JPS6278467A - 車載内燃エンジンの吸気2次空気供給装置 - Google Patents

車載内燃エンジンの吸気2次空気供給装置

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JPS6278467A
JPS6278467A JP21850985A JP21850985A JPS6278467A JP S6278467 A JPS6278467 A JP S6278467A JP 21850985 A JP21850985 A JP 21850985A JP 21850985 A JP21850985 A JP 21850985A JP S6278467 A JPS6278467 A JP S6278467A
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JP
Japan
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valve
air
negative pressure
control
pressure
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Pending
Application number
JP21850985A
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English (en)
Inventor
Tomohiko Kawanabe
川鍋 智彦
Masahiko Asakura
正彦 朝倉
Katsuhiko Kimura
勝彦 木村
Yasunari Seki
関 康成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃エンジンの吸気2次空気供給装置に関する
排気ガス浄化のために三元触媒を排気系に備えた内燃エ
ンジンにおいては、供給混合気の空燃比が理論空燃比(
例えば、14.7 : 1 )付近のとき三元′触媒が
もっとも有効に作用することから空燃比を調整すべく排
気ガスの濃度及びエンジン運転状態に応じて理論空燃比
付近にフィードバック制御することが行なわれている。
との空燃比制御を気化器絞り弁下流に連通ずる吸気2次
空気供給通路を設は七その2次空気量を制御することに
よシ行なうフィードバック制御用吸気2次空気供給装置
がある。
吸気2次空気供給装置においてはエンジンの低温始動時
の暖機期間にはエンジンの燃焼状態が不安定であるので
吸気2次空気の供給を停止することによシ空燃比フィー
ドバック制御が停止され空燃比がリッチ化されている。
一般に、エンジンへの供給混合気の空燃比はエンジン吸
気温に依存していると考えられるため空燃比フィードバ
ック制御を開始する際の条件を吸気温から判別すること
が望ましい。従って、従来、吸気温か所定温度t1(例
えば、18°C)以下にあるときには吸気2次空気の供
給が停止され空燃比がリッチ化されている。
また吸気温が所定温度t1以上であってもエンジン温度
が低く、エンジンの冷却水温が所定温度t2(例えば、
70°C)以下でかつ車速か所定速度■1(例えば、1
5M1le/h)以下であるときに空燃比フィードバン
ク制御を停止して空燃比をリッチ化せしめる装置が本出
願人によって既に実願昭58−134919号において
提案されている。これは、エンジンの低温時にはチョー
ク弁が閉弁作動し空燃比のリッチ化を図るため吸気2次
空気の供給・供□ 給停止の繰り返しによってリッチ化
が阻止されるだけでなく低車速では主吸気量に対する2
次空気量の変化量が大きくなるのでエンジン回転数のハ
ンチングを生じて運転性の悪化を招来するからである。
かかる吸気2次空気供給装置においては、冷却水温が所
定温度t2以下でも吸気温が所定温度t1以上でかつ車
速が所定p、、14 :l’l’j V、以上のときに
は吸気2次空気によって空燃比フィードバック制御が行
なわれる。すなわち、このときには車速か高く、主吸気
量が比較的大きな状態となる故にチョーク弁が完全に開
弁していなくても吸気2次空気の供給・供給停止の繰シ
返1.によってエンジン回転数のハンチングが生ずるこ
とはほとんどないので排気ガス浄化が優先されるのであ
る。
しかしながら、積分動作の吸気2次空気供給、又は比例
動作と積分動作とを組み合せたPI動作の吸気2次空気
供給が通常行なわれているので冷却水温が所定温度t2
以下でも吸気温が所定温度t1以上でかつ車速が所定速
度71以上である運転状態に減速又は変速のためにクラ
ッチペダルを操作してエンジンの動力伝達系を遮断する
ことによジエンジン無負荷状態にすると、供給混合気の
空燃比がオーバリーンとなシ、エンジン回転数のハンチ
ングが生じて運転性の悪化を招来することになる。
本発明の目的は、チョーク弁が完全に開弁していないよ
うなエンジン低温時におけるエンジン無負荷状態の運転
性の向上を図った吸気2次空気供給装置を提供すること
である。
本発明の吸気2次空気供給装置は気化器絞り弁下流に連
通ずる第1及び第2吸気2次空気供給通路と、エンジン
の排気成分濃度がら空燃比な判別する判別手段と、第1
吸気2次空気供給通路に設けられ判別手段の判別結果が
リッチであるときのみ開弁する開閉弁2、第2吸気2次
空気供給通路に設けられ受圧室内の圧力の大きさに応じ
て第2吸気2次空気供給通路の流路断面積を変化せしめ
る空気制御弁と、判別手段の判別結果がリッチであると
き流路断面積を徐々に増大せしめるように第1制御圧を
空気制御弁の受圧室に供給し判別結果がリーンであると
き流路断面積を徐々に減少せしめるように第2制御圧な
受圧室に供給しかつエンジンの所定運転時に判別手段の
判別結果に無関係に開閉弁を閉弁せしめる圧力制御手段
と、エンジンが低温でかつブレーキ操作状態にあること
を検出したとき空気制御弁を気閉弁させるべく第2制御
圧を前記受圧室に急速に供給する開弁停止制御手段とを
含むことを特徴としている。
実  施  例 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
′第1図に示した本発明の一実施例たる車載内燃エンジ
ンの吸気2次空気供給装置においては、吸入空気が大気
吸入口lからエアクリーナ2、気化器3を介してエンジ
ン4に供給される。気化器3には絞シ弁5が設けられ、
絞シ弁5の上流にはベンチーリ6が形成され、ペンチニ
リ6よシ更に上流にはチョーク弁7が設けられている。
絞シ弁5近傍には負圧検出孔8が形成され、負圧検出孔
8は絞シ弁5の閉弁時に絞シ弁5上流に位置し、絞り弁
5が所定小開度04以上に開弁したとき絞り弁5下流に
位置する。またペンチーリ6にも負圧検出孔9が形成さ
れている。
絞シ弁5下流の吸気マニホールド10内とエアクリーナ
2の空気吐出口近傍とは吸気2次空気供給通路11によ
って連通される。吸気2次空気供給通路11の途中には
吸気2次空気が分流するように2つの空気制御通路11
cL、11bが並設されている。第1吸気2次空気供給
通路をなす空気制御通路11cLには第1空気制御弁1
2が設けられ、第1空気制御弁12は第2受圧室をなす
負圧室12αと、空気制御通路11αの一部をなす弁室
12bと、負圧室12αの一部を形成するダイアフラム
12cと、負圧室12α内に設けられた弁ばね12dと
、弁室12bに設けられた空気制御通路11cLを閉塞
するように弁はね12dによってダイアフラム12Cを
介して付勢されたテーパ状の弁体12eとからなシ、負
圧室12(Zに作用する負圧の大きさに応じて空気制御
通路11aの流路断面積を変化せしめ負圧の大きさが大
になるに従って流路断面積が大きくな゛る。第1空気制
御弁12を迂回するようにオリフィス13を有する空気
補正通路14が設けられており、オリフィス13はアイ
ドル補正用である。また第1空気制御弁12よシ下流の
空気制御通路11αには開閉弁をなす電磁弁15が設け
られている。電磁弁15はそのソレノイド15cLへの
通電時に開弁する。
第1空気制御弁12の負圧室12σに作用する負圧は負
圧制御部31によって制御される。
負圧制御部31は負圧応動型の調整弁32及び空気弁3
3から構成され、調整弁32及び空気弁33は負圧室3
2a、、33αと弁室32b 、33bと、ダイアフラ
ム32c。
33Cと、弁ばね32d 、33dと、弁体32g 、
33eとから各各なる。負圧室32czはフィルタ付の
大気吸入口34から絞り弁5の下流に至る制御吸気路3
5の途中に設けられ、負圧室32cLよシ下流の制御吸
気路35に弁室33bが位置している。弁体33eは制
御吸気路35を閉塞するように弁ばね33dによってダ
イアフラム33cを介して付勢されている。負圧室33
αは負圧検出孔8と負圧通路36を介して連通している
。弁座32bは負圧検出孔9と負圧通路37を介して連
通している。また弁室32bは負圧通路36と連通し、
弁体32e、が弁室32bから負圧通路36への通路を
閉塞するように弁ばね32dがダイアフラム32cを介
して弁体32eを付勢している。々お、制御吸気路35
の負圧室32αの上流側にオリフィス39が、下流側に
オリフィス40が各々設けられ、負圧通路36 、37
にはオリフィス41.42が各々設けられている。
オリフィス41よシ弁室32b及び負圧室33α側の負
圧通路36が第1空気制御弁12の負圧室12CLと負
圧供給路43を介して連通ずる。
一方、第2吸気2次空気供給通路をなす空気制御通路1
1bには第2空気制御弁16が設けられ、第2空気制御
弁16は第1空気制御弁12と同様に構成され、負圧室
16a、弁室16b、ダイアフラム16c、弁ばね16
d及びテーパ状の弁体16eとからなυ、負圧室16α
に作用する負圧の大きさに応じて空気制御通路1t&の
流路断面積を変化せしめ負圧の大きさが大になる忙従っ
て流路断面積が大きくなる。
負圧室161Zは絞シ弁5下流と負圧供給路17を介し
て連通ずる。負圧供給路17には電磁弁18が設けられ
、電磁弁18はソレノイド18a、と、負圧供給路17
の一部をなす弁室186と、弁室18b内に設けられて
ソレノイド18αと磁気的に結合した弁体18cとを備
えている。弁室18bは大気圧供給路19を介して大気
と連通し、ソレノイド18aの非通電時には負圧供給路
17を閉塞すると共に負圧室161Z側の負圧供給路1
7と大気圧供給路19とが弁室16bを介して連通され
る。
電磁弁18より負圧室16cL側の負圧供給路17には
サージタンク20が設けられ、また電磁弁18よシ絞り
弁5下流側の負圧供給路17には一定負圧制御弁21、
ストレージタンク22及び逆止弁23が順に設けられで
いる。一定員圧制御弁21は吸気マニホールド10内の
負圧の大きさが所定の大きさ以上にあるとき該負圧を所
定の大きさの負圧Prに安定化させるためのものであり
、逆止弁23は絞り弁5下流への気体流のみを通過させ
る。電磁弁18を挾んで両側の負圧供給路17にはオリ
フィス45 、46が各々設けられ、サージタンク20
と負圧室16Gとの間の負圧供給路17にもオリフィス
47が設けられている。また大気圧供給路19にはオリ
フィス48が設けられている。
また負圧供給路17の負圧室16(Zとオリフィス47
との間は大気圧供給路49を介して大気と連通ずるよう
にされている。大気圧供給路49には電磁弁50が設け
られ、電磁弁50はそのソレノイド50aへの通電時に
開弁して大気圧供給路49を連通せしめる。
一方、ソレノイド15(Z 、18a、50αは制御回
路57に接続されている。制御回路57には排気マニホ
ールド58に設けられた酸素濃度センサ59が接続され
ている。酸素濃度センサ59は排気ガス中の酸素濃度に
応じたレベルの出力電圧V。2を発生し、酸素濃度がリ
ッチになるに従って出力電圧V。2が上昇する。
また制御回路57にはP、負圧スイッチ60、回転数ス
イッチ61、水温スイッチ63及びブレーキスイッチ6
5が接続されている。P、負圧スイッチ60は負圧検出
孔8における負圧Pcの大きさが所定圧力P1(例えば
、30mmHg)以下にあるときオンとなる。
回転数スイッチ61はエンジン回転数N、が所定回転数
N、(例えば、1400r 、p 、m )以下である
ときオンとなる。水温スイッチ63はエンジン冷却水温
Twが所定温度T、(例えば、70℃)以下にあるとき
オンとなり、ブレーキスイッチ65は車両のブレーキペ
ダルが踏み込まれたときオンとなる。これらのスイッチ
60,61,63及び65はオン時に電圧VHの高レベ
ル信号を発生する。
制御回路57は第2図に示すように酸素濃度センサ59
の出力電圧V。2をバッファ67を介して理論空燃比に
対応する所定電圧vrと比較する比較器68と、P、負
圧スイッチ60の出力に接続された遅延回路69と、遅
延回路69の出力に接続されたインバータ70と、比較
器68及びインバータ70の各出力レベルの論理積を採
るAND回路71と、水温スイッチ63及びブレーキス
イッチ65の各出力レベルの論理積を採るAND回路7
2と、回転数スイッチ61及びAND回路72の各出力
レベルの論理和を採るOR回路73とを有している。A
ND回路71の出力には電磁弁15 、18を駆動する
駆動回路78が接続され、OR回路73の出力には電磁
弁50を駆動する駆動回路79が接続されている。
なお、排気マニホールド58の酸素濃度センサ59の配
設位置よシ下流には三元触媒コンバータ80が設けられ
ている。
次に、かかる構成の本発明による吸気2次空気供給装置
の動作について説明する。
先ず、負圧制御部31においてはエンジン4の運転によ
シ負圧検出孔8から負圧通路36を介して負圧P、が負
圧室33αに作用すると、その負圧P、が弁ばね33d
による付勢力よシ大のとき弁体33gが開弁方向に移動
する。空気弁33が開弁すると大気吸入口34から制御
吸気路35を介して外気が絞り弁5下流の吸気マニホー
ルド10へ流れ込む。この外気が通過する負王室32G
の負圧PcL及び弁室33bの負圧P。
はオリフィス39 、40の絞り比によって定まる。
次に、負圧検出孔9から弁室32bに作用する負圧P 
と負圧Paとの差圧が弁ばね32dによる付勢力τ よシ大のとき弁体32eが開弁方向に移動する。調整弁
320開弁によりオリフィス41を通過した負圧P。
が負圧P、、)によって希釈されて負圧P、となる。
次いで、負圧P、の低下、すなわち負圧Peの低下によ
り空気弁33の開度が減少して制御吸気路35を流れる
空気量も減少する。この空気量の減少によシ負圧室32
αの負圧PCLが低下して調整弁32は閉弁状態となる
。そして、負圧P、が再び上昇して上記の動作が繰シ返
され、この繰り返し動作が高速で行なわれるため負圧P
vとP、との圧力比が負圧P、とP、との圧力比に等し
くなるのである。
よって、エンジン4の主吸気量が少ないときには負圧P
aが負圧Pvより犬であるため調整弁32の開度は大き
くなシ負圧P、は低ぐなシ、主吸気量が多くなるに従っ
て負圧Pvが大きくなるため調整弁320開度が小さく
なり負圧P、は高くなる。負圧P。
は負圧室33αと共に第1空気制御弁12の負圧室12
cLに作用して空気弁33、第1空気制御弁12を開弁
せしめるため制御吸気路35を流れる空気量と電磁弁1
5の開弁時に空気制御通路11αを流れる2次空気量と
は比例し、また制御吸気路35を流れる空気量はエンジ
ン4への主吸気量に比例するので主吸気量と上記2次空
気量とが比例する。故に、負圧P。
は主吸気量に比例した大きさの負圧となる。
次に、制御回路57においては、酸素濃度セ/す59の
出力電圧V。2が所定電力v7.よシ大(vo2≧V、
 )となる場合には空燃比がリッチであυ、比較器68
の出力レベルは高レベルとなる。出力電圧v、が所定電
圧vrよシ小(v、2<v、)となる場合には空燃比が
リーンであシ、比較器68の出力は低レベルとなる。
今、負圧検出孔8から負圧スイッチ60に供給される負
圧P、の大きさが所定圧力21以上ならば、負圧スイッ
チ60はオフ状態にあるので遅延回路69の出力レベル
は低レベルとなシ、インバータ70からAND回路71
に高レベル信号に供給される。よって、AND回路71
ノ出力レベルは比較器68の出力レベル変化に等しくな
る。
酸素濃度センサ59の出力レベルから空燃比がリッチで
あると判断された場合にはAND回路71の出力が高レ
ベルとなシ、その高レベルがリッチ信号として駆動回路
78に供給される。また空燃比がリーンであると判断さ
れた場合にはAND回路71の出力レベルが低レベルと
なシ、その低レベルがり一ン信号として駆動回路78に
供給される。
駆動回路78はり4ツチ信号に応じてソレノイド15α
、18αへの通電によシミ磁弁15.18を駆動し、リ
ーン信号に応じてソレノイド15α、18αの非通電に
より電磁弁15 、18の駆動を停止する。
エンジン冷却水温TWが所定温度T1以上であるときに
は水温スイッチ63がオフとなシ、水温スイッチ63か
ら低レベル信号が出力される。この低レベル信号はブレ
ーキスイッチ650オンオフに拘らずAND回路72の
出力レベルを低レベルにせしめる。
このときエンジン回転数N、が所定回転数N1以上なら
ば、回転数スイッチ6エの出力レベルが低レベルとなシ
、OR回路73の出力レベルも低レベルになるので電磁
弁50が駆動回路79によって開弁駆動されず大気圧供
給通路49が閉塞される。
電磁弁50の閉弁時に電磁弁15 、18が駆動される
と、電磁弁15が直ちに開弁して第1空気制御弁12の
開度に応じた量、すなわち主吸気量に比例した量の2次
空気が空気制御通路11aに流れる。一方、電磁弁18
が負圧供給路17を連通せしめると共に大気圧供給路1
9への通路を閉塞せしめるので負圧室16αに負圧Pr
が供給されることになシ、負圧室16a内の圧力はオリ
フィス46,45.47及びサージタンク20内の残留
圧によって徐々に負圧P?、に近づくため第2空気制御
弁16が開弁して空気制御通路116にも2次空気が流
れ始める。負圧室1GcL内の負圧が負圧P?、に近づ
くに従って第2空気制御弁16の開度すなわち空気制御
通路の流路断面積が徐々に増大して2次空気量も増大す
る。よって、空気制御通路11α、11bを流れる2次
空気が加算されて吸気2次空気供給通路11を介してエ
ンジン4へ供給されるため混合気の空燃比はリーン方向
に制御され、エンジン4への供給される2次空気量は時
間と共に増加する。
次に、電磁弁50の閉弁時に電磁弁15 、18の駆動
が停止されると、電磁弁15によって空気制御通路11
αが直ちに閉塞され、また電磁弁18が負圧供給路17
を閉塞せしめると共に負王室16α側の負圧供給路17
と大気圧供給路19とを連通せしめるので負圧室16a
には大気圧が供給されることになシ、負圧室16α内の
圧力はオリフィス48,45.47及びサージタンク2
0内の残留圧によって徐々に大気圧に近づくための空気
制御通路11bの流路断面積が徐々に減少して吸気2次
空気量も時間と共に減少し、供給混合気の空燃比がリッ
チ方向に制御される。
従って、空燃比を理論空燃比にフィードバック制御する
場合、リッチ信号とリーン信号とが交互に連続して発生
するA−め空気制御通路11cLにおいては2次空気が
断続的に流れ2次空気量が比例(P)制御される。また
空気制御通路116においては2次空気量がリッチ信号
の存在時には増大しリッチ信号の存在時には減少するの
で積分(I)制御が行われる。よって、吸気2次空気供
給通路11を流れる2次空気量は比例制御分と積分制御
分とが加算された量となる。
との空燃比フィードバック制御中においてエンジン4の
運転状態が絞シ弁5の閉弁によって減速状態になると、
負圧検出孔8から負圧スイッチ60に供給される負圧P
、の大きさは所定圧力P、以下となシ負圧スイッチ60
から高レベル信号が遅延回路69に供給される。遅延回
路69はこの高レベル信号が供給されてから所定時間1
1(例えば、3式)だけ経過した後に低レベル出力から
高レベル出力に反転する。遅延回路69の出力レベルが
高レベルになるとインバータ70の出力レベルが低ヤベ
ルになるのでAND回路71は比較器68の出力レベル
、すなわち酸素濃度センサ59の出力レベルに無関係に
低レベル信号を駆動回路78に供給する。駆動回路78
はり一ン信号が供給された場合と同様に電磁弁15 、
18の駆動を停止するので電磁開閉弁18は閉弁状態に
なり、空気制御弁16の負圧室16αに電磁弁18から
オリフィス45,47及びサージタンク20を介して大
気圧が供給されて空気制御弁16も閉弁状態になる。よ
って、負圧P、の大きさが所定圧力P、以下の状態が所
定時間91以上継続すると空気制御通路11a、11b
、すなわち吸気2次空気供給通路11が閉塞され、空燃
比フィードバック制御の停止と共に空燃比がリッチ化さ
れる。
一方、冷却水温TWが所定温度T1以下にあるエンジン
低温時には水温スイッチ63がオンとなる。
またブレーキペダルの踏み込みによシブレーキスイッチ
65がオンになると、ブレーキスイッチ65から高レベ
ル信号がAND回路72に供給されるのでAND回路7
2の出力レベルが高レベルとなシ、この高レベルがOR
回路73を介して駆動回路79に供給される。
駆動回路79はOR回路73の高レベル出力に応じて電
磁弁50を開弁駆動して大気圧供給路49を連通せしめ
る。大気圧供給路49の連通によシ大気が大気圧供給路
49の電磁弁50を介して負圧供給路17のオリフィス
47と負圧室16αとの間に供給されるので負王室1θ
α内の圧力は急速に大気圧に等しくなる。
故に、空気制御弁16は電磁弁50が開弁すると急速に
閉弁状態となシ、空気制御通路11bが閉塞される。
よって、冷却水温Twが所定温度T、以下にあるときに
ブレーキペダルが踏み込まれると、空気制御通路11b
が直ちに閉塞される。またブレーキペダルの踏み込み時
には絞シ弁5が通常全閉で負圧スイッチ60がオン状態
になるので空気制御通路11αも負圧スイッチ60のオ
ンから所定時間t1経過後に閉塞される。すなわち空燃
比フィードバック制御が停止され、空燃比がリッチ化さ
れる。
またエンジン回転数N、が所定回転数N、以下になると
、回転数スイッチ61がオンとなり回転数スイッチ61
から高レベル信号がOR回路73を介して駆動回路79
に供給される。よって、電磁弁50が開弁し、このとき
負圧P、が所定圧力21以上ならば、吸気2次空気は電
磁弁15の開閉によシ空気制御通が空燃比フィードバッ
ク制御として行なわれる。
かかる本発明による吸気2次空気供給装置においては、
負圧P、の大きさが所定圧力P1以下に達した時点から
所定時間t、内は吸気2次空気が供給されるが、電磁弁
50の開弁によシ空気制御弁16が閉弁するのでエンジ
ン低温時のようにチョーク弁閉弁時でブレーキペダルの
踏み込み状態には空燃比がリッチのために絞シ弁閉弁直
後に起き得るエンジン回転数の急上昇、いわゆる吹き上
げを防止することができる。
以上の如く、本発明の内燃エンジンの吸気2次空気供給
装置においては、エンジンが低温かつ無負荷状態にある
ことが検出されると空気制御弁の受圧室に大気圧等の気
体圧が急速供給されるので空気制御弁が急速に閉弁され
て第2吸気2次空気供給通路が閉塞される。すなわち、
空気制御弁によって行なわれる吸気2次空気供給量を空
燃比判別結果に応じて徐々に増減する積分動作が停止さ
ときには第2吸気2次空気供給通路が直ちに閉塞される
と共に開閉弁によって第1吸気2次空気供給通路が直ち
に閉塞されて空燃比フィードバック制御が停止される。
よって、エンジン低温における変速及び減速開始時等に
供給混合気の空燃比がオーバリーンになることが回避さ
れるのでエンジン回転数のハンチングが防止され、運転
性の向上が図れるのである。無負荷状態をブレーキ蓼ダ
ルの踏み込みから検出することによりMT(マニアルト
ランスミッション)車に限らずAT(オートマチックト
ランスミッション)車にも本発明を適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す構成図、第2図は第1図
の装置中の制御回路の具体的構成を示すブロック図であ
る。 主要部分の符号の説明

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車載内燃エンジンの気化器絞り弁下流に連通する
    第1及び第2吸気2次空気供給通路と、エンジンの排気
    成分濃度から空燃比を判別する判別手段と、前記第1吸
    気2次空気供給通路に設けられ前記判別手段の判別結果
    がリッチであるときのみ開弁する開閉弁と、前記第2吸
    気2次空気供給通路に設けられ受圧室内の圧力の大きさ
    に応じて前記第2吸気2次空気供給通路の流路断面積を
    変化せしめる空気制御弁と、該空気制御弁を開弁せしめ
    得る第1制御圧を出力する第1制御圧源と、前記空気制
    御弁を閉弁せしめ得る第2制御圧を出力する第2制御圧
    源と、前記判別手段の判別結果がリッチであるとき前記
    流路断面積を徐々に増大せしめるように前記第1制御圧
    を前記受圧室に供給し前記判別手段の判別結果がリーン
    であるとき前記流路断面積を徐々に減少せしめるように
    前記第2制御圧を前記受圧室に供給しかつエンジンの所
    定運転時に前記判別手段の判別結果に無関係に前記空気
    制御弁を閉弁せしめる圧力制御手段と、エンジンが低温
    でかつブレーキ操作状態にあることを検出したとき前記
    空気制御弁を急閉弁させるべく前記第2制御圧を前記受
    圧室に急速に供給する開弁停止制御手段とからなること
    を特徴とする吸気2次空気供給装置。
  2. (2)前記圧力制御手段は前記絞り弁の全閉時に上流に
    位置し前記絞り弁が所定開度以上開弁したとき下流に位
    置する吸気負圧検出孔における負圧が所定圧力以下の状
    態が所定時間以上継続したときを前記所定運転時とする
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の吸気2次
    空気供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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