示してお
り、4は電波吸収材例えばフエライトまたはカー
ボン粉末を混合したゴム板等よりなるもので、磁
性体塗料膜3に代えて導電性包囲体2の内面に貼
り付けられている。
と同一または相当部分には同一符号で示してお
り、4は電波吸収材例えばフエライトまたはカー
ボン粉末を混合したゴム板等よりなるもので、磁
性体塗料膜3に代えて導電性包囲体2の内面に貼
り付けられている。
このようにしても第1図の場合と同様に内部の
電波吸収材で妨害電波を吸収し、わずかに透過し
た電波を導電性材包囲体にて反射するため、外部
への妨害電波強度をより少さくでき、シールド効
果はきわめて大なるものである。
電波吸収材で妨害電波を吸収し、わずかに透過し
た電波を導電性材包囲体にて反射するため、外部
への妨害電波強度をより少さくでき、シールド効
果はきわめて大なるものである。
この考案は以上に述べたように、妨害電波を吸
収減衰させる材料を導電性包囲体の内面に塗付ま
たは貼り付けるため、電波吸収作用と反射作用に
より外部への漏洩はきわめて少なくなり、シール
ド効果を一層高めることができるものである。
収減衰させる材料を導電性包囲体の内面に塗付ま
たは貼り付けるため、電波吸収作用と反射作用に
より外部への漏洩はきわめて少なくなり、シール
ド効果を一層高めることができるものである。
第1図および第2図はこの考案の実施例をそれ
ぞれ示す概略図である。 図中1は放電加工機、2は導電性包囲体、3は
磁性体塗料膜、4はフエライトまたはカーボン粉
末混入のゴム板を示す。
ぞれ示す概略図である。 図中1は放電加工機、2は導電性包囲体、3は
磁性体塗料膜、4はフエライトまたはカーボン粉
末混入のゴム板を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 放電加工機全体を導電性材料よりなる包囲体
で包囲し、かつその包囲体の内面に妨害電波を
吸収減衰させる電波吸収材を設けてなる放電加
工機用シールドボツクス (2) 電波吸収材として磁性体塗料を用いる実用新
案登録請求の範囲第1項記載の放電加工機用シ
ールドボツクス。 (3) 電波吸収材としてフエライトまたはカーボン
粉末を混入したゴム板を用いる実用新案登録請
求の範囲第1項記載の放電加工機用シールドボ
ツクス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6123978U JPS62821Y2 (ja) | 1978-05-08 | 1978-05-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6123978U JPS62821Y2 (ja) | 1978-05-08 | 1978-05-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54163396U JPS54163396U (ja) | 1979-11-15 |
JPS62821Y2 true JPS62821Y2 (ja) | 1987-01-09 |
Family
ID=28962402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6123978U Expired JPS62821Y2 (ja) | 1978-05-08 | 1978-05-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62821Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-08 JP JP6123978U patent/JPS62821Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54163396U (ja) | 1979-11-15 |
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