JPS6281380A - クロモグリク酸誘導体、その製造法および抗アレルギ−剤 - Google Patents

クロモグリク酸誘導体、その製造法および抗アレルギ−剤

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JPS6281380A
JPS6281380A JP22245285A JP22245285A JPS6281380A JP S6281380 A JPS6281380 A JP S6281380A JP 22245285 A JP22245285 A JP 22245285A JP 22245285 A JP22245285 A JP 22245285A JP S6281380 A JPS6281380 A JP S6281380A
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JP
Japan
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lower alkyl
group
formula
alkyl group
acid
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Pending
Application number
JP22245285A
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English (en)
Inventor
Satoshi Tamaki
田巻 聰
Masaru Kitagawa
優 北川
Koichi Tsuda
津田 浩一
Susumu Nishizawa
西沢 進
Senji Kakeya
掛谷 宣治
Kazuhiko Kitao
北尾 和彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoto Pharmaceutical Industries Ltd
Original Assignee
Kyoto Pharmaceutical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なりロモグリク酸誘導体、その製造法なら
びにそれを有効成分とする抗アレルギー剤に関する。
〔従来の技術〕
従来、一般式(■): Q)1 で表わされる化合物〔以下、クロモグリク酸(n)とも
いう〕は抗アレルギー作用を有し、−Sにそのナトリウ
ム塩の形で抗アレルギー剤として汎用されてきた。
(発明が解決しようとする問題点〕 クロモグリクII ([1)は、消化管からは吸収され
ないので、通常は専用の噴霧機を用いて雨露腔内あるい
は口腔内へ噴霧吸入投与されてきた。
ところが、この投与法は、噴霧機の操作の点から吸入が
(特に小児、老人において)困難であった。
従って、経口投与によっても吸収されるクロモグリク酸
系の化合物の開発が切望されている。
従って、本発明の第1の目的は経口投与可能で、かつ高
い抗アレルギー活性を有するクロモグリク酸系の化合物
を提供することである。
本発明の第2の目的は上記化合物の製造法を提供するこ
とである。
本発明の第3の目的は、当該化合物による抗アレルギー
剤を提供することである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明者らは、経口投与可能な新規のクロモグリク酸系
化合物を得るべく種々研究を重ねてきた結果、後記クロ
モグリク酸誘導体(1)が消化管からの吸収性にすぐれ
、かつ吸収後、速やかに生体内酵素によって各エステル
部分が加水分解されてクロモグリク71(II)(以下
、非エステル体ともいう)に変換されること、即ち、ク
ロモグリク酸誘導体(りを経口投与することによって、
優れた抗アレルギー活性を有する非エステル体の高い血
中4度が得られ、その抗アレルギー活性が長時間持続す
ることを見出すとともに、クロモグリク酸誘導体(1)
の製法を確立することにようて本発明を完成するに至っ
た。
即ち、本発明は一般式(I): (式中、R1およびR2はそれぞれ水素原子または低級
アルキル基を、R3は低級アルキル基を、R4及びR5
はそれぞれ低級アルキルオキシ置換又は無置換の低級ア
ルキル基、1〜アルカノイルオキシアルキル基、1−ア
ルコキシカルボニルオキシアルキル基、フタリジル基又
は5−メチル−1,3−ジオキソ−ルー2−オン−4−
イルメチル基を、nはO〜4の整数を示す) で表わされる化合物〔即ち、クロモグリク酸誘導体(I
)〕に関する。
また、本発明は後記一般式(I[[)で表わされる化合
物と、後記一般式(IV)で表わされる化合物とを反応
させることによるクロモグリク酸誘導体(1)の製造方
法に関する。
さらに本発明は、クロモグリク酸誘導体(1)を有効成
分とする抗アレルギー剤に関する。
一般式(1)におけるRt、、Rt及びR3に関して、
低級アルキルは、直鎖状又は分枝状アルキル基であり、
たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、jso−ブチル、1−ブチル、n−ペンチル
、n−ヘキシルなどの炭素数1〜4のものが好ましい。
nは0〜4の整数であり、好ましくは0〜2である。
R4及びRSで示される1−アルカノイルオキシアルキ
ル基におけるアルカノイル部分の炭素数は1−10、好
ましくは1〜7であり、アルキル部分の炭素数は1〜4
、好ましくは1〜2である。
かかる基としては、たとえば7セトキシメチル、プロピ
オニルオキシメチル、n−ブチリルオキシメチル、1s
o−ブチリルオキシメチル、ピバロイルオキシメチル、
n−バレリルオキシエチル、2−メチルブチリルオキシ
メチル、iso −バレリルオキシメチル、n−ヘキサ
ノイルオキシエチル、3−メチルバレリルオキシメチル イルオキシメチル、2−メチルヘキサノイルオキシメチ
ル、2.2−ジメチルブチリルオキシメチル、ジエチル
アセトキシメチル、ジプロピルアセトキシメチル、2.
2−ジメチルバレリルオキシメチル、ネオヘプタノイル
オキシメチル、シクロヘキサノイルオキシメチル、シク
ロへキシルアセトキシメチル、1−アセトキシエチル、
1−n−プロピオニルオキシエチル、l−n−ブチリル
オキシエチル、l−iso−ブチリルオキシエチル、l
  n−バレリルオキシエチル、1−ピバロイルオキシ
エチル、1−iso−バレリルオキシエチル、1−n−
ヘキサノイルオキシエチル、1−シクロヘキサノイルオ
キシエチルなどがあげられる。
R4及びR5で示されるアルコキシカルボニルオキシア
ルキル基におけるアルコキシ部分の炭素数は1〜10、
好ましくは1〜7で、アルキル部分の炭素数は1〜3、
好ましくは2である。かかる基としては、たとえばl−
メトキシカルボニルオキシエチル、l−エトキシカルボ
ニルオキシエチル、I  n−プロポキシカルボニルオ
キシ呈チル、1  iso 〜プロポキシカルボニルオ
キシエチル、l−n−ブトキシカルボニルオキシエチル
、1  tert−ブトキシカルボニルオキシエチル、
lーペンチルオキシ力ルポニルオオキエチル、■−へキ
シルオキシカルボニルオキシエチルなどかあげられる。
好ましいR4及びR5としては、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、エトキシエチル、エトキシメチル
、ピバロイルオキシメチル、アセトキシメチル、l−ア
セトキシエチル、l−n−プロピオニルオキシエチル、
l−エトキシカルボニルオキシエチル、5−メチル−1
.3−ジオキソ−ルー2−オン−4−イルメチルがあげ
られる。
本発明のクロモグリク酸誘導体(+)は、たとえば、次
の様にして製造される。
一般式(■): H (式中、R4及びR5は前記と同意義)で表わされる化
合物(Ill)と一般式(TV)または(■):H2C
−C−0 H2C−C=O(V) (式中、R1、RZ、R3およびnは前記と同意義)で
表わされる化合物(IV)または(V)とを反応させる
方法である。
化合物(IV)は遊離カルボン酸のまま、あるいはその
反応性gHH体として本反応に供せられる。
すなわち、遊離酸あるいは、ナトリウム、カリウム、カ
ルシウム、トリエチルアミン、ピリジン等の塩として、
あるいはその酸ハライド(酸クロライド、酸ブロマイド
など)、酸無水物、混合酸無水物〔置換リン酸(ジアル
キルリン酸など)、アルキル炭酸(モノエチル炭酸など
)など〕、活性アミド(イミダゾール等とのアミド)、
エステル(ンアノメチルエステル、4−ニトロフェニル
エステルなど)等の反応性誘導体としてアソル化反応に
供せられる。
化合物(IV)を遊離酸の態様で使用する場合、適当な
縮合剤を用いることが好ましく、縮合剤としては、たと
えばN、N”−ジシクロへキシルカルボジイミドのよう
なN 、 N ’−置換力ルポジイミド類、N、N’−
カルボニルジイミダゾール、N、N’−チオニルジイミ
ダゾールのようなアゾライド化合物などの脱水剤などが
用いられる。これらの縮合剤を用いた場合、反応はカル
ボン酸の反応性誘導体を経て進行すると考えられる。本
反応において触媒として4−ジメチルアミノピリジンな
どの塩基を用いることが好ましい。
化合物(V)を用いる場合は、触媒として4−ジメチル
アミノピリジンなどの塩基を用いることが好ましい。
本反応は、通常不活性溶媒中で行われる。溶媒としては
、具体的には、水、アセトン、ジオキサン、アセトニト
リル、クロロホルム、ベンゼン、塩化メチレン、塩化エ
チレン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、N、N−ジ
メチルホルムアミド、ピリジンなどの有機溶媒、および
これらの混合物があげられる。
化合物([[I)は、既知化合物であるクロモグリク酸
(II)から次のようにして製造される。
即ら、クロモグリク酸塩(リチウム、ナトリウム、カリ
ウム、セシウム等のアルカリ金属塩又はアルカリ土類金
属塩、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジン
等のを機アミン類の塩)と一般式; %式%() (式中、RはR4又はR5と同意義、Xはカルボキシル
基と反応性の基を示す) で表わされる化合物(Vl)とをN、 N−ジメチルホ
ルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、ツメチル
スルホキッド、ヘキサメチルホスホルアミド等の極性溶
媒中で室温〜lOO°Cにて反応せしめる。
クロモグリク酸塩の代わりに、クロモグリク酸を炭酸の
アルカリ金属塩(例えば炭酸水素ナトリウム、炭酸カリ
ウム)、アルカリ土類金属塩(例えば炭酸セシウム)ま
たは低級アルキル酸(例えば酢酸)のアルカリ金属塩又
はアルカリ土類金属塩の共存下に反応させてもよい。
又、この反応は触媒量の四級アンモニウム塩化物(たと
えばベンジルトリブチルアンモニウムクロリドのような
相間移動触媒)の存在下クロロホルム、塩化メチレン等
の有機溶媒と水の二層系で行うことができる。
−C式(VT)におけるXに関するカルボキシル基と反
応性の基としては、C1,Br、1等のハロゲン原子、
メチルまたはトリルスルホネート等が挙げられる。
かくして製造されるクロモグリク酸誘導体N)を自体公
知の手段に従って医薬用■1(形削で希釈することによ
り経口投与用抗アレルギー治療剤を製造することができ
る。希釈は混合等自体公知の手段に従って行われる。賦
形剤として具体的には、たとえばデンプン、乳糖、砂糖
、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム等が挙げられる。
当該経口投与用抗アレルギー治療剤には所望によりさら
に他の添加剤を配合してもよく、例えば結合剤(例、デ
ンプン、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキノプロピルセルロース、結晶セルロースなど)
、滑沢剤(例、ステアリン酸マグネシウム、タルクなど
)、崩壊剤(例、カルボキシメチルセルロース力ルソウ
ム、タルクなど)が好ましい添加剤として挙げられる。
諸成分を混合したのち、混合物を自体公知の手段に従い
、例えばカプセル剤、錠剤、細粒剤、顆粒剤、ドライシ
ロップなど経口投与に適した剤型に製剤化できる。
本発明の抗アレルギー治療剤は、クロモグリク酸(n)
と同様のアレルギー性疾患、たとえば気管支喘息、アレ
ルギー性鼻炎、咽喉頭部刺激感、春季カタル、慢性アレ
ルギー性結膜炎等に対する経口用抗アレルギー剤として
使用される。
経口投与する場合、18星を1〜数回に分けて経口投与
することが望ましく、1日の投与量は病状、年令、体重
等によって変更しうるが、成人の場合1日に1〜500
mgを1〜4回に分けて投与し得る。
〔作用・効果〕
本発明のクロモグリク酸誘導体(1)は、これを経口投
与した場合、消化管から速やかに吸収され、かつ吸収直
後生体内酵素によって加水分解されて対応する非エステ
ル体に変換される。かくして非エステル体の4Mれた抗
アレルギーが発現される。
従って、クロモグリク酸誘導体(1)は経口用の抗アレ
ルギー剤として使用されるものである。
〔実施例・実験例〕
以下、実施例及び実験例を挙げて、本発明をより具体的
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
なお、以下における略名はそれぞれ次の通りである。
DSCG・・クロモグリク酸ナトリウムDMF・・・ジ
メチルホルムアミド DCC・・・N、N−ジシクロへキソル力ルポジイミド 実施例1 アセトアセチルクロモグリク酸ジエチルエステルの合成 りロモグリク酸ジエチルエステル25 g  (47,
7mmo+)、4−ジメチルアミノピリジン2.9 g
 (23,8mmo1.0.5倍モル)に塩化メチレン
700m7を加え、懸濁攪拌下、5℃でジケテン8.0
 g (95mmol)を30分毎に4回、計32 g
 (380mmol、 8倍モル)を加え、5〜lO℃
で2.5時間攪拌する。反応液を5%クエン酸水溶液5
00−1飽和食塩水500m/で洗浄、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥、塩化メチレンを減圧留去する。残留物を9
9.5%エタノール160a+7に熱時溶解(65〜7
0℃)、結晶が析出し始めるまで残圧濃縮、次いで5°
C115時間静置、析出結晶を濾取、冷エタノール、イ
ソプロピルエーテルで順次洗浄後、乾燥することにより
結晶36gを得る。
I R(MBr、 cm−’) 1730.165ON
MR(CDC1,、δppm > 1.41 (611,t、 J=711z、 −CIl
tClh)2.28 (38,s、 −COCllz)
3.57 (211,S、 −COCIIZCO−)4
.41 (411,q、 J・711z、 −CIIz
CH:+)4.3〜4.9 (4111m、−C112
CIIC112−)5.4〜6.0 (1111m、 
 −ClhC川CH用−)6.84 (211,s、ク
ロモン3位−11)6.92〜7.28 (411,m
、クロモン6位、8位−H)7.57 (211,L、
 J=911z、クロモン7位−11)実施例2 アセトアセチルクロモグリク酸ジ(2−工I・キシエチ
ル)エステルの合成 1)トリエチルアミン3m1.、DMF 2 Ollの
混液に2−エトキンエチルブロマイド3m/、DSC0
4gを加え90℃で3時間攪拌する。反応液に水200
m7、酢酸エチル50m/を加え、有機層を分液する。
重炭酸す) IJウム水78液、食塩水で洗浄後芒硝に
て乾燥する。)容媒留去後、シリカゲルカラムクロマト
により精製して、クロモグリク酸ジ(2−エトキシエチ
ル)エステル2.6g(収率50%)を得る。
[R(KBr、 cm−’) 3400.1745゜1
730.1135ON M R(CDCI * 、  
δppm)1.23 ((iH,L、  J=711z
、  −CII2C1h)2.6〜3.5 (IIL 
br、 −Oll)3.57 (41(、q、  J=
7tlz、  −CII2CI+3)3.74  (4
+1、 t、  J=511z、  −C02C112
C112−)4.1〜4.8  (5H,m、  −C
HzCIICHz−)4.50 (411,t、  J
=511z、  −COzCtlz−)6.8〜7.4
 (6H,クロモン3位16位、8位−H)7.58 
(211,t、 J=911z、クロモン7位−日)2
)ジケテンを用い、実施例1と同様の方法により、アセ
トアセチルクロモグリク酸ジ(2−エトキシエチル)エ
ステルを得る。
IR(にBr、 cm−’) 1730.165ON 
M R(CDCI:+16pp惰)1.23 (611
,t、 J=7tlz、 −CL(Jh)2.28 (
38,s、 −COCHs)3.39〜3.83 (I
OH,m、 −COzClhCIIzOCIIzCHz
−COCIIzCO−) 4.43〜4.66 (8+1.鋼、−CIItCII
CtLz−1−Co□CI+2−)5.55〜5.95
 (LH,m、 −CIhCHCIIz−)6.89 
(211,s、クロモン3位−11)6.95〜7.3
 (411,m、 クロモン6位、8位−■)7.59
 (2M、 t、 J・911z、クロモン7位−11
)実施例3 アセトアセチルクロモグリク酸ジ(5−メチル−2−オ
キソ−1,3−ジオキソ−ルー4−イルメチル)エステ
ルの合成 1)DSCGlgをDMF40dに懸濁させ、4−ブロ
ムメチル−5−メチル−1,3−ジオキソ−ルー2−オ
ン0.91gを加えて40℃で2時間攪拌する。水40
0−を加え塩化メチレンで抽出し水洗、乾燥後溶媒留去
することによりクロモグリク酸ジ(5−メチル−2−オ
キソ−1□3−ジオキソ−ルー4−イルメチル)エステ
ル1.Og(収率80%)を得る。
I R(nujol、 cm−’) 1825.175
ON M R(DMSO−d61  δPpI11)2
.22 (611,s、 ジオキソ−ルーC11s)4
.32 (511,s、 −CHzCIICllz−)
5.26 (511,s、  ジオキソ−ルーCH2−
、−0H)6.73 (2L s、 クロモン3位−1
1)6.87〜7.33 (4B、 m、クロモン6位
、8位−日)7.71 (2H,t、 J=9Hz、ク
ロモン7位−11)2)l)で得られた化合物を用い、
実施例1と同様の方法により、アセトアセチルクロモグ
リク酸ジ(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ
−ルー4−イルメチル)エステルを得る。
l R(KBr、 cm−’) 1B15.1740.
165ON M R(CDCh、  δppm)2.2
7 (911,s、  ジオキソ−ルーClh、 −C
OCH* )3.57 (211,S、 −COCII
2CO−)5.11 (411,s、  ジオキソ−ル
ーCHz−)5.4〜5.9 (LH,m、 −CHz
CIICllz−)6.87 (211,s、クロモン
3位−11)6.9〜7.3 (411,m、クロモン
6位、8位−11)7.59 (211,t、 J=9
11z、クロモン7位−11)実施例4 アセトアセチルクロモグリク酸ジ(l−エトキシカルボ
ニルオキシエチル)エステルの合成1)DSCGo、5
gをDMF20謳lに加え氷冷下、l−ヨードエチルカ
ーボネート2gを2時間かけて滴下する。2時間攪拌復
水200a+jに注入し酢酸エチルで抽出し水洗、芒硝
乾燥後溶媒留去することによりクロモグリク酸ジ(1−
エトキシカルボニルオキシエチル)エステル256mg
 (収率38%)を得る。
I R(nujol、 cm−’) 1765.166
ON M R(CDCIs、δppm) 1.33 (6+1. t、 J=711z、 −CI
hClli)1.67 (6H,d、 J=6Hz、 
−CHClh)2.5〜3.7 (IH,br、 −0
ff)4.24 (411,Q、 J=711z、 −
clLzcL )4.1〜4.8 (511,m、 −
CI12CIICII2−)6.75〜7.35 (8
11,m、−C用Cl1i、クロモン3位。
6位、8位−)1) 7.59 (2H,t、 J=911z、クロモン7位
−)1)2)l)で得られた化合物を実施例1と同様の
方法により、アセトアセチルクロモグリク酸ジ(1−エ
トキシカルボニルオキシエチル)エステルを得る。
I R(KBr、 cm−’) 1765N M R(
CDC13,δppm) 1.33 (611,t、 J=7tlz、 −CIh
CIli)1.67 (6H,d、  J=611z、
  −C1lCIh)2.28  (3H,s、  −
COCllz)3.57  (2H,s、−COCHz
CO−)4.24  (4tl、  q、  J□7H
z、  −CIhCIls )4.59 (411,m
、  −CHtCHCIh−)! 5.4〜6.1  (LtL m、  −CIlIC匹
H!−)6.86 (2H,s、クロモン3位−11)
6.7〜7.4 (61I、 m、−C旦C11i、ク
ロモン6位38位−11) 7.58 (211,t、 J=9Hz、クロモン7位
−!り実施例5 ピルビニルクロモグリク酸ジエチルエステルの合成 りロモグリク酸ジエチルエステル524■、ピルビン酸
215+ng、ジメチルアミノピリジン61呵を塩化メ
チレン10−に加える。0℃でDCC310■を加え、
同温で30分、室温で6時間撹拌する。析出する尿素体
を濾別、濾液を濃縮、シリカゲルカラムクロマトにより
精製し、ビルビニルクロモグリク酸ジエチルエステル3
40■(収率46%)を得る。
IR(にBr、 cm−’) 1730.1G5ON 
M R(CDCI 3.6Illll11)1.42 
(CL t、 J=711z、 −Cll、C1h)2
.55 (311,s、 −COCIIt)4.43 
(411,q、 J=711z、 −CI+2C1li
)4.35〜4.9  (4)1. m、 −C112
CIlCI+2−)5.6〜6.05 (III、 m
、 −CHtCllCllt−)6.86 (211,
s、クロモン3位−11)6.85〜7.25 (4t
l、 m、クロモン6位、8位−11)7.58 (2
11,t、 J=9Hz、クロモン7位−11)実施例
6 レブリニルクロモグリク酸ジエチルエステルの合成 レブリン酸を用い、実施例5と同様の方法によりレブリ
ニルクロモグリク酸ジエチルエステルを得る。
I R(IBr、 cm−’) 1725.166ON
MR(CDC1,、δppm) 1.41 (611,t+ 、I=7112. −CH
2CH3)2、16  (311,s、  −COCI
Is)2.62〜2.87  (411,m、−COC
IlzCHzCO−)4.42 (41L  q、  
、b711z、  −CIIzClls)4.58 (
411,d、  JJ、511z、  −ClhCfl
CHg−)5.67 (IIL  t、 J=6.5H
z、  −CHtCIICll、−)6.89 (21
1,s、クロモン3位−日)7.09 (411,d、
 J=9Hz、クロモン6位、8位−H)7.59 (
211,t、 J=911z、クロモン7位−11)実
施例7 ビルビニルクロモグリク酸ジ(l−アセトキンエチル)
エステルの合成 1)DScc6.1gを水95m7にン容解し、クロロ
ホルム96IIIlとベンジルトリーn−ブチルアンモ
ニウムクロリド7.5gを加え、1−ブロムエチルアセ
テート4gを15分間で滴下する。この間Na11CO
zでpHを6に保つ、45時間攪拌。クロロホルム層を
分取後芒硝にて乾燥、溶媒留去後シリカゲルカラムクロ
マトにて精製してクロモグリク酸ジ(1−アセトキシエ
チル)エステル4.4g(収率58%)を得る。
I R(KBr、cm−’)1760. 165ON 
M R(CDCI 3+  δI)11In)1.63
  (611,d、  J=611z、  −CIIC
II:+)2、12  (6B、  s、  −COC
lh)3.96  (III、  br、  −0il
)4.45  (511,m、  −ClhCIICl
h−)6.8〜7.35 (8+1.閉、クロモン3位
、6位。
8位−H,−CjjCll、) 7.6 (2L t、 J=9Hz、クロモン7位−1
1)2)1)で得られた化合物を用い、実施例5と同様
の方法により、ピルビニルクロモグリク酸ジ(1−アセ
トキシエチル)エステルを得る。
I R(KBr、 cm−’) 1755.165ON
 M R(CDCh、  δppm)1.62 (6)
1. d、 J=6112.−CIICII:+)2、
10 (6L s、 −COCIh)2.52 (3H
,s、 −COCOCIIi)4.3〜4.8 (41
1,m、 −CIIgCIICムー)5.65〜6.0
5 (III、 m、 −CHzCllClh−)6.
7〜7.25 (811,m、クロモン3位、6位。
8焼用1.−的山) 7.60 (2H,t、 J=911z、クロモン7位
−H)亡性毒性試験 一群3匹からなるICI?系雄性系中性マウス実施例1
.6および7で製造したクロモグリク酸誘導体を懸濁状
態で経口投与した。その結果を下記表1に示す。
表1 製剤処方例1 下記の組成よりなる錠剤を、通常の方法で製造する。
実施例1の化合物        5mgポリビニルピ
ロリドン     20mgデンプン        
    75mgステアリン酸マグネシウム    2
mg製剤処方例2 実施例6の化合物の通常のカプセル充填方法に従いカプ
セル剤を製造する。
実施例6の化合物      100mg乳糖    
          25mgステアリン酸マグネシウ
ム    1mg製剤処方例3 下記の組成に従いドライシロップ剤を製造する。
実施例7の化合物       50mg砂糖    
          70mgCMC−Na     
     20mg吸排試験 本発明の化合物を懸濁状態でウサギに経口投与(5mg
/にg) した時の尿中回収率(対応するクロモグリク
酸の量)をHPLC法で測定した結果を下記表2に示す
(余白)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1およびR^2はそれぞれ水素原子または
    低級アルキル基を、R^3は低級アルキル基を、R^4
    およびR^5はそれぞれ低級アルキルオキシ置換または
    無置換の低級アルキル基、1−アルカノイルオキシアル
    キル基、1−アルコキシカルボニルオキシアルキル基、
    フタリジル基又は5−メチル−1,3−ジオキソール−
    2−オン−4−イルメチル基を、nは0〜4の整数を示
    す) で表わされるクロモグリク酸誘導体。
  2. (2)一般式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^4及びR^5は後記と同意義)で表わされ
    る化合物(III)と一般式(IV)または(V): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R^1、R^2、R^3およびnは後記と同意
    義)で表わされる化合物とを反応させることを特徴とす
    る一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1およびR^2はそれぞれ水素原子または
    低級アルキル基を、R^3は低級アルキル基を、R^4
    及びR^5はそれぞれ低級アルキルオキシ置換又は無置
    換の低級アルキル基、1−アルカノイルオキシアルキル
    基、1−アルコキシカルボニルオキシアルキル基、フタ
    リジル基又は5−メチル−1,3−ジオキソール−2−
    オン−4−イルメチル基を、nは0〜4の整数を示す) で表わされるクロモグリク酸誘導体の製造法。
  3. (3)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1およびR^2はそれぞれ水素原子または
    低級アルキル基を、R^3は低級アルキル基を、R^4
    及びR^5はそれぞれ低級アルキルオキシ置換又は無置
    換の低級アルキル基、1−アルカノイルオキシアルキル
    基、1−アルコキシカルボニルオキシアルキル基、フタ
    リジル基又は5−メチル−1,3−ジオキソール−2−
    オン−4−イルメチル基を、nは0〜4の整数を示す) で表わされるクロモグリク酸誘導体を有効成分とする抗
    アレルギー剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999027926A1 (fr) * 1997-12-03 1999-06-10 Kyoto Pharmaceutical Industries, Ltd. Usage medicinal de composes de l'acide cromoglycique
JP2005510535A (ja) * 2001-11-29 2005-04-21 エミスフィアー テクノロジーズ インコーポレイテッド クロモリンナトリウムの経口投与用製剤

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WO1999027926A1 (fr) * 1997-12-03 1999-06-10 Kyoto Pharmaceutical Industries, Ltd. Usage medicinal de composes de l'acide cromoglycique
US6262108B1 (en) 1997-12-03 2001-07-17 Kyoto Pharmaceutical Industries, Ltd. Medicinal use of cromoglycic acid compounds
JP2005510535A (ja) * 2001-11-29 2005-04-21 エミスフィアー テクノロジーズ インコーポレイテッド クロモリンナトリウムの経口投与用製剤

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