JPS6280688A - ホログラムの製造方法 - Google Patents

ホログラムの製造方法

Info

Publication number
JPS6280688A
JPS6280688A JP60221526A JP22152685A JPS6280688A JP S6280688 A JPS6280688 A JP S6280688A JP 60221526 A JP60221526 A JP 60221526A JP 22152685 A JP22152685 A JP 22152685A JP S6280688 A JPS6280688 A JP S6280688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
film
developing
antireflection
hologram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60221526A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Kamine
加峯 茂行
Takashi Higaki
桧垣 孝志
Hidefusa Uchikawa
英興 内川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP60221526A priority Critical patent/JPS6280688A/ja
Publication of JPS6280688A publication Critical patent/JPS6280688A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ホログラムの有する性能を損なうことなく
ホログラフィ再生時のゴーストを低減したホログラムの
製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は、例えば“Dichromated gela
tine forthe  fabrication 
 of  holographic  optical
  eleIIIents”、Applied 0pt
ics、18(14)、2407(1979)、に示さ
れた従来のホログラム製造工程の一例と各工程における
ホログラムの状態を模式的に示したものである。図中、
■はゼラチン塗布工程で、ガラス基板1上に、スピンコ
ード、ディップコート、バーコードなどの手法によりゼ
ラチン層2を形成する。TIは感光化工程で、ゼラチン
層2に重クロム酸アンモンを含浸させることにり感光化
して、感光性ゼラチンIQ 2 Aとする。■は露光工
程で、2系列のレーザ入射光によって露光し、干渉しま
の明部で前記感光膜2Aに架橋反応を生じさせる。
すなわち、被写体である物体を経て回折された光波であ
る物体光L1を感光膜2Aの上方から入射させると共に
、これと干渉性のある回折されていない別の光波である
参照光L2を斜方向から入射せしめ、生じた両者L1.
L2の干渉じまを感光lq 2 Aに記録する。次の現
像工程はゼラチン感光IIりの硬軟に応じて2通りに分
かれる。軟質ゼラチンの場合は洗浄ニー、チング工程V
ia、乾繰工程■aを経てレリーフホログラムが得らめ
る。一方、硬質ゼラチンの場合は、初期現像工程■b、
最終現像工程■bを経て体積ホログラムが得られる。
」二記洗浄エッチング工程VIaにおいて、露光した感
光H2Aのうち、非架橋部Xは溶出するが、架橋部Yは
残留する。これに対して、上記初期現像工程■bにおい
ては、現像液浸漬により、ゼラチンが膨潤するため、非
架橋部Xから架橋部Yへの物質移動が生じて、密度が増
幅されると考えられている。第3図中、初期現像工程■
bにおける上部の矢印は、この物質移動を表わす、軟質
ゼラチンの乾燥工程■a、および硬化ゼラチンのアルコ
ール浸漬工程vnbは、脱水によって明部、暗部のコン
トラストを一層増強するために行なわれるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記の如き工程を経て得られた従来のホ
ログラムにあっては、露光工程■において、ゼラチン層
/空気界面からの反射光に起因する目的外のホログラム
(スプリアスホログラム)が記録され、そのため得られ
たホログラムの再生時に、ゴースト像が生ずるという問
題点があった。すなわち、第4図(a)において、露光
時に・ゼラチン感光膜2Aに入射した物体光L1はガラ
ス基板1内を通過する。L′、はガラス基板/空気界面
における物体光L1の一部反射光である。
一方、ガラス基板1から入射した参照光L2がゼラチン
感光膜2Aを透過するとき、ゼラチン感光膜/空気界面
において反射光L’ 2が生じる。
その結果、ゼラチン感光膜2Aには、第4図(b)に拡
大して示されるように、物体光L1と参照光L2の干渉
じまによる目的ホログラムHとは別、に、更に上記反射
光L” 2に基づくスプリアスホログラムH3が記録さ
れる。よって、これを再生する際、第4図(C)に示さ
れるように、再生入射光L3が目的ホログラムHで反射
されて目的像を結ぶ光路L4のみでなく、スプリアスホ
ログラムH5で反射される光路L5が生じて、ゴースト
像が結ばれてしまうこととなる。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、従来のホログラムが有する回折効率・透過効
率・収差などの光学的性能や、その他の機械的性能、化
学的性能などを変えることなく、しかもホログラフィ再
生時のゴーストを低減したホログラムを得ることが可能
なホログラムの製造方法を提供することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るホログラム製造方法は、感光性ノ、(板
−I;に反射防止機能を有する皮膜を形成する工程、こ
の基板を露光する工程、溶媒洗浄により上記皮膜を除去
する工程、および露光像を現像する工程を有するもので
、得られたホログラムの再生時ゴーストを低減せしめる
ものである。
〔作用〕
この発明においては、露光前に、感光性基板の感光性膜
上に反射防止機能を有する皮膜を形成する。そのため露
光時に、感光性膜/空気界面からの反射光強度が低減し
、それに起因するスプリアスホログラム、ひいては再生
時ゴースト強度が低減する。また、現像以前または現像
時に上記、反射防止機能を有する皮膜を除去するため、
以後の工程には何の影響も与えない、したがって、本発
明によって得られるホログラムの特性は1本発明を適用
しない場合に得られるホログラムの特性と、再生時ゴー
ストに関する点を除き等しいものとなる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は、この発明に係るホログラム製造過程を示すもので
あり、ゼラチン塗布工程工〜乾燥工程■aまたは最終現
像工程■bに至る各工程は、反射防止膜形成工程■及び
反射防止膜除去工程Vを除き、第3図の場合と同様であ
る。
次に各工程の内容について具体的に説明する。
第I工程では、3a+mt光学ガラス基板1 (BK−
7)に、新田ゼラチン社製#200ゼラチン2を水溶液
からスピンコード法により塗布した。第1I工程では、
このゼラチン塗布基板を充分乾燥、硬化した後、これを
5%重重クロム酸アンソン水溶液5分間浸漬して感光化
した。第工工程である反射防止膜形成工程では、感光化
した基板をさらに、−昼夜常温で乾燥した後、10−3
〜10−’Torr程度の真空中で、感光化ゼラチン膜
2Aの表面にフッ化カリウム(FK)を膜圧が約100
0オングストロームになるように真空蒸着し反射防止膜
30を形成した。この反射防止処理した基板の波長51
L5nm  (露光波長)における光透過率は、 53
.1%であった。一方、反射防止処理を行なって゛いな
いものは48.7%であったので、約4%反射率が低減
されたことになる。
第■工程では、このようにして反射防止115i30を
形成した感光性基板10を、低湿度に保った室内で波長
514.5n+sの2系列からなる(すなわち。
物体光り、と参照光L2)レーザ光で露光し、その結果
生じる干渉しまをゼラチン感光膜2Aに通常の方法で記
録した。
次にこの露光した感光性基板IOは、反射防止膜除去工
程Vを経て、現像工程に送られるのであるが、反射防止
処理II*30の除去は、現像工程のうちの、洗浄エツ
チング工程Vlaまたは初期現像工程■bにおいてエツ
チングまたは現像処理と同時に行うことができる。すな
わち、反射防止膜除去工程Vは、洗浄エツチング工程V
Taまたは初期現像工程■bに包含され得るものである
例えば1反射防止膜除去・初期現像工程V・■bでは、
上記露光剤の感光性基板10を現像液に2分浸漬した。
現像液としては、富士写真フィルム社製写真定着液スー
パーフジフィックスを用いた。浸漬直後から、重クロム
酸アンモンの黄褐色が脱色を開始し、反射防止膜30が
除去できたことを確認した。さらに、これを充分水洗し
た後、最終現像工程■゛bにおいてイソプロピルアルコ
ールに3分間浸漬した。かくして得られた体積ホログラ
ムの表面には、フッ化カリウムからなる反射防止膜30
は全く残留しておらず、これを用いてホログラフィを再
生すると、ゴースト像はほとんど出現しなかった。第2
図は、この時のホログラムの状態を示すもので、先に述
べたように反射防止膜30の作用によりゼラチン感光膜
2Aには目的ホログラムHのみが記録されるので、再生
時には目的像を結ぶ光路L4のみとなり、ゴースト像は
生じない。しかも、反射防止膜30は完全に除去される
から、ホログラムの有する本来の光学的、機械的、化学
的諸性能は変わることがない。
なお、上記実施例では、現像工程が反射防止膜除去工程
を兼ねているが、この2工程は分離して行なってもよい
。すなわち、反射防止膜が溶解する溶媒を用いて洗浄し
た後現像液へ浸漬することもできる。
また、上記実施例では、反射防止膜としてフッ化カリウ
ム単層膜を用いたがこれに限らず、その他フッ化ナトリ
ウムやツー2化リチウムなど、感光層(実施例において
は重クロム酸アンモン含浸ゼラチン)より低い屈折率を
有することにより反射防止膜として機能し、かつ、ある
種の溶媒に溶解する物質で、なおかつ蒸着などの方法に
より均一な膜が得られる透明体であれば何でも用いるこ
とができる。また、単層■λに限らず、溶媒により除去
可能なものであれば複合膜や多層膜を用いることもでき
る。
さらに、上記実施例では感光層として重クロム酸アンモ
ン含浸ゼラチンを用いたが、この他に利用可能な感光材
料としては、ハロゲン化銀乳剤、フォトレジスト・アク
リル酸モノマー(メチレンブルー増感)などのフォトポ
リマー、 KBrφNac I・スピロピラン類などの
フォトクロミック材料、LiNbO3・SrO,75B
a0.25 Nb2 06 ・Bia Ti3 012
−Zn5eなどの強誘電体、 MnB1 * EuOな
どの強磁性体、カルコゲンガラス、ルミネッセントガラ
スなどが挙げられる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、感光性基板上に反射
防止機能を有する皮膜を形成する工程。
この基板を露光する工程、溶媒洗浄により上記皮nりを
除去する工程および露光像を現像する工程を有すること
を特徴とするホログラムの製造方法としたので、これに
より得られるホログラムの諸性能を損うことなく、再生
時ゴースト像を低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるホログラム製造工程
を、第2図はそのホログラムの記録状態を示すものであ
り、第3図は従来のホログラム製造工程を、第4図はそ
の時のホログラムの記録状態を示すものである。■はゼ
ラチン塗布、IIは感光化、■は反射防止膜形成、■は
露光、■は反射防1F膜除去、■aは洗浄エツチング、
■aは乾燥、■bは初期現像、■bは最終現像の各工程
を示す、また、11オガラス基板、2Aは感光性膜、3
0は反射防止膜である。なお、図中同一符号は同一また
は相当工程および部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光性基板上に反射防止機能を有する皮膜を形成
    する工程、この基板を露光する工程、溶媒洗浄により上
    記皮膜を除去する工程、および露光像を現像する工程を
    有することを特徴とするホログラムの製造方法。
  2. (2)上記、溶媒洗浄により、反射防止機能を有する皮
    膜を除去する工程と、露光像を現像する工程とを同時に
    行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のホ
    ログラムの製造方法。
JP60221526A 1985-10-04 1985-10-04 ホログラムの製造方法 Pending JPS6280688A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60221526A JPS6280688A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 ホログラムの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60221526A JPS6280688A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 ホログラムの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6280688A true JPS6280688A (ja) 1987-04-14

Family

ID=16768093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60221526A Pending JPS6280688A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 ホログラムの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6280688A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997040412A1 (fr) * 1996-04-23 1997-10-30 Komatsu Ltd. Dispositif optique confocal et dispositif d'exposition a un hologramme

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997040412A1 (fr) * 1996-04-23 1997-10-30 Komatsu Ltd. Dispositif optique confocal et dispositif d'exposition a un hologramme

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5162927A (en) High efficiency holograms by multiple-layer holography
US3944420A (en) Generation of permanent phase holograms and relief patterns in durable media by chemical etching
US3617274A (en) Hardened gelatin holographic recording medium
US3825317A (en) Application of a novel photosensitive member to hologram
Chang Post-processing of developed dichromated gelatin holograms
US3567444A (en) Holographic recording method
JPS6280688A (ja) ホログラムの製造方法
EP1262827B1 (en) Post-exposure treatment method of silver halide emulsion layer, hologram manufactured using the method, and holographic optical element including the hologram
US3728118A (en) Process for producing multiple recording in a single medium
JPS6280687A (ja) ホログラム用感光性基板
JP2926847B2 (ja) ホログラムの露光方法
US4433893A (en) Process for producing holograms
KR100322748B1 (ko) 실버할라이드 홀로그램 기록매질의 제조 방법
JPH04250486A (ja) ホログラムの製造方法
GB2161620A (en) Preparing holograms
Kim et al. Transmission and reflection SHSG holograms
JP2733931B2 (ja) ホログラムの製造方法
JPH0241755B2 (ja)
RU2008716C1 (ru) Способ изготовления голографического материала
JPS63163453A (ja) ホログラムの製造方法
JPH0151191B2 (ja)
JP2921005B2 (ja) ホログラムの製造方法
JP2620555B2 (ja) 体積位相ホログラムの製造方法
JPH0229773A (ja) ホログラムの作製方法
Jeong Control of reconstruction wavelength of dichromated gelatin holographic filter