JPS6279149A - 用紙検出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はプリンタなどの用紙有無検出に係り特に光反射
検出方式に好適な用紙検出方式に関する。

〔発明の背景〕

従来の装置は実開５８−１８１５６２号公報に記載のよ
うに、発光部と光センサからなる用紙検出部と無反射又
は低反射率の反射Ｓ（プラテン等）からなり用紙有無の
検知は用紙からの反射光有・で用紙有、反射光なしで用
紙なしとしていた。

しかし％従来方式では用紙の印刷部や印字済部色付用紙
などで反射光の弱い用紙に２いて用紙有無検出が不確定
となることがあった。又、発光部や光センサが不良や紙
くず、汚れなどの付着があった場合に用紙無を検出する
ため、笑際に用紙があるにもかかわらず装置として印字
不能となることがあった。

〔発明の目的〕

本発明は、用紙の有無検出を光反射で行なう場合におい
て確実な用紙有無の検知および検出機構不具合時の装置
の動作保持を目的とするものである。

〔発明の概要〕

従来の光反射式の用紙検出機構では発光部からの光を用
紙で反射させて検出している。しかし用紙の印刷部や印
字済部１色付用紙などでは反射光が弱くなり用紙有無検
出が不確定となること、および発光部や光セン丈が不良
となった場合に用紙無を検出するため装置全体として動
作不能となるなどの問題点がある。また、用紙をはさん
で発光部と光セン丈を設け、用紙で光を遮る光透過方式
では、光反射方式の問題点は解決するが、発光部と光セ
ンサを別々の配線で行なわなければならず装置製作時の
加工１組立てに手間がかかること、用紙検出機構をキャ
リア部に組込む時に発光部と光センサ部を両方同時に移
動させるために移動機構が複雑になるなどの問題がある
。

以上の問題点を検討した結果、光反射方式ではあるが光
センサへの入射元方で用紙無を、入射光無で用紙有を検
出する光反射方式と光透過方式の両方の特徴を備えた本
方式に至った。

すなわち１本発明は、用紙に面した片側に発光部と光セ
ンテと度光部とからなる用紙検出部を待ち、用紙に対し
た反対側に発光部からの光を反射して光センサへ入力す
る反射面からなる光反射部を設けた機構において、用紙
無時は発光部からの光を光反射部より反射して光センサ
へ入力し、用紙有時においては用紙および遮光部により
発光部からの光を光反射部より減光または遮光して光セ
ンサへ入力することを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図〜第６図に、対応する従
来方式を第４図により説明する。

第１図は用紙検出機構１を組込んだ単票プリンタの構造
概略図である。第１図における動作は、用紙５をインサ
ータ板４の前端より挿入し用紙検出機構１にて用紙有り
の検出を行なうと用紙制御機構２により用紙５を所定の
位置まで送り込み、印字機構６により印字動作が行なわ
れる。第２図および第５図は、第１図における用紙検出
機構１の拡大図であり、センサ取付板６に取付けられ用
紙検出器７とインサータ板４にステー１２で取付けられ
た反射器１１により構成される。なお、用紙検出器７は
、発光器８と光センサ９および遮光器１０により構成さ
れる。

次に本発明の目的とする用紙検出方法について説明する
。従来の光反射による用紙有無検出は、第４図に示す通
り発光器８からの光線１６が用紙５が無い時は光線１日
として通過するためルセンサ９への入射光なしを信号１
９として取出し用紙５が有の時は用紙５よりの反射光線
１７を光センサ９で受は信号１９として取出すが、この
方式では用紙５からの反射光１７の強さは用紙の色や印
刷、印字済の状態、その他磁気ストライプの貼付や磁性
体の塗布などにより非常に大きく変化し、光センサ９で
はほとんど検出できないくらいに弱くなることもあり、
用紙５がセットされているにもかかわらず用紙無しの出
力レベルとなる欠点がある。

本発明においては、第３図に示した通り、発光器８から
の光線を、用紙５が無い時には光線１５を高効率の反射
器１１で反射させ強い光度の光線２０として光センサ９
へ入射させるため信号１５は大きい出力レベルとなり、
用紙５がある時は光線１３がさえぎられるとともに光線
１４の用紙５からの反射光２１は遮光器１０にさえぎら
れもため光センサ９への入射光をなしあるいは非常に少
ないものとすることができ光センサからの信号１５も非
常【小さな出力レベルとして取出すことができるため、
用紙５の・可／無時の信号１５は非常に大きな出力レベ
ル差として取出すことが可能となる。

本実施例によれば、用紙５は光をさえぎることのみを条
件とするため、透明な用紙以外のものならば用紙の光反
射条件には一切影響されることがなく、非常に安定した
信号１５の出力として、用紙５の有無を検知することが
できる。

なお、本方式はカード等の平らで薄く不透明な物体の有
無検知に利用できる。

〔発明の効果〕 本発明によれば、用紙無で光センサ出力が大きく、用紙
有で元センサ出力極小となり光センサ出力レベルの差を
非常に大きくできるので用紙有無の判別を藺単、確実に
行なうことができる。また、用紙の状態（色付用紙、印
刷／印字済用紙、磁気ストライプ貼付、磁性体塗布など
）に影響されないので透明以外の用紙ならばどの様な用
紙でも扱うことができる。なお、用紙無で光センサ出力
有、用紙有で光センブ出力無としているので、用紙検出
装置に不良（発光器や光センサの不良２紙くず、汚れの
付着等）があった場合、用紙有状態を出力するのでプリ
ンタ装置全体が印字不能となることを防ぐことができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の単票グリ／り機構の要部を
示す斜視図、第２図は第１図の用紙検出機構１の要部を
示す斜視図、第３図は第２図の正面図、第４図は従来方
式の用紙検出機構の正面図である。 １・・・用紙検出機構　　　　２・・・用紙制御機構３
・・・印字機構　　　　　　４・・・インサータ板５・
・・用紙　　　　　　　　６・・・センサ取付板７・・
・用紙検出器　　　　　８・・・発光器９・・・光セン
サ　　　　　　１０・・・遮光器１１・・・光反射器　
　　　　１２山ステー。 第１図 第２図 第３　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、用紙に面した片側に発光部と光センサと庶光部とか
   らなる用紙検出部を持ち、用紙に対した反対側に発光部
   からの光を反射して光センサへ入力する反射面からなる
   光反射部を設けた機構において、用紙無時は発光部から
   の光を光反射部より反射して光センサへ入力し、用紙有
   時においては用紙および遮光部により発光部からの光を
   光反射部より減光または遮光して光センサへ入力するこ
   とを特徴とする用紙検出方式。