JPS6274633A - 導電性熱可塑性樹脂長尺体の製造方法 - Google Patents
導電性熱可塑性樹脂長尺体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6274633A JPS6274633A JP60218195A JP21819585A JPS6274633A JP S6274633 A JPS6274633 A JP S6274633A JP 60218195 A JP60218195 A JP 60218195A JP 21819585 A JP21819585 A JP 21819585A JP S6274633 A JPS6274633 A JP S6274633A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- tube
- conductivity
- ion
- continuous body
- Prior art date
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- Pending
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は導電性が賦与された、熱可塑性樹脂からなる管
、棒、板等の長尺体の製造方法に関する。
、棒、板等の長尺体の製造方法に関する。
従来、硬質塩化ビニル樹脂管のような熱可塑性樹脂管は
耐蝕性が大で内面が円滑であって流動抵抗が小であるた
め、近時、各種分野で各種流体の輸送に使用されている
。
耐蝕性が大で内面が円滑であって流動抵抗が小であるた
め、近時、各種分野で各種流体の輸送に使用されている
。
しかしながら、熱可塑性樹脂管は帯電し易い性質を有す
るため、特殊な分野では問題を生じる。
るため、特殊な分野では問題を生じる。
例えば、LSI基盤の工場における超純水の輸送管に熱
可塑性樹脂管を使用した場合には、熱可塑性樹脂管の表
面に帯電した静電気が放電するとLSI基盤が損傷する
。又、食品又は医薬の工場における各種流体の郵送管に
熱可塑性相°脂管を使用した場合には、熱可塑性樹脂管
の表面が帯電する結果、熱可塑性樹脂管の表面に塵埃が
付着し易く非衛生となり好ましくない。
可塑性樹脂管を使用した場合には、熱可塑性樹脂管の表
面に帯電した静電気が放電するとLSI基盤が損傷する
。又、食品又は医薬の工場における各種流体の郵送管に
熱可塑性相°脂管を使用した場合には、熱可塑性樹脂管
の表面が帯電する結果、熱可塑性樹脂管の表面に塵埃が
付着し易く非衛生となり好ましくない。
そこで、このような帯電し易い熱可塑性樹脂管の欠点を
解消すべく熱可塑性樹脂管の表面に導電性を賦与するこ
とが考えられるが、従来、熱可塑性樹脂管の表面に導電
性を賦与する適当な手段が見当たらなかった。
解消すべく熱可塑性樹脂管の表面に導電性を賦与するこ
とが考えられるが、従来、熱可塑性樹脂管の表面に導電
性を賦与する適当な手段が見当たらなかった。
一方、導電性を賦与する手段としては、例えば特開昭5
8−60696号公報に記載されているようなイオン注
入(イオンプランテーションともいう)による方法が知
られている。
8−60696号公報に記載されているようなイオン注
入(イオンプランテーションともいう)による方法が知
られている。
本発明は導電性賦与の手段として、公知のイオン注入に
よる方法に着目し、本発明をなすに至ったものであり、
その要旨は、熱可塑性樹脂長尺体を押出成形機により押
出成形し、該熱可塑性樹脂長尺体を、その押出進行途上
において設けられたイオン注入装置を通過させることに
より、熱可塑性樹脂長尺体に導電性を賦与することを特
徴とする導電性熱可塑性樹脂長尺体の製造方法に存する
。
よる方法に着目し、本発明をなすに至ったものであり、
その要旨は、熱可塑性樹脂長尺体を押出成形機により押
出成形し、該熱可塑性樹脂長尺体を、その押出進行途上
において設けられたイオン注入装置を通過させることに
より、熱可塑性樹脂長尺体に導電性を賦与することを特
徴とする導電性熱可塑性樹脂長尺体の製造方法に存する
。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例を示す正面図である。
第1図において、lは押出機、11は押出機の先端に設
けられた金型であり、金型11から熱可塑性樹脂管2を
押出成形する。
けられた金型であり、金型11から熱可塑性樹脂管2を
押出成形する。
熱可塑性樹脂管としては、塩化ビニール樹脂、塩素化塩
化ビニル樹脂等の塩化ビニル系樹脂、ポリエチレン、ポ
リプロピレンその他の各種の熱可塑性樹脂からなる管で
ある。
化ビニル樹脂等の塩化ビニル系樹脂、ポリエチレン、ポ
リプロピレンその他の各種の熱可塑性樹脂からなる管で
ある。
次いで、管2をその進行途上に設けた水槽3内に導入し
水中を通過させることにより冷却固化させる。
水中を通過させることにより冷却固化させる。
更に、管2をその進行途上に設けたイオン注入装置4内
を通過させ、管2の外面に導電性を賦与する。
を通過させ、管2の外面に導電性を賦与する。
イオン注入装置としては、RF型やニールセン型等の従
来、導電性賦与に使用されるものが全て使用できる。
来、導電性賦与に使用されるものが全て使用できる。
イオン注入装置により、熱可塑性樹脂管に注入するイオ
ンとしては、アルゴン等の不活性ガスのイオン、♂等の
活性ガスのイオン、亜鉛、カドミウム、チタン等の金属
のイオン等の元素イオンや窒素ガス等の分子のイオン等
が使用できる。
ンとしては、アルゴン等の不活性ガスのイオン、♂等の
活性ガスのイオン、亜鉛、カドミウム、チタン等の金属
のイオン等の元素イオンや窒素ガス等の分子のイオン等
が使用できる。
その後、管2を引張機5により引張進行させてマーキン
グ装置6により商標、型番等を表面に印刷し、図示しな
い切断装置により定尺に切断して製品とする。
グ装置6により商標、型番等を表面に印刷し、図示しな
い切断装置により定尺に切断して製品とする。
尚、第2図はイオン注入装置4を押し出される管2の内
部に設け、管2の内面に導電性を賦与する例を示してい
る。
部に設け、管2の内面に導電性を賦与する例を示してい
る。
第2図において、7はイオン注入装置4を管2の内部に
保持するための支持管であり、その基部は図示しない金
型のコアに接続支持されている。
保持するための支持管であり、その基部は図示しない金
型のコアに接続支持されている。
又、第1図に示すように、イオン注入装置4を管2の外
面に設けると共に、第2図に示すように、イオン注入装
置4を管2の内面に設けることにより管2の内外面を同
時に導電性を賦与することができる。
面に設けると共に、第2図に示すように、イオン注入装
置4を管2の内面に設けることにより管2の内外面を同
時に導電性を賦与することができる。
又、本発明方法によって製造できる長尺体としては、図
示の管の他、棒、板や各種断面形状の長尺体が含まれる
。長尺体として、棒、板を製造する場合は導電性を賦与
したい表面に接近してイオン注入装置を設ければよい。
示の管の他、棒、板や各種断面形状の長尺体が含まれる
。長尺体として、棒、板を製造する場合は導電性を賦与
したい表面に接近してイオン注入装置を設ければよい。
本発明においては、押出機から押し出される熱可塑性樹
脂長尺体をその進行途上に設けたイオン注入装置を通過
させることにより熱可塑性樹脂長尺体の表面層にイオン
が注入される結果、熱可塑性樹脂長尺体の表面に導電性
が賦与される。
脂長尺体をその進行途上に設けたイオン注入装置を通過
させることにより熱可塑性樹脂長尺体の表面層にイオン
が注入される結果、熱可塑性樹脂長尺体の表面に導電性
が賦与される。
本発明においては、押出機から押し出される熱可塑性樹
脂長尺体をその進行途上に設けたイオン注入装置を通過
させることにより導電性を賦与することができるので、
導電性を賦与した熱可塑性樹脂長尺体を連続的に能率よ
く製造できる。
脂長尺体をその進行途上に設けたイオン注入装置を通過
させることにより導電性を賦与することができるので、
導電性を賦与した熱可塑性樹脂長尺体を連続的に能率よ
く製造できる。
又、本発明方法により製造された熱可塑性樹脂管は導電
性が賦与されているので、従来、帯電による種々の問題
が解消されたものとなり、例えばLSI基盤の製造工場
、食品、薬品等の工場において何等の問題を生じること
なく使用できるのである。
性が賦与されているので、従来、帯電による種々の問題
が解消されたものとなり、例えばLSI基盤の製造工場
、食品、薬品等の工場において何等の問題を生じること
なく使用できるのである。
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は本発
明の他の実施例を示す一部切欠正面図である。 1:押出機 2:熱可塑性樹脂管 4:イオン注入装置
明の他の実施例を示す一部切欠正面図である。 1:押出機 2:熱可塑性樹脂管 4:イオン注入装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性樹脂長尺体を押出成形機により押出成形し
、該熱可塑性樹脂長尺体を、その押出進行途上において
設けられたイオン注入装置を通過させることにより、熱
可塑性樹脂長尺体に導電性を賦与することを特徴とする
導電性熱可塑性樹脂長尺体の製造方法。 2、熱可塑性樹脂長尺体が熱可塑性樹脂管であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の導電性熱可塑性
樹脂長尺体の製造方法。 3、熱可塑性樹脂管をイオン注入装置内を通過させるこ
とにより熱可塑性樹脂管の外面に導電性を賦与すること
を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の導電性熱可塑
性樹脂管の製造方法。 3、熱可塑性樹脂管をイオン注入装置の外方を通過させ
ることにより熱可塑性樹脂管の内面に導電性を賦与する
ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の導電性熱
可塑性樹脂長尺体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60218195A JPS6274633A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 導電性熱可塑性樹脂長尺体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60218195A JPS6274633A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 導電性熱可塑性樹脂長尺体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6274633A true JPS6274633A (ja) | 1987-04-06 |
Family
ID=16716104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60218195A Pending JPS6274633A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 導電性熱可塑性樹脂長尺体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6274633A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0295630A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-04-06 | Tokyo Electric Co Ltd | 給紙装置 |
CN103101175A (zh) * | 2012-11-15 | 2013-05-15 | 昆山圣源机械有限公司 | 带印刷功能的牵引机 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49121867A (ja) * | 1973-03-28 | 1974-11-21 | ||
JPS55119349A (en) * | 1979-03-09 | 1980-09-13 | Citizen Watch Co Ltd | Thin type battery |
JPS5720901A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-03 | Hitachi Ltd | Tone arm |
JPS5897135A (ja) * | 1981-12-01 | 1983-06-09 | Sekisui Chem Co Ltd | 磁気記録媒体の製造方法 |
JPS59114048A (ja) * | 1982-12-22 | 1984-06-30 | 東洋紡績株式会社 | 包装材料 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP60218195A patent/JPS6274633A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49121867A (ja) * | 1973-03-28 | 1974-11-21 | ||
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JPS5720901A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-03 | Hitachi Ltd | Tone arm |
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JPS59114048A (ja) * | 1982-12-22 | 1984-06-30 | 東洋紡績株式会社 | 包装材料 |
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CN103101175A (zh) * | 2012-11-15 | 2013-05-15 | 昆山圣源机械有限公司 | 带印刷功能的牵引机 |
CN103101175B (zh) * | 2012-11-15 | 2016-06-22 | 昆山圣源机械有限公司 | 带印刷功能的牵引机 |
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