JPS6275411A - 非接触自動位置合わせ装置 - Google Patents

非接触自動位置合わせ装置

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JPS6275411A
JPS6275411A JP21477385A JP21477385A JPS6275411A JP S6275411 A JPS6275411 A JP S6275411A JP 21477385 A JP21477385 A JP 21477385A JP 21477385 A JP21477385 A JP 21477385A JP S6275411 A JPS6275411 A JP S6275411A
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lens
optical
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luminous flux
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Katsushige Nakamura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は非接触自動位置合わせ装置であって、光学機
器(¥R微鏡その他)の自動焦点合わせ装置、三次元測
定器の非接触センサー、液体表面の変位測定、対象物の
傾斜度調整その他に広(利用できるものである。
【従来の技術] レーザ光線を利用した従来の非接触自動位置合わせ装置
としては、例えば特開昭58−217909号が知られ
ている。この装置は照明光束を用いて光学機器(顕微鏡
)で観察中の対象物に自動的に焦点を合わせる装置であ
り、変調されたレーザ光線を測定光線として発生するた
めの光源、照明側の測定光束の半分を幾何学的に遮蔽す
るための光学的構成要素、ならびにそれと同時に返送さ
れた測定光束を測定光線路から幾何学的に取り出すため
の光学的構成要素、光軸方向にのみ推移可能なレンズ系
、差動ダイオードとして形成された光電装置、及び照明
側の測定光束を光学器械の照明光路内に導き又は搬送さ
れた測定光束を光学器械の照明光線路から反射により取
り出す分割反射鏡などから成っているものである。 【発明が解決しようとする問題点】 しかしながらこのよう従来の非接触自動位置合わせ装置
にあっては、測定光束として変調したレーザ光線を採用
していたため、その集光スポットの微小化には限度があ
り、例えば倍率20倍の対物レンズでも1.5μ×20
μの長方形スポット像であるため対象物表面に数μの凹
凸がある場合に問題となる。従ってその集光スポットの
位置検出による焦点合わせ精度にも自ずと限界があった
。 また、従来例は半透明鏡を使用して測定光束を割けてい
るため、変調したレーザ光線が観察光学系の検出器(C
CDカメラ等)に影響して著しくSN比を悪くするおそ
れもある。更に、この従来例は無限式顕微鏡に組込まれ
るもので有限式顕微鏡には使用されないものである。 本発明はこのような従来の技術に着目してなされたもの
で、焦点(位置)合わせ精度その他を向上させた非常に
実用性の高い非接触自動位置合わせ装置を提供せんとす
るものである。
【問題点を解決するための手段】 以下、この発明を図面に基づいて説明する。 第1図〜第3図はこの発明の基本構造を示す図上ある。 図中、二点鎖線で囲んだ部分が光学系1で、2はレーザ
装置、3は対象物、4は焦点合わせ機構を各々示してい
る。この焦点合わせ機構4は、後述する光位置検出器5
からの位置信号により測定光束を対象物3へ自動的に焦
点合わせできるようになっている。 また、レーザ装置2は測定光束として偏光He−Neレ
ーザ光線、つまり偏光されたHe−Neレーザ光線を発
するものであり、光学系1の光軸αと平行に備えれてい
る。そして光学系1内には、レーザ装置2から発せられ
た偏光)(e−1’Jeレーザ光線を直角に反射して光
学系1内の所定光束路へ案内する2つのミラーM1、M
2と、案内された測定光束を対物レンズ6の結像光束と
同じ光束路Xへ導くバローレンズ7と、対象物3の表面
8より反射された測定光束の対物レンズ6による再結像
を拡大レンズ9と偏光フィルターPLを介して受光する
光位置検出器5とが各々配されている。
【作    用] 第1図は、測定光束の焦点P1が表面8へ合っている状
態を示している。レーザ装置2から発射された測定光束
としての偏光He−Neレーザ光線は平行光の小さな光
束Aとなって光学系1内へ入射していく。光学系1内に
入射した光束Aは、まずミラーM1にて直角に反射され
、そしてすぐにまた別のミラーM2にて再度直角に反射
され、光学系1の光軸αと平行な光束Bとなってバロー
レンズ7へ進む。この光束Bはバローレンズ7によりや
や広がりながら進む。このバローレンズ7を通った光束
Cは、対物レンズ6と、対物レンズ6の再結像点P2と
を結んだ線〔第1図中に示した二点鎖線X〕、即ち、対
物レンズ6固有の曲率に係る結像光束と同じ光束路X八
と導かれる。従ってこの光束Cは、対物レンズ6で屈折
・集光されて光束りとなり、表面8の中央へちょうど焦
点P1が合うことになる。 次に、対象物3の表面8で反射された光束Eは、対物レ
ンズ6で再度屈折・集光し、光束Fとなって光軸α上の
再結像点P2で結像する。そして更に、この再結像点P
2を経た光束Gは、拡大レンズ9で屈折・集光して光束
Hとなり、そのまま偏光フィルターPLを通過して光位
置検出器5表面の正規結像点P3に当たる。 一方、この第1図に示された状態から対象物3が対物レ
ンズ6側へ接近した場合、即ち対象物3が対物レンズ6
側ヘズした場合〔第2図参照〕、レーザ装置2から発射
されて対物レンズ6を経て来た光束Iは、対象物3の表
面8上において先の焦点P1よりも下側の反射点R1に
当たり、その反射点R1で反射された光束Jは光軸α上
の結像点P4で一旦結像する。次にその光束Jは、反射
点R1と結像点P4とを結んだ方向の光束にとなって対
物レンズ6へ進みそこで屈折・集光する。 そして対物レンズ6を経た光束りは、第1図での光束F
とその光軸αに対する角度が違うので、第1図での再結
像点P2よりも拡大レンズ9寄りの再結像点P5で結像
し、そしてそのまま拡大レンズ9、偏光フィルターPL
を通過する光束Mとなって光位置検出器5表面の正規結
像点P3より下側のスポットP6に当たる。この時、光
位置検出器5から、スポラI−P6と正規結像点P3と
の位置ズレ量が、位置信号として焦点合わせ機構4へ伝
えられる。焦点合わせ機構4はこの位置信号を受けて、
対象物3を遠ざけるように移動させるか、または対物レ
ンズ6その他を移動させるかして、対物レンズ6を経た
光束Iを表面8へ焦点位置合わせするように作動する。 そして第3図は、第2図とは逆に対象物3が第1図の場
合よりも遠ざかった場合を示すもので、レーザ装置2か
ら発射されて対物レンズ6を経て来た光束Nは表面8の
中央よりも上側の反射点R2に当たり、その反射点R2
にて反射された光束○は対物レンズ6、再結像点P7、
拡大レンズ9、偏光フィルターPLを経て、光位置検出
器5表面の正規結像点P3より上側のスポットP8に当
たる。その他の説明は前記第2図の場合と重複するので
省略する。尚、以上の説明で2つのミラーM1、M2を
採用したが、レーザ装置2の設置状況によっては1つ又
は3つ以上必要になる場合もある。 【実 施 例】 以上が、本発明に係る非接触自動位置合わせ装置の基本
的構造で、以下に本発明の詳細を実施例(利用例、実験
例)を示しつつ更に説明する。 く第1実施例〉 上記第1図〜第3図で示した基本構造を有する非接触自
動位置合わせ装置を使用して、実際に位置(焦点)合わ
せ精度その他の性能を第1実施例として調べてみた。そ
して特にこの対象物3と対物レンズ6との間隔を大きく
設定した場合における位置合わせ精度を測定してみた。 また、以下の測定では対象物3として反射ミラーを採用
し、対物レンズ6と対象物3との間隔を60mmとし、
対物レンズ6は径が60mmのものを採用した。また、
対物レンズ6の倍率は5倍で、拡大レンズ9の倍率は6
倍のものを使用した。そして光位置検出器5としては半
導体装置検出器(PSD)を採用した。この半導体装置
検出器(P S D)は、画像上で走査を行ねなわずに
入射光の位置情報を含んだ信号を得ることでき、CCD
、MOSなどの固体撮像素子に比べて、より高い分解能
を持ち高いサンプリンググレードを得ることができるも
のである。更に焦点合わせ機構4としては、サーボ回路
によってモータを駆動させる非常に動作スピードの速い
「サーボ機構」を採用した。そして、この焦点合わせ機
構4は対象物3としての反射ミラーへ接続してあり、レ
ーザ装置2からの測定光束が対象物3の焦点P1からズ
した時、即ち対象物3からの反射光が光位置検出器5の
正規結像点P3からズした時に、この焦点合わせ機構4
が作動し、対象物3を焦点が合う方向へ移動させるもの
である。 ial  化占^わせ“ について: そして、その焦点合わせ精度を調べるために、光位置検
出器5の出力(V)と対象物3の移動量(μ)との関係
を調べ、その結果を第4図に示した。この第4図から判
るように、出力(V)と移動量(μ)とは略リニアの関
係で、平均変化量が1.17μ10.01Vという高い
精度を示すデータを得ることができた。このように高い
焦点合わせ精度を得た1つの要因としては、測定光束と
して偏光He−Neレーザ光線を採用したことにあり、
他のレーザ光線に比べて光束が細いうえに集光スポット
が非常に小さく広がらないので、その分、光位置検出器
5での位置検出を高精度で行えるためである。この偏光
H’e−Neレーザ光線の集光スポットの径は対物レン
ズの倍率により異なるが大体1μ〜100μ程度と非常
に小さいものである。 もう1つの要因としては、測定光束の変位を拡大レンズ
9で拡大する点にある。拡大レンズ9が測定光束の小さ
な変位も見逃ざずに正確に拡大し、その後で光位置検出
器5により位置検出するので高精度の位置検出を実現で
きる。従って、対物レンズ6と対象物3との間隔が大き
くて焦点合わせ精度が低下しやすい状況でありながら高
精度の焦点合わせを実現することができたのである。 (b)  住占Aわせ1 について: 焦点をズラしてから焦点合わせされるまでの時間を測定
したみたところ平均10mm5ecと非常に速いデータ
を得ることができた。このことは、光位置検出器5とし
て、画像走査を必要としない半導体装置検出器(P S
 D)を採用したことと、焦点合わせ機構4として動作
スピードの速いサーボ機構を採用したことに起因すると
思われる。通常のコンピュータ画像処理やCCDセンサ
ーのデジタル処理が平均0.5〜10secであるのに
比べて処理時間を格段に短縮することができた。 (C)   ノイズl゛°1  の −につい :装置
の耐ノイズ性(測定の確実性)に付いて、4つの実験を
してみた。 第1に、偏光He−Neレーザ光線の出力を大きくした
り、発振器を大きくしたりして焦点合わせ精度への影響
を開べてみたが、それらの操作が焦点合わせ精度へ何ら
影響しないことを確認することができた。このことは、
レーザ装置2を別置きし、発射された測定光束をミラー
M1、M2にて光学系1内に案内する構造としたことに
起因していると思われる。 第2に、対象物2を測定光束に対して多少傾斜させた状
態で焦点合わせを行ってみたが、直角に設置した場合と
ほぼ同様な焦点合わせ精度を得ることができた。表面8
での反射光束が少な(とも対物レンズ6にまで反射すれ
ば、高精度で焦点あわせができることを確認した。 第3に、対象物表面の輝度分布(コントラスト)によっ
て焦点合わせ精度が影響を受けないことも確認できた。 つまり、半導体装置検出器(PSD)は検出した測定光
束のスポットの重心位置を出力するだけで、輝度分布が
変化しても影響を受けないためである。 第4に焦点合わせ精度が、外部照明系(室内照明等)及
び対象物照明用の光源に対して影響を受けないことを確
認することもできた。このことは、測定ノイズとなり得
る偏光)(e−Neレーザ光線と同波長(6328人付
近)の入射光を偏光フィルターPLにて遮断しているた
めである。 尚、この実施例において、光位置検出器5として半導体
装置検出器(P S D)を採用したが、その他の光位
置検出器、例えばフォトダイオード(PD)その他を採
用してもほぼ同じ程度の結果を期待できる。また、焦点
合わせ機構4としてサーボ機構を採用したが、サーボ機
構と同程度の動作スピードを有する焦点合わせ機構であ
れば他のものでも同じ効果を得ることができる。 〈第2実施例〉 第5図は本発明の第2実施例で、本発明に係る非接触自
動位置合わせ装置を、顕微鏡の自動焦点合わせ装置とし
て利用した例を示す図である。 この顕微鏡10は、対象物を上から照らす落射式照明と
、下から照らす透過式照明が可能である。 まず落射式照明における焦点合わせについて説明する。 落射照明ランプLPIから発せられた照明光束aは最初
にコンデンサレンズ11を通過し、光軸Yに沿った照明
光束すとして集光される。この集光された照明光束すは
、偏光He−Neレーザ光線と同波長(6328人付近
)の光のみ反射するレーザミラーm1、m2を経て、光
軸Zと合流し落射照明ランプLP1のフィラメント像を
対物レンズ12につくる。そして、対物レンズ12を通
った照明光束Cは、対象物13の表面14における焦点
p1付近をムラなく照らす。次に、表面14にて反射し
た照明光束dは、対物レンズ12、レーザミラーm2、
双眼鏡W、偏光フィルタ    。 −p14を経て結像点p2で結像する。この結像点p2
にまで達する照明光束eは既にレーザミラーml、m2
を経ているので、波長が6328人付近の光はな(、後
述する焦点合わせ用の測定光束(偏光He−Neレーザ
光線)と干渉して誤差を生じさせたりすることはない。 次に、測定光束路の説明をする。レーザ装置15から発
せられた測定光束としての偏光He−Neレーザ光線は
、まず平行な測定光束fとなってミラーM3で直角に反
射される。そしてそこで反射された測定光束gは次にバ
ローレンズ16を通過し、少し広がった測定光束りとな
る共に、対物レンズ12固有の結像光束路に乗るべく光
束路へ案内される。そして、バローレンズ16を経た測
走光束りはレーザミラーm1にて反射され、落射照明の
光軸Yに合流する。そして合流した測定光束iは次にま
た別のレーザミラーm2にて反射され別の光軸Zに沿っ
たまま対物レンズ12で屈折・集光される。対物レンズ
12を経た測定光束jは対象物13の表面14の焦点p
1で測定光束にとなって反射され、そのまま先とは逆の
方向へ進みレーザミラーm2、mlにて反射された後、
再結像点p3で結像を結ぶ。そして再結像した後の測定
光束βは、拡大レンズ17、偏光フィルターpHを経て
、光位置検出器としての半導体装置検出器(PSD)1
8の正規結像点p4に結像する。尚、以上の測定光束路
において測定光束は全てレーザミラーm1、m2にて反
射されるので、測定光束が双眼11wの方向へ紛れ込む
ことはなく、観察者の目19が偏光He−Neレーザ光
線から保護されている。また、p12は波長が6328
人付近の光を透過しない偏光フィルターで、観察者の目
19を二重に保護するためのものである。 更に、20は焦点合わせ機構としてのサーボ機構で、半
導体装置検出器(PSD)1Bへの測定光束の入射光ス
ポットが正規結像点p4からズした際に対象物13を移
動させ、焦点を合わせを行うようになっている。 従って、この顕微鏡10は以上のような構造のため、レ
ーザ装置15から発せられた測定光束を必ず対象物13
の表面14上の焦点p1に合わせようと対物レンズ12
が移動するので、この対物レンズ12を光学上兼用して
いる落射ランプLP1からの照明光束も対象物13の表
面14上へ自動的に焦点合わせされ、従って顕微鏡10
は常に対象物13に対して常に焦点が合った状態となる
。 そしてこの顕微鏡10における焦点合わせ精度のデータ
をいろいろ条件を変えて測定したところ、0.1μ〜2
μ10.01Vという高い焦点合わせ精度を得ることが
できた。 また前述の如くこの顕微鏡10は、レーザミラーml、
m2を採用したことにより、落射照明ランプLPIから
の照明光束中で、偏光He−Neレーザ光線と同波長(
6328人付近)の照明光束が、そのHe−Neレーザ
光線の測定光束路中へ紛れ込むことがないので、半導体
装置検出器(PSD)18がノイズ影響を受けることな
く、高精度の焦点合わせを確実に行うことができる。 さて、次に対象物13を下から照らす透過式照明の場合
について説明する。透過式照明の場合も上記説明した落
射式照明の場合とほぼ同じである。 透過式照明ランプLP2から発せられた照明光束mは、
コンデンサレンズ21にて屈折・集光した後ミラーM4
にて直角に反射され、偏光フィルターpβ3を経て対象
物13を下側から照らす。そして、対象物13を透過し
た照明光束nは、対物レンズ12を経た後、落射式照明
の場合と同じようにそのまま上方の結像点p2で結像す
る。また、対物レンズ12を経た照明光束nのうち波長
6328人付近の光はレーザミラーm2、mlにて各々
反射された後、拡大レンズ17、偏光フィルターp!1
を経て半導体装置検出器(PSD)18へ入射しようと
するが、偏光フィルターp11の位相を先の偏光フィル
ターpE3と変えであるので半導体装置検出器(PSD
)1Bまで達せず、半導体装置検出器(PSD)18の
ノイズとはならない。尚、偏光フィルターpIt3と偏
光フィルター912、p14の位相は同じにしである。 く第3実施例〉 第6図及び第7図は本発明の第3実施例を示す図である
。この実施例では本発明に係る非接触自動位置合わせ装
置を、非接触式の厚さ測定装置として利用するものであ
る。 装置全体の構造としては、先の第1図〜第3図に示した
ものと同じで、対象物として反射ミラー22を採用し、
焦点合わせ機構は対物レンズ23と接続しておき、光位
置検出器からの位置信号により対物レンズ23を進退動
させるようになっている。 そしてこの装置では、まず最初に測定光束24の焦点を
反射ミラー22の表面25へ合わせておく (第6図参
照)。次に、反射ミラー22と対物レンズ23との間に
、光を透過する被計測物26を挿入する。すると、この
被計測物26を挿入することにより、測定光束24の焦
点がズレるので、そのズレを光位置検出器5が検出して
対物レンズ23を反射ミラー22から遠ざけるようにL
分だけ移動させる。従って、被計測物26の屈折率が既
知であれば、被計測物26の厚さを計算により知ること
ができる。つまり、被計測物26の厚さにより、対物レ
ンズ23の移動量りが変化するので、この移動量りから
被計測物26の厚さを知ることができる。その他の構成
・作用効果は先の第1図〜第3図の基本構造と同様に付
き重複説明を省略する。 〈第4実施例〉 第8図及び第9図は本発明の第4実施例を示す図である
。この実施例では3組の光学系を同時に利用して、対象
物の傾斜度を調整するものである。 27はLSI(集積回路)などにおける対象物としての
ウェハで、このウェハ27へ露光処理を行う際には、ウ
ェハ27を露光光学系に対して直角に設置する必要があ
る。そこで、3組の光学系28a〜28cの各焦点を対
象物表面29上の3つのポイント29a〜29cに設定
して、ウェハ27を0.1μの精度で直角に設置するこ
とができる。 つまり、一台のレーザ装置30から発生した1本の偏光
He−Neレーザ光線31からビームスプリッタ−32
,33により2本の測定光束31b、31cを分岐させ
、3本の等しい測定光束31a〜31cにする。そして
、ミラーM5、M6により測定光束31b、31cを各
々対応する光学系28b、28C内に入射させれば、測
定光束31a〜31C全部を対応する光学系28a〜2
8C内へ各々入射させることができる。このように1本
の偏光He−Neレーザ光線31を3本に分岐できるの
も、偏光He−Neレーザ光線31の輝度が高いためで
ある。従って、ウェハ27の各々のポイント29a〜2
9Cへ焦点を合わせさえすれば、3組の光学系28a〜
28cと各ポイント29a〜29cとの距離が全て等し
くなるので、ウェハ27を完全な直角に設置することが
できる。その他の構成・作用効果は先の第1図〜第3図
の基本構造と同様に付き共通部分を同一符号で示し重複
説明を省略する。
【効    果】
この発明に係る非接触自動位置合わせ装置は以上説明し
てきた如き内容のものなので、以下に示すような種々の
効果を奏することができる。 (ア) 測定光束として、集光スポットが小さくて広が
らない偏光He−Neレーザ光線を採用したので、高い
位置合わせ精度を得ることができる。 (イ) 拡大レンズが測定光束の小さな変位も見逃さず
に正確な測定光束の拡大をするので、高精度の位置検出
を実現でき、対物レンズと対象物との間隔が大きく設定
されている場合であっても高精度の位置合わせを確実に
行うことができる。 (つ) 測定光束の集光スポットを光位置検出器で検出
し、その位置信号にて焦点合わせ機構を作動させるよう
にしたので、動作スピードの速いサーボ機構を焦点合わ
せ機構として採用して位置合わせ速度の向上を図ること
ができる。 (1)対象物の傾斜状態、測定光束の輝度(コントラス
ト)、外部照明、その他の影響を受けることなく常に高
精度で確°実な位置合わせを行うことができる。 (オ) 偏光He−Neレーザ光線を所定の光束路に案
内するミラーを備えて、レーザ装置を光学ユニットとは
別置きにできるので、偏光He−Neレーザ光線の出力
を大きくしたり、又は発振器を大きくしたりしても位置
合わせ精度へ影響を与えたりすることはなく、更に、独
立して別置きできるので装置全体における設計上の自由
度も大きくなる。 (力) 偏光He−Neレーザ光線は赤色の目視可能な
光なので、計測中の照射状態をモニターすることができ
、装置組立時のアライメントを正確に行うことができる
。 (キ) バローレンズにてレーザ装置からの測定光束を
対物レンズの結像光束と同じ光路へ導くことができるの
で、その対物レンズを光学上兼用する顕微鏡その他の光
学機器と組合わせれば、その光学機器の自動焦点合わせ
を行うことができる。 (り) 対象物を反射ミラーにして固定し、対物レンズ
を焦点合わせのために移動させるようすれば、その対物
レンズの移動量により、対象物と対物レンズとの間に挿
入した被計測物の厚さを非接触で測定することができる
。 (ケ) 偏光He−Neレーザ光線は輝度が高いので、
複数本の光線に分岐することが可能で、その分岐した測
定光束の各々を対象物へ焦点合わせすれることにより対
象物の傾斜度調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は焦点が合っている状態を示す本発明の基本構造
を表す概略図、 第2図は対象物が対物レンズ側ヘズした状態を示す第1
図相当の概略図、 第3図は対象物が反対物レンズ側ヘズした状態を示す第
1図相当の概略図、 第4図は本発明の第1実施例を示す、光位置検出器の出
力と対象物の移動量とを表すグラフ、第5図は本発明の
第2実施例を示す図で、非接触自動位置合わせ装置を顕
微鏡の自動焦点合わせ装置として組合わせた例を示す説
明図、第6図及び第7図は各々本発明の第3実施例を示
す図で、非接触自動位置合わせ装置を非接触の厚さ測定
装置として利用する例を示す説明図、そして 第8図及び第9図は各々本発明の第4実施例を示す図で
、非接触自動位置合わせ装置を対象物の傾斜度調整装置
として利用した例を示す説明図である。 1.288〜29C−光学系 2.15.30−・ レーザ装置 3.13.22.27 ・−対象物 4.20− 焦点合わせ機構 5.18− 光位置検出器 6.12 ・・−対物レンズ 7.16− バローレンズ 8.14.25.29− 対象物の表面9.17−・−
拡大レンズ PL、、pffil  −・−偏光フィルターX −・
 対物レンズの 結像光束路 M1〜M6−  ミラー 第4図 位X1Zン寸−出力にミラーの#勧量 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 偏光He−Neレーザ光線を測定光束として発するレー
    ザ装置2と、発せられた測定光束を光学系1内の所定光
    束路へ案内するミラーM1、M2と、案内された測定光
    束を対物レンズ6の結像光束と同じ光束路Xへ導くバロ
    ーレンズ7と、対象物3の表面8より反射された測定光
    束の対物レンズによる再結像を拡大レンズ9と偏光フィ
    ルターPLを介して受光する光位置検出器5と、該光位
    置検出器からの位置信号にて測定光束を対象物の表面へ
    自動的に焦点位置合わせさせる焦点合わせ機構4と、か
    ら成ることを特徴とする非接触自動位置合わせ装置。
JP60214773A 1985-09-30 1985-09-30 非接触自動位置合わせ装置 Expired - Lifetime JPH0617934B2 (ja)

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