JPS628168Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS628168Y2
JPS628168Y2 JP15539584U JP15539584U JPS628168Y2 JP S628168 Y2 JPS628168 Y2 JP S628168Y2 JP 15539584 U JP15539584 U JP 15539584U JP 15539584 U JP15539584 U JP 15539584U JP S628168 Y2 JPS628168 Y2 JP S628168Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blind
driver
passenger
windshield
visibility
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15539584U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6078616U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15539584U priority Critical patent/JPS6078616U/ja
Publication of JPS6078616U publication Critical patent/JPS6078616U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS628168Y2 publication Critical patent/JPS628168Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Blinds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、いわゆる左折時の直接視界を向上さ
せた自動車の改良に関するものである。
第1図は、この種の広視界を有する大型トラツ
クの運転室を構成するキヤブの一例を示すもの
で、1はキヤブ、2はフロントウインドガラス、
3はフロントロアウインドガラスであつて、フロ
ントウインドガラス2の運転席6と反対側即ち助
手席7側の下方に設けられている。
このフロントロアウインドガラス3は、フロン
トウインドガラス2の下方位置であつて、その左
端(第1図の右端)から、この例ではほゞ中央付
近にわたつて設けられている。
両ガラス2と3との境界は、外部からみて、ウ
エザストリツプ30により仕切られており、両ガ
ラスはほゞ連続したつながりを有し、視界を著し
く向上させている。ウエザストリツプ30は図示
しないフレームに取り付けられている。
キヤブ1内の前端に沿つて設けられているフエ
シア5の、フロントロアウインドガラス3側の部
分はカツトされ、フエシアレスエリア(フエシア
の無い領域)50が形成されている。これによ
り、同ガラス3からの視界が十分確保される。
4は進行方向左側のドアであつて、この例で
は、ほゞ全面にわたつてドアガラス40が嵌め込
まれた広視界ドアとなつている。また、この例で
は、助手席7は運転席6より後方に設けられてい
る。
以上のような、従来車両に比較して著しく視界
を広くした車両におけるフロントロアウインド3
は、色付き強化ガラスの採用等によつて車外から
見えにくくすることが試みられているが、それで
も、フロントロアウインドガラス3の面積が大き
いことや運転者の視界を保障する目的から色付き
の付色の度合に限度があるために、助手席7の乗
員に対して走る路面が前下方において真近に見え
るという不安感、衝突等の事故発生を想像した場
合の恐怖感等が与えられ、助手席7の乗員に対す
る安全で快適な居住性を得るには問題があつた。
一方、特公昭42−24208号公報には、高速時と
視界を任意に変化させうる車両の運転視界の調整
装置が開示されている。これは前面ガラス(どの
ような前面ガラスか全く不明)に隣設した遮蔽装
置を上下することにより、前面ガラスの下方視界
を変化させるようにしたもので、走行条件により
常に遮蔽装置を上下させなければならず、自動の
場合は装置が大掛りとなり、また手動の場合、操
作頻度が多くかえつて危険である。
また、実公昭44−14495号公報には、上方から
下方に至るに従い順次角度が大きくなるような複
数の遮光桟よりなる遮光装置が開示されている。
これは直射光線を確実に遮断し、かつ視界を妨げ
ないことを目的としたもので、運転視界の下方限
界線を上下動させる前記特公昭42−24208号公報
に示された装置には適応できない(上端が上下動
しないため)のみならず、助手席の乗員の快適居
住性を同時に考慮したものとはいえない。
更に、実開昭53−87525号公報には、窓ガラス
の両面に交互に不透明或は半透明着色の縦ストラ
イブを設けた車両の側面ガラスが開示されてい
る。
これは窓ガラスの板厚を通して斜角からの透視
を行わせるものであるから、車両の走行時におけ
る運転者からの視界を最大限に確保することがで
きないし、複数枚の縦ストライブを窓ガラスの両
面に交互に取付けなければならず、その装着作業
性が極めて悪くなるおそれがある。
本考案は以上の問題点を解決するためになされ
たもので、運転室のフロントウインドガラスの助
手席下方に設けられたフロントロアウインドガラ
スの室内側に、略垂直方向に配設されると共に、
運転者の視線に略沿いかつ助手席の乗員の視線を
遮ぎるように傾斜させた複数枚のリーフよりなる
ブラインドを設けたことを特徴とするもので、以
下その1実施例を図面によつて説明する。
第2図は、ブラインドの一例を示すもので、8
はブラインド本体、80は一対のフレーム、81
は、フレーム80間を結ぶように略垂直方向に配
列された複数枚のリーフであつて、これらは、合
成樹脂で一体に成形されていることが望ましい。
ただし、リーフ81を調整可能とする場合はこの
限りでない。リーフ81は互いに間隔をもつて設
けられ、その横手方向に運転者6の視線に略沿い
かつ助手席7の乗員の視線を遮ぎるようにある角
度で傾斜されている。フレーム80には適当な取
付孔が形成されている。
以上のようなブラインド8は、フロントロアウ
インドガラス3の室内側に取付けられる。第3図
〜第5図はその取付状態を示すもので、フレーム
80が、フロントロアウインドガラス3の回りの
キヤブ1のフレーム11にビス等により固定され
る。この取付状態において、ブラインド8の各リ
ーフ81は、第5図に示すように、ほゞ、運転者
のアイポイントE−1からの視線の方向に沿つた
角度を有するので、その方向の視界は妨げられな
い。
しかしながら助手席7の乗員のアイポイントE
−2からの視線は、上記リーフ81によりさえぎ
られて死角が形成され、同方向は見えないか、見
えにくいよう構成される。図の矢印のうち点線
は、死角の部分を示す。
アイポイントE−1,E−2は乗員により多少
相違しても、上記目的はほゞ達成できるものであ
るが、更に完全にするためには、前記ブラインド
の角度(リーフの傾き角度)を調整できるように
することもできる。
本考案によるブラインド付広視界自動車は、上
述のように構成されているので、運転者からの下
側方視界を最大限に確保しつゝ、助手席の乗員の
前下方において走る路面が真近に見えるという不
安感、衝突等の事故発生を想像することによる恐
怖感等が除去され、助手席の乗員に対する安全で
快適な居住性が得られる効果がある。
また、ブラインドの設置によつて、フロントロ
アウインドガラス3を必ずしも色付きのものにす
る必要がなくなり、より安価なドアガラスを採用
することができる。
更に、前記ブラインドは一対のフレームに複数
枚のリーフを組付けて一体のものとしたので、そ
の取扱いが容易で、フロントロアウインドガラス
への取付け、取外し作業がきわめて簡単となる利
点がある。
また、本考案ではブラインドのリーフを略垂直
方向に配列することによつて、水平方向に配設す
る場合と比較して、運転者の十分な広視界を確保
しながらも、助手席の乗員の前下方視線をより完
全に断遮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は広視界を有する大型トラツク用キヤブ
の斜視(透視)概略図、第2図は本考案によるブ
ラインドの1実施例を示す斜視図、第3図は本考
案の実施例におけるキヤブの斜視概略図、第4図
は本考案のブラインドの取付状態を示す断面図、
第5図は本考案の実施例におけるキヤブの概略断
面図である。 符号、1……キヤブ、2……フロントウインド
ガラス、3……フロントロアウインドガラス、5
……フエシア、6……運転席、7……助手席、8
……ブラインド、50……フエシアレスエリア、
81……リーフ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転室のフロントウインドガラスの助手席側下
    方に設けられたフロントロアウインドガラスの室
    内側に略垂直方向に配列されると共に、運転者の
    視線に略沿いかつ助手席の乗員の視線を遮ぎるよ
    うに傾斜させた複数枚のリーフよりなるブライン
    ドを設けたことを特徴とするブラインド付広視界
    自動車。
JP15539584U 1984-10-15 1984-10-15 ブラインド付広視界自動車 Granted JPS6078616U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15539584U JPS6078616U (ja) 1984-10-15 1984-10-15 ブラインド付広視界自動車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15539584U JPS6078616U (ja) 1984-10-15 1984-10-15 ブラインド付広視界自動車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6078616U JPS6078616U (ja) 1985-06-01
JPS628168Y2 true JPS628168Y2 (ja) 1987-02-25

Family

ID=30343218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15539584U Granted JPS6078616U (ja) 1984-10-15 1984-10-15 ブラインド付広視界自動車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6078616U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6078616U (ja) 1985-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5213389A (en) Vehicle sun visors
US5478131A (en) Car sun visor with adjustable panel
US4818011A (en) Anti-glare visor system
US4039221A (en) Safety wind deflector
JPS628168Y2 (ja)
KR19980012737U (ko) 자동차의 사각지대 겸용 백미러
US4962959A (en) Rear window sunvisor
US20200269761A1 (en) Mirror assembly
US7137716B2 (en) Vehicle auxiliary rear view mirror assembly and method
JPS6111832B2 (ja)
US3290088A (en) Vehicle construction
CN213676572U (zh) 一种提高安全性的b柱饰板
US1593187A (en) Sun and rain shield for vehicles
JP3127444U (ja) サイドバイザ
JPS5822812Y2 (ja) 広視界側方窓を備えた自動車
JPH08188088A (ja) バックミラー
KR0136433Y1 (ko) 접철식 외부 선 바이저
JPS5822869Y2 (ja) 低運転席式キヤブの構造
JP3049192U (ja) 固定式サイドミラー
JPS6221456Y2 (ja)
CA2135097A1 (en) Sun visor
JPH0118437Y2 (ja)
RU2029693C1 (ru) Система зеркал переднего вида
JPS5823718Y2 (ja) 車両用側方直下監視装置
JPH0536755Y2 (ja)