JPS6280885A - 磁気カ−ド記録・再生用複数トラツク走査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、磁気カード記録・再生用複数トラック走査装
置に関するものである。

（従来技術） 磁気カード記録・再生用複数トラック走Ｎ装置は、一般
に磁気ヘッドを走査方向へ往復移・萌させる走査機構と
、磁気カードを磁気ヘッドに対して或いは磁気ヘッドを
磁気カードに対してう・インフィード方向へ移動させる
ラインフィード機構とを備えており、走査機構とライン
フィード機構とは所定の連動関係となるように同期させ
である。

従来の複数トラック走査装置においては、一般に走査機
構とラインフィード機構とを夫々独立の電動モータで駆
動するようになっていたが、上記走査！＋７．にとライ
ンフィード機構とを１台のモータで駆動するように構成
したものも知られている。

例えば、特公昭４！１１３０１３号公報には、上記走査
機構は往復スパイラルカム講を有するスパイラルカム軸
を用いて構成し、上記ラインフィード機構はスパイラル
カム軸に連動連結された１対のスプロケットを磁気カー
ドの両側部のラインフィード用穿孔に係合させて磁気カ
ードをラインフィードするように構成したものが記載さ
れている。

また、例えば、特公昭４９＝１５８１１号公報には、上
記走査機構は駆動装置で駆動される１対のスプロケット
とこのスプロケットで正転・逆転駆動される穿孔ヘルド
を用いて構成し、上記ラインフィード機構は走査機構に
連結された複雑なスペース機構とスプリングモータ（バ
ネ力で一定方向へのみ張力を付加するモータ）とで磁気
ヘッドをラインフィードするように構成したものが記載
されている。

（発明が解決しようとする問題点） 上記走査機構とラインフィート機構とを夫々独立のモー
タで駆動する場合には、モータ数も増え、機構・制御系
も複雑化し、信頼性も低下し装置も大型化し、製作費も
高価になるなどの問題がある。

上記特公昭４９−１３０１３号公報に記載されている装
置では、磁気カードの両側部にラインフィード用穿孔を
設ける必要があるためラインフィード用穿孔を備えてい
ない通常の磁気カードに適用できず、汎用性に欠けるだ
けでなく、装置の全体構造も極めて複雑なものとなり、
製作費が非常に高価となるなどの問題がある。

上記特公昭４９−１５８１１号公報に記載されている装
置では、全体構成が極めて複雑化しており、部品数も多
く、実用性に欠け、製作費も非常に高価になってしまう
などの問題がある。

（問題点を解決するための手段） 本発明に係る磁気カード記録・再生用複数トラック走査
装置は、ラインフィード方向へ延びたガイドアームを有
し且つ走査方向へ移動可能に支持されたガイドフレーム
を設け、磁気カードと対向する磁気ヘッドを有し且つ上
記ガイドアーム上にラインフィード方向に移動可能に支
持された磁気へノドユニットを設け、上記ガイドフレー
ムと係合することによりガイドフレームを走査方向へ往
復移動させる駆動装置を設け、上記磁気へ７ドユニノト
とガイドアームとを介在して上記磁気カードに対向配置
され且つ磁気カードに対向する面に磁気ヘッドにより磁
気カードを複数トラック連続走査するためのカム溝を有
するカムプレートを設け、上記磁気へノドユニットに装
着されるとともに上記カムプレートのカム溝に常に係合
されるガイドピンを設けたものである。

（作用） 本発明に係る磁気カード記録・再生用複数トランク走査
装置においては、以上のように磁気ヘッドを有する磁気
ヘンドユニソトがガイドアームに支持されてラインフィ
ード方向へ移動自在であり、且つ駆動装置によりガイド
フレームのガイドアームを介して走査方向へ往復移動さ
れるようになっている。

また、カムプレートには磁気ヘッドで磁気カードを複数
トラック連続走査するように磁気ヘッドユニットのガイ
ドビンを案内するカム溝が設けられている。

従って、駆動装置でガイドフレームを走査方向へ往復移
動させることにより磁気ヘッドユニットを走査方向へ往
復移動させると、磁気ヘッドユニットのガイドピンがカ
ム溝で案内され、磁気ヘッドで磁気カードを複数トラン
ク連続走査することになる。

（発明の効果） 本発明に係る磁気カード記録・再生用複数トラック走査
装置によれば、駆動装置でガイドフレームを介して磁気
ヘッドユニットを、走査方向へ往復移動させるとともに
ラインフィード方向・＼移動自在に支持し、この磁気へ
ノドユニットをカムプレートのカム溝とガイドビンとを
介して複数トラック連続走査するように案内するので、
ラインフィード方向への送り機構の構成が極めて簡単化
しながらも、正確且つ確実にラインフィードすることが
出来る。

また、走査方向及びラインフィード方向への磁気へノド
ユニットの送り機構を１台のモータで駆動できる。

従って、装置の全体構成が小型・筒車化し、その製作費
も極めて安価になる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。

この磁気カード記録・再生用複数トラック走査装置ＣＲ
（以下、複数トラック走査装置という）は、第１図・第
２図に示すように磁気ヘッド１を備えた磁気ヘッドユニ
ットＩＡをガイドフレーム２Ａにラインフィード方向（
±Ｙ方向）へ移動自在に装着し、このガイドフレーム２
Ａを走査方向く±Ｘ方向）へ往復移動させ、磁気ヘッド
ユニットＩＡＯガイドビン３をカムプレートト４のカム
ン簿５で案内することにより磁気カードＭＣの複数トラ
ンクについて磁気ヘッド１で連続走査するようにしたも
のである。

上記複数トラック走査装置ＣＲは、磁気ヘッド１を有す
る磁気ヘッドユニットＩＡと、ラインフィード方向に沿
うガイドアーム２を存するガイドフレーム２Ａと、走査
方向に沿う補助ガイドフレーム６Ａと、上記ガイドフレ
ーム２Ａを走査方向へ往復移動させる走査用スパイラル
カム軸７　（以下、走査用カム軸という）と、走査用カ
ム軸７を一方向へ回転駆動する駆動装置８と、カム溝を
有するカムプレート４と、磁気ヘノドユニノｈｌＡの初
期位置への復帰のためカムプレート４を所定ストローク
Ｓだけ移動させるシフト装置９と、これらを組付けるた
めのベースフレーム１０と、これらの外側を覆うケース
（図示路）と、位置検出用センサ類及び制御装置等から
基本的に構成されている。

上記ベースフレーム１０は、金属板製のもので平面視に
て矩形状でその長辺が±Ｘ方向へまたその短辺が±Ｙ方
向へ向くように配設され、その底板ｌＯ，Ｊ上にその略
全域に亙るカムプレート４が載置されている。

上記カムプレート４の直ぐ上方には、±Ｘ方向に延びる
補助ガイドフレーム６Ａが配設され、補助ガイドフレー
ム６ＡのＸ方向端のスリーブ部６ａは第１ガイドロツド
１１に摺動自在に支持され、またその−Ｘ方向端のコ字
形案内部６ｂはベースフレーム１０の−Ｘ方向端に立上
げたガイドフランジ部１０ｂに摺動自在に支持され、こ
れにより補助ガイドフレーム６Ａは±Ｙ方向へ平行移動
自在になっている。　そして、上記補助ガイドフレーム
６Ａの補助ガイドアーム６は小幅の板状に形成され、そ
の全長に亙ってガイドスリット６Ｃが設けられている。

上記ガイドアーム２は、補助ガイドアーム６の直ぐ上方
に±Ｙ方向へ延びるように配置され、ガイドフレーム２
Ａの−Ｙ方向端のキャリッジ部２ａは第２ガイドロツド
１２に摺動自在に支持され、またそのＹ方向端のコ字形
案内部２ｂはベースフレーム１０のＹ方向端に立上げた
ガイドフランジ部１０ｃに摺動自在に支持され、これに
よりガイドフレーム２Ａは±Ｘ方向へ平行移動自在にな
っている。

上記第２ガイドロツド１２の下側には走査用カム軸７が
±Ｘ方向に向けて配設され、その両端部がベースフレー
ムＩＯのブラケットに回転自在に枢支され、この走査用
カム軸７の外周面には往復スパイラルカム溝７ａが形成
されており、第３図に示すようにガイドフレーム２Ａの
キャリッジ部２ａの下部に回動自在に装着された保合具
１３の扁平な係合片１３ａが上記走査用カム溝７ａに係
合して案内され、走査用カム軸７を一方向へ定速回転さ
せることによりカム溝７ａと係合片Ｉ３ａを介してガイ
ドフレーム２Ａを走査方向へ往復移動させることが出来
るようになっている。

上記駆動装置８は、電動モータ８ａによってその出力軸
軸端のプーリ８ｂとベルト８Ｃを介してカム軸７の軸端
のプーリ８ｄを回転駆動するように図示しであるが、実
際にはモータ８ａの出力軸とプーリ８ｄとは通常用いら
れる減速歯車列やプーリからなる減速機構を介して連結
される。

上記磁気ヘッドユニットＬＡの上部には、第１図・第２
図・第４図に示すように磁気ヘソ１゛１が上向きに装着
され、磁気ヘッドユニ：／）ＬＡはガイドアーム２に跨
がり且つ補助ガイドアー１．６のガイドスリット６Ｃに
摺動自在に嵌まる１対の脚１ａ・１ｂを有し、磁気ヘッ
ドユニットＩＡはガイドアーム２に対して±Ｙ方向へ摺
動自在であり且つ補助ガイドアーム６に対して±Ｘ方向
へ摺動自在になっている。

更に、磁気へソドユニソＩ−ＩＡの一方の脚１ａには、
鉛直のガイドピン３が、ト下方向へ摺動自在に装着され
てその下端部が脚１ａの下面外へ突出し、このガイドピ
ン３は脚１ａの内部に装着されカバー仮１４で受止めら
れた圧縮コイルハネ１５で下方へ弾性付勢され、このガ
イドピン３の下端の小径のガイドピン部３ａがカムプレ
ート４のカム溝５内へ嵌まるようになっている。

上記カムプレート４は、第６図に示すように摺動性・耐
摩擦性に優れた金属材料（例えば、真ちゅうなど）や合
成樹脂材料で構成された所定の板厚を存する板状体で、
ベースフレーム１０の底板１０ａに付設された１対のガ
イドリブ１６間に載置され±Ｘ方向へ移動自在になって
おり、その上面側には上記ガイドピン３を案内する次の
ようなカム溝５が形成されている。

先ず、磁気カードＭＣの下面側の磁気媒体には、第５図
に示すように記録方向が順々に反転するように複数トラ
ックに記録される若しくは記録されているものとする。

上記カム溝５はガイドピン３を案内することにより、磁
気ヘッド１で磁気カードＭＣの複数トラックについて連
続的に走査させるためのものであって、第６図・第７図
に示すように上記カム溝５は、±Ｘ方向に延びる多数の
走査方向カム溝５ａと、走査方向カム溝５ａの両端部に
おける走査方向が反転する個所毎に走査方向カム溝５ａ
と次の走査方向カム溝５ａとを接続する■形カム溝５ｂ
とから構成された連続状の溝を備えている。

上記走査方向カム／ｓ５ａは、磁気カードＭＣのトラッ
クの長さをカバーし得るだけの長さを有し、且つ走査方
向カム溝５ａ間のピッチはトラック間ピンチと等しく形
成されている。

また、走査方向カム溝５ａ及びＶ形カム溝５ｂの各断面
は第８図のようにガイドピン３のガイドピン部３ａが遊
嵌するように形成されており、各■形カム溝５ｂには第
９図・第１０図に示すような逆進防止用の段差５ｃが設
けられている。

上記段差５ｃにより、コイルバネ１５で下方へ付勢され
るガイドピン３が段差５ｃを経てＶ形カム溝５ｂの角部
へ進入後には逆進しないように案内されることになる。

上記の構成において、磁気カードＭＣを第１図のように
磁気面を下向きにして磁気ヘッド１に上方より当接する
状態にセットし、ガイドピン３を第６図Ａ点（初期位置
）に位置させ、磁気ヘッド１を磁気カードＭＣ０ａ点に
対応させ、駆動装置８で走査用カム軸７を所定の回転方
向へ一定速度で回転駆動すると、走査用カム軸７のカム
溝と係合片１３ａとの係合によりガイドフレーム２Ａは
±Ｘ方向へ往復移動し、磁気へノドユニソ１−ＩＡの脚
１ａ・１ｂは補助ガイドアーム６のガイトスリソ１−６
ｃ内で移動し、ガイドピン３は走査方向への往復運動の
反転時にカムプレート４のカム溝５に沿って−Ｙ方向へ
順々に移動していって、磁気へノド１で磁気カードＭＣ
の複数トラックにっいての走査がなされ、ガイドピン３
が第６図Ｂ点（走査完了位置）に達した状態でモータ８
ａが停止される。

尚、第６図において符号Ｓは走査方向カム溝５ａの長さ
を示し、符号Ｍは走査用カム軸７でガイドフレーム２を
介して磁気ヘッドユニットＩＡのガイドピン３が走査方
向に往復移動する移動範囲を示すものである。

ここで、第１図・第２図に示すように磁気へソドユニソ
トＬＡの±Ｘ方向への移動の折り返し点を検出するため
、第２ガイドロツド１２のＸ方向端及び−Ｘ方向端の各
上方にフォトインクラブタ１７ａ・１７ｂが配設されヘ
ースフレーム１０に取付られており、ガイドフレーム２
のキャリッジ部２ａの上部には遮蔽板２Ｃが立設されて
いる。

また、磁気ヘッドユニットＩＡがＹ方向・＼最大限移動
したことを検出するため、第１ガイドロツド１１のＹ方
向端の上部にはフォトインクラブタ１８が配設されてベ
ースフレーム１０に固着され、補助ガイドフレーム６Ａ
のスリーブ部６ａ上部には遮蔽板６Ｃが固着されている
。

更に、カムプレート４のカム溝５に嵌まるガイドピン３
のガイドピン部３ａとカム溝５の側面との間には多少の
隙間が必要で、この隙間のためガイドピン３つまり磁気
ヘッド１の軌跡が±Ｙ方向へふらつき、記録・再生の誤
動作の原因となるので、これを防ぐために補助ガイドフ
レーム６Ａをスプリング１９でＹ方向へ付勢し、補助ガ
イドフレーム６で磁気へソドユニソトＩＡをＹ方向へ付
勢し、ガイドピン３のガイドピン部を常にカム溝５のＹ
方向側面に摺接させるようになっている。

上記引張りスプリング１９の一端は、−Ｙ方向端でベー
スフレーム１０に固着され、このスプリング１９はベー
スフレーム１０に装着されたブーＩ７２０を経由して反
転し、スプリング１９の他端は補助ガイドフレーム６Ａ
のスリーブ部６ａに突設のロッドに固着されている。

上記カムプレート４のカム溝５の終端位置（第６図Ｂ点
）に停止したガイドピン３を初期位置（第６図Ａ点）へ
復帰させたり、カム溝５の任意の途中位置から初期位置
へ復帰させたりすることが出来るように、上記カム溝５
の他にカム溝とシフト装置９とが次のように設けられる
。

即ち、第６図・第７図に示すように、カムプレート４の
−Ｘ方向端近傍には上記Ａ点とＢ点とを結ぶ線から−Ｘ
方向へ小距離Ｓだけ離れた位置に±Ｙ方向へ延びるＹ方
向カム溝５ｙが設けられ、−Ｘ方向端例の各Ｖ形カム溝
５ｂの角部及び第１行目の走査方向カム溝５ａ及び最終
行目の走査方向カム溝５ａから夫々上記Ｙ方向カム溝５
ｙへ連なる一Ｘ方向カム溝５ｘが設けられる。

上記シフト装置９は、次のように構成される。

即ち、カムプレート４の−Ｘ方向端中央部からベースフ
レーム１０の壁部を遊嵌状に貫いてロッド部４Ａが突設
され、ベースフレーム１０の−Ｘ方向端外に略±Ｙ方向
に向けてリンク板２１が配設され、リンク板２１の−Ｙ
方向端はベースフレーム１０のブラケット２２に鉛直の
ピン２３によりピン結合され、リンク板２１の途中部の
長孔にロッド部４Ａの端部のピン２４が遊嵌され、また
リンク板２１のＹ方向端は通電吸引型ソレノイド２５の
出力軸２５ａに連結されている。

また、カムプレート４のＸ方向端はバネ２６で−Ｘ方向
へ弾性付勢され、カムプレート４の−Ｘ方向端は１対の
ストッパ２７で係止されている。

上記ソレノイド２５へ通電しないときには、その出力軸
２５ａが−Ｘ方向へ進出しており、カムプレート４は図
示のようにストッパ２７で係止された位置にあり、この
状態で複数トランクの走査が可能である。

上記１枚の磁気カードＭＣについての複数トラックの走
査終了後、ガイドピン３をＢ点から復帰させるときには
、ソレノイド２５へ通電してその出力軸２５ａを収縮さ
せることによりリンク板２１及びロッド部４Ａを介して
カムプレート４をバネ２６に抗してＸ方向へストローク
Ｓだけ移動させると、ガイドピン３が−Ｘ方向溝５ｘ沿
って移動しＹ方向ａ５ｙの終端のＢｏ点がガイドピン３
の位置へ移動する。

その結果、磁気ヘッド１はスプリング１９のバネ力で補
助ガイドフレーム６Ａを介して常にＹ方向へ付勢されて
いるため、ガイドピン３がＹ方向溝５ｙに沿って移動し
、これと平行して磁気へ７ドユニノトＩＡはガイドアー
ム２に沿って摺動し、ガイドピン３はＡＯ点へ移動する
。そこで、ソレノイド２５への通電を解除すると、カム
プレート４はバネ２６の力でストロークＳだけ−Ｘ方向
へ押動され、ガイドピン３はＡ点（初期位置）へ復帰す
ることなる。

上記ガイドピン３をカム溝５の途中部（例えば図中Ｃ点
）から初期位置（第６図Ａ点）へ復帰させる場合には、
フォトインクラブタ１７ｂからの検出信号を用いてガイ
ドピン３を図中０１点へ移動させて停止させた状態で、
上記シフト装置９を作動させることにより前記同様に初
期位置へ復帰させることが出来る。

尚、第１１図に示すようにフォトインクラブタ１７ａ・
７１ｂは磁気ヘッドｌで情報を記録・再生するときのタ
イミングを検出するためのもので、記録時の時間差△Ｔ
ｓ及び△Ｔ、は先頭ピノ１−と最終ビットの欠落を防止
するための時間差である。

また、磁気ヘッド１による複数トラックについての走査
完了後、ガイドピン３が第６図のＢ点に到達したときに
モータ８ａを停止させる必要があるが、そのタイミング
はフォトインクラブタ１７ａ・１７ｂ・１８からの信号
をカウントすることにより求めることが出来る。

尚、上記実施例の複数トラック走査装置の構造を次のよ
うに部分的に変更してもよい。

第１変形例： ｔｉ？ｉ記第１ガイドロッド１１及び補助ガイドフレー
ム６Ａを省略し、スプリング１９の一端部をガイドフレ
ーム２Ａのキャリッジ部２ａに固着し、プーリをガイド
フレーム２のＹ方向端に設け、ブー　ＩＪ　２０を経由
したスプリング１９の他端を磁気ヘノドユニノ１−ＩＡ
のＸ方向端に固着し、これにより磁気ヘンドユニソトＩ
Ａをスプリング１９でＹ方向へ弾性付勢する。　但し、
磁気ヘッドユニットＩＡはガイドアーム２の上面及び両
側面及び底面の少なくとも一部で摺動自在に案内するよ
うに装着することが望ましい。

第２変形例： 前記ガイドフレーム２のＹ方向端も±Ｘ方向に延びるガ
イドロッドで案内するように構成する。

また、補助ガイドフレーム６Ａの−Ｘ方向端も±Ｙ方向
に延びるガイドロッドで案内するように構成する。

第３変形例： 上記ガイドフレーム２Ａを走査方向へ往復移動させる機
構として、上記走査用カム軸７に代えて、第２ガイドロ
ツド１２の両端部の下部に夫々プーリやスプロケットを
±Ｙ方向軸回りに回動自在に装着し、上記１対のプーリ
に掛は回したタイミングヘルドや１対のスプロケットに
掛は回したチェーンにキャリッジ２ａを連結し、上記プ
ーリやスプロケットを駆動装置で正逆回転駆動させ、フ
ォトインクラブタ１７ａ・１７ｂからの信号により駆動
装置の回転方向を切換えるようにしてもよい。

尤も、駆動装置は一方向へのみ回転させてキャリッジ部
２ａを往復移動させるように構成することも可能である
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は′ｆＳ１
数トラック走査装置の全体概略斜視図、第２図は同分解
斜視図、第３図はガイドフレームと走査用カム軸の部分
分解斜視図、第４図は磁気ヘッドユニットとカムプレー
トの要部縦断面図、第５図は磁気カードのトラックを示
す図、第６図はペースフレームとカムプレートとシフト
装置の斜視図、第７図はカムプレートの部分拡大平面図
、第８図・第９図・第１０図は夫々第７図■−■・ＩＸ
−ＩＸ・Ｘ−Ｘ線断面図、第１１図はフォトインクラブ
タの出力信号及び磁気ヘッドによる記録再生の動作タイ
ムチャートである。 ＭＣ・・磁気カード、　ＩＡ・・磁気ヘッドユニット、
　　■　・　・磁気ヘッド、　　２Ａ・　・ガイドフレ
ーム、　　２・・ガイドアーム、　　３・・ガイドピン
、　３ａ・・ガイドピン部、　４・・カムプレート、　
５・・カム溝、　８・・駆動装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ラインフィード方向へ延びたガイドアームを有し
   、走査方向へ移動可能に支持されたガイドフレームと、 磁気カードと対向する磁気ヘッドを有し、上記ガイドア
   ーム上にラインフィード方向に移動可能に支持された磁
   気ヘッドユニットと、 上記ガイドフレームと係合することによりガイドフレー
   ムを走査方向へ往復移動させる駆動装置と、 上記磁気ヘッドユニットとガイドアームとを介在して上
   記磁気カードに対向配置され、磁気カードに対向する面
   に磁気ヘッドにより磁気カードを複数トラック連続走査
   するためのカム溝を有するカムプレートと、 上記磁気ヘッドユニットに装着されるとともに上記カム
   プレートのカム溝に常に係合されるガイドピンとを備え
   たことを特徴とする磁気カード記録・再生用複数トラッ
   ク走査装置。