JPS6281643A - 静電荷像現像用負帯電性トナ− - Google Patents

静電荷像現像用負帯電性トナ−

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JPS6281643A
JPS6281643A JP60223326A JP22332685A JPS6281643A JP S6281643 A JPS6281643 A JP S6281643A JP 60223326 A JP60223326 A JP 60223326A JP 22332685 A JP22332685 A JP 22332685A JP S6281643 A JPS6281643 A JP S6281643A
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acrylate
methacrylate
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熊谷 雄五
Takayuki Saito
斉藤 高之
Toshiyuki Fujita
藤田 利之
Akihiro Kobayashi
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    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08702Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子写真、静電記録等の分野で使用される静電
荷像現像用負帯電性トナーに関する。
(従来の技術) 電子写真、静電記録の分野に使用される静電荷像現像用
トナーとしては、スチレン/アクリル共重合樹脂を結着
樹脂に用いたトナー(特公昭56−11143号公報)
等のビニル系樹脂を用いたトナー、ビスフェノールとエ
ピクロルヒドリンを反応させて得られるビスフェノール
型エポキシ樹脂を結着樹脂に用いたトナー(特開昭57
−96354号公報)、ビスフェノール骨格を有するグ
リコールと多塩基酸とを反応させて得られるポリエステ
ル樹脂を結着樹脂に用いたトナー(特公昭52−254
20号公報)等が知られているが、ビニル系樹脂は他の
樹脂に比べて分子量、ガラス転移点、溶融粘度等の樹脂
物性を広範囲に操作でき、トナーの設計上、極めて有利
であることからトナーの大半はこのビニル系樹脂を結着
樹脂に用いたトナーで占められている。
これらのトナーに好ましい負帯電性を持たせるには、結
着樹脂に負帯電性を付与する物質(以下負帯電性物質と
略す)2例えば、アゾ化合物の金属錯体やシリカ微粉末
等添加する方法がある(特開昭57−130049号、
特開昭57−136659号、特開昭58−18794
6号1%開昭58−203454号)。
(発明が解決しようとする問題点) 前述のようにトナーの製造に一般的に用いられているビ
ニル系の結着樹脂であるスチレン/アクリル共重合樹脂
からなるトナーは、軟質塩化ビニルへ重合体の付着が起
こり易く、印刷物を軟質塩化ビニル重合体のシー)K挾
んでおくと印字欠損の原因となっていた。
又 負帯電性付与物質を結着樹脂に混合して正帯電性ト
ナーを製造する場合2次のような問題がある。
+11  負帯電性付与物質は、結着樹脂との相溶性が
悪く、均一に分散しないため、トナー各粒子の電荷が正
〜負まで広範囲に分布し、定着画像にカプリが発生しや
すい。
(2)負帯電性付与物質が、結着樹脂とよく混合されて
いないため、キャリア表面又は感光体表面に該物質が付
着し、フィルSング現象、印字濃度変化、カブリ発生、
解像度低下の原因となる。
(3)負帯電性付与物質は一般に有色であるため。
カラトナーに適さ々い。
(問題点を解決するための手段及びその作用)本発明は
下記の構造式1乃至■のいずれかで表わされるビニルモ
ノマーを構成成分とする重合体を含有してなる静電荷像
現像用負帯電性トナーに関する。
(ただし、上記式中+ R1+ X!及びX2Fi各々
独立して水素又はメチル基、R2は炭素数1〜6のアル
キレン基。
亀、几a + Rs r Re + Ry + Rs 
+ R9及びRIGは各々独立して水素、炭素数1〜4
のアルキル基、ハロゲン又は― 0−8i R+iであり、ここでe Ru + Ru及
びR113■ R鳳3 は各々独立して水素又は炭素数1〜3のアルキル基であ
り、構造式■乃至■は各々、・・ロゲン又はl1 − O−S i−几+2 を少なくとも一つ有する)几
!3 本発明の重合体は、前記構造式I乃至Vで表わされるビ
ニルモノマーのうち、一種の重合体又は二種以上の共重
合体及びこれらのモノマーと他のビニルモノマーとの共
重合体がある。
好ましくは2本発明の重合体成分中に、前記構造式1乃
至■で表わされるビニルモノマーは、好ましくItil
OM量チ以上2特に好ましくは10〜90重量%、さら
に好ましくは20〜80重量%含有される。この量がな
すぎると軟質塩化ビニル重合体への耐付着性及び正it
性が不充分になる傾向がある。
ここで、他のビニルモノマーとしてはスチレン。
α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−1−ブ
チルスチレン、p−クロルスチレン等のスチレン誘導体
、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸プaビル。
メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ペンチル、メタクリ
ル酸ヘキシル、メタクリル酸ヘプチル、メタクリル酸デ
シル、メタクリル酸ウンデシル、メタクリル酸ドデシル
、メタクリル酸グリ7ジル、メタクリル酸メトキンエチ
ル、メタクリル酸プロポキシエチル、メタクリル酸ブト
キシエチル、メタクリル酸メトキシジエチレングリコー
ル、メタクリル酸エトキシジエチレングリコール、メタ
クリル酸メトキシエチレングリコール、メタクリル酸ブ
トキシトリエチレングリコール、メタクリル酸メトキシ
ジグロピレングリコール、メタクリル酸フェノキシエチ
ル、メタクリル酸フェノキシジエチレングリコール、メ
タクリル酸フェノキンテトラエチレングリコール、メタ
クリル酸ベンンル。
メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸テトラヒド
ロフルフリル、メタクリル酸ジシクロペンテニル、メタ
クリル酸シンクロペンテニルオキシエチル、メタクリル
酸N−ビニル−2−ピロリドン、メタクリロニトリル、
メタクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、
メタクリル酸エチルモルホリン、メタクリル酸2−ヒド
ロキ7エチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、メタ
クリル酸ヒドロキシブチル、メタクリル酸2−ヒドロキ
シ−3−フェニルオキシグロビル、ジアセトンアクリル
アミド、アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリ
ル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチ
ル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ノニル、アクリル
酸デシル。
アクリル酸ウンデシル、アクリル酸ドデシル、アクリル
酸グリンジル、アクリル酸メトキンエチル。
アクリル酸プロポキシエチル、アクリル酸ブトキシエチ
ル、アクリル酸メトキシジエチレングリコ−/l/、 
 7 りIJル酸エトキ7ジエチレングリコール。
アクリル酸メトキシエチレングリコール、アクリル酸ブ
トキントリエチレングリコール、アクリル酸メトキシジ
プロピレングリコール、アクリル酸フェノキシエチル、
アクリル酸フェノキシジエチレングリコール、アクリル
酸フェノキシテトラエチレングリコール、アクリル酸ベ
ンジル、アクリル醗シクロヘキシル、アクリル酸テトラ
ヒドロフルフリル、アクリル酸ジシクロペンテニル、ア
クリル酸ジシクロペンテニルオキシエチル、アクリルf
fN−ビニル−2−ピロリドン、アクリル噛ヒドロキシ
エチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル。
アクリル酸ヒドロキノブチル、アクリル酸2−ヒドロキ
シ−3−フェニルオキシプロピル、アクリル酸グリシジ
ル、アクリロニトリル、アクリルアミド、N−メチロー
ルアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、アクリ
ル酸エチルモルホリン。
ビニルピリジン等の1分子中に1個のビニル基を有する
ビニルモノマーや、ジビニルベンゼン、グリコールとメ
タクリル酸あるいはアクリル酸との反応生成物2例えば
エチレングリコールジメタクリレート、1.3−ブチレ
ングリコールジメタクリレート、1.4−ブタンジオー
ルジメタクリレート。
1.5−ベンタンジオールジメタクリレート、1.6−
ヘキサンシオールジメタクリレート、ネオペンチルグリ
コールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタ
クリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート
、ポリエチレングリコールジメタクリレート、トリエチ
レングリコールジメタクリレート、ヒドロキシピバリン
酸ネオペンチルグリコールエステルジメタクリレート、
トリメチロールエタントリツタクリV−トウトリメチロ
ールプロパントリメタクリレート、ペンタエリトリット
トリメタクリレート、ペンタエリトリットテトラメタク
リレート、トリスメタクリロキシエチルホスフェート、
ビス(メタクリロイルオキシエチル)ヒドロキシエチル
イソシアヌレート。
トリス(メタクリロイルオキシエチル)インシアヌレー
ト、エチレングリコールジアクリレート。
1.3−ブチレングリコールジアクリレート、1.4−
ブタンジオールジアクリレート、1.5−ベンタンジオ
ールジアクリレート、1.6−ヘキサンジオールジアク
リレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジアクリレ−1,トリエチレングリ
コールジメクリレート。
ポリエチレングリコールジアクリレート、トリプロピレ
ンジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチル
グリコールジアクリレート、トリメチロールエタントリ
アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ペンタエリトリットトリアクリレート、ペンタエリ
トリットテトラアクリレート、トリスアクリロキシエチ
ルホスフェート、ビス(メタクリロイルオキシエチル)
ヒドロキシエチルイソシアスレート、トリス(メタクリ
ロイルオキシエチル)インシアヌレート、メタクリル酸
グリシジルとメタクリル酸あるいはアクリル酸のハーフ
ェステル化物、ビスフェノール型エポキシ樹脂とメタク
リル酸あるいはアクリル酸のハーフェステル化物、アク
リル酸グリシジルとメタクリル酸あるいはアクリル酸の
ハーフェステル化物等の1分子中に2個以上のビニル基
を有するビニルモノマーを挙げることができる。
これらのビニルモノマーのうち特に好ましいのは、1分
子中に1個のビニル基を有するビニルモノマーでは、ス
チレン、スチレン誘導体、メタクリル酸エステル、アク
リル酸エステル等があり。
特にアルキル基に1〜5個の炭素原子を有するメタクリ
ル酸あるいはアクリル酸のアルキルエステルが好ましい
。1分子中に2個以上のビニル基を有するビニルモノマ
ーでは、ジビニルベンゼン。
炭素原子a2〜6個のメチレングリコールのジメタクリ
レート及びジアクリレート等が好ましく。
これらは全ビニルモノマー中、O〜20XDk%使用さ
れる。これら1分子中に1個のビニル基を有するビニル
モノマー及び1分子中に2個のビニル基を有するビニル
モノマーは単独で又は2種以上組み合わせて使用するこ
とができる。
上記ビニルモノマーは、溶液重合、塊状重合。
乳化重合、懸濁重合等任意の方法で重合させることがで
きる。
ビニルモノマーの重合に際し、使用される重合開始剤と
しては、過酸化アセチル、過酸化デカメイル、過酸化ラ
ウロイル、過酸化ベンゾイル、過酸化p−クロロベンゾ
イル、過酸化2.4−ジクロロベンゾイル、過ジ炭酸ジ
イソプロピル、過ジ炭酸ジー2−エチルーヘキシル、ア
セチルシクロヘキサンスルホニルペルオキシド、1,1
−ビス(t−ブチルパーオキシ) 、15− トリメチ
ルシクロヘキサン、過酢酸、 tert−ブチル、過イ
ソ酪酸tert−ブチル、アゾビスインブチロニトリル
、42′−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル
過2−エチルヘキサン酸tert−ブナル、過安息香酸
tert−ブチル等公知の重合開始剤が挙げられる。
これらはビニルモノマーのa量に対して0.1〜15重
f%便用されるのが好ましい。また、とニルモノマーに
溶解して使用するのが好ましい。
前記重合体は、ガラス転移点が好ましくは40〜120
℃、特に好ましくは50〜100°Cのものである。ガ
ラス転移点が低すぎるとトナーの貯蔵中又は現像機中で
ケーキングを起こしやすくなり、また、現像機中での摩
擦、衝突によりトナーが微粉化されやすくなる。一方、
ガラス転移点が高すぎると粉砕しがたくなり、トナー製
造時の粉砕が困難になり、また、転写物への定着強度が
低下しやすくなる。
本発明において、前記重合体を結着樹脂とじて使用する
ものであるが、他の重合体を併せて使用してもよい。他
の重合体としては、前記した他のビニルモノマーの重合
体又は共重合体、KR−216゜KR−220,KR−
152,KR−271,KR−255(以上信越化学工
業■製)、5R−2400,5R−2406,81(−
840(以上東しシリコーン■製)るいはC−200A
、C−250A(以上三菱化成工業(作表)、ニーピロ
ン−1000(三菱瓦斯化学■製)などのポリエステル
カーボ不−ト、あるいはりグノールI%−70,R−1
20,R−140,P−2(以上リグナイト■製)など
のキシレン樹脂あるいはエピコート604,1004,
1007,1009゜1010、YL−903,906
(以上シェル社#)。
エポミツク几304.几307.R309(以上三井石
油化学工業■製)などのエポキシ樹脂あるいはニラボー
ルBR1220,1032,1441,lR2200、
NBR2057S、2007J(以上日本ゼオン■製)
などのジエン系樹脂あるい1JIJTR2005゜20
09.2010 (以上花王石けん■製)などのポリエ
ステル樹脂あるいはフェノール樹脂あるいけクマロン樹
脂あるいはアミド樹脂あるいはアミドイミド樹脂あるい
はブチラール樹脂おるいはアミン樹脂おるいはウレタン
樹脂等があり、これら他の重合体はトナー中に0〜30
1ii%の範囲テ使用される。
本発明のトナーには着色剤及び/又は磁性粉が含有させ
られる。
着色剤としては、カーボンブラック、アセチレンブラッ
ク、ハンザイエローG、カドミウムイエロー、モリフ゛
デンオレンジ、パーマネントオレンジ、ベンガラ、ロー
ダミンレーキB、7アーストバイオレツトB、メチルバ
イオレットレーキ、紺青、7タロシアニンブルー、クロ
ムグリーン、ピグメントグリーンB、酸化亜鉛、酸化チ
タン、ニゲミシン染L メチレンブルー、ローズベンカ
ル。
キノリンイエロー、ウルトラマリンブルー、クロムイエ
ロー、アニリンブルー、カルコオイルフ゛ルー、c7−
ダミン6Gレーキ、ウオッチングレッドバリウム、ウオ
ッチングレッドストロンチウム。
マラカイトグリーンオクサレート、デュポンオイルレッ
ド及びこれらの混合物等、従来公知の顔料又は染料があ
り、これらはトナー中に1〜60重を−の範囲で適宜選
択して使用されるのが好ましい。
本発明のトナーを1成分形のトナーとして使用する場合
磁性粉が加えられる。
磁性粉としては、鉄、マンガン、ニッケル、コバルト等
の金属粉末、アルミニウム、コバルト。
鋼鉄、鉛、マグネシウム、ニッケル、錫、亜鉛。
アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミウム。
カルシウム、マンガン、セレン、チタン、タングステン
、バナジウムのような金属の合金及びその混合物、酸化
アルミニウム、酸化鉄、酸化銅、酸化ニッケル、酸化亜
鉛、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化クロムのよう
な金属酸化物を含む金属化合物、又は熱処理を施すと強
磁性を示す合金。
flJ、tJl’マンガン−銅−アルミニウム、マンガ
ン−鋼−錫等のホイスラー合金等を使用することができ
、トナー中に30〜70f′#%の景で含有させること
ができる。磁性粉の粒径は10μm以下が好ましく1%
に1μm以下が好着しい。−成分系トナーの場合一般に
は着色剤を添加しないが上記着色剤をトナー中10重i
%以下で添加してもよい。
本発明に係る静電荷像現像用トナーには、必要に応じて
、他の添加剤を含有させることができる。
その他の添加剤としては、流動性向上剤、クリーニング
向上剤又はオフセット防止剤を添加することもできる。
流動性向上剤は、トナーに高い流動性を付与し。
トナーの連続供給を容易にして良好な画質の可視画像を
形成する役目をなす。流動性向上剤としては、疎水性化
したシリカ粉末が最適である。このような疎水性シリカ
粉末は1表面珪素原子がシラノール基になっている二酸
化珪素の微粉末を1例えばオクチルトリクロルシラン、
デシルトリクロルシラン、ノニルトリクロルシラン、4
−インプロピルフェニルトリクロルシラン、4−ter
t−ブチルフェニルトリクロルシラン、ジメチルジクロ
ルシラン、ジペンチルジクロルシラン、ジヘキシルジク
ロルシラン、ジオクチルジクロルシラン。
ジノニルジクロルシラン、ジデシルジクミルシラン、ジ
ドデシルジクロルシラン、4−1crt−ブチルフェニ
ルオクチルジクロルシラン、ジオクチルジクロルシラン
、ジデセニルジクロルシラン、ジノネニルシクロルシラ
ン、ジー2−エチルへ牛シルジクロルシラン、ジーλ3
−ジメチルペンチルシクロルシラン、トリメチルクロル
シラン、トリヘキシルクロルシラン、トリオクチルクロ
ルシラン、トリデシルクロルシラン、ジオクチルクロル
シラン、オクチルジメチルクロルシラン、4−イソプロ
ピルフェニルジエチルクロルシラン等の化合物と反応さ
せることによシ、二酸化珪素粒子の表面珪素原子に酸素
原子を介して疎水性基を結合させたものである。
これらの疎水性シリカ粉末は、その平均粒径が1mμ〜
100μmの範囲内にあるのが好ましく。
特VC2mμ〜50μmにあるのが好ましい。’1mμ
未満であると、粉末が飛散しやすく、取シ扱いが困難で
あり、100μmを越えると、感光体に損傷を与えやす
い。
このような疎水性シリカ粉末は、アエロジルR972、
シリカD−17,R812,RA200H。
n、x−c (以上1日本アエロジル■製)並びにタラ
ノックス500 (Tulco社製)等の商品名で市販
されている。
前記のような疎水性シリカ粉末を他のトナー材料と一緒
に配合してトナーを製造してもよいが。
特に疎水性シリカ粉末を除くトナー材料で一部トナーを
製造し、その後に疎水性シリカ粉末を添加するのが好ま
しい。
疎水性シリカ粉末を添加する場合疎水性シリカ粉末は、
疎水性シリカ粉末を含まないトナー粉末に対して0.0
1〜15重量%の量で加えるのが好ましい。特に、0.
1〜10重量%の添加量が好ましい。この添加量が0.
01重量%未満であると。
流動性向上の効果が現れず、15′xilチを越えて添
加しても、それだけ効果が増すものではない。
クリーニング性向上剤は、トナー成分の一部が感光体あ
るいはキャリア表面に付着する。いわゆるフィルミング
現象を防止し、長期間の連続使用においても常にカブリ
のない鮮明な可視画像を形成する役目をなす。
りIJ +H=ング性向上剤としては、飽和又は不飽和
脂肪酸の金属塩1例えば、マレイン酸、ステアリン酸、
オレイン酸、パルミチン酸、カプロン酸。
す/−に酸、IJシノール酸又は・リシルレイン酸ト亜
鉛、マグネシウム、カルシウム、カドミウム。
鉛、鉄、ニッケル、コバルト、銅又はアルミニウムとの
塩が挙げられ、%にステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カ
ルシウム又はステアリン酸マグネシウムが好ましい。
クリーニング性向上剤を使用する場合クリーニング性向
上剤は、前記の疎水性シリカ粉末と同様にして添加する
のが、特に好ましい。脂肪酸金属塩は、脂肪酸金属塩及
び疎水性シリカ粉末を含まないトナー粉末に対して0.
01〜25重量%、4IK0.1〜10重t%加えるの
が好ましい。0.01重量%未満では、クリーニング性
向上の効果が現れない。しかし、25重量%を越えて添
加しても。
効果が増すものではない。
トナー像の像支持体への定着は、一般に加熱定着方式に
よるのが有利でtjシ、この加熱定着方式にはオーブン
定着等の非接触加熱定着方式と、熱ロール定着等の接触
加熱方式とがあるが、接触加熱定着方式は熱効率が高く
9機器を小形化でき。
消at力が少なくてすむ等の利点がるる。しかしながら
、接触加熱定着方式においては、トナー像を担持した像
支持体が熱ロール通過時にトナー像の一部が熱ロールに
転移し、熱a−ルが1回転した後に、転移したトナー像
が像支持体に再転移して汚染するという重大な問題があ
る。オフセット防止剤は、熱ロール定着方式においても
オフセットを起こさず、良質の画像を形成させる役目を
なす。
オフセット防止剤としては、エチレン、プロピレン、ブ
テン、ペンテン、ヘキセン、ヘプテン。
オクテン、ノネン、デセン、3−メチル−1−ブテン、
3−メチル−2−ペンテン、3−7’口ピル−5−メチ
ル−2−ヘキセン等のオレフィンモノマーの重合体ある
いは前記のようなオレフィンモノマーとアクリル酸、メ
タクリル酸、酢酸ビニル等との共重合体、ステアリン酸
ブチル、ステアリン酸プロピル等の脂肪酸の低級アルコ
ールエステル、カスタ・ワックスA(花王石けん■製)
、ダイヤモンドワックス(新日本理化@製)等の脂肪酸
の多価アルコールエステル、パームアセチ(日本油脂■
製)、ヘキストワノクスE、ヘキストワ’#ス−OP 
(ヘキストアクチェンゲゼルシャフト裂)、カルナウバ
ワックス等の脂肪酸の高級アルコールエステル、ビスア
マイトフラストフO−(日東化学工業■製)、アマイド
6L、78及び6H(用研ファインケミカル■製)、ヘ
キストワックスC(ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフ
ト!:A)等のアルキレンビス脂肪酸アミド化合物、ス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸マグネシウム、ステアリン酸バリウム。
ステアリン酸銅、ステアリン酸アルミニウム、オレイン
酸亜鉛、オレイン酸マグネシウム、カプリル酸亜鉛、カ
プリル酸マグネシウム、リノール酸亜鉛、リノール酸カ
ルシウム等の脂肪酸金属塩。
ニツボールNB几、2057S、2007J、BR12
20等の重量平均分子量が5万以上のジエン系樹脂、ヒ
ドロキシル基含有ビニル系樹脂、カルボキシル基含有ビ
ニル系樹脂等がある。
オフセット防止剤を添加する場合オフセット防止剤は他
のトナー材料と一緒に配合してトナーを製造するのが特
に好ましい。オフセット防止剤は。
トナー中に0.1〜50重量%、特に1〜30重量%の
量で加えるのが好ましい。0.1重!−1未満では、オ
フセット防止の効果が現れず、50重量%を越えて添加
しても、効果が増加しない。
本発明においては、前記のような流動性向上剤。
クリーニング性向上剤及びオフセット防止剤を単独で添
加してもよく、また併用してもよい。
前記の材料を2例えば次の方法で混合し、静電荷像現像
用トナーを製造することができる。
秤量した材料をWコーン、■ブレンダー、ヘン・ンエル
ミキサー等で予備混合した後、加圧ニーグー、バンバリ
ーミキサ−2熱ロール、エクストルーダー等を用いて樹
脂が溶融する温度下で混練する。冷却後、  フェザ−
ミル、ピンミル、パルベライザー、ハンマーミル等で粗
粉砕する。次いでアキュカット、アルピネ分級機等で篩
分して、好ましくは5〜30μmの粒径に調整する。
本発明になるトナーは1種々の公知現像法に適用するこ
とができる。
また1本発明になるトナーは2種々の定着法。
例えば所謂オイルレス及びオイル塗布ヒートロール法、
フラッシュ法、オープン法及び圧力定着法等に用いるこ
とができる。
更に9本発明になるトナーは2種々のりIJ  =フグ
法1例えば所謂ファーブラシ法及びブレード法等圧用い
ることができる。
(実施例) 以下本発明の実施例により説明する。
実施例14及び比較例1赴へ (1)共重合体の合成 反応容器に水200重量部、S濁剤〔ポリビニルアルコ
ール、デンカホハールW−24,電気化学工業相商品名
〕0.37ff部を仕込み均一に溶解し90℃に昇温し
、攪拌しているところへ表1に示ス組成のビニルモノマ
ーに該ビニルモノマーに対して2重量%の過酸化ベンゾ
イルを溶解した溶液を2時間かけて滴下し、S濁重合を
行い、その後攪拌を続けながら90℃で10時間保持し
た。
冷却、濾過した後、十分乾燥して共重合体を得た。
この共重合体のガラス転移点を表1に示す。
(2)トナーの製造 表2に示す材料を一括してヘンシェルミキサーで予備混
合後、−軸二−ダーを用い90℃で溶融混練した。次い
で冷却した混線物をビンミル及びジェットミルで微粉砕
し、振動篩を用いて分級して平均粒径10〜15μmの
トナーを得た。
(3)現像剤の製造及び試験 トナー3重量部と見掛密度3.5〜4.5 g/cm’
 e44〜177μmの粒径の含有量が90重量−以上
である酸化鉄粉9711c−i部とを混合して現偉剤を
得た。
周速約20cm/秒で回転するOPC(Organic
Photoconductoら有機光導電体)ドラムを
コロナ電圧+6KVで一様に正帯電後e He−Neレ
ーザーで情報を書き込み、前記現像剤を用いて磁気ブラ
シ方式によシ反転現像した。次いで加圧ロール定着機で
定着した。得られた定着画像の印字部分及びカブリ部分
について、マイクロフォトメーターMPM型(ユニオン
化学■製ンを用いて光学反射濃度を測定した結果を表3
に示す。
20万枚印刷後の印字品質は印字濃度の変化。
カブリの増大等により判定した。
軟質塩化ビニルによる印字欠損は、印刷物をジオクチル
7タレートが30重tチ含有される軟質塩化ビニル重合
体のシートに挾み温度40℃、荷重100gf/cm’
、試験時間300時間という条件下で行った。
トナーの耐ケーキング性は温度50℃、湿度601 R
H試験時間18時間という条件下で行う念。
表3から明らかなように、実施例1〜6になるトナーを
用いた現像剤で印刷した場合、良好な定着強度(印字濃
度とカブリ濃度から判定)を示す印字が得られ、20万
枚印刷した場合でも印字品質の低下は認められなかった
。又、軟JJ!塩化ビニル重合体による印字欠損も起き
ず、耐ケーキング特性も良好でめった。比較例】になる
トナーでは全面にカブリが発生し評価出来ず、比較例2
≠−になるトナーでは印刷を続けるにしたがい印字品質
が低下し耐ケーキング性も悪かった。又、軟質塩化ビニ
ル重合体による印字欠損が生じた。
以下4:#′1 0 表中の数値(Tgを除く)は重量部を示す。
Q ガラス転移温度の測定条件 サーモメカニカル・アナリシス法 ペレネーションモード 荷重70gf/am”  昇温速度10℃/分ビニルモ
ノマーA l ビニルモノマーB Hs ビニルモノマーC C)(3 ビニルモノマーD ビニルモノマーE ビニルモノマーF ビニルモノマーG ビニルモノマーH ビニルモノマー1 以T余白 (発明の効果) 本発明になる静電荷像現像用負帯電性トナーは従来問題
となっていた帯電制御剤を用いずに荷電制御を行うこと
の出来るトナーであシ、帯電制御剤を使用しないことに
よりカプリやフレーミングの発生、印字濃度変化を無く
すことが出来る。又本発明になるトナーは軟質塩化ビニ
ル重合体に付着しない。
代理人 弁理士 若 林 邦 彦 手続補正書(自発) 明相 61年 5119日 特許庁長官殿           回1、事件の表示 昭f060年特許願第223326号 2、発明の名称 静電荷像現像用負帯電性トナー 3補正をする者 事C生との関係      特許出願人名 称 (a5
1 B立化成工業株式会社4、代 理 人 +63 居  所      東京都新宿区西新宿二丁目1番1
号           3字訂正とあるのを[荷重7
0gfJと訂正します。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の構造式 I 乃至Vのいずれかで表わされるビ
    ニルモノマーを構成成分とする重合体を結着樹脂として
    含有してなる静電荷像現像用負帯電性トナー。 I ▲数式、化学式、表等があります▼ II▲数式、化学式、表等があります▼ III▲数式、化学式、表等があります▼ IV▲数式、化学式、表等があります▼ V▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、上記式中、R_1、X_1及びX_2は各々
    独立して水素又はメチル基、R_2は炭素数1〜6のア
    ルキレン基、R_3、R_4、R_5、R_6、R_7
    、R_8、R_9及びR_1_0は各々独立して水素、
    炭素数1〜4のアルキル基、ハロゲン又は▲数式、化学
    式、表等があります▼であり、ここで、R_1_1、R
    _1_2及びR_1_3は各々独立して水素又は炭素数
    1〜3のアルキル基であり、構造式 I 乃至Vは各々、
    ハロゲン又は▲数式、化学式、表等があります▼を少な
    くとも一つ有する)
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