JPS628045B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS628045B2 JPS628045B2 JP7139979A JP7139979A JPS628045B2 JP S628045 B2 JPS628045 B2 JP S628045B2 JP 7139979 A JP7139979 A JP 7139979A JP 7139979 A JP7139979 A JP 7139979A JP S628045 B2 JPS628045 B2 JP S628045B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acoustic wave
- surface acoustic
- wave filter
- interdigital
- interdigital electrodes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 claims description 22
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- GQYHUHYESMUTHG-UHFFFAOYSA-N lithium niobate Chemical compound [Li+].[O-][Nb](=O)=O GQYHUHYESMUTHG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/46—Filters
- H03H9/64—Filters using surface acoustic waves
- H03H9/6489—Compensation of undesirable effects
- H03H9/6496—Reducing ripple in transfer characteristic
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は表面弾性波瀘波器に関する。
表面弾性波瀘波器において電気信号を表面弾性
波信号にあるいはその逆に変換するために用いら
れるすだれ状電極をインパルスで励振した場合の
時間領域での波形応答h(t)は回折、分数、損
失等を無視した場合には近似的に次式で与えられ
る。
波信号にあるいはその逆に変換するために用いら
れるすだれ状電極をインパルスで励振した場合の
時間領域での波形応答h(t)は回折、分数、損
失等を無視した場合には近似的に次式で与えられ
る。
ここにδはデイラツクのδ関数、Xoはn番目
の電極子の位置と観測位置との間の距離、vは表
面弾性波伝播速度、aoは電極指の重み付けであ
る。これによりすだれ状電極の周波数特性H
(w)は で示される。したがつて所要の周波数特性を有し
たすだれ状電極の重み付けaoは周波数特性の逆
フーリエ変換となる。たとえば表面弾性波瀘波器
として一般的な矩形の通過域特性を得るための重
み付けaoの包絡線波形はSIN X/X、つまりメイ
ン ローブと無限に続くサイドローブとからなる波形
となる。このような重み付けをすだれ状電極に行
なう場合にはすだれ状電極の大きさの制限から有
限での打ち切りが行なわれ、この打ち切りの影響
に依り通過帯域内に振幅及び遅延時間のリツプル
を生ずる。このリツプルの周期はサイドローブの
数に依存し、リツプルの数は片側のサイドローブ
の数より1個多くなる。
の電極子の位置と観測位置との間の距離、vは表
面弾性波伝播速度、aoは電極指の重み付けであ
る。これによりすだれ状電極の周波数特性H
(w)は で示される。したがつて所要の周波数特性を有し
たすだれ状電極の重み付けaoは周波数特性の逆
フーリエ変換となる。たとえば表面弾性波瀘波器
として一般的な矩形の通過域特性を得るための重
み付けaoの包絡線波形はSIN X/X、つまりメイ
ン ローブと無限に続くサイドローブとからなる波形
となる。このような重み付けをすだれ状電極に行
なう場合にはすだれ状電極の大きさの制限から有
限での打ち切りが行なわれ、この打ち切りの影響
に依り通過帯域内に振幅及び遅延時間のリツプル
を生ずる。このリツプルの周期はサイドローブの
数に依存し、リツプルの数は片側のサイドローブ
の数より1個多くなる。
従来の表面弾性波瀘波器に於て入力、出力両す
だれ状電極に重み付けを行なう場合には、通常同
一な重み付けが行なわれている。このときには前
記の打ち切りに依るリツプルは単一のすだれ状電
極のリツプルの約2倍となつている。
だれ状電極に重み付けを行なう場合には、通常同
一な重み付けが行なわれている。このときには前
記の打ち切りに依るリツプルは単一のすだれ状電
極のリツプルの約2倍となつている。
したがつて、本発明の目的は入力、出力両すだ
れ状電極の重み付けを同一とせず、両者の打ち切
りに依るリツプルが相殺されるように各すだれ状
電極を定めた表面弾性波瀘波器を提供することで
ある。
れ状電極の重み付けを同一とせず、両者の打ち切
りに依るリツプルが相殺されるように各すだれ状
電極を定めた表面弾性波瀘波器を提供することで
ある。
本発明に依れば、入力出力各すだれ状電極の中
心周波数をリツプルの周期Rの1/2あるいはn
R+R/2(n=1,2……)だけ隔たつた周波
数に定めることに依り入力、出力各すだれ状電極
の打ち切りに依るリツプルが逆相となり相殺され
る表面弾性波瀘波器が得られる。
心周波数をリツプルの周期Rの1/2あるいはn
R+R/2(n=1,2……)だけ隔たつた周波
数に定めることに依り入力、出力各すだれ状電極
の打ち切りに依るリツプルが逆相となり相殺され
る表面弾性波瀘波器が得られる。
次に本発明についての図面を参照しながら本発
明を詳細に説明する。第1図は本発明に依る表面
弾性波瀘波器の一実施例を示すものであり、ニオ
ブ酸リチウム、水晶等の圧電性基板1の上に金属
薄膜によつて形成されるすだれ状電極2,3及び
それぞれのすだれ状電極の重み付けを有効にする
ための結合器すなわちマルチストリツプカプラ4
とから構成され、すだれ状電極2及び3は入力又
は出力変換器として動作する。尚第1図に示すす
だれ状電極2,3の破線l1,l2は重み付けの包絡
線波形を示すものである。又、このような構成の
瀘波器の伝達関数は両すだれ状電極の伝達関数の
積となる。図ですだれ状電極2,3の中心周波数
は第3,4図に示すようにリツプル周期の1/2だ
け異つている。
明を詳細に説明する。第1図は本発明に依る表面
弾性波瀘波器の一実施例を示すものであり、ニオ
ブ酸リチウム、水晶等の圧電性基板1の上に金属
薄膜によつて形成されるすだれ状電極2,3及び
それぞれのすだれ状電極の重み付けを有効にする
ための結合器すなわちマルチストリツプカプラ4
とから構成され、すだれ状電極2及び3は入力又
は出力変換器として動作する。尚第1図に示すす
だれ状電極2,3の破線l1,l2は重み付けの包絡
線波形を示すものである。又、このような構成の
瀘波器の伝達関数は両すだれ状電極の伝達関数の
積となる。図ですだれ状電極2,3の中心周波数
は第3,4図に示すようにリツプル周期の1/2だ
け異つている。
第2図は本発明による表面弾性波瀘波器の一実
施例の通過域の計算上の振幅特性を示す。第3
図、第4図はこのときの入力、出力各すだれ状電
極の単独の特性であり電極指数610本、中心周波
数37MHz、帯域幅6MHzの場合のものである。こ
の例ではサイドローブの数は12であり通過帯域内
に13のリツプルを生じている。又、入力、出力両
すだれ状電極の中心周波数の差は250KHzであり
リツプルの周期の1/2である。又第5図は従来の
方法つまり入力、出力各すだれ状電極を同一の重
み付けを行なつた場合の特性である。
施例の通過域の計算上の振幅特性を示す。第3
図、第4図はこのときの入力、出力各すだれ状電
極の単独の特性であり電極指数610本、中心周波
数37MHz、帯域幅6MHzの場合のものである。こ
の例ではサイドローブの数は12であり通過帯域内
に13のリツプルを生じている。又、入力、出力両
すだれ状電極の中心周波数の差は250KHzであり
リツプルの周期の1/2である。又第5図は従来の
方法つまり入力、出力各すだれ状電極を同一の重
み付けを行なつた場合の特性である。
本発明に依る表面弾性波瀘波器の場合には遷移
域のシヤープさは主として単一のすだれ状電極の
シヤープさに近いものとなるため従来の方法のも
のに比較してシヤープさは小さいものとなるが第
6図に示すように各すだれ状電極の特性を定めれ
ばある程度シヤープさの劣化を押さえることが可
能である。ここで第6図aは一方のすだれ状電極
の特性を示し、bは他方のすだれ状電極の特性を
示す。
域のシヤープさは主として単一のすだれ状電極の
シヤープさに近いものとなるため従来の方法のも
のに比較してシヤープさは小さいものとなるが第
6図に示すように各すだれ状電極の特性を定めれ
ばある程度シヤープさの劣化を押さえることが可
能である。ここで第6図aは一方のすだれ状電極
の特性を示し、bは他方のすだれ状電極の特性を
示す。
尚、表面弾性波瀘波器のリツプルの原因には以
上に述べた打ち切りに依るものの他に回折、電極
破損等があるが、特性に大きく影響を与えるのは
打ち切りに依るものであり瀘波器を実現した場合
にはそのリツプルの大きさは計算値の数倍になる
のが通常である。以上に述べた通り本発明に依る
表面弾性波品瀘波器の特性(第2図)は従来の表
面弾性波瀘波器(第5図)に比較してリツプルが
十分小さくなる効果がある。
上に述べた打ち切りに依るものの他に回折、電極
破損等があるが、特性に大きく影響を与えるのは
打ち切りに依るものであり瀘波器を実現した場合
にはそのリツプルの大きさは計算値の数倍になる
のが通常である。以上に述べた通り本発明に依る
表面弾性波品瀘波器の特性(第2図)は従来の表
面弾性波瀘波器(第5図)に比較してリツプルが
十分小さくなる効果がある。
第1図は表面弾性波瀘波器の構成例、第2図は
本発明に依る表面弾性波瀘波器の特性、第3,4
図はそれを構成するすだれ状電極の特性、第5図
は従来の方法に依る表面弾性波瀘波器の特性であ
り、第6図は遷移域のシヤープさを重視した場合
の本発明の実施法を示した図である。 図において、1は圧電性基板、2,3は重み付
けられたすだれ状電極、4はマルチストリツプカ
プラ。
本発明に依る表面弾性波瀘波器の特性、第3,4
図はそれを構成するすだれ状電極の特性、第5図
は従来の方法に依る表面弾性波瀘波器の特性であ
り、第6図は遷移域のシヤープさを重視した場合
の本発明の実施法を示した図である。 図において、1は圧電性基板、2,3は重み付
けられたすだれ状電極、4はマルチストリツプカ
プラ。
Claims (1)
- 1 電気信号を表面弾性波信号に変換する第一の
すだれ状電極と前記表面弾性波信号を電気信号に
変換する第二のすだれ状電極とを圧電基板上に形
成した表面弾性波瀘波器において、前記第一及び
第二のすだれ状電極個有の振幅リツプル及び遅延
時間リツプルの少なくとも一方が相殺されるよう
に各すだれ状電極の中心周波数異ならしめたこと
を特徴とする表面弾性波瀘波器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7139979A JPS55162613A (en) | 1979-06-07 | 1979-06-07 | Surface elastic wave filter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7139979A JPS55162613A (en) | 1979-06-07 | 1979-06-07 | Surface elastic wave filter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55162613A JPS55162613A (en) | 1980-12-18 |
JPS628045B2 true JPS628045B2 (ja) | 1987-02-20 |
Family
ID=13459389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7139979A Granted JPS55162613A (en) | 1979-06-07 | 1979-06-07 | Surface elastic wave filter |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55162613A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5762615A (en) * | 1980-10-01 | 1982-04-15 | Oki Electric Ind Co Ltd | Surface acoustic wave filter |
-
1979
- 1979-06-07 JP JP7139979A patent/JPS55162613A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55162613A (en) | 1980-12-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4353046A (en) | Surface acoustic wave device with reflectors | |
JPH025327B2 (ja) | ||
CA1049646A (en) | Acoustic surface wave device with harmonic coupled transducers | |
US4075582A (en) | Surface acoustic wave device | |
JP3330512B2 (ja) | 弾性表面波素子 | |
JPS628045B2 (ja) | ||
EP0063839B1 (en) | Acoustic wave bandpass electrical filters | |
US4005378A (en) | Surface acoustic wave filter | |
JPH0410764B2 (ja) | ||
US4096456A (en) | Surface elastic wave filter | |
JP2628985B2 (ja) | 改良された表面音波フィルタ | |
US5528206A (en) | Surface acoustic wave filter with attenuated spurious emissions | |
US4600852A (en) | Wide bandwidth withdrawal weighted surface acoustic wave filters | |
JP3432323B2 (ja) | Sawデバイス | |
JPS622724B2 (ja) | ||
JPS5847090B2 (ja) | 弾性表面波フイルタ | |
JP3329115B2 (ja) | 表面波装置 | |
JPS61245613A (ja) | 電気的表面弾性波フイルタ | |
JPS61164317A (ja) | 電気的表面弾性波フイルタ | |
JPS6134755Y2 (ja) | ||
JPS594215A (ja) | 弾性表面波装置 | |
JPS634366B2 (ja) | ||
US3936679A (en) | Elastic surface wave transducer | |
JPH0653772A (ja) | 可変周波数弾性表面波機能素子及び 可変周波数フィルタ | |
KR800000703B1 (ko) | 탄성 표면파 필터 |