JPS627800B2 - - Google Patents
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- JPS627800B2 JPS627800B2 JP57173228A JP17322882A JPS627800B2 JP S627800 B2 JPS627800 B2 JP S627800B2 JP 57173228 A JP57173228 A JP 57173228A JP 17322882 A JP17322882 A JP 17322882A JP S627800 B2 JPS627800 B2 JP S627800B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/34—Modelling or simulation for control purposes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はブラシレスモータに係り、特に交流電
源を駆動源とする場合のブラシレスモータの電源
回路に関するものである。
源を駆動源とする場合のブラシレスモータの電源
回路に関するものである。
一般に、永久磁石ロータの回転位置を無接点検
出器を利用して検出し、その検出信号に応じて電
機子コイルの電流をスイツチングする形式のブラ
シレスモータは、駆動電源として直流電源を用い
ることを前提として駆動回路が構成される。しか
しながら、この種のブラシレスモータの制御性、
信頼性が次第に注目され、その応用分野が拡大す
るにつれて、本来交流電源の利用のみが可能な分
野においても、ブラシレスモータの使用が要望さ
れつつある。
出器を利用して検出し、その検出信号に応じて電
機子コイルの電流をスイツチングする形式のブラ
シレスモータは、駆動電源として直流電源を用い
ることを前提として駆動回路が構成される。しか
しながら、この種のブラシレスモータの制御性、
信頼性が次第に注目され、その応用分野が拡大す
るにつれて、本来交流電源の利用のみが可能な分
野においても、ブラシレスモータの使用が要望さ
れつつある。
第1図は、このような要求に対処することを考
慮した従来のブラシレスモータの駆動回路の一例
を示すものである。すなわち、交流電源1よりの
供給電力は、シリコン制御整流素子(以下SCR
と略す)2a,2b,及び2c,2dよりなる整
流回路2によつて整流され、インダクタンス素子
3およびコンデンサ4によつて平滑化された後、
モータの電機子コイル5a,5b,5cに供給さ
れる。
慮した従来のブラシレスモータの駆動回路の一例
を示すものである。すなわち、交流電源1よりの
供給電力は、シリコン制御整流素子(以下SCR
と略す)2a,2b,及び2c,2dよりなる整
流回路2によつて整流され、インダクタンス素子
3およびコンデンサ4によつて平滑化された後、
モータの電機子コイル5a,5b,5cに供給さ
れる。
上記電機子コイル5a,5b,5cの電流は、
無接点コミユテータを構成するトランジスタ6
a,6b,6cによつて、永久磁石ロータ7が一
定方向に回転を持続しうるように順次切換えられ
る。このためには、ロータ7の回転位置を検出す
る手段と、その検出信号をコミユテータ用トラン
ジスタ6a,6b,6cに分配する手段が必要で
あるが、本発明には直接関係ないのでこの部分は
省略してある。一方、モータの回転速度を制御す
るためには、整流回路2におけるSCR2a及び
2bを点弧角制御し、平滑化された直流出力電圧
レベルを可変とすればよい。
無接点コミユテータを構成するトランジスタ6
a,6b,6cによつて、永久磁石ロータ7が一
定方向に回転を持続しうるように順次切換えられ
る。このためには、ロータ7の回転位置を検出す
る手段と、その検出信号をコミユテータ用トラン
ジスタ6a,6b,6cに分配する手段が必要で
あるが、本発明には直接関係ないのでこの部分は
省略してある。一方、モータの回転速度を制御す
るためには、整流回路2におけるSCR2a及び
2bを点弧角制御し、平滑化された直流出力電圧
レベルを可変とすればよい。
このように従来は、交流電力を整流ならびに平
滑化することによつて、ほぼ完全な直流電力に変
換し、この直流電力をブラシレスモータの駆動に
利用している。このため、50Hzあるいは60Hzの低
周波数の単相交流電源を用いる場合には大容量の
インダクタンス素子3及びコンデンサ4を必要と
し、モータの容量の割には全体として大形化、高
価格となる点に問題があつた。
滑化することによつて、ほぼ完全な直流電力に変
換し、この直流電力をブラシレスモータの駆動に
利用している。このため、50Hzあるいは60Hzの低
周波数の単相交流電源を用いる場合には大容量の
インダクタンス素子3及びコンデンサ4を必要と
し、モータの容量の割には全体として大形化、高
価格となる点に問題があつた。
本発明はこのような従来回路の欠点を除去し、
比較的小形で低価格のブラシレスモータの電源回
路を提供することに目的がある。
比較的小形で低価格のブラシレスモータの電源回
路を提供することに目的がある。
本発明の原理を述べる前に、第1図を利用して
ブラシレスモータの基本的な特性についてまず説
明する。第1図のモータの電源1が交流ではな
く、電圧V0なる直流で駆動される場合、したが
つて近似的には平滑コンデンサ4の両端に電圧
V0なる直流電圧が与えられた形で駆動される場
合を考える。この時、各電機子コイル5a,5b
および5cに発生する誘起電圧に脈動がないとす
れば、その値Eは、 E=Keω (1) (ただしKe:誘起々電圧定数、ω:ロータ回
転角速度) で与えられる。したがつて、電機子コイルの電流
も脈動はなく、その大きさは、 I=(V0−E)/Ra (2) (ただし、Ra:電機子直流抵抗) となる。ところで、モータに銅損以外の損失がな
い理想状態を考えると、モータの無負荷回転角速
度ω0は、誘起々電圧Eが駆動電圧V0に達した
時得られるから、 V0=Keω0すなわちKe=V0/ω0 (3) なる関係が成立する。よつて、モータの回転角速
度ωと、無負荷回転角速度ω0との比を、 S=ω/ω0 (4) の形で基準化すれば、 I=V0(1−S)/Ra (5) を得る。
ブラシレスモータの基本的な特性についてまず説
明する。第1図のモータの電源1が交流ではな
く、電圧V0なる直流で駆動される場合、したが
つて近似的には平滑コンデンサ4の両端に電圧
V0なる直流電圧が与えられた形で駆動される場
合を考える。この時、各電機子コイル5a,5b
および5cに発生する誘起電圧に脈動がないとす
れば、その値Eは、 E=Keω (1) (ただしKe:誘起々電圧定数、ω:ロータ回
転角速度) で与えられる。したがつて、電機子コイルの電流
も脈動はなく、その大きさは、 I=(V0−E)/Ra (2) (ただし、Ra:電機子直流抵抗) となる。ところで、モータに銅損以外の損失がな
い理想状態を考えると、モータの無負荷回転角速
度ω0は、誘起々電圧Eが駆動電圧V0に達した
時得られるから、 V0=Keω0すなわちKe=V0/ω0 (3) なる関係が成立する。よつて、モータの回転角速
度ωと、無負荷回転角速度ω0との比を、 S=ω/ω0 (4) の形で基準化すれば、 I=V0(1−S)/Ra (5) を得る。
一方、モータのトルクは
τ=Kt・I (6)
(ただし、Kt:トルク定数)
で与えられるが、モータの速度を以上の様に角速
度で表わす場合には、 Ke=Kt (7) となる。したがつて τ=Ke・V0(1−S)/Ra =P(1−S)/ω0 (8) を得る。ただし、Pはモータ起動時の入力電力で
あり、 P=V0 2/Ra (9) である。この結果、モータの速度トルク特性は第
2図Aにaで示したような直線的垂下特性を示
す。ただし起動トルクτ0はτ0=P/ω0であ
る。
度で表わす場合には、 Ke=Kt (7) となる。したがつて τ=Ke・V0(1−S)/Ra =P(1−S)/ω0 (8) を得る。ただし、Pはモータ起動時の入力電力で
あり、 P=V0 2/Ra (9) である。この結果、モータの速度トルク特性は第
2図Aにaで示したような直線的垂下特性を示
す。ただし起動トルクτ0はτ0=P/ω0であ
る。
また、モータ回転時の入力電力Piは、
Pi=V0・I
=V0 2(1−S)/Ra=P(1−S) (10)
さらに、モータの機械出力P0は、
P0=ω・τ
=P(1−S)S (11)
となる。モータの効率は、この機械出力と入力電
力の比であり η=P0/Pi=S で与えられる。この結果、モータの速度効率特性
は第2図Bにaで示したような直線的特性とな
る。
力の比であり η=P0/Pi=S で与えられる。この結果、モータの速度効率特性
は第2図Bにaで示したような直線的特性とな
る。
このように直流電源で駆動されるブラシレスモ
ータ、すなわち第1図において平滑回路の容量を
十分大とし、電圧脈動のない条件で駆動する場合
のブラシレスモータの特性は、基本的に分巻形直
流モータとしての特性を示す。
ータ、すなわち第1図において平滑回路の容量を
十分大とし、電圧脈動のない条件で駆動する場合
のブラシレスモータの特性は、基本的に分巻形直
流モータとしての特性を示す。
しかし、このように大容量の平滑回路を用いる
事は、コストや寸法重量が当然大となる事を意味
する。そこで、平滑回路を除去し、交流の全波整
流電圧をそのまま駆動電圧として用いる簡易方式
が考えられる。この場合、駆動電圧を第3図の様
に0θπの範囲で見るとV0sinθの形になる
が、誘起々電圧レベルEより駆動電圧が低い期間
で無接点コミユテータ(第1図の6a,6b,6
c)をオンにするとモータを制御する方向に電流
が流れる。そこで、駆動電圧レベルが誘起々電圧
レベルEより高い期間、すなわち第3図において
α≦θ≦π―αの期間に限つてコミユテータを介
して通電するような制御方式を仮定する。この
時、モータの駆動電流は第3図に斜線部で示した
差電圧を抵抗値で除した大きさとなり当然間欠的
なものとなる。
事は、コストや寸法重量が当然大となる事を意味
する。そこで、平滑回路を除去し、交流の全波整
流電圧をそのまま駆動電圧として用いる簡易方式
が考えられる。この場合、駆動電圧を第3図の様
に0θπの範囲で見るとV0sinθの形になる
が、誘起々電圧レベルEより駆動電圧が低い期間
で無接点コミユテータ(第1図の6a,6b,6
c)をオンにするとモータを制御する方向に電流
が流れる。そこで、駆動電圧レベルが誘起々電圧
レベルEより高い期間、すなわち第3図において
α≦θ≦π―αの期間に限つてコミユテータを介
して通電するような制御方式を仮定する。この
時、モータの駆動電流は第3図に斜線部で示した
差電圧を抵抗値で除した大きさとなり当然間欠的
なものとなる。
すなわち、αθπ―αの期間での電流瞬時
値は、 i=(V0sinθ―E)/Ra (12) であるからトルクの瞬時値τ′は τ′=Kt・i =P(sinθ―S)/ω0 (13) で与えられる。
値は、 i=(V0sinθ―E)/Ra (12) であるからトルクの瞬時値τ′は τ′=Kt・i =P(sinθ―S)/ω0 (13) で与えられる。
このような脈動トルクによつても、モータの回
転速度に脈がない、比較的慣性の大きい条件を仮
定するとモータの平均的なトルクの大きさτは、
αθπ―αの期間に発生するトルクの積分値
を0θπの期間で除したものとなり、 τ=2/π・∫〓〓〓τ′dθ =2/π・P/ω0∫〓〓〓(sinθ―S)dθ(14
) で与えられる。これより、モータの平均的な機械
出力は P0=2/π・PS∫〓〓〓(sinθ―S)dθ (15) となる。また電流の瞬時値iを用い、モータ平均
入力電力は Pi=2/π・P∫〓〓〓(sinθ―S)sinθdθ(16
) となるから、モータ効率を、これらを用いて表わ
すと となる。この結果、トルク速度特性は第2図Aの
b、効率速度特性は第2図Bのbの様になり、モ
ータの特性は直巻特性に近いものになる。
転速度に脈がない、比較的慣性の大きい条件を仮
定するとモータの平均的なトルクの大きさτは、
αθπ―αの期間に発生するトルクの積分値
を0θπの期間で除したものとなり、 τ=2/π・∫〓〓〓τ′dθ =2/π・P/ω0∫〓〓〓(sinθ―S)dθ(14
) で与えられる。これより、モータの平均的な機械
出力は P0=2/π・PS∫〓〓〓(sinθ―S)dθ (15) となる。また電流の瞬時値iを用い、モータ平均
入力電力は Pi=2/π・P∫〓〓〓(sinθ―S)sinθdθ(16
) となるから、モータ効率を、これらを用いて表わ
すと となる。この結果、トルク速度特性は第2図Aの
b、効率速度特性は第2図Bのbの様になり、モ
ータの特性は直巻特性に近いものになる。
この方式は、装置として小形となり、効率とし
ても直流駆動に対してそん色はない。
ても直流駆動に対してそん色はない。
このように、交流電源を用い、50Hzあるいは60
Hz等の低周波脈動成分を全く平滑化しない電圧に
より、ブラシレスモータを駆動した場合でも、前
記のような一定の条件下ではモータの特性、とく
に効率は低下しない点に着目したことに本発明の
特長がある。この場合、駆動電圧波形はとくに正
弦波状には限らない。
Hz等の低周波脈動成分を全く平滑化しない電圧に
より、ブラシレスモータを駆動した場合でも、前
記のような一定の条件下ではモータの特性、とく
に効率は低下しない点に着目したことに本発明の
特長がある。この場合、駆動電圧波形はとくに正
弦波状には限らない。
一方、第2図の特性から明らかなように、交流
分を含む駆動電圧によりモータを駆動した場合
は、トルクすなわち出力の低下がさけられない。
しかしながら、この欠点は次に述べる方法により
十分改善することができる。今、正弦波状の電圧
を全波整流すると、第4図aに示した波形の電圧
が得られる。これを同図bのように一定周波数か
つ一定パルス幅で断続を行つたのち平滑化すれ
ば、同図cのように、aの振幅を縮小した出力波
形が得られる。この場合断続周波数を十分大きく
すれば、平滑に必要な素子を小容量化し、低価格
にすることが可能である。また断続するパルスの
幅を変化すれば平滑後の電圧の振幅を変化せしめ
ることが可能であるから、この平滑電圧をモータ
に駆動電圧として供給すればモータの速度制御を
行うことができる。
分を含む駆動電圧によりモータを駆動した場合
は、トルクすなわち出力の低下がさけられない。
しかしながら、この欠点は次に述べる方法により
十分改善することができる。今、正弦波状の電圧
を全波整流すると、第4図aに示した波形の電圧
が得られる。これを同図bのように一定周波数か
つ一定パルス幅で断続を行つたのち平滑化すれ
ば、同図cのように、aの振幅を縮小した出力波
形が得られる。この場合断続周波数を十分大きく
すれば、平滑に必要な素子を小容量化し、低価格
にすることが可能である。また断続するパルスの
幅を変化すれば平滑後の電圧の振幅を変化せしめ
ることが可能であるから、この平滑電圧をモータ
に駆動電圧として供給すればモータの速度制御を
行うことができる。
また、第4図dに示したように全波整流した入
力電圧を、その振幅が小さい間はパルス幅が広
く、振幅が大きくなるに従つてパルス幅が狭くな
るように断続すれば、平滑後の電圧は同図eに示
す如くかなりの範囲にわたつて平坦な部分を有す
る波形となる。このような電圧でモータを駆動し
た場合のモータのトルク特性は、第2図Aの破線
cのようになり、正弦波状電圧を平滑しない電圧
でモータを駆動した場合に比較してかなり改善さ
れる。また、モータの効率は第2図Bの破線cの
ようになり、直流駆動の場合よりもよい特性が得
られる。
力電圧を、その振幅が小さい間はパルス幅が広
く、振幅が大きくなるに従つてパルス幅が狭くな
るように断続すれば、平滑後の電圧は同図eに示
す如くかなりの範囲にわたつて平坦な部分を有す
る波形となる。このような電圧でモータを駆動し
た場合のモータのトルク特性は、第2図Aの破線
cのようになり、正弦波状電圧を平滑しない電圧
でモータを駆動した場合に比較してかなり改善さ
れる。また、モータの効率は第2図Bの破線cの
ようになり、直流駆動の場合よりもよい特性が得
られる。
以下実施例につき本発明の内容をさらに詳細に
説明する。
説明する。
第5図に本発明ブラシレスモータの駆動回路部
の一実施例を示す。交流電源1よりの入力は、、
整流回路2によつて整流される。8は入力電圧断
続用のスイツチであり、比較的周波数の高い断続
を可能とするためトランジスタを用いている。こ
のトランジスタスイツチ8により断続された出力
はインダクタンス素子3とダイオード9で平滑化
された後、電機子コイル5a,5b,5cに供給
される。この場合、スイツチ8の断続周波数が十
分高ければ上記インダクタンス素子3はごく小容
量でよく、場合によつては電機子コイルのインダ
クタンスで代用することができる。必要に応じ
て、小容量のコンデンサを接続すれば平滑化はよ
り完全なものとなる。
の一実施例を示す。交流電源1よりの入力は、、
整流回路2によつて整流される。8は入力電圧断
続用のスイツチであり、比較的周波数の高い断続
を可能とするためトランジスタを用いている。こ
のトランジスタスイツチ8により断続された出力
はインダクタンス素子3とダイオード9で平滑化
された後、電機子コイル5a,5b,5cに供給
される。この場合、スイツチ8の断続周波数が十
分高ければ上記インダクタンス素子3はごく小容
量でよく、場合によつては電機子コイルのインダ
クタンスで代用することができる。必要に応じ
て、小容量のコンデンサを接続すれば平滑化はよ
り完全なものとなる。
次に本発明ブラシレスモータの制御回路全体の
動作を第6図及び第7図と共に説明する。
動作を第6図及び第7図と共に説明する。
整流回路2により全波整流された電圧と、端子
10に印加された速度指令信号とは、パルス幅制
御回路13の比較回路131に加えられる。この
比較回路131は速度指令信号に対して全波整流
電圧の振幅が大きい程、大きな値の出力電圧を生
ずる。この出力電圧はエミツタホロアトランジス
タ132を介して単安定マルチバイブレータ13
3に供給される。上記単安定マルチバイブレータ
133は端子135に印加される一定の高周波パ
ルスにより常にトリガーされると共に、上記エミ
ツタホロアトランジスタ132を介して供給され
る制御電圧によつて出力パルス幅を制御できるよ
うに構成されている。すなわち制御電圧が高いと
きには出力パルス幅が大となり、低いときには出
力パルス幅は小となる。この単安定マルチバイブ
レータ133の出力パルスはエミツタホロアトラ
ンジスタ134を介してスイツチ回路8に加えら
れる。
10に印加された速度指令信号とは、パルス幅制
御回路13の比較回路131に加えられる。この
比較回路131は速度指令信号に対して全波整流
電圧の振幅が大きい程、大きな値の出力電圧を生
ずる。この出力電圧はエミツタホロアトランジス
タ132を介して単安定マルチバイブレータ13
3に供給される。上記単安定マルチバイブレータ
133は端子135に印加される一定の高周波パ
ルスにより常にトリガーされると共に、上記エミ
ツタホロアトランジスタ132を介して供給され
る制御電圧によつて出力パルス幅を制御できるよ
うに構成されている。すなわち制御電圧が高いと
きには出力パルス幅が大となり、低いときには出
力パルス幅は小となる。この単安定マルチバイブ
レータ133の出力パルスはエミツタホロアトラ
ンジスタ134を介してスイツチ回路8に加えら
れる。
今、全波整流波形の振幅が大きい時は、比較回
路131の出力電圧も大となり単安定マルチバイ
ブレータ133の出力パルス輻も大となるためス
イツチ回路8のオフの時間が長くなる。又、全波
整流波形の振幅が小さい時は逆に単安定マルチバ
イブレータ133の出力パルス幅が小となるた
め、スイツチ回路8のオフの時間が短くなる。こ
の結果、第4図dに示す如く全波整流電圧をその
振幅に応じて断続した波形の高周波電圧が得ら
れ、これが前述のように電機子コイル5に供給さ
れる。
路131の出力電圧も大となり単安定マルチバイ
ブレータ133の出力パルス輻も大となるためス
イツチ回路8のオフの時間が長くなる。又、全波
整流波形の振幅が小さい時は逆に単安定マルチバ
イブレータ133の出力パルス幅が小となるた
め、スイツチ回路8のオフの時間が短くなる。こ
の結果、第4図dに示す如く全波整流電圧をその
振幅に応じて断続した波形の高周波電圧が得ら
れ、これが前述のように電機子コイル5に供給さ
れる。
一方、回転位置検出器11によつて検出された
信号と、電機子コイルに印加される駆動電圧と該
コイルに発生する誘起起電圧との差電圧はそれぞ
れ分配回路12に供給される。この分配回路12
は上記差電圧が正である条件においてのみ、ロー
タを一定方向に回転せしめる如くコミユテータ6
の各トランジスタを順次オンとするような信号を
発生する。
信号と、電機子コイルに印加される駆動電圧と該
コイルに発生する誘起起電圧との差電圧はそれぞ
れ分配回路12に供給される。この分配回路12
は上記差電圧が正である条件においてのみ、ロー
タを一定方向に回転せしめる如くコミユテータ6
の各トランジスタを順次オンとするような信号を
発生する。
なお、整流回路2、スイツチ回路8、無接点コ
ミユテータ6等の構成素子は上記の実施例で示し
たもの以外でも勿論よいし、又、電機子コイルの
接続法も上記実施例に限定されないことはいうま
でもない。
ミユテータ6等の構成素子は上記の実施例で示し
たもの以外でも勿論よいし、又、電機子コイルの
接続法も上記実施例に限定されないことはいうま
でもない。
以上説明したように本発明によれば、比較的小
形かつ低価格で、交流電源により駆動されるブラ
シレスモータを実現することが可能となり、工業
上きわめて効果大である。
形かつ低価格で、交流電源により駆動されるブラ
シレスモータを実現することが可能となり、工業
上きわめて効果大である。
第1図は従来のブラシレスモータの駆動回路の
回路図、第2図はブラシレスモータの特性図、第
3図および第4図は本発明の原理説明のための波
形図、第5図は本発明の一実施例を示す回路図、
第6図は本発明を適用したブラシレスモータの制
御回路全体のブロツク図、第7図は第6図におけ
る一部ブロツクの回路図である。 1…交流電源、2…整流回路、3…インダクタ
ンス素子、4…コンデンサ、5…電機子コイル、
6…コミユテータ用トランジスタ、7…ロータ、
8…スイツチ回路、9…ダイオード、10…速度
指令信号印加端子、11…回転位置検出器、12
…分配回路。
回路図、第2図はブラシレスモータの特性図、第
3図および第4図は本発明の原理説明のための波
形図、第5図は本発明の一実施例を示す回路図、
第6図は本発明を適用したブラシレスモータの制
御回路全体のブロツク図、第7図は第6図におけ
る一部ブロツクの回路図である。 1…交流電源、2…整流回路、3…インダクタ
ンス素子、4…コンデンサ、5…電機子コイル、
6…コミユテータ用トランジスタ、7…ロータ、
8…スイツチ回路、9…ダイオード、10…速度
指令信号印加端子、11…回転位置検出器、12
…分配回路。
Claims (1)
- 1 交流電源と、この電源からの交流電圧を整流
する整流手段と、該整流手段から出力された直流
電圧が印加される電機子コイルと、該電機子コイ
ルに流れる電流を切換えるスイツチング素子から
なる無接点コミユテータと、永久磁石ロータの回
転位置を検出する回転位置検出器と、該回転位置
検出器によつて検出された信号により前記スイツ
チング素子を順次オンするように信号を分配する
手段とを備えたブラシレスモータにおいて、前記
整流手段の出力を前記交流電源の基本波より高い
周波数で断続するとともに該断続動作におけるオ
ン時間及びオフ時間を前記整流手段の出力の振幅
の大きさに対応して変化せしめることにより、そ
の出力電圧を略平坦とするスイツチ回路を備える
とともに、、前記スイツチング素子への信号を分
配する手段が、前記出力電圧の値が前記電機子コ
イルに発生する誘起起電圧の値より高い期間に限
つて前記スイツチング素子を順次オンせしめる信
号を発生分配することを特徴とするブラシレスモ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57173228A JPS58119795A (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | ブラシレスモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57173228A JPS58119795A (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | ブラシレスモ−タ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2148774A Division JPS573313B2 (ja) | 1974-02-25 | 1974-02-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58119795A JPS58119795A (ja) | 1983-07-16 |
JPS627800B2 true JPS627800B2 (ja) | 1987-02-19 |
Family
ID=15956515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57173228A Granted JPS58119795A (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | ブラシレスモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58119795A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0530800A (ja) * | 1991-07-18 | 1993-02-05 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用交流発電機の制御装置 |
US9793847B2 (en) | 2011-03-18 | 2017-10-17 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Electric power tool |
-
1982
- 1982-10-04 JP JP57173228A patent/JPS58119795A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0530800A (ja) * | 1991-07-18 | 1993-02-05 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用交流発電機の制御装置 |
US9793847B2 (en) | 2011-03-18 | 2017-10-17 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Electric power tool |
US10033323B2 (en) | 2011-03-18 | 2018-07-24 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Electric power tool |
US11070160B2 (en) | 2011-03-18 | 2021-07-20 | Koki Holdings Co., Lid. | Electric power tool |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58119795A (ja) | 1983-07-16 |
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