JPS6280208A - 熱風炉の操業方法 - Google Patents
熱風炉の操業方法Info
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- JPS6280208A JPS6280208A JP22094085A JP22094085A JPS6280208A JP S6280208 A JPS6280208 A JP S6280208A JP 22094085 A JP22094085 A JP 22094085A JP 22094085 A JP22094085 A JP 22094085A JP S6280208 A JPS6280208 A JP S6280208A
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- JP
- Japan
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- time
- combustion
- hot
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は高炉用熱風炉の操業方法に係り、持に熱風炉
蓄熱室の煉瓦の熱“刻れを経済的に防止し得る操業方法
に関する。
蓄熱室の煉瓦の熱“刻れを経済的に防止し得る操業方法
に関する。
従来技術とその問題点
熱風炉は高炉への送風に熱を与えて高温とするための蓄
熱式熱交換器で、通常高炉1基に対し複数基(3〜4基
)設置され、1基あるいは2基が高炉への送風に使われ
、他の熱風炉は燃焼状態にある。そして、通風中の熱風
炉の熱が不足してきたら、他の蓄熱を完了したfP虱炉
に切替えて、高炉への送風は連続して行なわれる。
熱式熱交換器で、通常高炉1基に対し複数基(3〜4基
)設置され、1基あるいは2基が高炉への送風に使われ
、他の熱風炉は燃焼状態にある。そして、通風中の熱風
炉の熱が不足してきたら、他の蓄熱を完了したfP虱炉
に切替えて、高炉への送風は連続して行なわれる。
このように、高炉用熱風炉は互いにその時期をずらして
交互に送風もしくは燃焼を繰り返し、高炉へ絶え間なく
熱風を送風するように制@される。
交互に送風もしくは燃焼を繰り返し、高炉へ絶え間なく
熱風を送風するように制@される。
ところで、勢風炉客熱室に使われる煉瓦としては、^温
において安定で、かつ経済的な珪石煉瓦が使われている
が、珪石煉瓦は600℃以下での容漬変化が著しいため
、この温度以下に煉瓦の温度が下がると低温変態による
損傷(割れ)を招き易い。このため、蓄熱室煉瓦は60
0℃以下に下がらないことが望ましい。一方、蓄熱室は
高さ方向の温度分布が異なり、送風期の末期には蓄熱室
下部の煉瓦が最も温度が低くなる。従って、熱風炉操業
1こおいては蓄熱室下部の煉瓦を600℃以下に低下さ
せないことが1まれる。
において安定で、かつ経済的な珪石煉瓦が使われている
が、珪石煉瓦は600℃以下での容漬変化が著しいため
、この温度以下に煉瓦の温度が下がると低温変態による
損傷(割れ)を招き易い。このため、蓄熱室煉瓦は60
0℃以下に下がらないことが望ましい。一方、蓄熱室は
高さ方向の温度分布が異なり、送風期の末期には蓄熱室
下部の煉瓦が最も温度が低くなる。従って、熱風炉操業
1こおいては蓄熱室下部の煉瓦を600℃以下に低下さ
せないことが1まれる。
蓄熱室煉瓦の最低温度を600℃以下に低下させないた
めには、例えば送風期の時間を短くし温度降下を少なく
するか、蓄熱室下部の温度を高くすることが考えられる
。このうち、Jim室下部の温度を傷くする方法として
は、例えば高カロリーガスを用いて燃焼末期の5熱室下
部の煉瓦の温度を高くする方法が知られている(特開昭
54−107807)。
めには、例えば送風期の時間を短くし温度降下を少なく
するか、蓄熱室下部の温度を高くすることが考えられる
。このうち、Jim室下部の温度を傷くする方法として
は、例えば高カロリーガスを用いて燃焼末期の5熱室下
部の煉瓦の温度を高くする方法が知られている(特開昭
54−107807)。
しかしこの方法は、蓄熱煉瓦の熱割れを防止することは
できるも、廣カロリーの燃料を・必要とするためコスト
アップを全潰なくされるという欠点があった。
できるも、廣カロリーの燃料を・必要とするためコスト
アップを全潰なくされるという欠点があった。
発 明 の 目 的
この発明は、従来の前記コストアップの問題を解決する
ためになされたもので、酸素富化燃焼を行ない、かつ蓄
熱室内の伝熱機構から最適なサイクルタイムを決め、熱
風炉の各弁の開閉により前記サイクルタイムを制御する
ことにより、蓄熱室下部煉瓦の熱割れを経済的に防止す
る熱風炉操業方法を提案することを目的とするものであ
る。
ためになされたもので、酸素富化燃焼を行ない、かつ蓄
熱室内の伝熱機構から最適なサイクルタイムを決め、熱
風炉の各弁の開閉により前記サイクルタイムを制御する
ことにより、蓄熱室下部煉瓦の熱割れを経済的に防止す
る熱風炉操業方法を提案することを目的とするものであ
る。
発 明 の 構 戊
この発明ζこ係る熱風炉の操業方法は、復数の熱風炉を
並列的に操業する方法において、酸素富化燃焼を行ない
、かつ各熱風炉の燃焼時間A7、送風時間Cをそれぞれ
下記(1)式、(2)式(こより算出し、この燃焼時間
A2および送風時間Cを弁の開閉により制御するこ七を
特徴とし、また前記燃焼時間A2は前記(2)式に替え
て下記(3)式により求めることを特徴とするものであ
る。
並列的に操業する方法において、酸素富化燃焼を行ない
、かつ各熱風炉の燃焼時間A7、送風時間Cをそれぞれ
下記(1)式、(2)式(こより算出し、この燃焼時間
A2および送風時間Cを弁の開閉により制御するこ七を
特徴とし、また前記燃焼時間A2は前記(2)式に替え
て下記(3)式により求めることを特徴とするものであ
る。
A2 = At X Q I / Q?
・・・・・・・・・・・・(1) 式A
、=A、−(T、−T、XQ、/Qり ・・・(3)
式ただし、 A、:、a回の燃焼時間(Hr) Q、:前回の単位時間当りの伝熱量(kcal/Hr)
Q2:次回の単位時nU当りの伝熱ji (k Ca
(1/Hr )B :充圧時間(H4) D :抑圧時間(Hr) n :熱風炉の基数 T、:@回の昇熱時間(Hr) 以下、この発明方法について詳細に説明する。
・・・・・・・・・・・・(1) 式A
、=A、−(T、−T、XQ、/Qり ・・・(3)
式ただし、 A、:、a回の燃焼時間(Hr) Q、:前回の単位時間当りの伝熱量(kcal/Hr)
Q2:次回の単位時nU当りの伝熱ji (k Ca
(1/Hr )B :充圧時間(H4) D :抑圧時間(Hr) n :熱風炉の基数 T、:@回の昇熱時間(Hr) 以下、この発明方法について詳細に説明する。
−役に、高炉用塵7虱炉のタイムスケジュールはr記(
4)式および(5)式lこより決まる。
4)式および(5)式lこより決まる。
サイクルタイム=cXs’i炉の雀数=AfB十C十〇
・由・・・・・・・・・(51式ただし、 A:燃焼時間(外温期+ドーム温変制御期)B:充圧時
間(燃焼時間と送風時間との間の圧力の調節時間) C:送風時間(送風期) D:抑圧時間(送風時間と燃焼時間との間の圧力の調節
時間) この発明は前記(4)式に蓄障室の云謔慢溝を考1する
こ七により、最適な燃焼、時間および送風時間を与える
ものである。
・由・・・・・・・・・(51式ただし、 A:燃焼時間(外温期+ドーム温変制御期)B:充圧時
間(燃焼時間と送風時間との間の圧力の調節時間) C:送風時間(送風期) D:抑圧時間(送風時間と燃焼時間との間の圧力の調節
時間) この発明は前記(4)式に蓄障室の云謔慢溝を考1する
こ七により、最適な燃焼、時間および送風時間を与える
ものである。
すなわち、前記(1)式および(2)式により、各熱l
炉の最適な燃焼時間A、と送風時間Cを算出し、この壇
に基づいて各熱風炉の升を開閉制御する方法をとったの
である。
炉の最適な燃焼時間A、と送風時間Cを算出し、この壇
に基づいて各熱風炉の升を開閉制御する方法をとったの
である。
(1)式において、A、 X Q + / Q 2は次
回の燃焼時間を表わし、次回の伝熱量が大きい程、すな
わち蓄熱室煉瓦の上昇温度が速い程短時間でよい。ここ
で、Q、およびQ、はいずれら蓄熱室下部の煉瓦に関す
る値を用いろことが望ましく、以下に示す熱風炉の伝熱
機構から与えられる。
回の燃焼時間を表わし、次回の伝熱量が大きい程、すな
わち蓄熱室煉瓦の上昇温度が速い程短時間でよい。ここ
で、Q、およびQ、はいずれら蓄熱室下部の煉瓦に関す
る値を用いろことが望ましく、以下に示す熱風炉の伝熱
機構から与えられる。
Q+ 、Qt = Qc + Qrt 川
−−・” +6)式ただし、Qc:対流伝熱 QR:輻射伝熱 対流伝熱Qc、i射伝熱Qiは下記(7)式、(8)式
で与えられる。
−−・” +6)式ただし、Qc:対流伝熱 QR:輻射伝熱 対流伝熱Qc、i射伝熱Qiは下記(7)式、(8)式
で与えられる。
Qc = bc XAX (Tc −To )
−・”・”・17)式ただし、hc:対流伝熱係数(k
ca4/m’ Hh ・’C)A :伝熱面積(−) TG:ガス温度(’C)または(’K)To:煉瓦表面
温度(’C)または(0K)EG:ガスの全熱放射(k
ca6/m’・h )EB:煉瓦の全熱放射(kcaN
/m’・h)hr:幅対伝熱係数(kcal/TrI−
h ・”C)−二総括熱吸収率 奪活熱吸収率φは下記(9)式で表わされる。
−・”・”・17)式ただし、hc:対流伝熱係数(k
ca4/m’ Hh ・’C)A :伝熱面積(−) TG:ガス温度(’C)または(’K)To:煉瓦表面
温度(’C)または(0K)EG:ガスの全熱放射(k
ca6/m’・h )EB:煉瓦の全熱放射(kcaN
/m’・h)hr:幅対伝熱係数(kcal/TrI−
h ・”C)−二総括熱吸収率 奪活熱吸収率φは下記(9)式で表わされる。
φ=εB×εG (1−(1−EB)(1−εa))
・・・・・・(9)式ただ腰 εB:煉瓦の熱放射率 ε。:ガスの熱放射率 ガスの熱放射率ε。は下記01式で表わされる。
・・・・・・(9)式ただ腰 εB:煉瓦の熱放射率 ε。:ガスの熱放射率 ガスの熱放射率ε。は下記01式で表わされる。
ε。=εCog+ε□0−△ε ・・・・・・
・・・00式ただし、 εc。、 : co、の熱放射率 ε11.o: H,Oの熱放射率 △ε : Co、、 H20共存1こよる補正値燃焼期
のCO,の熱放射率εCQI、H,Oの熱放射率ε□、
0は、それぞれ下記01J式、02式で表4つされる。
・・・00式ただし、 εc。、 : co、の熱放射率 ε11.o: H,Oの熱放射率 △ε : Co、、 H20共存1こよる補正値燃焼期
のCO,の熱放射率εCQI、H,Oの熱放射率ε□、
0は、それぞれ下記01J式、02式で表4つされる。
εCO,= 0.7°”J P(0,’ eGA Tc
/ 100 )0°6CCOI・・・・・・・・・・・
・α9式 %式%) ・・・・・・・・・・・・@式 ただし、 Pcot : COtの分圧(atm)pII、o :
H,Oの分圧(atm)7?G:円筒の場合、管径X
0.9(m)ccOfi :εcotの全圧の補正食(
Δε中O)CM!Q :ε の全圧の補正fi(△ε
キO)H!0 また、燃焼中と送風中のそれぞれの対流伝熱hc1hc
′は下記(至)式、α4式が与えられる。
/ 100 )0°6CCOI・・・・・・・・・・・
・α9式 %式%) ・・・・・・・・・・・・@式 ただし、 Pcot : COtの分圧(atm)pII、o :
H,Oの分圧(atm)7?G:円筒の場合、管径X
0.9(m)ccOfi :εcotの全圧の補正食(
Δε中O)CM!Q :ε の全圧の補正fi(△ε
キO)H!0 また、燃焼中と送風中のそれぞれの対流伝熱hc1hc
′は下記(至)式、α4式が与えられる。
ho=o、77s v 0・8 T 、0・25/D
O・88m 、、、、、、、、、 a式ただし、 ■ =ガス流速(N4 t/see )TF:ガス温度
(0F) D :孔径(カナール)(in) Tc:ガス温度(’C) Wo:ガス流1i (Nm/sec )ここで、実操業
時に変化する値はTG、T、、PCOl”ato s
vs TF s Tc s Woであり、蓄熱煉瓦の温
度を高くし煉瓦の熱割れを防止するためには、燃焼期に
おいてガス温度Tc、Tyを上昇させるか、もしくはガ
ス流速V、WOを上昇させればよい。
O・88m 、、、、、、、、、 a式ただし、 ■ =ガス流速(N4 t/see )TF:ガス温度
(0F) D :孔径(カナール)(in) Tc:ガス温度(’C) Wo:ガス流1i (Nm/sec )ここで、実操業
時に変化する値はTG、T、、PCOl”ato s
vs TF s Tc s Woであり、蓄熱煉瓦の温
度を高くし煉瓦の熱割れを防止するためには、燃焼期に
おいてガス温度Tc、Tyを上昇させるか、もしくはガ
ス流速V、WOを上昇させればよい。
上記ガス温度、ガス流速を上昇させる方法としては、高
カロリーガスを用いる方法が考えられるが、この発明で
は高カロリ−ガスを用いずに酸素富化燃焼を採用した。
カロリーガスを用いる方法が考えられるが、この発明で
は高カロリ−ガスを用いずに酸素富化燃焼を採用した。
すなわち、酸素富化量と火炎の温度の関係を燃料のカロ
リー毎に示した第2図より明らかなごとく、酸素富化に
より、高カロリーガスを用いることなく火炎温度を上昇
させることができ、ガス温度を上昇できるので煉瓦の低
温割れを防止できる。
リー毎に示した第2図より明らかなごとく、酸素富化に
より、高カロリーガスを用いることなく火炎温度を上昇
させることができ、ガス温度を上昇できるので煉瓦の低
温割れを防止できる。
なお、この発明において、熱風炉燃焼開始時における燃
焼時間A2、送風時間Cは、操業データを解析して決定
してもよく、あるいは経徐により決定してもよい。1回
目の燃焼時間A2、送風時間Cが決定すれば、前記(1
)式、(2)式により順次各熱風炉の燃焼時間A7、送
風時間Cを決定し操業を行なうことができる。また、全
投入量一定のもとて(1)式のQl、Q2は前記(6)
式〜(8)式により行なえばよいが、変数T0、To、
PCo、P、12o、■、” s ”Cs W()は各
々、熱風炉に取付けられた温度計、分圧計、流速計で測
定された値を用いればよい。
焼時間A2、送風時間Cは、操業データを解析して決定
してもよく、あるいは経徐により決定してもよい。1回
目の燃焼時間A2、送風時間Cが決定すれば、前記(1
)式、(2)式により順次各熱風炉の燃焼時間A7、送
風時間Cを決定し操業を行なうことができる。また、全
投入量一定のもとて(1)式のQl、Q2は前記(6)
式〜(8)式により行なえばよいが、変数T0、To、
PCo、P、12o、■、” s ”Cs W()は各
々、熱風炉に取付けられた温度計、分圧計、流速計で測
定された値を用いればよい。
第1図はこの発明方法を実施するための制御システムを
示すもので、ここでは4基の熱風炉を並列操業する場合
を示した。
示すもので、ここでは4基の熱風炉を並列操業する場合
を示した。
図中、(1)は熱風炉、(2)はブロワ−1(3)は高
炉、(4)は煙突を示す。(5)は温度計、(6)は分
圧計、(7〉は流速計、(8)はサイクルタイム演算装
置である。
炉、(4)は煙突を示す。(5)は温度計、(6)は分
圧計、(7〉は流速計、(8)はサイクルタイム演算装
置である。
(V、)は熱風弁、(v2)は徘虱弁、(V、)は充圧
弁、(V、)は冷風弁、(v5)は排ガス弁、(v6)
は燃料ガス(Mガス)弁、(V、)は燃焼用空気弁を示
す。
弁、(V、)は冷風弁、(v5)は排ガス弁、(v6)
は燃料ガス(Mガス)弁、(V、)は燃焼用空気弁を示
す。
すなわち、各熱風炉(1)に取付けられた温度計(5)
、分圧計(6)、流速計(7)にて測定された値を用い
、サイクルタイム演算装置(8)にて演算を行ない、各
熱風炉の燃焼時間A7、送風時間Cを決定し、その決定
された燃焼時間−および送風時間になるように各熱、風
炉の熱風弁(V、 ) 、徘風弁(V、)、充圧弁(v
、 ) 、冷風弁(”/、 ) 、排ガス弁(v、)、
燃料ガス升(Vlり、燃焼用空気弁(V畳を開閉制御す
る。
、分圧計(6)、流速計(7)にて測定された値を用い
、サイクルタイム演算装置(8)にて演算を行ない、各
熱風炉の燃焼時間A7、送風時間Cを決定し、その決定
された燃焼時間−および送風時間になるように各熱、風
炉の熱風弁(V、 ) 、徘風弁(V、)、充圧弁(v
、 ) 、冷風弁(”/、 ) 、排ガス弁(v、)、
燃料ガス升(Vlり、燃焼用空気弁(V畳を開閉制御す
る。
第1表は上記各弁の開閉制御の一例を示したものである
。なお、充圧時間Bと排圧時間D!′!装置、操業条件
により一定に保たれる。
。なお、充圧時間Bと排圧時間D!′!装置、操業条件
により一定に保たれる。
第1表
(D:開
×:閉
実施例
炉容積2200−の高炉に4基の熱風炉を並列操業する
場合にこの発明方法を適用した。その際、昇熱期のみの
酸素富化量を2.4,6,8.10%の5条件とし、ま
た前回の昇熱時間(初期設定這)は5.10. 15.
20分の4条件として実施した。
場合にこの発明方法を適用した。その際、昇熱期のみの
酸素富化量を2.4,6,8.10%の5条件とし、ま
た前回の昇熱時間(初期設定這)は5.10. 15.
20分の4条件として実施した。
本実施例の操業諸元を第2表に、結果を第3表にそれぞ
れ示す。
れ示す。
なお、第3表には比較のため、従来の燃焼時間84分/
サイクル、送風時間34分/サイクル、充徘王時間18
分/サイクル、サイクルタイム合計136分の一定に保
った場合を併せて示した。
サイクル、送風時間34分/サイクル、充徘王時間18
分/サイクル、サイクルタイム合計136分の一定に保
った場合を併せて示した。
第3表に示す結果より、この発明方法の実施により送風
時間が短くなり、送風期における煉瓦の温度が小さくな
り、煉瓦の熱割れが防止できることが判明した。さら1
こ、本発明による熱効率の上昇による便益も大きいこと
がわかる。
時間が短くなり、送風期における煉瓦の温度が小さくな
り、煉瓦の熱割れが防止できることが判明した。さら1
こ、本発明による熱効率の上昇による便益も大きいこと
がわかる。
第 2 表
(以下余白)
発 明 の 効 果
以上説明したごとく、この発明方法は複数の熱風炉を並
列的に操業する場合に、酸素富化燃焼を行ない、かつ蓄
熱室内の伝熱機構から最適なサイクルタイムを決め、熱
風炉の各弁の開閉により前記サイクルタイムを制御する
方法であるから、高カロリーガスを用いなくても蓄熱室
の下部煉瓦の温度を600℃以上に保つことができ、経
済的に珪石煉瓦の低温割れを防止し得る効果を有し、熱
風炉操業の安定化とコスト低減に大なる効果を奏するも
のである。
列的に操業する場合に、酸素富化燃焼を行ない、かつ蓄
熱室内の伝熱機構から最適なサイクルタイムを決め、熱
風炉の各弁の開閉により前記サイクルタイムを制御する
方法であるから、高カロリーガスを用いなくても蓄熱室
の下部煉瓦の温度を600℃以上に保つことができ、経
済的に珪石煉瓦の低温割れを防止し得る効果を有し、熱
風炉操業の安定化とコスト低減に大なる効果を奏するも
のである。
第1図はこの発明方法を実施するための制御システムの
一例を示す概略図、第2図は熱風炉昇熱期における酸素
富化量と火炎温度の関係を燃料のカロリー毎に示す図で
ある。 1・・・熱風炉、2・・・プロワ−13・・・高炉、4
・・・煙突、5・・・温度計、6・・・分圧計、7・・
・流速計、8・・・サイクルタイム演算装置、■、・・
・熱風弁、V、・・・徘虱弁、v3・・・充圧弁、■4
・・・冷風弁、■、・・・排ガス弁、v6・・・燃料ガ
ス弁、■、・・・燃焼用空気弁。
一例を示す概略図、第2図は熱風炉昇熱期における酸素
富化量と火炎温度の関係を燃料のカロリー毎に示す図で
ある。 1・・・熱風炉、2・・・プロワ−13・・・高炉、4
・・・煙突、5・・・温度計、6・・・分圧計、7・・
・流速計、8・・・サイクルタイム演算装置、■、・・
・熱風弁、V、・・・徘虱弁、v3・・・充圧弁、■4
・・・冷風弁、■、・・・排ガス弁、v6・・・燃料ガ
ス弁、■、・・・燃焼用空気弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の熱風炉を並列的に送風する方法において、酸
素富化燃焼を行ない、かつ各熱風炉の燃焼時間A_2、
送風時間Cをそれぞれ下記(1)式、(2)式により算
出し、該燃焼時間A_2および送風時間Cを弁の開閉に
より制御することを特徴とする熱風炉の操業方法。 2 各熱風炉の燃焼時間A_2は下記(3)式により算
出することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱
風炉の操業方法。 A_2=A_1×Q_1/Q_2・・・(1)式C=(
A_2+B+D)/(n−1)・・・(2)式A_2=
A_1−(T_1−T_1×Q_1/Q_2)・・・(
3)式ただし、 A_1:前回の燃焼時間(分) Q_1:前回の単位時間当りの伝熱量(kcal/Hr
) Q_2:次回の単位時間当りの伝熱量(kcal/Hr
) B:充圧時間(分) D:排圧時間(分) n:熱風炉の基数 T_1:前回の昇熱時間(分)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22094085A JPS6280208A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 熱風炉の操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22094085A JPS6280208A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 熱風炉の操業方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6280208A true JPS6280208A (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=16758939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22094085A Pending JPS6280208A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 熱風炉の操業方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6280208A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100395352C (zh) * | 2005-06-27 | 2008-06-18 | 天津天铁冶金集团有限公司 | 一种热风炉烧炉的方法 |
JP2008255439A (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Nippon Steel Corp | 熱風炉の操業方法 |
US20120214108A1 (en) * | 2011-02-22 | 2012-08-23 | Cameron Andrew M | Heating apparatus |
AU2012202664B2 (en) * | 2011-05-25 | 2014-09-04 | Linde Aktiengesellschaft | Heating apparatus |
-
1985
- 1985-10-03 JP JP22094085A patent/JPS6280208A/ja active Pending
Cited By (5)
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AU2012202664B2 (en) * | 2011-05-25 | 2014-09-04 | Linde Aktiengesellschaft | Heating apparatus |
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