JPS6279766A - 煙草フイルタ - Google Patents
煙草フイルタInfo
- Publication number
- JPS6279766A JPS6279766A JP22092285A JP22092285A JPS6279766A JP S6279766 A JPS6279766 A JP S6279766A JP 22092285 A JP22092285 A JP 22092285A JP 22092285 A JP22092285 A JP 22092285A JP S6279766 A JPS6279766 A JP S6279766A
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- JP
- Japan
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- fungi
- processed
- filter
- sheet
- cotton
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- Pending
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- Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、パイプに装填したり、煙草に一体化して用い
る煙草フィルタに関する。
る煙草フィルタに関する。
従来種々の煙草フィルタと、これらを用いたパイプが開
発されている。
発されている。
しかし、アセテートフィルタ、その他長繊維の材料は容
易にフィルタ化出来る。そして、パイプに装填したり、
煙草に一体化が可能である。しかし、粉体等を埋骨の通
過フィルタに用いる場合は困難性がある。充填する固さ
が固いと通気抵抗が大きくなり、喫煙惑を損なう、また
製造上も、量産化が困難であり、また均一な通気抵抗と
埋骨の除去率を実現するのが工業的に難しい。
易にフィルタ化出来る。そして、パイプに装填したり、
煙草に一体化が可能である。しかし、粉体等を埋骨の通
過フィルタに用いる場合は困難性がある。充填する固さ
が固いと通気抵抗が大きくなり、喫煙惑を損なう、また
製造上も、量産化が困難であり、また均一な通気抵抗と
埋骨の除去率を実現するのが工業的に難しい。
本発明者等は先に菌宣頻を煙草の埋骨の通過フィルタと
することにより、非常に効率的に有害埋骨を除去出来る
ことを発見し、これを用いた煙草フィルタ或いは煙草パ
イプを発明した(特願昭59−188706号、特願昭
60−73763号)。
することにより、非常に効率的に有害埋骨を除去出来る
ことを発見し、これを用いた煙草フィルタ或いは煙草パ
イプを発明した(特願昭59−188706号、特願昭
60−73763号)。
これらは、菌21174が一最に生体高分子等を豊富に
含有し気相成分の有害物質例えば、発癌物質の3.4ベ
ンツピレン等を除去すると共に、特に本来、フェルト質
、スポンジ質、革質、コルク質、木質、繊維質2等の性
状の閏宣頻は煙草の粒子相(エアロゾル)有害埋骨例え
ば、ニコチン、タール等をも効率的に除去することを利
用するものである。このように、粒子相の有害成分とガ
ス相の有害成分の両方を効率的に除去するフィルタ材は
、これまで無かった。
含有し気相成分の有害物質例えば、発癌物質の3.4ベ
ンツピレン等を除去すると共に、特に本来、フェルト質
、スポンジ質、革質、コルク質、木質、繊維質2等の性
状の閏宣頻は煙草の粒子相(エアロゾル)有害埋骨例え
ば、ニコチン、タール等をも効率的に除去することを利
用するものである。このように、粒子相の有害成分とガ
ス相の有害成分の両方を効率的に除去するフィルタ材は
、これまで無かった。
本発明は、菌蕈類をフィルタ化する問題を解決し、上記
従来困難性があった粉状体等の取扱を容易にし、工業化
を容易にすることを目的とする。
従来困難性があった粉状体等の取扱を容易にし、工業化
を容易にすることを目的とする。
従来、粉状体等をフィルタに用いる場合、これが煙草吸
引時に外部に飛び出したり、目すまりを起こさないよう
にするため、アセテート繊維等で挟み、粉状体を層状に
配置することがなされるが、しかし、アセテート繊維等
を介在するのは、量産上工程がそれだけ複雑になる。ま
た充填する固さが固いと通気抵抗が大きくなり、喫煙感
を損なう。逆に、充填量が少なく緩すぎるとフィルタ効
果が少なくなる。製造上も、量産化に困難性があり、ま
た均一な通気抵抗と埋骨の除去率を実現するのになお工
業的に不十分な点がある。
引時に外部に飛び出したり、目すまりを起こさないよう
にするため、アセテート繊維等で挟み、粉状体を層状に
配置することがなされるが、しかし、アセテート繊維等
を介在するのは、量産上工程がそれだけ複雑になる。ま
た充填する固さが固いと通気抵抗が大きくなり、喫煙感
を損なう。逆に、充填量が少なく緩すぎるとフィルタ効
果が少なくなる。製造上も、量産化に困難性があり、ま
た均一な通気抵抗と埋骨の除去率を実現するのになお工
業的に不十分な点がある。
本発明は、前記本発明者等による先願発明を利用すると
共にこれを改良するもので、菌M類の加工体を係留せし
めたシート状担体を、該菌蕈類の加工体がある面を内側
にして巻くか、たたんでなることを特徴とする煙草フィ
ルタを提供する。
共にこれを改良するもので、菌M類の加工体を係留せし
めたシート状担体を、該菌蕈類の加工体がある面を内側
にして巻くか、たたんでなることを特徴とする煙草フィ
ルタを提供する。
菌蕈類の加工体、例えば、粉状体等は一般の粉状体と異
なり、極めて不規則な組織構造でふわふわした独特な性
状を呈する。これが煙草の有害埋骨の除去に寄与するも
のと考えられるが、フィルタ化する時の取扱が難しい、
しかし、本発明では、菌蕈類の加工体をシート状担体に
予め係留せしめ、これを巻いたり、たたんだりすること
によりフィルタ化するので工業上の取扱が容易である。
なり、極めて不規則な組織構造でふわふわした独特な性
状を呈する。これが煙草の有害埋骨の除去に寄与するも
のと考えられるが、フィルタ化する時の取扱が難しい、
しかし、本発明では、菌蕈類の加工体をシート状担体に
予め係留せしめ、これを巻いたり、たたんだりすること
によりフィルタ化するので工業上の取扱が容易である。
フィルタの通気抵抗、フィルタ効果の程度はシート状担
体に係留する菌蕈類の加工体の粒度、細かさ、或いは厚
さと、シートを巻いたり、たたんだりする強さで容易に
制御できる。
体に係留する菌蕈類の加工体の粒度、細かさ、或いは厚
さと、シートを巻いたり、たたんだりする強さで容易に
制御できる。
第1図は本発明の実施例の斜視図である0図において、
1はシート状担体であり、その素材は特に制限は無く、
一般に煙草フィルタに使用されるものならなんでも良い
。例えば、アセテート繊維のシート、ポリエチレンやポ
リプロピレン等のプラスチックのシート、祇、合成や天
然の布、不織布等が用いられる。2は菌蕈類の加工体で
ある。
1はシート状担体であり、その素材は特に制限は無く、
一般に煙草フィルタに使用されるものならなんでも良い
。例えば、アセテート繊維のシート、ポリエチレンやポ
リプロピレン等のプラスチックのシート、祇、合成や天
然の布、不織布等が用いられる。2は菌蕈類の加工体で
ある。
この菌H類の加工体については、後で詳しく述べている
。菌N類の加工体2と、シート状担体1を予め固定する
方法はなんでも良いが、例えば、接着材をシート状担体
に塗布しておき、菌蕈類の加工体を振り掛けて接着する
ことができる。その際、接着されない余分の菌蕈類の加
工体を払うと、略均−の厚さの菌蕈類の加工体がシート
状担体に接着して残る。それを第1図のように適当に巻
くと良い、第1図の例は2回巻の途中をしめす。実際に
はもっと長いシートを巻いて適当な寸方に切って使用す
ると良い。巻いたりたたんだりする回数は菌蕈類の加工
体の厚さが厚い時は少なく、薄い時は多くするとよく、
1回または2回に限らない。例えば、薄いシートに菌蕈
類粉体を薄く塗布または振り掛けて係留した場合には、
シートを数回巻いたりたたんだりすることにより、フィ
ルタを作製する。特に、菌蕈類の菌糸体や子実体の極細
かな粉体や繊維状体を係留するときには、巻いたりたた
んだりする回数を多くするとよい。
。菌N類の加工体2と、シート状担体1を予め固定する
方法はなんでも良いが、例えば、接着材をシート状担体
に塗布しておき、菌蕈類の加工体を振り掛けて接着する
ことができる。その際、接着されない余分の菌蕈類の加
工体を払うと、略均−の厚さの菌蕈類の加工体がシート
状担体に接着して残る。それを第1図のように適当に巻
くと良い、第1図の例は2回巻の途中をしめす。実際に
はもっと長いシートを巻いて適当な寸方に切って使用す
ると良い。巻いたりたたんだりする回数は菌蕈類の加工
体の厚さが厚い時は少なく、薄い時は多くするとよく、
1回または2回に限らない。例えば、薄いシートに菌蕈
類粉体を薄く塗布または振り掛けて係留した場合には、
シートを数回巻いたりたたんだりすることにより、フィ
ルタを作製する。特に、菌蕈類の菌糸体や子実体の極細
かな粉体や繊維状体を係留するときには、巻いたりたた
んだりする回数を多くするとよい。
或いは、菌蕈類の加工体を係留したシートは一枚に限ら
ず、複数枚重ねて巻いたりたたんだりしても良い。或い
は、担体シートの両面に菌mlの加工体を係留して巻い
たりたたんだりすることもできる。
ず、複数枚重ねて巻いたりたたんだりしても良い。或い
は、担体シートの両面に菌mlの加工体を係留して巻い
たりたたんだりすることもできる。
第2図は第1図と同様な例で、菌蓋類の加工体2を厚く
シート状担体に係留せしめることにより、1回巻でフィ
ルタを構成した例である。このように厚く菌蕈類の加工
体を係留するには、菌蕈類を綿状やウール状に加工する
とよい。粉状でも比較的粗いものは厚く係留できる。
シート状担体に係留せしめることにより、1回巻でフィ
ルタを構成した例である。このように厚く菌蕈類の加工
体を係留するには、菌蕈類を綿状やウール状に加工する
とよい。粉状でも比較的粗いものは厚く係留できる。
第3図はこのようにして得たフィルタ30をパイプ10
に内蔵させた様子を示す。11が紙巻埋草をしめす。第
3図においてフィルタ30は、第1図または第2図のフ
ィルタの軸方向に埋骨を通すように配置している。
に内蔵させた様子を示す。11が紙巻埋草をしめす。第
3図においてフィルタ30は、第1図または第2図のフ
ィルタの軸方向に埋骨を通すように配置している。
第4図は本発明の煙草フィルタを紙巻煙草11に一体化
して用いた例である。
して用いた例である。
以上実施例を示したが、本発明はこれに限らず特許請求
の範囲内で種々変更可能なこと勿論である。例えば、菌
蕈類の加工体のシート状担体への係留は接着材を用いる
他、溶けたプラスチックに菌蕈類の加工体を振り掛けて
冷やして固定してもよい。あるいは、静電気植毛法と同
様に菌蕈類の加工体をシート状担体に固定してもよい。
の範囲内で種々変更可能なこと勿論である。例えば、菌
蕈類の加工体のシート状担体への係留は接着材を用いる
他、溶けたプラスチックに菌蕈類の加工体を振り掛けて
冷やして固定してもよい。あるいは、静電気植毛法と同
様に菌蕈類の加工体をシート状担体に固定してもよい。
次に、以上の実施例で用いる菌蕈類の加工体は六に示し
た特許出願に開示しであるがここにその概要を示す。
た特許出願に開示しであるがここにその概要を示す。
菌蕈類として有効なのは、例えば、サルノコシカケ科担
子菌類、例えばマンネンタケ、カワラタケ、コフキタケ
5ツリガネタケ、ツガサルノコシカケ等の粉状体、綿状
体又はウール状等の加工体が煙草埋骨の有害成分を吸着
する力が非常に太きい。
子菌類、例えばマンネンタケ、カワラタケ、コフキタケ
5ツリガネタケ、ツガサルノコシカケ等の粉状体、綿状
体又はウール状等の加工体が煙草埋骨の有害成分を吸着
する力が非常に太きい。
通常樹木に着生する硬質のキノコをサルノコシカケと総
称しているが、これらは一般に煙草の有害埋骨を除去す
る能力を持つ。例えば、キコブタケ等キコブタケ科の菌
H類は煙草埋骨の有害成分の除去に有効である。
称しているが、これらは一般に煙草の有害埋骨を除去す
る能力を持つ。例えば、キコブタケ等キコブタケ科の菌
H類は煙草埋骨の有害成分の除去に有効である。
その他、種々の菌蕈類が煙草埋骨の有害成分除去能力を
持っており、例えば、しいたけ、ヒラタケ、エノキタケ
、マイタケ、マツタケ等である。
持っており、例えば、しいたけ、ヒラタケ、エノキタケ
、マイタケ、マツタケ等である。
本発明においては、菌蕈類の子実体又は菌糸体の粉状1
粒状、繊維状、綿状又はウール状加工体或いはそれらの
焼成体、加熱処理体等を用いる。
粒状、繊維状、綿状又はウール状加工体或いはそれらの
焼成体、加熱処理体等を用いる。
上記において、菌蕈類を焼成し焼成体とするか又は加熱
乾燥、ぽい煎等の加熱処理体とすることにより通気抵抗
を低化したり、通気抵抗やフィルタ効果を安定化して用
いることができる。また本発明には種々の菌蕈類の子実
体のほかそれらの菌糸体を用いることができる6例えば
、菌蕈類が植生した枯死木又は朽材、又はおがくず等の
菌糸が多数存在する部分、或いは菌糸体などの組織培養
体(例えばマンネンタケをグルカン等のIJ!iの一種
でつくった培養液のなかで菌糸体培養する)を乾燥粉砕
して用いることもできる。
乾燥、ぽい煎等の加熱処理体とすることにより通気抵抗
を低化したり、通気抵抗やフィルタ効果を安定化して用
いることができる。また本発明には種々の菌蕈類の子実
体のほかそれらの菌糸体を用いることができる6例えば
、菌蕈類が植生した枯死木又は朽材、又はおがくず等の
菌糸が多数存在する部分、或いは菌糸体などの組織培養
体(例えばマンネンタケをグルカン等のIJ!iの一種
でつくった培養液のなかで菌糸体培養する)を乾燥粉砕
して用いることもできる。
次に本発明に用いる担子菌類子実体又は菌糸体の加工に
ついて示す。
ついて示す。
■綿(棉)状またはウール状加工
上述のマンネンタケ、ツリガネタケ、コフキタケその他
の担子菌類子実体のコルク質、フェルト質、革質、木質
、の肉質部(必要に応じて堅い表面部を取り去る)を適
度の大きさに細断し、これをハンマークラッシャ(ハン
マー粉砕機)又は電動たたき機に投入し、強打、せん断
を繰り返し、適当な目のスクリーン(例えば61〜2n
)を通して、子実体の綿状、またはウール状の加工体を
取り出す、粉砕機は例えば宝和機械工業株式会社製(7
)LA I ND M I ZER(立型粉砕fi)
を使用する。
の担子菌類子実体のコルク質、フェルト質、革質、木質
、の肉質部(必要に応じて堅い表面部を取り去る)を適
度の大きさに細断し、これをハンマークラッシャ(ハン
マー粉砕機)又は電動たたき機に投入し、強打、せん断
を繰り返し、適当な目のスクリーン(例えば61〜2n
)を通して、子実体の綿状、またはウール状の加工体を
取り出す、粉砕機は例えば宝和機械工業株式会社製(7
)LA I ND M I ZER(立型粉砕fi)
を使用する。
子実体のうち、コルク質、フェルト質、革質は最も良好
な綿状またはウール状になり、本発明に特に適しており
、優れた埋骨除去の効果がある。
な綿状またはウール状になり、本発明に特に適しており
、優れた埋骨除去の効果がある。
また比較的柔らかな木質やスポンジ質の子実部も綿状に
加工が可能である。
加工が可能である。
また、綿状加工の後にさらに電動ミル或いはボールミル
等で引いて、微細な綿状にするとさらに吸煙効果が増大
する(特に、ガス相の有害埋骨の除去に有効である。)
。
等で引いて、微細な綿状にするとさらに吸煙効果が増大
する(特に、ガス相の有害埋骨の除去に有効である。)
。
■オガチッパー、電動ミル処理
通常おがくず製造に使われるオガチッパーでおが(ず状
にし、これを菌蕈類加工体として用いたり、或いはさら
に電動ミル或いはボールミル等で追加の粉状化処理をす
る0例えば、オガチソパーのスクリーン3.5鰭を通し
て取り出した後、電動ミル処理を行い細粉化する。この
手法でカワラタケは細かな略綿状に成った。
にし、これを菌蕈類加工体として用いたり、或いはさら
に電動ミル或いはボールミル等で追加の粉状化処理をす
る0例えば、オガチソパーのスクリーン3.5鰭を通し
て取り出した後、電動ミル処理を行い細粉化する。この
手法でカワラタケは細かな略綿状に成った。
■ツリガネタケ、コフキタケ、マンネンタケ、等のサル
ノコシカケ類の肉質を必要に応じて薄く切り、これを叩
いて軟らかくなし、後2.5% 硝石の溶液に浸し、こ
れを陰干しにした後、再び叩いて軟らかくする事を繰り
返すことにより綿(棉)状にする。その後必要により、
ハンマークラッシャ、電動たたき機またはオガチッパー
等にかける。尚、前記の他エプリコ、ミダレタケ及びオ
ニフスベの類等も特に綿(棉)状に加工しやすい。
ノコシカケ類の肉質を必要に応じて薄く切り、これを叩
いて軟らかくなし、後2.5% 硝石の溶液に浸し、こ
れを陰干しにした後、再び叩いて軟らかくする事を繰り
返すことにより綿(棉)状にする。その後必要により、
ハンマークラッシャ、電動たたき機またはオガチッパー
等にかける。尚、前記の他エプリコ、ミダレタケ及びオ
ニフスベの類等も特に綿(棉)状に加工しやすい。
以上、主に綿状やウール状加工について述べたが、一般
の粉砕法によれば粉状に加工でき、同様に菌!頚加工体
として本発明のフィルタに用いることができる。ただし
、前記カワラタケ等の様に、一般の加工法によっても粉
というより綿状に近い加工体になることがあり、菌蕈類
の本来の性状が加工体の性状に大きく関係する。菌蕈類
の子実や菌糸体は、煙草埋骨の粒子相成分のタール、ニ
コチンを従来のフィルタに比較してずっと効率的に吸着
する。一方、ガス相の有害成分の除去にも護効であり、
3.4ベンツピレン等の発ガン性物質の除去も充分行わ
れる。その他、ガス相の刺激性成分(アセトアルデヒド
、アクロレインと考えられる)の除去も行われるようで
あり、理法がまろやかになる。
の粉砕法によれば粉状に加工でき、同様に菌!頚加工体
として本発明のフィルタに用いることができる。ただし
、前記カワラタケ等の様に、一般の加工法によっても粉
というより綿状に近い加工体になることがあり、菌蕈類
の本来の性状が加工体の性状に大きく関係する。菌蕈類
の子実や菌糸体は、煙草埋骨の粒子相成分のタール、ニ
コチンを従来のフィルタに比較してずっと効率的に吸着
する。一方、ガス相の有害成分の除去にも護効であり、
3.4ベンツピレン等の発ガン性物質の除去も充分行わ
れる。その他、ガス相の刺激性成分(アセトアルデヒド
、アクロレインと考えられる)の除去も行われるようで
あり、理法がまろやかになる。
次に本発明に係る菌蕈類加工体を有害埋骨の除去に用い
た代表的試験例を示す。
た代表的試験例を示す。
両切ハイライトを用い、本発明に係る菌望類加工体を通
して2秒間吸い(吸引速度 17.5ml/5)58秒
休む操作を繰り返し、煙をベンゼン中に導入し、両切ハ
イライトを先端より5cI11まで3本吸い、ベンゼン
を試料液として高速液体クロマトグラフィーで試験した
。その試験例を幾つか示す。
して2秒間吸い(吸引速度 17.5ml/5)58秒
休む操作を繰り返し、煙をベンゼン中に導入し、両切ハ
イライトを先端より5cI11まで3本吸い、ベンゼン
を試料液として高速液体クロマトグラフィーで試験した
。その試験例を幾つか示す。
(ツリガネタケ・マンネンタケ混合加工綿状体充填フィ
ルタ) タール捕集量 1.3■/本 ニコチン捕集ff10.16■/本 ベンゾ(a)ピレン (3,4ベンツピレン) 2.9ng/本(除去率6
2%) (カワラタケ粉体・粗綿状) タール捕集11.2■/本 ニコチン捕集10.13■/木 ベンゾ(a)ピレン (3,4ベンツピレン) 5.4ng/本(除去率3
5%) : 尚、通常のアセテート繊維や活性炭フィルタで
は、3.4ベンツピレンは全く除去できない。
ルタ) タール捕集量 1.3■/本 ニコチン捕集ff10.16■/本 ベンゾ(a)ピレン (3,4ベンツピレン) 2.9ng/本(除去率6
2%) (カワラタケ粉体・粗綿状) タール捕集11.2■/本 ニコチン捕集10.13■/木 ベンゾ(a)ピレン (3,4ベンツピレン) 5.4ng/本(除去率3
5%) : 尚、通常のアセテート繊維や活性炭フィルタで
は、3.4ベンツピレンは全く除去できない。
このように、本発明に係るフィルタが優れた特; 性
を有するのは次のように考えられる。
を有するのは次のように考えられる。
菌蕈類加工体は比較的粗大な構造と、顕微鏡的微細な構
造が共存している。そしてシート状担体に保留して取り
扱い、巻いたりたたんだりしてフィルタ化するので、菌
蕈類加工体自体は緩い状態□ で担体間に係留される
。このように緩(極フンワリとした状態で菌蕈類の加工
体は充分な埋骨の除重 i 去が可能であり・その際通気抵抗器よ充分低くで
き! る、特に本来、フェルト質、スポンジ質、革質
。
造が共存している。そしてシート状担体に保留して取り
扱い、巻いたりたたんだりしてフィルタ化するので、菌
蕈類加工体自体は緩い状態□ で担体間に係留される
。このように緩(極フンワリとした状態で菌蕈類の加工
体は充分な埋骨の除重 i 去が可能であり・その際通気抵抗器よ充分低くで
き! る、特に本来、フェルト質、スポンジ質、革質
。
゛ コルク質、木質、繊維質等の性状の菌N類は軽く
フンワリとしており、そのままの状態を維持し易いので
通気抵抗、フィルタの除去効果が一定に出来る。このよ
うな効果は菌蕈類の加工体に特有で□ あり、他のフ
ィルタ材では得られない。
フンワリとしており、そのままの状態を維持し易いので
通気抵抗、フィルタの除去効果が一定に出来る。このよ
うな効果は菌蕈類の加工体に特有で□ あり、他のフ
ィルタ材では得られない。
1 また、本発明ではシート状にして菌菫類の加工体
を扱うので工業的にも有利であり、量産効果もある。
を扱うので工業的にも有利であり、量産効果もある。
第1図は本発明の実施例の斜視図、第2図は本発明の他
の実施例の斜視図、第3図は本発明をパイプに適用した
説明図、第4図は本発明を紙巻煙草に適用した説明図で
ある。 1・・・シート状担体 2・・・菌1!類の加工体 10・・・パイプ 11・・・紙巻煙草 30.40・・ ・フィルタ 特許出願人 近藤昭子(外1・名) 千 3 図 // l;t。
の実施例の斜視図、第3図は本発明をパイプに適用した
説明図、第4図は本発明を紙巻煙草に適用した説明図で
ある。 1・・・シート状担体 2・・・菌1!類の加工体 10・・・パイプ 11・・・紙巻煙草 30.40・・ ・フィルタ 特許出願人 近藤昭子(外1・名) 千 3 図 // l;t。
Claims (1)
- 菌蕈類の加工体を係留せしめたシート状担体を、該菌蕈
類の加工体があらわれている面を内側にして巻くか、又
はたたんでなることを特徴とする煙草フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22092285A JPS6279766A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 煙草フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22092285A JPS6279766A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 煙草フイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6279766A true JPS6279766A (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=16758648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22092285A Pending JPS6279766A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 煙草フイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6279766A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8826916B2 (en) | 2002-09-04 | 2014-09-09 | Japan Tobacco Inc. | Filter for smoking |
-
1985
- 1985-10-03 JP JP22092285A patent/JPS6279766A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8826916B2 (en) | 2002-09-04 | 2014-09-09 | Japan Tobacco Inc. | Filter for smoking |
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