JPS6277091A - 誘導電動機の駆動装置 - Google Patents
誘導電動機の駆動装置Info
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- JPS6277091A JPS6277091A JP60213764A JP21376485A JPS6277091A JP S6277091 A JPS6277091 A JP S6277091A JP 60213764 A JP60213764 A JP 60213764A JP 21376485 A JP21376485 A JP 21376485A JP S6277091 A JPS6277091 A JP S6277091A
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- Japan
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- induction motor
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- frequency
- differentiator
- inverter
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、PWM制御方式の電圧形インバータを具え
る誘導電動機の駆動装置に関する。
る誘導電動機の駆動装置に関する。
第3図は、例えば、電気学界全国大会講演論文集昭和6
0年度論文番号647に示された方式の誘導電動機の駆
動装置を示したものである。この駆動装置は、周波数指
令に応じて作成されるPWM信号を受けて誘導電動機の
給電電圧/給電周波数比一定に開ループ制御するもので
、図において、1は直流電源、2はPWM制御方式の電
圧形インバータ(トランジスタインバータ)、3は誘導
電動機、4は周波数指令Fを送出する周波数設定器、5
はインバータ出力電圧・周波数に比例した信号■を発生
する正弦波信号発生器、6は三角波信号fcを発生する
[般送波発生器、7は正弦波信号Vと三角波信号fcと
を比較する比較器であり、該比較器7により作成される
PWM信号を受けてインバータλは誘導電動機3の給電
電圧と給電周波数を制御する。
0年度論文番号647に示された方式の誘導電動機の駆
動装置を示したものである。この駆動装置は、周波数指
令に応じて作成されるPWM信号を受けて誘導電動機の
給電電圧/給電周波数比一定に開ループ制御するもので
、図において、1は直流電源、2はPWM制御方式の電
圧形インバータ(トランジスタインバータ)、3は誘導
電動機、4は周波数指令Fを送出する周波数設定器、5
はインバータ出力電圧・周波数に比例した信号■を発生
する正弦波信号発生器、6は三角波信号fcを発生する
[般送波発生器、7は正弦波信号Vと三角波信号fcと
を比較する比較器であり、該比較器7により作成される
PWM信号を受けてインバータλは誘導電動機3の給電
電圧と給電周波数を制御する。
この従来の装置では、誘導電動機3の速度を周波数指令
Fにほぼ比例して制御することができるが、前掲の文献
にも示されている如く、インバータ出力周波数の低周波
域(特に、5〜20Hz)で誘導電動機の運転が不安定
になるという問題があった。
Fにほぼ比例して制御することができるが、前掲の文献
にも示されている如く、インバータ出力周波数の低周波
域(特に、5〜20Hz)で誘導電動機の運転が不安定
になるという問題があった。
この発明は上記問題を解消するためになされたもので、
従来に比し、広い速度範囲に亘って誘導電動機を安定に
運転することができる誘導電動機の駆動装置を得ること
を目的とする。
従来に比し、広い速度範囲に亘って誘導電動機を安定に
運転することができる誘導電動機の駆動装置を得ること
を目的とする。
この発明は上記目的を達成するため、インバータ入力電
流のハンテイング成分を抽出する回路を設け、抽出され
たハンテイング成分に応じて周波数指令を補正する構成
としたものである。
流のハンテイング成分を抽出する回路を設け、抽出され
たハンテイング成分に応じて周波数指令を補正する構成
としたものである。
この発明では、誘導電動機がハンテイング動作を始める
と、速度の増減に対して、実際の周波数指令をハンテイ
ング量相当分だけ逆に増減させることができるので、上
記ハンテイング動作を抑制して低周波域においても安定
動作を確保することができる。
と、速度の増減に対して、実際の周波数指令をハンテイ
ング量相当分だけ逆に増減させることができるので、上
記ハンテイング動作を抑制して低周波域においても安定
動作を確保することができる。
第1図はこの発明の一実施例を示したもので、同図にお
いて、8はインバータ入力電流Tinを検出する電流セ
ンサ、9は高−波除去用の1氏域通過形アクティブフィ
ルタ、10は時定数が例えば10Hz程度の不完全微分
器、11は加算器である。アクティブフィルタ9は、し
ゃ断周波数が例えば20Hz程度のフィルタであって、
インバータ入力電流finが含む、三角波信号fcに起
因するリップル分を除去するために設けである。不完全
微分器10は10Hz以下の入力に対して微分器として
機能する。加算器11は周波数指令Fに不完全微分器1
0の出力ΔFを、ある重み(誘導電動機の定格すべり周
波数、通常は、1〜2%)をつけてを加算し、その加算
出力が実際の周波数指令となる。他の構成は第3図の従
来のものと同じである。
いて、8はインバータ入力電流Tinを検出する電流セ
ンサ、9は高−波除去用の1氏域通過形アクティブフィ
ルタ、10は時定数が例えば10Hz程度の不完全微分
器、11は加算器である。アクティブフィルタ9は、し
ゃ断周波数が例えば20Hz程度のフィルタであって、
インバータ入力電流finが含む、三角波信号fcに起
因するリップル分を除去するために設けである。不完全
微分器10は10Hz以下の入力に対して微分器として
機能する。加算器11は周波数指令Fに不完全微分器1
0の出力ΔFを、ある重み(誘導電動機の定格すべり周
波数、通常は、1〜2%)をつけてを加算し、その加算
出力が実際の周波数指令となる。他の構成は第3図の従
来のものと同じである。
次に、この装置の動作を第2図を参照して説明する。
インバータ出力周波数の低周波域(特に、5〜20Hz
)では、誘導電動機の運転が第2図に示すように不安定
になる。この時、平均的に、電流finがインバータ2
に流れ込む状態では誘導電動機3にエネルギーが供給さ
れることにより該誘導電動機の速度が微小に増す。逆に
、平均的に電流1tnがインバータ2から流れ出す時に
は誘導電動機3からエネルギーが回生されることにより
該誘導電動ta3の速度が微小に減少する。この為、安
定した運転を確保するためには、電流流入時には周波数
指令を下げ、電流流出時には周波数指令を上げる必要が
ある。
)では、誘導電動機の運転が第2図に示すように不安定
になる。この時、平均的に、電流finがインバータ2
に流れ込む状態では誘導電動機3にエネルギーが供給さ
れることにより該誘導電動機の速度が微小に増す。逆に
、平均的に電流1tnがインバータ2から流れ出す時に
は誘導電動機3からエネルギーが回生されることにより
該誘導電動ta3の速度が微小に減少する。この為、安
定した運転を確保するためには、電流流入時には周波数
指令を下げ、電流流出時には周波数指令を上げる必要が
ある。
前述した不安定状態では、インバータ2の入力電流Ii
nは第2図に示すように正弦波状に脈動変化するが、本
実施例では、入力電流Itnに含まれる上記リップル成
分がアクティブフィルタ9により除去されるので、ハン
テイング成分だけが抽出される。不完全微分器10はハ
ンテイング周波数(1〜5Hz程度)に対しては微分器
として機能するので、該不完全微分器10の出力は、上
記のインバータ2に電流Iinが流れ込む時に周波数指
令を下げ、インバータ2から電流Iinが流れ出す時に
周波数指令を上げることになる。
nは第2図に示すように正弦波状に脈動変化するが、本
実施例では、入力電流Itnに含まれる上記リップル成
分がアクティブフィルタ9により除去されるので、ハン
テイング成分だけが抽出される。不完全微分器10はハ
ンテイング周波数(1〜5Hz程度)に対しては微分器
として機能するので、該不完全微分器10の出力は、上
記のインバータ2に電流Iinが流れ込む時に周波数指
令を下げ、インバータ2から電流Iinが流れ出す時に
周波数指令を上げることになる。
従って、不、完全微分器10の出力ΔFに適当な重みを
付けて周波数指令Fに加算することにより、低周波領域
における誘導電動機3のハンテイングを抑制することが
できる。
付けて周波数指令Fに加算することにより、低周波領域
における誘導電動機3のハンテイングを抑制することが
できる。
この発明は以上説明した通り、誘導電動機のハンテイン
グ動作が始まると、実際の周波数指令がハンテイング量
相当分だけ電動機速度に対して逆に増減するので、上記
ハンテイング動作を抑制して低周波域においても安定動
作を確保することができ、従来に比し、安定動作域を広
げることができる。
グ動作が始まると、実際の周波数指令がハンテイング量
相当分だけ電動機速度に対して逆に増減するので、上記
ハンテイング動作を抑制して低周波域においても安定動
作を確保することができ、従来に比し、安定動作域を広
げることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は低周波域におけるインバータ入力波形と電動機速度を
示す図、第3図は従来の誘導電動機の駆動装置を示すブ
ロック図である。 図において、2−・−インバータ、4−周波数設定器、
8−電流センサ、9−低域通過形アクチイブフィルタ、
10−・−不完全微分器、11−加算器。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
は低周波域におけるインバータ入力波形と電動機速度を
示す図、第3図は従来の誘導電動機の駆動装置を示すブ
ロック図である。 図において、2−・−インバータ、4−周波数設定器、
8−電流センサ、9−低域通過形アクチイブフィルタ、
10−・−不完全微分器、11−加算器。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (3)
- (1)PWM制御方式の電圧形インバータを有し、該電
圧形インバータが周波数指令に応じて作成されるPWM
信号を受けて誘導電動機の給電電圧/給電周波数比一定
に開ループ制御する誘導電動機の駆動装置において、イ
ンバータ入力電流のハンテイング成分抽出回路を有し、
抽出されたハンテイング成分に対応して上記周波数指令
が補償されることを特徴とする誘導電動機の駆動装置。 - (2)ハンテイング成分が、周波数指令に対して誘導電
動機の定格すべり周波数相当の重みを有すること特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の誘導電動機の駆動装置
。 - (3)ハンテイング成分抽出回路が、インバータ入力電
流を検出する電流センサ、該電流センサの出力が高調波
除去用フィルタを通して入力される不完全微分器からな
り、該不完全微分器がインバータ入力電流のハンテイン
グ周波数域に対して微分動作することを特徴とする特許
請求の範囲第1項または第2項記載の誘導電動機の駆動
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60213764A JP2598898B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 誘導電動機の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60213764A JP2598898B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 誘導電動機の駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6277091A true JPS6277091A (ja) | 1987-04-09 |
JP2598898B2 JP2598898B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=16644637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60213764A Expired - Lifetime JP2598898B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 誘導電動機の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598898B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5372120A (en) * | 1976-12-08 | 1978-06-27 | Toshiba Corp | Control device of alternating current motor |
JPS5749392A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-23 | Toshiba Corp | Inverter controlling circuit for driving motor |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP60213764A patent/JP2598898B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5372120A (en) * | 1976-12-08 | 1978-06-27 | Toshiba Corp | Control device of alternating current motor |
JPS5749392A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-23 | Toshiba Corp | Inverter controlling circuit for driving motor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2598898B2 (ja) | 1997-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
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