JPS6279691A - 厚膜回路形成法 - Google Patents
厚膜回路形成法Info
- Publication number
- JPS6279691A JPS6279691A JP21944385A JP21944385A JPS6279691A JP S6279691 A JPS6279691 A JP S6279691A JP 21944385 A JP21944385 A JP 21944385A JP 21944385 A JP21944385 A JP 21944385A JP S6279691 A JPS6279691 A JP S6279691A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- circuit
- thick film
- paste
- conductor paste
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は無機質基板2例えばセラミックス基板。
はうろう基板等に形成する厚膜回路の形成法に関する。
(従来の技術)
セラミックス基板や3はうろう基1反などの無機質基板
の回路形成では、厚膜ペースト(導体ペースト)を印刷
、乾燥後600℃〜1000℃程度のピーク温度で加熱
焼成する方法が一般的である。
の回路形成では、厚膜ペースト(導体ペースト)を印刷
、乾燥後600℃〜1000℃程度のピーク温度で加熱
焼成する方法が一般的である。
従来、導通抵抗が20mΩ/口以下の呵体回路は、導体
粒子として銀もしくは銅を含み、バインダーとしてのガ
ラス分が10%(導体ペースト焼成後の全重量に対する
重量%。以下間し)以下の厚膜ペーストを用いて作成さ
れることが多い。そのものを用いて形成した厚膜回路は
、空気中の亜硫酸ガスや硫黄分を含む液体の突気にさら
されると硫化銀や硫化銅を生成するため2導電路である
純金属部が減少し、導電性や許容電流の低下をひき起こ
すという問題点があった。また、摺動回路では、4電性
の低い硫化物上を摺fJ+子である接点が摺動を行ない
導通路を形成するので1硫化物の生成による抵抗値増大
の影響は顕著である。そこで、20mΩ/口以下の低い
導通抵抗のペーストで前述のような環境で使用する回路
を形成するには高価な金ペーストを用いるしかなかった
。
粒子として銀もしくは銅を含み、バインダーとしてのガ
ラス分が10%(導体ペースト焼成後の全重量に対する
重量%。以下間し)以下の厚膜ペーストを用いて作成さ
れることが多い。そのものを用いて形成した厚膜回路は
、空気中の亜硫酸ガスや硫黄分を含む液体の突気にさら
されると硫化銀や硫化銅を生成するため2導電路である
純金属部が減少し、導電性や許容電流の低下をひき起こ
すという問題点があった。また、摺動回路では、4電性
の低い硫化物上を摺fJ+子である接点が摺動を行ない
導通路を形成するので1硫化物の生成による抵抗値増大
の影響は顕著である。そこで、20mΩ/口以下の低い
導通抵抗のペーストで前述のような環境で使用する回路
を形成するには高価な金ペーストを用いるしかなかった
。
本発明は、高価な金ペーストを用いないで耐硫化性のあ
る厚膜回路を形成する方法を提供するものである。
る厚膜回路を形成する方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の方法を第1図にもとすいて説明する。
まず、無機質基板1上に10%以下のガラスバインダー
と導体粒子である恨や銅を80%以上含む導体ペースト
A2で回路パターンを印判する。この時恨もしくは銅以
外に金、白金や、酸化ルテニウムなどを含んでも良い。
と導体粒子である恨や銅を80%以上含む導体ペースト
A2で回路パターンを印判する。この時恨もしくは銅以
外に金、白金や、酸化ルテニウムなどを含んでも良い。
印刷した回路を一般的には100〜120°Cの温度範
囲で乾燥し、その後、はうろう配線板では600〜65
0°C,セラミ、’) IDF、線を反テハ830〜1
000°Cのピーク温度でトンネル炉を用いて焼成する
。その後再度、パターン上にガラス分が15〜60%さ
らに望ましくは20〜40%である導体ペーストB3を
印刷し5乾燥後焼成する。
囲で乾燥し、その後、はうろう配線板では600〜65
0°C,セラミ、’) IDF、線を反テハ830〜1
000°Cのピーク温度でトンネル炉を用いて焼成する
。その後再度、パターン上にガラス分が15〜60%さ
らに望ましくは20〜40%である導体ペーストB3を
印刷し5乾燥後焼成する。
導体ペーストBの導体成分は銀、銅、金、白金。
酸化ルテニウム等があり、銀と酸化ルテニウムを使用し
た場合には、導体ペーストBのパターンに導体Aのパタ
ーンと重ならない部分を設けることにより抵抗回路を同
時に印fgl+できる利点がある。
た場合には、導体ペーストBのパターンに導体Aのパタ
ーンと重ならない部分を設けることにより抵抗回路を同
時に印fgl+できる利点がある。
一度目の焼成は、場合によっては省略し、二度の印刷後
同時に焼成できることもある。二度目に印イ11するパ
ターンは、必要に応し、一度目のパターン上の一部にの
み行なってもよいし、又、完全Gこ被覆する形にするこ
ともできる。また、先に述べたように二度目のパターン
形成で、同時に抵抗回路など新たな回路を付加すること
もできる。導体ペーストには、上記のガラスバインダー
、導体成分の他にセルロース系の有機バインダー、二酸
化マンガン、二酸化ケイ素、アルミナ等の金属酸化物フ
ィラー等が使用される。
同時に焼成できることもある。二度目に印イ11するパ
ターンは、必要に応し、一度目のパターン上の一部にの
み行なってもよいし、又、完全Gこ被覆する形にするこ
ともできる。また、先に述べたように二度目のパターン
形成で、同時に抵抗回路など新たな回路を付加すること
もできる。導体ペーストには、上記のガラスバインダー
、導体成分の他にセルロース系の有機バインダー、二酸
化マンガン、二酸化ケイ素、アルミナ等の金属酸化物フ
ィラー等が使用される。
(作用)
厚膜回路形成時の焼成により導体粒子と、ガラス粒子が
互いに溶融する。この時、ガラスバインダーが10%以
下の導体ペーストAでは1ガラスによる保護が十分でな
く硫化性のある環境では。
互いに溶融する。この時、ガラスバインダーが10%以
下の導体ペーストAでは1ガラスによる保護が十分でな
く硫化性のある環境では。
i艮などの導体粒子の硫化による回路の導通抵抗増大な
ど(S碩性が問題となる。しかし、ガラスバインダーが
15%以上、望ましくは20%以上の導体ペースl−B
では、ガラスバインダーによる導体粒子の保護の効果と
思われるが硫化による抵抗上界が顕著に抑制される。又
、耐硫化性の点だけでは、ガラスバインダーを増加させ
た導体ペーストBで一度の回路形成のみでよいがその場
合導通抵抗が上昇する問題がある。本発明では耐硫化性
と導通抵抗の両者を満たす方法として、ガラスバインダ
ー量の異なる導体ペーストを塗り重ねる方法をとった。
ど(S碩性が問題となる。しかし、ガラスバインダーが
15%以上、望ましくは20%以上の導体ペースl−B
では、ガラスバインダーによる導体粒子の保護の効果と
思われるが硫化による抵抗上界が顕著に抑制される。又
、耐硫化性の点だけでは、ガラスバインダーを増加させ
た導体ペーストBで一度の回路形成のみでよいがその場
合導通抵抗が上昇する問題がある。本発明では耐硫化性
と導通抵抗の両者を満たす方法として、ガラスバインダ
ー量の異なる導体ペーストを塗り重ねる方法をとった。
これにより、導通路は並列回路となるためシーBff抗
値は大きく変化しない。なお、上層に用いる導体ペース
トBのガラスバインダーが60%を越えると1作成した
回路の導通抵抗が増大するために、導体回路としての目
的を満たさなくなる。焼成後のペーストB中の導体成分
量は。
値は大きく変化しない。なお、上層に用いる導体ペース
トBのガラスバインダーが60%を越えると1作成した
回路の導通抵抗が増大するために、導体回路としての目
的を満たさなくなる。焼成後のペーストB中の導体成分
量は。
ガラスバインダー量と無機質フィラー量の残部として決
まるものであり、導体成分が30%未満では導通抵抗が
増大し、また85%を越えると保護に役立つと推定され
るガラスバインダーが不足するため本発明の目的を達成
できない。なお本発明により形成した回路が、導体回路
として使用可能なためには、主に電流の流れる回路部分
を形成する導体ペーストAのガラスバインダー成分を1
0%以下にそして、銀及び/又は銅を80%以上にする
必要がある。ここで銀及び/又は銅と規定するのは、こ
の両者が金や白金、パラジウム等と比較し安価であるが
、硫黄成分の存在する環境中で長期的に使用する時に硫
黄分との反応性が高く既に述べた問題点を発生しやすい
からである。亜硫酸ガスとの接触という点で環境的に厳
しい自動車搭載用などユこ本発明を適用すると特に有効
であり。
まるものであり、導体成分が30%未満では導通抵抗が
増大し、また85%を越えると保護に役立つと推定され
るガラスバインダーが不足するため本発明の目的を達成
できない。なお本発明により形成した回路が、導体回路
として使用可能なためには、主に電流の流れる回路部分
を形成する導体ペーストAのガラスバインダー成分を1
0%以下にそして、銀及び/又は銅を80%以上にする
必要がある。ここで銀及び/又は銅と規定するのは、こ
の両者が金や白金、パラジウム等と比較し安価であるが
、硫黄成分の存在する環境中で長期的に使用する時に硫
黄分との反応性が高く既に述べた問題点を発生しやすい
からである。亜硫酸ガスとの接触という点で環境的に厳
しい自動車搭載用などユこ本発明を適用すると特に有効
であり。
その時(実用する基板とじては、耐振動衝撃性という点
でセラミックス基板よりもほうろう基板が適している。
でセラミックス基板よりもほうろう基板が適している。
実施例
第2図に示したように、はうろう基板6上に棒状の導体
回路4七抵抗回路5を並列した回路を形成した。
回路4七抵抗回路5を並列した回路を形成した。
導体ペーストAとしてiff成分が95%、ガラスバイ
ンダーが5%のものを使用した。このノート抵抗はlO
mΩであった。抵抗回路としては20Ω/:の酸化ルテ
ニウム系ペーストを用いた。
ンダーが5%のものを使用した。このノート抵抗はlO
mΩであった。抵抗回路としては20Ω/:の酸化ルテ
ニウム系ペーストを用いた。
導体ペーストA上に銀成分70%、ガラスバインダー3
0%の導体ペーストBを重ねて印刷焼成した。この重ね
た回路のノート抵抗は15mΩであり、後から重ねた導
体ペーストB単独のシート抵抗はIQOmΩであった。
0%の導体ペーストBを重ねて印刷焼成した。この重ね
た回路のノート抵抗は15mΩであり、後から重ねた導
体ペーストB単独のシート抵抗はIQOmΩであった。
そして、導体回路4及び抵抗回路5の両者に接触する摺
動子7を組み込んだ可動片aを装着して可変抵抗器を構
成し、硫黄含有量0.1%の水溶液(ガソリンに含まれ
る最大硫黄量に匹敵する。)に浸漬し、抵抗値の上昇が
飽和域に達する200時間経過したとき、導体回路4の
一端と慴動子7との間の抵抗値は、0.8〜1Ωであっ
た(浸漬前の値は、0.5Ω)。これば、導体回′rl
@ 4を導体ペーストAのみで形成した場合、浸漬前に
0゜5Ωであったものが?i IfJ2115Ωに増加
したのに対し、明らかに抵抗値増加が少ないものであっ
た。
動子7を組み込んだ可動片aを装着して可変抵抗器を構
成し、硫黄含有量0.1%の水溶液(ガソリンに含まれ
る最大硫黄量に匹敵する。)に浸漬し、抵抗値の上昇が
飽和域に達する200時間経過したとき、導体回路4の
一端と慴動子7との間の抵抗値は、0.8〜1Ωであっ
た(浸漬前の値は、0.5Ω)。これば、導体回′rl
@ 4を導体ペーストAのみで形成した場合、浸漬前に
0゜5Ωであったものが?i IfJ2115Ωに増加
したのに対し、明らかに抵抗値増加が少ないものであっ
た。
更に、導体回路4を導体ペーストAのみで形成した場合
、浸漬後、導体ペーストAの表面が男っぽく変色したの
に対し、導体ペーストAに導体ペーストBを重ねた導体
回路4では1表面の変色は。
、浸漬後、導体ペーストAの表面が男っぽく変色したの
に対し、導体ペーストAに導体ペーストBを重ねた導体
回路4では1表面の変色は。
発生しなかった。
(発明の効果)
本発明により、高価な金ペーストを用いないで耐硫化性
があり、しかも、比較的導通抵抗の低い20mΩ/四以
下の厚膜回路の形成が可能となった。
があり、しかも、比較的導通抵抗の低い20mΩ/四以
下の厚膜回路の形成が可能となった。
第1図は本発明を用いて作成した厚膜回路の断面図、第
2図:よ実施例の回路板の平面図である。 符号の説明 1、無機質基板 2、ガラスバインダーが10%以下のi体ペーストA 3、ガラスバインダーが15%以上の導体ペーストB 4、導体回路 5.1氏抗回路 6、はうろう基(反 7、摺動子 8可動片 、゛ミヱ培理士若林邦8日 第1図 1、無機質基板
2図:よ実施例の回路板の平面図である。 符号の説明 1、無機質基板 2、ガラスバインダーが10%以下のi体ペーストA 3、ガラスバインダーが15%以上の導体ペーストB 4、導体回路 5.1氏抗回路 6、はうろう基(反 7、摺動子 8可動片 、゛ミヱ培理士若林邦8日 第1図 1、無機質基板
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、無機質基板に導体ペーストにより所定の回路パター
ンを形成し焼成する厚膜回路形成法に於て、ガラスバイ
ンダー成分が10%(導体ペースト焼成後の全重量に対
する重量%)以下で導体成分として銀及び/又は銅が8
0%(導体ペースト焼成後の全重量に対する重量%)以
上を含む導体ペーストAを下層に、ガラスバインダー成
分が15〜60%(導体ペースト焼成後の全重量に対す
る重量%)で導体成分が30〜85%(導体ペースト焼
成後の全重量に対する重量%)を含む導体ペーストBを
上層に2層重ねることを特徴とする厚膜回路形成法。 2、導体ペーストBの導体成分が銀と酸化ルテニウムを
含む特許請求の範囲第1項記載の厚膜回路形成法。 3、無機質基板がほうろう基板である特許請求範囲第1
項に記載の厚膜回路形成法。 4、回路が摺動用回路である特許請求範囲第1項記載の
厚膜回路形成法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21944385A JPS6279691A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 厚膜回路形成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21944385A JPS6279691A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 厚膜回路形成法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6279691A true JPS6279691A (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=16735489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21944385A Pending JPS6279691A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 厚膜回路形成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6279691A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5496619A (en) * | 1992-05-14 | 1996-03-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Assembly formed from conductive paste and insulating paste |
-
1985
- 1985-10-02 JP JP21944385A patent/JPS6279691A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5496619A (en) * | 1992-05-14 | 1996-03-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Assembly formed from conductive paste and insulating paste |
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