JPS6280356A - トルクコンバ−タ - Google Patents

トルクコンバ−タ

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Publication number
JPS6280356A
JPS6280356A JP21897485A JP21897485A JPS6280356A JP S6280356 A JPS6280356 A JP S6280356A JP 21897485 A JP21897485 A JP 21897485A JP 21897485 A JP21897485 A JP 21897485A JP S6280356 A JPS6280356 A JP S6280356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
impeller
vane
torque converter
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21897485A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Kumada
熊田 治郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP21897485A priority Critical patent/JPS6280356A/ja
Publication of JPS6280356A publication Critical patent/JPS6280356A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の自動変速機等に用いられる流体伝動
装置であって、トルク増大作用を有するトルクコンバー
タに関する。
(従来の技術) 従来のトルクコンバータとしては1例えば「自動車工学
全書9巻 動力伝達装置」 (昭和55年11月■山海
堂発行)の203ページ〜216ページに記載されてい
るようなものが知られている。
この従来のトルクコンバータは、第6図に示すように、
原動機からの駆動力が入力される入力軸100に連結さ
れるポンプ羽根車101と、該ポンプ羽根車101の対
向位置に配置され、出力軸102(自動変速機の補助変
速機入力軸)に連結されるタービン羽根車103と、タ
ービン羽根車103とポンプ羽根車101との間に配置
され、ケース104にワンウェイクラッチ105を介し
て設けられるステータ羽根車106と、内部に充満され
ている作動油Oと、を備えたものであった。
尚、ステータ羽根車106は、内周側のステータリング
106aと、外周側のステータコア106bと、ステー
タリンII I O6aとステータコア106bとの間
に放射状に配設されるステータ児106cと、によって
構成されている。そして、このステータfl 106 
cの翼間ピッチは、ステータ羽根車106が一般に鋳造
品であることから、外周側を基準にすると内周側の大間
ピッチが小さくなりすぎ鋳型での製作が難しくなるため
、内周側を基準とした大きな質問ピッチに設定されてい
た。
このトルクコンバータのトルク増大作用は、第7図に示
すように、タービン羽根車103から出た作動油0を固
定状態のステータ羽根車106の入口側よりスムーズに
入れ、ステータ羽根車106のステータχ形状に沿って
作動油0の方向を変え、ステータ羽根車106の出口側
よりポンプ羽根車101に対し、ポンプ羽根車101の
回転を妨げない方向からスムーズに入れ、循環する作動
油Oの速度を落とすことなくこの動作を繰り返すことで
、タービン羽根車103の反動力を大きくし、ステータ
羽根車106が作動油Oから受けるステータトルクだけ
タービントルクを増大させる作用を示す。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のトルクコンへ−夕にあ
っては、ステータ翼の質問ピッチが大きいものであった
ため、ステータ荒の間を流れる作動油の流出方向をコン
トロールするためには。
作動油の流れを大きくスリップさせて行なわなければな
らず、このためステータ大出口角度02′の大きな、つ
まり転向角の大きなステータ叉形状にせざるを得ないも
のであった。
従って、ステータ1106cの作動油の出口付近では流
れのスリップと共に十分な整流作用が受けられず、翼背
面側で流れの剥離が生じ、エネルギ損失が大きくなると
いう問題点があった。
特に、タービン回転数に対するポンプ回転角の割合(こ
れを速度比eと称する)が1に近いカップリングポイン
ト付近では、ステータ翼106 cへの流入角が小さく
、流速が大きいため、第8図に示すように、流れの剥離
の発生が激しく、また、ステータ翼106 Cの内周側
と外周側とでは、翼間ピッチの大きな外周側で剥離の発
生が激しいものであった。
尚、ステータ翼の又聞ピッチを小さくしてこれらの問題
点を解決することも考えられるが、ステータ羽根車を鋳
造品にしようとする場合は、成型上の限界で大間ピッチ
を小さくすることが困難であり、また、翼間ピッチを小
さくしてステータ荒の数を増せば、流れの剥離による損
失は小さくなっても、ステータ又の入口側での衝突損失
が大きくなってしまう。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために本発明では
、入力軸に連結されるポンプ羽根・Fと、出力軸に連結
されるタービン羽根車と、ケースに固定されるステータ
羽根車と、内部に充満されている作動油と、を備えたト
ルクコンバータにおいて、前記ステータ羽根車のステー
タ翼間位置の作動油の出口側に補助整流板を設けた。
(作 用) 従って1本発明のトルクコンバータでは、上述のように
、ステータ羽根車のステータ翼間位置の出EI側に補助
整流板を設けたことで、翼間ピッチが大きくてもステー
タ羽根車の出口側では補助整流板によって翼間ピッチを
およそ半分にしたのと同様となり、作動油の流出方向の
コントロールが補助整流板により得られ、流れの!A#
の発生を抑制することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたって自動車の自動変速機
に用いられる対称3要素2相1段型のトルクコンバータ
を例にとる。
まず、第1実施例の構成を説明する。
第1実施例のトルクコンバータAは、第1図に示すよう
に、ポンプ羽根車1.タービン羽根車2、ステータ羽根
車3、補助整流板4を備えている。
ポンプ羽根車1は、エンジンのクランクシャフト(図示
していない)にコンバータシェル5を介して連結される
羽根車で、コンバータシェル5に結合される外側のポン
プシェル111と、内側のポンプコア112と、前記ポ
ンプシェル111とポンプコア112との間に配設され
るポンプ翼ll3と、によって構成されている。
タービン羽根車2は、前記ポンプ羽根車1の対向位置に
配置され、プラネタリギヤ等を用いた補助変速機入力軸
6に連結される羽根車で、外側のタービンシェル201
と、内側のタービンコア202と、前記タービンシェル
201とタービンコア202どの間に配設されるタービ
ン翼203と、によって構成されている。
ステータ羽根車3は、前記ポンプ羽根車1とタービン羽
根車2との間であって、両羽根車l。
2の内周位置に配置され、トランスミッションケース7
に対してワンウェイクラッチ8を介して設けられる羽根
車で、ポンプコア112とタービンコア202のほぼ延
長部分であり、回転軸に対して外周側のステータコア3
01と、ポンプシェル111とタービ〉・シェル201
のほぼ延長部分であり、回転軸に対して内周側のステー
タリング302と、前記ステータコア301とステータ
リング302との間に、回転軸に対して放射状に配設さ
れるステータH3o3と、によって構成されている。
補助整流板4は、前記ポンプ羽根車1への流出方向を整
えるための部材で、前記ステータ羽根車3の隣接するス
テータB3o3,3o3間位置であって、ステータ又3
03の出口側に設けられている。
尚、第1実施例では、第2図に示すように、ステータコ
ア301とステータリング302に形成した取付溝30
1a、302aに補助整流板4を差し込み、スポット溶
接(溶接部4a)にて固定させることで、内周側から外
周側までの補助整流板4を設けている。
また、この補助整流板4は、ステータ友303の出口側
とほぼ平行で、ステータ出口大角度02とほぼ同角度を
もつように配置されている。
作動油0は、前記ポンプ羽根車l、ター・ビン羽根・1
(2及びステータ羽根車3が収納されたシェル内部に充
満されているトルク伝達用媒体で、駆動力人力時におい
ては、ポンプ羽根車1→タービン羽根車2→ステータ羽
根車3へと作動油0が循環し、各羽根車1,2.3間を
移動する作動油循環経路が形成される。
次に、第1実施例の作用を説明する。
入出力軸のトルク比が1となるカップリングポイント 
(速度比e=0.8程度)までの領域では、ステータ羽
根車3がトランスミッションケース7に固定されてトル
ク増大作用を示し、カップリングポイントを超えた領域
では、ステータ羽根車3がワンウェイクラッチ8により
空転し、フルードカップリング作用を示す。
このカップリングポイントまでにおいては、タービン羽
根車2からの作動油Oが転向角(ステータ入口翼角度と
ステータ出口又角度θ2との方向変化角)に従ってステ
ータE303,303間を流れ、第3図の矢印B方向に
ステータトルクを午え、出口側では補助整流板4により
整流作用を受けて、ポンプ羽根車1へと流出する。
このように、第1実施例では、ステータ羽根車3のステ
ータ’3303.303間位置の出口側に内周側から外
周側までの補助整流板4を設けているため、ステータ翼
3o3,3o3の翼間ピ、2チが大きくてもステータ羽
根車3の出口側では補助整流板4によって大間ピッチを
およそ半分にしたのと同様となり、作動油Oの流出方向
のコントロールを補助整流板4により行なわせることが
できる。
これによって、ステータ翼303の翼形状をステータ出
口翼角度02の大きい、つまり転向角の大きな翼形状に
しても、補助整流板4により整流作用を受けることで、
流れの剥離が生じなく、カップリングポイント付近であ
って流速が大きい時でも、エネルギ損失を小さくするこ
とができる。
また、ステータ翼303の翼間ピッチは、従来のように
、大きなピッチのままでよいため、ステータ羽根車3を
製造する上において困難さが伴なうこともない。
尚、前記補助整流板4は、ステータ翼コードの50%以
下で、ステータrB 303のステータ出1コ久角度0
2に比べて±10degの範囲が好ましい。
次に、第4図に示す第2実施例について説明する。
この第2実施例は、ステータ羽根車3のステータ翼間ピ
ッチが、内周側に比べ外周側が大きくなり、外周側にお
いて流れの剥離が生じやすいため、この外周側にのみス
テータコア301上に立設した方形板による補助整流板
4′を設けた例である。
尚、他の構成は、第1実施例と同様であるので、図面に
同一符号を付して説明を省略する。
また1作用についても第1実施例と同様であるので省略
する。
次に、第5図に示す第3実施例について説明する。
この第3実施例も第2実施例と同様にステータ羽根車3
の外周側にのみステータコア301上にケ設した補助整
流板4“を設けた例で、この補助整流板4″の形状を流
れの抵抗が少ない%円形とした例である。
尚、他の構成は、第1実施例と同様であるので、図面に
同−符りを付して説明を省略する。
また、作用についても第1実施例と同様であるので省略
する。
以」;、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。
例えば、実施例では、補助整流板を溶接により固定して
設ける例を示したが、圧入やネジ市メ等の固定方法によ
り設けてもよいし、さらにステータ羽根車を鋳造品とす
る場合は補助整流板を一体鋳造させるようにしてもよい
また、実施例では、補助整流板として断面板状の補助整
流板を示したが、流れに対する抵抗が小さい断面翼形状
の補助整流板としてもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように1本発明のトルクコンバータに
あっては、ステータ羽根車のステータ又聞位置の出口側
に補助整流板を設けたため、この補助整流板により作動
油の流出方向のコントロールができ、ステータ翼間ピッ
チが大きくても流れの剥離の発生が抑えられ、エネルギ
損失を小さくできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例のトルクコンバータを示す断
面図、第2図は第2実施例のトルクコンへ−夕のステー
タ羽根車を示す斜視図、第3図は第1実施例のステータ
翼間の作動油の流れを示すステータ翼部展開図、第4図
は第2実施例のトルクコンバータのステータ羽根車を示
す斜視図、第5図は第3実施例のトルクコンバータのス
テータ・  羽根車を示す斜視図、第6図は従来のトル
クコンバータを示す概略断面図、第7図は従来のトルク
コンバータにおける作動油の流れを示す分解斜視図、:
B8図は従来のステータ大間の作動油の流れを示すステ
ータ翼部展開図である。 l・・・ポンプ羽根車 2・・・タービン羽根車 3・・・ステータ羽根車 4・・・補助整流板 特  許  出  願  人 日産自動車株式会社 第1図 八 1 : 爪°ンフ0羽木屹惇L 2 ; ターヒ゛ン;7q服車 3: ステータ羽吸車 +:811tw′J市ヒfL、板 、第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)入力軸に連結されるポンプ羽根車と、出力軸に連結
    されるタービン羽根車と、ケースに固定されるステータ
    羽根車と、内部に充満されている作動油と、を備えたト
    ルクコンバータにおいて、前記ステータ羽根車のステー
    タ翼間位置の作動油の出口側に補助整流板を設けたこと
    を特徴とするトルクコンバータ。
JP21897485A 1985-10-01 1985-10-01 トルクコンバ−タ Pending JPS6280356A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21897485A JPS6280356A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 トルクコンバ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21897485A JPS6280356A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 トルクコンバ−タ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6280356A true JPS6280356A (ja) 1987-04-13

Family

ID=16728276

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JP21897485A Pending JPS6280356A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 トルクコンバ−タ

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